[本編] 国重 昴正 編
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【国重 昂正】
「おい、しにが……」
触れただけで、国重の体がビクンと跳ねた。
【クロノ】
(……これはちょっと、楽しい)
さっき偽物の俺が攻めていたところを狙って、強く擦ってやる。
【国重 昂正】
「ばっ…! やめ、ろ、クソガキ……! うあっ――!」
勢いよく放たれた熱が、俺の手に掛かる。
感想を聞こうかと思ったが、国重はもうぐったりしていて、流石に気の毒だったのでやめた。
先に現実に戻ってきた俺は、とりあえず国重を起こしてやろうと思い。
強めに揺すってみたり、リビドーの裏のスイッチを入れたり、一通りのことはやったけど。
やはり目覚める様子はない。
【クロノ】
(えーと、こういう時は、何かを流し込むように意識してキス…、だっけ)
言われた通りに口付けをしてみたが、起きない。
【クロノ】
「え!? なんで起きないんだ…!?」
もしかしたらじいが見てるかもしれないと思い、周囲を見渡すが、現れる気配はない。
こうしてる間にも、再び悪夢化してるかもしれない。
そう思って、眠っている国重の顔を見つめ――、もしやと思って布団をめくってみる。
【クロノ】
(やっぱり勃ってる)
夢であんなことをされてれば、当然だけど。
刺激を与えればもしかして、と思い。
躊躇なく、衣服の中に手を突っ込んで。
直接、ソレを扱き上げてみた。
【クロノ】
(刺激は強ければ強い程、目覚める要因になるよな、多分)
ということは、より気持ち良ければいいのだろうか。
なんだか……
【クロノ】
(…寝込みを襲ってるみたいで、なんかちょっと申し訳ない…)
迷いながらも扱いていると、すぐに国重のモノがそそり立った。
【クロノ】
「うわ、でか…」
やはり、夢より現実の方が楽しいとか、呑気な事も考えたが。
ここまできたら、放置される方が辛いだろう。抜いてやる方が親切だ。
迷いが吹っ切れたので、俺はソコを口に含んだ。改めて、その大きさを実感する。
口に含みきれないので、片手で入りきらないところを刺激してやったりして、容赦なく促す。
―――口の中に苦いものが放出されたと同時に、国重の目が開いた。
【国重 昂正】
「はあ、はあ、はあ……っ、あ?」
自分の息が荒くなっている理由もわかっていなそうだ。
国重は呆然と俺を見詰めている。
おそらく、飲みきれなかった国重の欲で汚れた俺の顔を。
【クロノ】
「……どう? 夢と現実、どっちの方が良かった?」
【国重 昂正】
「……お前、な、何やっ……え? え?」
【クロノ】
「凄く濃い。量も多いし、飲みきれなかった。もっとストレス発散した方がいいよ。じゃあ」
【国重 昂正】
「は!? え!? ちょっと待て、ちゃんと説明し―――」
国重の言葉を待たず、素早く顔を拭って、俺はその場を立ち去った。
今回手に入れた情報を、早くじいと共有しないとな。
死神界に戻ってきてから、じいに連絡を取ると。
ちょうど調べ物を終えた所で、今すぐ報告したいことがあると言っていた。
俺は資料をまとめながら、じいが来るのを呑気に待っていた。
【アンク】
「お待たせ致しました、クロノ様」
【クロノ】
「いや、何か収穫があったんだろ? 俺も共有したい情報を手に入れたし」
【アンク】
「ほう、それは一体…?」
【クロノ】
「うん、じいがリビドーに付け加えてくれた機能と」
【クロノ】
「俺の体に何やら細工したっていってたアレ、どっちも効かなくなったかも、という報告」
【アンク】
「な…なんですと!?」
【クロノ】
「どっちも効かなかった。まあ今回は原始的な方法で、事なきを得たけど」
【アンク】
「左様ですか…。それでは早急に、なんらかの策を考えておきます」
【クロノ】
「うん。俺の『エロスで覚醒作戦』も、いつまでもつかわかんないし」
【アンク】
「……どういった内容かは、今の言葉で理解できましたので、説明は必要はございませんが」
【アンク】
「その作戦でよろしいと思いますよ。安全な脳波を送ってダメなら、とにかく外部刺激で目覚めさせて下さい」
