[本編] 国重 昴正 編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【クロノ】
「俺は、夢で、夏透に人格があると思った。――本物の夏透とは、やっぱり別人なんだろうけど」
【クロノ】
「触手の部分の動きと、夏透の表情の差が凄かったんだよね。ずっと、辛そうな顔をしてた」
【国重 昂正】
「俺が見た時には、そんなこと――」
【クロノ】
「うん、俺が最初に見た時も普段と違ってた。今思うと、ユリスに歪められてたからじゃない?」
【クロノ】
「でも、あの夏透は抗ったんじゃないか。データとかじゃなくて、そんな奇跡、あってもいいだろ」
国重が顔を上げた。泣いてるかと思ったけど、そんなことはなかった。
【国重 昂正】
「惚れ直した」
一言そう言うと、国重が余裕のないキスをしてきた。俺も応える。
そして口付けながら、横向けに布団に倒れ込んだ。
……つまり。
互いに互いを押し倒した結果なのだと、俺達はほぼ同時に悟った。
俺達は固まったまま、互いの手を掴み、牽制し合う。
【クロノ】
「……あのさ、今までの経緯から考えて、あんたがネコをやるのが自然だと思う」
【国重 昂正】
「今までの経緯ってなんだ? 俺だってお前をイかせただろうが」
有無を言わさず組み敷かれそうになったけど、布団に張り付いたまま耐える。
【国重 昂正】
「……なんでそこまで嫌がる? 俺にされるのは嫌なのか?」
【クロノ】
「いや…そうじゃないんだけど」
【国重 昂正】
「俺が、あの時、どういう気持ちでお前を見てたか、知ってるか」
【クロノ】
「あの時って、いつ」
【国重 昂正】
「お前が、触手に触られてる時だ」
【国重 昂正】
「ピンと来ねえか? ならこういう言い方をしてやる」
国重の顔が、耳元に近づく。
そして、初めて見るような、男っぽい表情で甘く囁かれた。
【国重 昂正】
「お前が触手に、無理やり前を弄られてる時だよ」
国重はそう言いながら、俺の両手を頭のすぐ上で押さえつけた。
逃げようと、手首に力を込めたけど、どうやら国重は相当本気らしい。
もう少し、言い分を聞いてやることにした。
【国重 昂正】
「あの時のお前の声を思い出して、あの後、何度も勃った」
【国重 昂正】
「あと、その辺の壁をぶん殴った。ムカついてな」
【国重 昂正】
「俺以外の奴が、お前にあんな顔をさせてることが、予想以上に堪えたらしい」
【クロノ】
「……」
【国重 昂正】
「そのまま一人で済ませちまおうかとも思ったが、お前が来るまで待ったんだ」
【国重 昂正】
「俺は今、誰よりもお前が欲しい。だからよこせ」
【クロノ】
「……もう、口説き文句っていうより、脅しに近い」
【国重 昂正】
「悪かったな。荒っぽくてよ」
俺は顎を持ち上げて、への字に曲げた国重の口角を舐め上げる。
そして両足を開いて、軽く腰を上げた。
【クロノ】
「わかった。俺を、あんたのものにして」
【国重 昂正】
「―――クロノ…っ!!」
堪らないとばかりに、俺の体を抱きしめ――、国重の手が緩む。
国重の後頭部に手を添わせ――
そのまま布団に押し付け、うつ伏せにさせて立ち位置を交換する。
【国重 昂正】
「騙しやがったな、このクソガキ!!」
――その後、二人でポジションの奪い合いをし、随分取っ組みあったけど。
元々お互い疲れていたので、今日はとりあえず、もう寝ようという流れになった。
同じ布団で横になると、さっきまで暴れてたのが嘘のように、急に静かになった。
【国重 昂正】
「……クロノ」
【クロノ】
「なに」
【国重 昂正】
「お前の仕事は、もう終わったのか?」
【クロノ】
「そうだね。俺の仕事は、リビドー事件の謎を突き止め、あんたの命を救う――」
言っている途中で気付き、俺は口を噤んだ。
――そう。俺は、仕事があったから、国重と会う事を許されていた。
なら、仕事が終わった、この後は――?
