[本編] 日留川 凌央 編
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◆愛しさを込めて◆
黙って包み込んでやるのが優しさ、なんて
本当は、どうしたらいいか……わからなかった
凌央が母親のことを拒絶していることも
このままじゃダメなんだってことも
わかってはいるものの、俺には何も浮かばなかった
痛みと快楽で、その瞬間だけ忘れさせることは出来ても
もちろんそれは、その場凌ぎでしかなくて
(凌央は一人なんかじゃない)
そう伝えるのことだけしか、俺には出来なかった
だから、凌央が俺と生きていくって言ってくれて
柄にもなく安心してしまった自分がいた
(俺の独りよがりなんかじゃなくて、良かった……)
痛いことも酷いことも、凌央が望んでいることとはいえ
俺にはそれしかしてあげられることが思いつかなかったから
ちゃんと凌央を支えられてるか、正直不安だったりしたのだ
(けど、それも杞憂だったみたい)
痛みに体を震わせながら艶っぽい吐息零す凌央を見て、俺はニヤリと笑った
肌が、声が、視線が、凌央の全てが
俺のことを求めてくれているんだってわかる
恥ずかしいことを言わされながらも腰を振る凌央の姿は、とても可愛くて
凌央をこんなエッチな子にしたのは俺なんだなって思う
でも……
言うまでもなく、決まってるでしょ
(愛してるから、だよ)
俺は、愛しさを込めて凌央の背中に口づけを落とした
