[本編] 春川 樹生 編
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【クロノ】
「春川のトラウマは克服できた」
【クロノ】
「それは確かめられた」
【クロノ】
「……それなら、そろそろ夢から出ない?」
【クロノ】
「分かってると思うけどリビドーは体に悪い」
【春川 樹生】
「ああ……そうだな」
【春川 樹生】
「今日も、あんたがオレを目覚めさせてくれるのか?」
【クロノ】
「そうだよ」
【クロノ】
「眠ってる樹生にキスしてね」
【春川 樹生】
「……っ!」
【春川 樹生】
「あんたな、そういう事は……別に言わなくていいんだよ」
拗ねたようにそっぽを向いてしまう春川。……耳が赤い。
体はこんなに大きいのに、子供みたいに恥ずかしがり屋で―――ついからかってしまった。
【クロノ】
「じゃ、待ってて」
【クロノ】
「今起こすから」
現実に戻ろうとして、やっと異常に気がついた。
―――現実に戻れない。
姿はないけど、またユリスが何かしてるのだろうか?
…何故か俺は夢から出られなくなっていた。
不思議そうな顔をする春川に、現在の状況を話そうとすると……。
【春川 生汰】
「お前は戻れないよ」
【クロノ】
「っ! お前……!」
いつの間にか、部屋の隅に弟が立っている。
ぞっとする程の無表情で、それは死人を思わせるような顔だった。
【春川 樹生】
「どうして……生汰っ!」
【春川 生汰】
「あははあはは!お兄ちゃんも戻れないよ! あはははははは!」
【春川 生汰】
「全部終わりだよこれで終わりだよ?そうだ全て終わってしまえばいいんだ」
【春川 生汰】
「ぶっ壊れろ」
【春川 生汰】
「あはははははははは!!あははははははははあはははははははは!」
狂っているかのような弟の哄笑をきっかけに―――悪夢が始まった。
部屋が激しく歪み、今にも崩壊してしまいそうなくらいに揺れる。
壊れかけた世界の中で、今までにない速度で弟の姿が変わっていく―――。
全身が痣のような黒ずんだ斑点に覆われ、内側から腫瘍に似た肉が盛り上がってくる。
辛うじて人型を保ったままのソレは、膨張に耐えられず裂けた皮膚から黄色い汁を垂れ流す。
変形した弟だったものから、子供特有のキンキンした叫び声を発した。
【春川 生汰】
「ミンナここカラでラレなイ!!」
【春川 生汰】
「アハハハハッハハッハハ!!」
【春川 生汰】
「グチャグちゃにナッてミんナシぬンダ!!」
【クロノ】
(もう、化物になってる……!)
【クロノ】
(……春川は無事か……?!)
俺は何よりも先に春川を探した。
辺りを見渡すと、壁にもたれて放心したように化物をみつめている春川の姿があった。
オレの視線に気がつくと、春川は無理矢理に表情を変える。
弱々しいけど―――俺を安心させようとする笑顔。
引き攣った口元、悲しみに彩られた目。
弟だった物の変化はいつも、春川に恐怖以上の悲しみを与えていたんだろう。
―――けど。
【春川 樹生】
「クロノ……こんなの、ただの夢だ!」
【春川 樹生】
「こんなの……オレの弟じゃない!オレの作り出した、幻だ!」
決別するように、春川が叫ぶ。
【クロノ】
(そうだ。もう夢の中の弟に、用はない……!)
