[本編] 国重 昴正 編
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国重が寝る支度を始めたので、俺は当然のように国重の布団に潜り込んだ。
【国重 昂正】
「……お前の布団は、別に用意してやったろうが」
【クロノ】
「さっきも言ったけど、犯人は死神。あいつが入ってくるかもしれないから、夢の中も安全じゃない」
【クロノ】
「俺とあんたの体が接触してれば、あいつが夢に入ってきてもすぐにわかるから、あんたを守れる」
【国重 昂正】
「接触って……」
【クロノ】
「例えば……」
【クロノ】
「手とか? でも、どこでもいいよ、触れ合ってれば。勿論、ヤラシイところでも」
【国重 昂正】
「……クソガキが。大人をからかいやがって」
そう言うと、国重は俺に背を向けてしまった。
【クロノ】
「夢の話は嘘じゃない。それに――」
【クロノ】
「どうせ俺が見てないと、あんた、リビドー使うんだろ」
【国重 昂正】
「……」
【クロノ】
「ほら、やっぱりそうだ」
【国重 昂正】
「使うかどうか、悩んでたところだ」
この期に及んで、まだ「使う」なんて選択肢が浮かぶのか。
そのことに少し腹が立ったので、国重の手を引っ張って、無理矢理座らせた。
【クロノ】
「そういうことなら、俺にも考えがある」
【クロノ】
「つまり、リビドーなんか使えなくなるくらい、眠くなっちゃえばいいわけだ」
【国重 昂正】
「な……、おっ、おい!」
俺は迷わず、国重のズボンをくつろげると。
素早く中のモノを取り出して、扱き始める。
【クロノ】
「あんた、最近こういうことしてないんだろ?」
【クロノ】
「何回かイっちゃえば、どうせすぐ眠くなるよ」
国重は、笑った俺を睨みつけるも、抵抗する様子はない。
その様子に気を良くし、俺は動かす手を激しくしていった。
【国重 昂正】
「はあ、は…っ」
やはり、反応が早い。もう反り返ったソコは、既に濃い蜜を溢れさせていた。
【国重 昂正】
「おい……」
顔を上げると、扱いてる方の手に、国重の手が添えられようとしていた。
制止を意味する仕草なのかと思い、俺は片眉を上げる。
【クロノ】
「なに? 今更手でイかされるのは恥ずかしい?」
【クロノ】
「気にしなくていいよ。元々俺、そういうの気にしない方だし」
【国重 昂正】
「違う……俺ばかりじゃ、悪い気がする」
【クロノ】
「は…?」
国重は一瞬ためらう様に間を作り、口を開いた。
【国重 昂正】
「お前のも、貸せ」
【クロノ】
「……ちょっと待って。それって」
【国重 昂正】
「いいから、大人しくしてろ……ホラ」
国重は両手を伸ばし、俺の下腹部に触れて。
硬くなり始めていたそれを服の外に出し、枕元から取り出した何かを傾ける。
【国重 昂正】
「お前だって、反応してんじゃねえか」
【クロノ】
「……っ、冷たっ」
国重が持っていたのは、ローションだった。
重なりあった二つのモノに注がれた液体の冷たさに、俺は思わず身震いする。
【国重 昂正】
「すぐ熱くなる」
【クロノ】
「……そうかもしれないけど」
まさかこんな風に積極的に動かれると思ってなかった。
俺は困惑したまま、国重のしたいようにさせることにした。
【クロノ】
「う……、っ」
【国重 昂正】
「こういうのは初めてか?」
見下ろすと、赤くぬめった先端が二つ、互いの手に握られて、互いに擦り合わされている。
確かに、これはしたことがない行為だと思う。
【クロノ】
「あんまり…、しないかも」
【国重 昂正】
「そうか。……でも、安心したよ。お前でもそういう顔はするんだな」
【クロノ】
「……俺だって、気持ちいい時くらいあるけど」