【クロノ】
「あれでよかったんだ? わかった」
【アンク】
「それで、私の方は、paraisoとリビドーの通販サイトについて調査していたのですが」
【アンク】
「どちらのサイトも、人間界のものではないことがわかりました」
【クロノ】
「……人間界のじゃないってことは、死神界の?」
【アンク】
「おや、もしかして、そう思わせる原因があるのですか?」
うん、と一つ頷き、俺は思った通りに言った。
【クロノ】
「最近、ユリスの様子がおかしい」
【クロノ】
「魂狩り―――俺達の、魂を狩る仕事の成績、いつも職場に貼り出されるだろ?」
【クロノ】
「あいつ、前まで最下位に近かったのに」
【クロノ】
「最近になって、急に成績上位に食い込んでるから、妙だとは思ってたんだけど」
【クロノ】
「paraisoを見てたり、リビドーに詳しかったり」
【アンク】
「なるほど…。それは、怪しいですね」
【クロノ】
「ちょっと、今からユリスの所に行ってくる」
【アンク】
「今からでございますか?」
【クロノ】
「あいつも、俺の部屋に勝手に入ってきたし、まぁいいんじゃない」
【クロノ】
「じゃあ、じいはここで待ってて」
そして俺はユリスの部屋に瞬間移動し―――衝撃を受けた。
ユリスの部屋の中は既に、もぬけの殻になっていた。
急いで長に事の顛末を報告し、大掛かりな捜索が始まったが。
結局、死神界にユリスはいなかった。
【アンク】
「これは……。今後、何か仕掛けてきますな。大人しくしているとは思えません」
【クロノ】
「そうだな……」
【クロノ】
「国重が危ないかも。ユリス、あいつに興味持ってたし」
【アンク】
「そうですな。もしかしたら国重さんにも、危険が及ぶかもしれません」
【クロノ】
「……そうだな」
【クロノ】
「出来るだけ、あいつについてるようにする」
【アンク】
「はい、それが宜しいかと」
【クロノ】
「ユリスの所在がわかったり、何か情報を仕入れたらすぐに連絡するから」
【クロノ】
「そっちも、何かわかったら教えて。―――じゃあ行ってくる」
「おい、しにが……」
触れただけで、国重の体がビクンと跳ねた。
【クロノ】
(……これはちょっと、楽しい)
さっき偽物の俺が攻めていたところを狙って、強く擦ってやる。
【国重 昂正】
「ばっ…! やめ、ろ、クソガキ……! うあっ――!」
勢いよく放たれた熱が、俺の手に掛かる。
感想を聞こうかと思ったが、国重はもうぐったりしていて、流石に気の毒だったのでやめた。
先に現実に戻ってきた俺は、とりあえず国重を起こしてやろうと思い。
強めに揺すってみたり、リビドーの裏のスイッチを入れたり、一通りのことはやったけど。
やはり目覚める様子はない。
【クロノ】
(えーと、こういう時は、何かを流し込むように意識してキス…、だっけ)
言われた通りに口付けをしてみたが、起きない。
【クロノ】
「え!? なんで起きないんだ…!?」
もしかしたらじいが見てるかもしれないと思い、周囲を見渡すが、現れる気配はない。
こうしてる間にも、再び悪夢化してるかもしれない。
そう思って、眠っている国重の顔を見つめ――、もしやと思って布団をめくってみる。
【クロノ】
(やっぱり勃ってる)
夢であんなことをされてれば、当然だけど。
刺激を与えればもしかして、と思い。
躊躇なく、衣服の中に手を突っ込んで。
直接、ソレを扱き上げてみた。
【クロノ】
(刺激は強ければ強い程、目覚める要因になるよな、多分)
ということは、より気持ち良ければいいのだろうか。
なんだか……
【クロノ】
(…寝込みを襲ってるみたいで、なんかちょっと申し訳ない…)
迷いながらも扱いていると、すぐに国重のモノがそそり立った。
【クロノ】
「うわ、でか…」
やはり、夢より現実の方が楽しいとか、呑気な事も考えたが。
ここまできたら、放置される方が辛いだろう。抜いてやる方が親切だ。
迷いが吹っ切れたので、俺はソコを口に含んだ。改めて、その大きさを実感する。