俺が鎌を取り出そうを腕を伸ばした時、化物の体が不穏に揺れ―――。
春川に向かって化物が襲いかかった。
【クロノ】
「何……?!」
完全に油断していた。
化物になろうと、弟が春川に危害を加えようとしたことは一度もなかったから。
【クロノ】
「春川!!」
【ユリス】
「なんだよ、でっかい声出すなよ!」
【クロノ】
「……っ!」
【ユリス】
「あれ? 何その顔?オレがいるのに驚いちゃったの?」
【クロノ】
「…お前に会いたくなかっただけ」
【ユリス】
「あはは!とか何とか言っちゃって。来るだろうって予感、あったんでしょ?」
【ユリス】
「それよりいいの?春川が捕まっちゃったけど?」
「春川のトラウマは克服できた」
【クロノ】
「それは確かめられた」
【クロノ】
「……それなら、そろそろ夢から出ない?」
【クロノ】
「分かってると思うけどリビドーは体に悪い」
【春川 樹生】
「ああ……そうだな」
【春川 樹生】
「今日も、あんたがオレを目覚めさせてくれるのか?」
【クロノ】
「そうだよ」
【クロノ】
「眠ってる樹生にキスしてね」
【春川 樹生】
「……っ!」
【春川 樹生】
「あんたな、そういう事は……別に言わなくていいんだよ」
拗ねたようにそっぽを向いてしまう春川。……耳が赤い。
体はこんなに大きいのに、子供みたいに恥ずかしがり屋で―――ついからかってしまった。
【クロノ】
「じゃ、待ってて」
【クロノ】
「今起こすから」
現実に戻ろうとして、やっと異常に気がついた。
―――現実に戻れない。
姿はないけど、またユリスが何かしてるのだろうか?
…何故か俺は夢から出られなくなっていた。
不思議そうな顔をする春川に、現在の状況を話そうとすると……。
【春川 生汰】
「お前は戻れないよ」
【クロノ】
「っ! お前……!」
いつの間にか、部屋の隅に弟が立っている。
ぞっとする程の無表情で、それは死人を思わせるような顔だった。
【春川 樹生】
「どうして……生汰っ!」
【春川 生汰】
「あははあはは!お兄ちゃんも戻れないよ! あはははははは!」
【春川 生汰】
「全部終わりだよこれで終わりだよ?そうだ全て終わってしまえばいいんだ」
【春川 生汰】
「ぶっ壊れろ」
【春川 生汰】
「あはははははははは!!あははははははははあはははははははは!」
狂っているかのような弟の哄笑をきっかけに―――悪夢が始まった。
部屋が激しく歪み、今にも崩壊してしまいそうなくらいに揺れる。
壊れかけた世界の中で、今までにない速度で弟の姿が変わっていく―――。
全身が痣のような黒ずんだ斑点に覆われ、内側から腫瘍に似た肉が盛り上がってくる。
辛うじて人型を保ったままのソレは、膨張に耐えられず裂けた皮膚から黄色い汁を垂れ流す。
変形した弟だったものから、子供特有のキンキンした叫び声を発した。
【春川 生汰】
「ミンナここカラでラレなイ!!」
【春川 生汰】
「アハハハハッハハッハハ!!」
【春川 生汰】
「グチャグちゃにナッてミんナシぬンダ!!」
【クロノ】
(もう、化物になってる……!)
【クロノ】
(……春川は無事か……?!)
俺は何よりも先に春川を探した。
辺りを見渡すと、壁にもたれて放心したように化物をみつめている春川の姿があった。
オレの視線に気がつくと、春川は無理矢理に表情を変える。
弱々しいけど―――俺を安心させようとする笑顔。
引き攣った口元、悲しみに彩られた目。
弟だった物の変化はいつも、春川に恐怖以上の悲しみを与えていたんだろう。
―――けど。
【春川 樹生】
「クロノ……こんなの、ただの夢だ!」
【春川 樹生】
「こんなの……オレの弟じゃない!オレの作り出した、幻だ!」
決別するように、春川が叫ぶ。
【クロノ】
(そうだ。もう夢の中の弟に、用はない……!)
俺が鎌を取り出そうを腕を伸ばした時、化物の体が不穏に揺れ―――。
春川に向かって化物が襲いかかった。
【クロノ】
「何……?!」
完全に油断していた。
化物になろうと、弟が春川に危害を加えようとしたことは一度もなかったから。
【クロノ】
「春川!!」
【ユリス】
「なんだよ、でっかい声出すなよ!」
【クロノ】
「……っ!」
【ユリス】
「あれ? 何その顔?オレがいるのに驚いちゃったの?」
【クロノ】
「…お前に会いたくなかっただけ」
【ユリス】
「あはは!とか何とか言っちゃって。来るだろうって予感、あったんでしょ?」
【ユリス】
「それよりいいの?春川が捕まっちゃったけど?」