【国重 昂正】
「これからどうするんだ」
【クロノ】
「……俺も、言ってしまえば組織の中で動いてるから、一存では決められない」
【国重 昂正】
「そうかよ。決まったら教えてくれ」
国重は、寝がえりをうって、俺に背を向けた。
――「俺には、お前が必要だ」と呟いて。
あの返事を、今日これからする予定だ。
あの時の真剣な声を思い出すと、俺の決意は簡単に揺らぐけど……。
――あいつはもうすぐ、帰ってくるだろう……。
「俺は、夢で、夏透に人格があると思った。――本物の夏透とは、やっぱり別人なんだろうけど」
【クロノ】
「触手の部分の動きと、夏透の表情の差が凄かったんだよね。ずっと、辛そうな顔をしてた」
【国重 昂正】
「俺が見た時には、そんなこと――」
【クロノ】
「うん、俺が最初に見た時も普段と違ってた。今思うと、ユリスに歪められてたからじゃない?」
【クロノ】
「でも、あの夏透は抗ったんじゃないか。データとかじゃなくて、そんな奇跡、あってもいいだろ」
国重が顔を上げた。泣いてるかと思ったけど、そんなことはなかった。
【国重 昂正】
「惚れ直した」
一言そう言うと、国重が余裕のないキスをしてきた。俺も応える。
そして口付けながら、横向けに布団に倒れ込んだ。
……つまり。
互いに互いを押し倒した結果なのだと、俺達はほぼ同時に悟った。
俺達は固まったまま、互いの手を掴み、牽制し合う。
【クロノ】
「……あのさ、今までの経緯から考えて、あんたがネコをやるのが自然だと思う」
【国重 昂正】
「今までの経緯ってなんだ? 俺だってお前をイかせただろうが」
有無を言わさず組み敷かれそうになったけど、布団に張り付いたまま耐える。
【国重 昂正】
「……なんでそこまで嫌がる? 俺にされるのは嫌なのか?」
【クロノ】
「いや…そうじゃないんだけど」
【国重 昂正】
「俺が、あの時、どういう気持ちでお前を見てたか、知ってるか」
【クロノ】
「あの時って、いつ」
【国重 昂正】
「お前が、触手に触られてる時だ」
【国重 昂正】
「ピンと来ねえか? ならこういう言い方をしてやる」
国重の顔が、耳元に近づく。
そして、初めて見るような、男っぽい表情で甘く囁かれた。
【国重 昂正】
「お前が触手に、無理やり前を弄られてる時だよ」
国重はそう言いながら、俺の両手を頭のすぐ上で押さえつけた。
逃げようと、手首に力を込めたけど、どうやら国重は相当本気らしい。
もう少し、言い分を聞いてやることにした。
【国重 昂正】
「あの時のお前の声を思い出して、あの後、何度も勃った」
【国重 昂正】
「あと、その辺の壁をぶん殴った。ムカついてな」
【国重 昂正】
「俺以外の奴が、お前にあんな顔をさせてることが、予想以上に堪えたらしい」
【クロノ】
「……」
【国重 昂正】
「そのまま一人で済ませちまおうかとも思ったが、お前が来るまで待ったんだ」
【国重 昂正】
「俺は今、誰よりもお前が欲しい。だからよこせ」
【クロノ】
「……もう、口説き文句っていうより、脅しに近い」
【国重 昂正】
「悪かったな。荒っぽくてよ」
俺は顎を持ち上げて、への字に曲げた国重の口角を舐め上げる。
そして両足を開いて、軽く腰を上げた。
【クロノ】
「わかった。俺を、あんたのものにして」
【国重 昂正】
「―――クロノ…っ!!」
堪らないとばかりに、俺の体を抱きしめ――、国重の手が緩む。
国重の後頭部に手を添わせ――
そのまま布団に押し付け、うつ伏せにさせて立ち位置を交換する。
【国重 昂正】
「騙しやがったな、このクソガキ!!」
――その後、二人でポジションの奪い合いをし、随分取っ組みあったけど。
元々お互い疲れていたので、今日はとりあえず、もう寝ようという流れになった。
同じ布団で横になると、さっきまで暴れてたのが嘘のように、急に静かになった。
【国重 昂正】
「……クロノ」
【クロノ】
「なに」
【国重 昂正】
「お前の仕事は、もう終わったのか?」
【クロノ】
「そうだね。俺の仕事は、リビドー事件の謎を突き止め、あんたの命を救う――」
言っている途中で気付き、俺は口を噤んだ。
――そう。俺は、仕事があったから、国重と会う事を許されていた。
なら、仕事が終わった、この後は――?
【国重 昂正】
「これからどうするんだ」
【クロノ】
「……俺も、言ってしまえば組織の中で動いてるから、一存では決められない」
【国重 昂正】
「そうかよ。決まったら教えてくれ」
国重は、寝がえりをうって、俺に背を向けた。
――「俺には、お前が必要だ」と呟いて。
あの返事を、今日これからする予定だ。
あの時の真剣な声を思い出すと、俺の決意は簡単に揺らぐけど……。
――あいつはもうすぐ、帰ってくるだろう……。