顔を凝視されていることに気付き、照れくささをごまかす為に憎まれ口を叩く。
国重は息を乱しながら苦笑して、俺に、やわらかいキスをした。
その触れ合った感触と、懐かしそうな眼差しに。
俺は―――今の行為と不似合いなキスの理由を悟る。
【クロノ】
(俺に夏透を重ねてる……)
その時、裏側の部分に国重の先端が引っ掛かり、思考を止める程の快感に襲われる。
【国重 昂正】
「ここか? 腰が動いたな、今」
再び刺激を与えられて返事が遅れたのを、国重は見逃さない。
国重は更に腰を動かし、俺の手から力が抜けた隙を狙って、俺達のを握る力を強くした。
【クロノ】
「……っ、国重、この……、うっ」
キスも上手かったが、これも国重は上手い。完璧に主導権を奪われている。
【国重 昂正】
「昨日の礼だ。今度はお前から先にイけ」
【クロノ】
「は…、あんただって、もう限界だろ…ッ」
俺も手に力を込め動きを早めたり、指先で国重の先端を刺激したりして――、二人ほぼ同時に達した。
――別に、俺は出す必要はなかったのだが、気持ちよかったから良しとしよう。
俺はその後、リビドーを使えないくらい疲れさせるという目的を果たすため。
執拗に国重の下半身を攻め立てて、眠るまでいじめ抜いた。
【国重 昂正】
「もう朝か……だるい……」
【クロノ】
「もしかして今夜は、何もしなくても眠れそう?」
【国重 昂正】
「ああ、今週はもう、リビドー使う気力もねえよ……」
【クロノ】
「なら助かる。あんたも、無駄に俺に触られなくて済むし、いいことずくめだ」
【国重 昂正】
「……」
布団から起き上がり、身支度を整えようとした時。
手を引かれて、唇を深く重ねられた。
首の裏に手をあてられて、呼吸すら奪われそうな深い口付けだった。
【クロノ】
「……! っぷは! 何、いきなり…」
【国重 昂正】
「俺はお前と、嫌々こういうことをしてるわけじゃない」
【国重 昂正】
「……わかったか」
【国重 昂正】
「……お前の布団は、別に用意してやったろうが」
【クロノ】
「さっきも言ったけど、犯人は死神。あいつが入ってくるかもしれないから、夢の中も安全じゃない」
【クロノ】
「俺とあんたの体が接触してれば、あいつが夢に入ってきてもすぐにわかるから、あんたを守れる」
【国重 昂正】
「接触って……」
【クロノ】
「例えば……」
【クロノ】
「手とか? でも、どこでもいいよ、触れ合ってれば。勿論、ヤラシイところでも」
【国重 昂正】
「……クソガキが。大人をからかいやがって」
そう言うと、国重は俺に背を向けてしまった。
【クロノ】
「夢の話は嘘じゃない。それに――」
【クロノ】
「どうせ俺が見てないと、あんた、リビドー使うんだろ」
【国重 昂正】
「……」
【クロノ】
「ほら、やっぱりそうだ」
【国重 昂正】
「使うかどうか、悩んでたところだ」
この期に及んで、まだ「使う」なんて選択肢が浮かぶのか。
そのことに少し腹が立ったので、国重の手を引っ張って、無理矢理座らせた。
【クロノ】
「そういうことなら、俺にも考えがある」
【クロノ】
「つまり、リビドーなんか使えなくなるくらい、眠くなっちゃえばいいわけだ」
【国重 昂正】
「な……、おっ、おい!」
俺は迷わず、国重のズボンをくつろげると。
素早く中のモノを取り出して、扱き始める。
【クロノ】
「あんた、最近こういうことしてないんだろ?」
【クロノ】
「何回かイっちゃえば、どうせすぐ眠くなるよ」
国重は、笑った俺を睨みつけるも、抵抗する様子はない。
その様子に気を良くし、俺は動かす手を激しくしていった。
【国重 昂正】
「はあ、は…っ」
やはり、反応が早い。もう反り返ったソコは、既に濃い蜜を溢れさせていた。