口に含みきれないので、片手で入りきらないところを刺激してやったりして、容赦なく促す。
―――口の中に苦いものが放出されたと同時に、国重の目が開いた。
【国重 昂正】
「はあ、はあ、はあ……っ、あ?」
自分の息が荒くなっている理由もわかっていなそうだ。
国重は呆然と俺を見詰めている。
おそらく、飲みきれなかった国重の欲で汚れた俺の顔を。
【クロノ】
「……どう? 夢と現実、どっちの方が良かった?」
【国重 昂正】
「……お前、な、何やっ……え? え?」
【クロノ】
「凄く濃い。量も多いし、飲みきれなかった。もっとストレス発散した方がいいよ。じゃあ」
【国重 昂正】
「は!? え!? ちょっと待て、ちゃんと説明し―――」
国重の言葉を待たず、素早く顔を拭って、俺はその場を立ち去った。
今回手に入れた情報を、早くじいと共有しないとな。
死神界に戻ってきてから、じいに連絡を取ると。
ちょうど調べ物を終えた所で、今すぐ報告したいことがあると言っていた。
俺は資料をまとめながら、じいが来るのを呑気に待っていた。
【アンク】
「お待たせ致しました、クロノ様」
【クロノ】
「いや、何か収穫があったんだろ? 俺も共有したい情報を手に入れたし」
【アンク】
「ほう、それは一体…?」
【クロノ】
「うん、じいがリビドーに付け加えてくれた機能と」
【クロノ】
「俺の体に何やら細工したっていってたアレ、どっちも効かなくなったかも、という報告」
【アンク】
「な…なんですと!?」
【クロノ】
「どっちも効かなかった。まあ今回は原始的な方法で、事なきを得たけど」
【アンク】
「左様ですか…。それでは早急に、なんらかの策を考えておきます」
【クロノ】
「うん。俺の『エロスで覚醒作戦』も、いつまでもつかわかんないし」
【アンク】
「……どういった内容かは、今の言葉で理解できましたので、説明は必要はございませんが」
【アンク】
「その作戦でよろしいと思いますよ。安全な脳波を送ってダメなら、とにかく外部刺激で目覚めさせて下さい」
【クロノ】
「あれでよかったんだ? わかった」
【アンク】
「それで、私の方は、paraisoとリビドーの通販サイトについて調査していたのですが」
【アンク】
「どちらのサイトも、人間界のものではないことがわかりました」
【クロノ】
「……人間界のじゃないってことは、死神界の?」
【アンク】
「おや、もしかして、そう思わせる原因があるのですか?」
うん、と一つ頷き、俺は思った通りに言った。
【クロノ】
「最近、ユリスの様子がおかしい」
【クロノ】
「魂狩り―――俺達の、魂を狩る仕事の成績、いつも職場に貼り出されるだろ?」
【クロノ】
「あいつ、前まで最下位に近かったのに」
【クロノ】
「最近になって、急に成績上位に食い込んでるから、妙だとは思ってたんだけど」
【クロノ】
「paraisoを見てたり、リビドーに詳しかったり」
【アンク】
「なるほど…。それは、怪しいですね」
【クロノ】
「ちょっと、今からユリスの所に行ってくる」
【アンク】
「今からでございますか?」
【クロノ】
「あいつも、俺の部屋に勝手に入ってきたし、まぁいいんじゃない」
【クロノ】
「じゃあ、じいはここで待ってて」
そして俺はユリスの部屋に瞬間移動し―――衝撃を受けた。
ユリスの部屋の中は既に、もぬけの殻になっていた。
急いで長に事の顛末を報告し、大掛かりな捜索が始まったが。
結局、死神界にユリスはいなかった。
【アンク】
「これは……。今後、何か仕掛けてきますな。大人しくしているとは思えません」
【クロノ】
「そうだな……」
【クロノ】
「国重が危ないかも。ユリス、あいつに興味持ってたし」
【アンク】
「そうですな。もしかしたら国重さんにも、危険が及ぶかもしれません」
【クロノ】
「……そうだな」
【クロノ】
「出来るだけ、あいつについてるようにする」
【アンク】
「はい、それが宜しいかと」
【クロノ】
「ユリスの所在がわかったり、何か情報を仕入れたらすぐに連絡するから」
【クロノ】
「そっちも、何かわかったら教えて。―――じゃあ行ってくる」
