[本編] 国重 昴正 編
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【クロノ】
「やめろ、それ以上言わないでくれ…」
【???】
「だってもう、死んだ方がマシ。病気のことだけじゃない、俺には誰もいない。淋しいよ」
【???】
「でも、死んだらきっと楽になれる。この孤独からもさよならできるんだ」
【クロノ】
「死んだ方がいいなんて、そんなことあるはずがない…!」
【???】
「どうせもうすぐ寿命なんでしょ!? だったら今すぐ連れてって!!」
【???】
「だけど知ってるよ、クロノだって俺のこと置いてどっか行っちゃうくせに!」
【クロノ】
「……」
そう、あいつは淋しがっていた。
一人でいることを。誰も傍にいてくれないことを。
……国重と、一緒だ。
【クロノ】
(国重……)
薄い膜に覆われた庭園の中で。
ぬくもりを求めていた国重。
いつもは夏透で、今日は何故か俺。
――そうだ、俺はあのオッサンを助けにきたんだ。
年甲斐もなく淋しがり屋なあの男を。
だけど…、この少年がいなくなって、俺だって淋しいと思ってた。
夢に触発されて、こうやってトラウマとして蘇るくらいには。
俺だって当時は…、いや、今だって、淋しいと思ってる。
ウジウジと女々しく悩み続けてるし、後悔もしてる。自責の念にも駆られてる。
【クロノ】
「……だから」
俺は、今にも泣き出しそうになっている少年を見据えた。
手を延ばして抱きしめてやりたいけど、堪える。
だって彼はもう、死んだから。
死者に伸ばす手があるなら、俺は生きている者に手を差し伸べる。
―――そうすることで、まだ救える命があるのだから。
【クロノ】
「もう、誰かに、お前みたいな思いはさせないから」
俺だって、あの時のような思いをするのはもう沢山だ。
だからずっと、人間との関わりを絶ってきた。
だけどそれももう―――終わりにする。
【クロノ】
(国重だって、淋しいんだ。俺と同じように)
【クロノ】
(そんな人をもう、一人にはさせない)
生成した鎌を、世界の綻びに突き立てる―――。
「やめろ、それ以上言わないでくれ…」
【???】
「だってもう、死んだ方がマシ。病気のことだけじゃない、俺には誰もいない。淋しいよ」
【???】
「でも、死んだらきっと楽になれる。この孤独からもさよならできるんだ」
【クロノ】
「死んだ方がいいなんて、そんなことあるはずがない…!」
【???】
「どうせもうすぐ寿命なんでしょ!? だったら今すぐ連れてって!!」
【???】
「だけど知ってるよ、クロノだって俺のこと置いてどっか行っちゃうくせに!」
【クロノ】
「……」
そう、あいつは淋しがっていた。
一人でいることを。誰も傍にいてくれないことを。
……国重と、一緒だ。
【クロノ】
(国重……)
薄い膜に覆われた庭園の中で。
ぬくもりを求めていた国重。
いつもは夏透で、今日は何故か俺。
――そうだ、俺はあのオッサンを助けにきたんだ。
年甲斐もなく淋しがり屋なあの男を。
だけど…、この少年がいなくなって、俺だって淋しいと思ってた。
夢に触発されて、こうやってトラウマとして蘇るくらいには。
俺だって当時は…、いや、今だって、淋しいと思ってる。
ウジウジと女々しく悩み続けてるし、後悔もしてる。自責の念にも駆られてる。
【クロノ】
「……だから」
俺は、今にも泣き出しそうになっている少年を見据えた。
手を延ばして抱きしめてやりたいけど、堪える。
だって彼はもう、死んだから。
死者に伸ばす手があるなら、俺は生きている者に手を差し伸べる。
―――そうすることで、まだ救える命があるのだから。
【クロノ】
「もう、誰かに、お前みたいな思いはさせないから」
俺だって、あの時のような思いをするのはもう沢山だ。
だからずっと、人間との関わりを絶ってきた。
だけどそれももう―――終わりにする。
【クロノ】
(国重だって、淋しいんだ。俺と同じように)
【クロノ】
(そんな人をもう、一人にはさせない)
生成した鎌を、世界の綻びに突き立てる―――。