【国重 昂正】
「おい……」
顔を上げると、扱いてる方の手に、国重の手が添えられようとしていた。
制止を意味する仕草なのかと思い、俺は片眉を上げる。
【クロノ】
「なに? 今更手でイかされるのは恥ずかしい?」
【クロノ】
「気にしなくていいよ。元々俺、そういうの気にしない方だし」
【国重 昂正】
「違う……俺ばかりじゃ、悪い気がする」
【クロノ】
「は…?」
国重は一瞬ためらう様に間を作り、口を開いた。
【国重 昂正】
「お前のも、貸せ」
【クロノ】
「……ちょっと待って。それって」
【国重 昂正】
「いいから、大人しくしてろ……ホラ」
国重は両手を伸ばし、俺の下腹部に触れて。
硬くなり始めていたそれを服の外に出し、枕元から取り出した何かを傾ける。
【国重 昂正】
「お前だって、反応してんじゃねえか」
【クロノ】
「……っ、冷たっ」
国重が持っていたのは、ローションだった。
重なりあった二つのモノに注がれた液体の冷たさに、俺は思わず身震いする。
【国重 昂正】
「すぐ熱くなる」
【クロノ】
「……そうかもしれないけど」
まさかこんな風に積極的に動かれると思ってなかった。
俺は困惑したまま、国重のしたいようにさせることにした。
【クロノ】
「う……、っ」
【国重 昂正】
「こういうのは初めてか?」
見下ろすと、赤くぬめった先端が二つ、互いの手に握られて、互いに擦り合わされている。
確かに、これはしたことがない行為だと思う。
【クロノ】
「あんまり…、しないかも」
【国重 昂正】
「そうか。……でも、安心したよ。お前でもそういう顔はするんだな」
【クロノ】
「……俺だって、気持ちいい時くらいあるけど」
顔を凝視されていることに気付き、照れくささをごまかす為に憎まれ口を叩く。
国重は息を乱しながら苦笑して、俺に、やわらかいキスをした。
その触れ合った感触と、懐かしそうな眼差しに。
俺は―――今の行為と不似合いなキスの理由を悟る。
【クロノ】
(俺に夏透を重ねてる……)
その時、裏側の部分に国重の先端が引っ掛かり、思考を止める程の快感に襲われる。
【国重 昂正】
「ここか? 腰が動いたな、今」
再び刺激を与えられて返事が遅れたのを、国重は見逃さない。
国重は更に腰を動かし、俺の手から力が抜けた隙を狙って、俺達のを握る力を強くした。
【クロノ】
「……っ、国重、この……、うっ」
キスも上手かったが、これも国重は上手い。完璧に主導権を奪われている。
【国重 昂正】
「昨日の礼だ。今度はお前から先にイけ」
【クロノ】
「は…、あんただって、もう限界だろ…ッ」
俺も手に力を込め動きを早めたり、指先で国重の先端を刺激したりして――、二人ほぼ同時に達した。
――別に、俺は出す必要はなかったのだが、気持ちよかったから良しとしよう。
俺はその後、リビドーを使えないくらい疲れさせるという目的を果たすため。
執拗に国重の下半身を攻め立てて、眠るまでいじめ抜いた。
【国重 昂正】
「もう朝か……だるい……」
【クロノ】
「もしかして今夜は、何もしなくても眠れそう?」
【国重 昂正】
「ああ、今週はもう、リビドー使う気力もねえよ……」
【クロノ】
「なら助かる。あんたも、無駄に俺に触られなくて済むし、いいことずくめだ」
【国重 昂正】
「……」
布団から起き上がり、身支度を整えようとした時。
手を引かれて、唇を深く重ねられた。
首の裏に手をあてられて、呼吸すら奪われそうな深い口付けだった。
【クロノ】
「……! っぷは! 何、いきなり…」
【国重 昂正】
「俺はお前と、嫌々こういうことをしてるわけじゃない」
【国重 昂正】
「……わかったか」
