[本編] 国重 昴正 編
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【アンク】
「リビドーに施した、悪夢を撃退する仕組みというのは」
【アンク】
「クロノ様のリビドーを介して、相手の脳へ正常な脳波を送るというものです」
【アンク】
「ささ、リビドーの裏側にあるスイッチを押してみて下さい」
言われた通りリビドーの裏を見ると、今までなかったスイッチがある。
そのスイッチを入れてみる――。しかし、なにも起きない。
【アンク】
「やはり駄目でしたか……」
【クロノ】
「駄目って……。結局、何がどうなってるの?」
【アンク】
「危惧していたのです。これだけでは覚醒に至るほどの刺激にはならないのではないか、と」
【アンク】
「これは、外部からの刺激が必要なようです」
【アンク】
「騙されたと思って、国重さんに口付けをして下さい。何かを流し込むように意識をして」
【クロノ】
「は? キス? なんで」
【アンク】
「詳しくは後日! 私は出歯亀は致しませんので」
説明不十分なまま、じいは姿を消してしまった。
よくわからないが、言われた通り、国重に口付けをしてみる。
すると国重の唇が動き、……何故か両頬に手を添えられた。
そのまま俺口内に舌が入り込んできて、熱く蠢いている。
【クロノ】
(なんで積極的になってるんだ?)
【クロノ】
(もしかして、恋人と間違えてる……?)
年齢を重ねているだけあって、キスは上手い。
ずっとこうしていたいと思わせるような暖かさや包容力を感じる。
気持ち良いので、そのままにしながら、国重の服の裾から中に手を入れて。
軽く肌に触れながら、愛撫を始めたら。
突然国重の目がカッと見開かれ、次の瞬間には突き飛ばされていた。
【クロノ】
「……痛い」
【国重 昂正】
「す、すまん…! あいつと間違えちまった、本当に、すまん…っ!」
【クロノ】
「別にいいけどさ…」
【国重 昂正】
「ていうか、こんなオッサンになにキスしてんだ」
【クロノ】
「無理やりでも起こさなきゃいけなかったから。……それがどうかした?」
【国重 昂正】
「ほ、他にも起こし方なんてあるだろ」
【クロノ】
「他のじゃ起きなかったんだって。それに気持ち良かったから、役得?」
【クロノ】
「アンタが望むなら、このまま慰めてやってもいいくらい」
【国重 昂正】
「お、男同士だぞ。何言ってんだ……」
【クロノ】
「男同士だからなに?」
流石に驚いたのか、国重は唖然として俺を見詰めて。
やがて、難しい顔をしたまま、低い声を出した。
【国重 昂正】
「……割り切った関係ってやつなら、今の俺には、ちょうどいいのかもしれん」
そう言うと、いきなり俺を押し倒そうとしたので、逆に押し倒してやった。
【国重 昂正】
「は!? てめえ、このクソガキ! 何を……!」
【クロノ】
「俺が下になる訳ないでしょ」
【国重 昂正】
「どう考えたって、若造のてめえが下だろうが……!」
【クロノ】
「年齢関係ないと思うけど…まぁ、年齢も俺の方が大分上だと思うし。
それに俺、タチ専門だから」
【国重 昂正】
「俺だってタチなんだよ!」
【クロノ】
「じゃあ、今夜がネコデビューだ。おめでとう。大丈夫、よくしてあげるから」
そう言って、乱れた服の裾から手を入れて愛撫を始める。
【国重 昂正】
「くそっ! くすぐってぇだけだって……!」
【クロノ】
「くすぐったいだけの顔には見えないけど」
国重が身じろぐ度、掌に筋肉の動きが感じられる。よく鍛えられた体は、心地よかった。
【国重 昂正】
「ふざけんなよ……っ!」
国重の指が、服からのぞく俺の鎖骨や胸元を辿り始めた。
その指が、首筋を伝って徐々に上がっていき、俺の耳を擦った。
――ちょっと、キた。
【クロノ】
「……大人しくしててよ」
【国重 昂正】
「……イイだろ、クソガキ」
国重はニヤリと笑うと、俺の首に手を添わせ、唇より先に、舌を絡め合うキスをした。
舌が絡む音が遮られることなく俺の耳に届き、かなりイイ。
俺達は満足するまで舌を絡めてから、深い深いキスをした。
―国重1章・GOOD END―
「リビドーに施した、悪夢を撃退する仕組みというのは」
【アンク】
「クロノ様のリビドーを介して、相手の脳へ正常な脳波を送るというものです」
【アンク】
「ささ、リビドーの裏側にあるスイッチを押してみて下さい」
言われた通りリビドーの裏を見ると、今までなかったスイッチがある。
そのスイッチを入れてみる――。しかし、なにも起きない。
【アンク】
「やはり駄目でしたか……」
【クロノ】
「駄目って……。結局、何がどうなってるの?」
【アンク】
「危惧していたのです。これだけでは覚醒に至るほどの刺激にはならないのではないか、と」
【アンク】
「これは、外部からの刺激が必要なようです」
【アンク】
「騙されたと思って、国重さんに口付けをして下さい。何かを流し込むように意識をして」
【クロノ】
「は? キス? なんで」
【アンク】
「詳しくは後日! 私は出歯亀は致しませんので」
説明不十分なまま、じいは姿を消してしまった。
よくわからないが、言われた通り、国重に口付けをしてみる。
すると国重の唇が動き、……何故か両頬に手を添えられた。
そのまま俺口内に舌が入り込んできて、熱く蠢いている。
【クロノ】
(なんで積極的になってるんだ?)
【クロノ】
(もしかして、恋人と間違えてる……?)
年齢を重ねているだけあって、キスは上手い。
ずっとこうしていたいと思わせるような暖かさや包容力を感じる。
気持ち良いので、そのままにしながら、国重の服の裾から中に手を入れて。
軽く肌に触れながら、愛撫を始めたら。
突然国重の目がカッと見開かれ、次の瞬間には突き飛ばされていた。
【クロノ】
「……痛い」
【国重 昂正】
「す、すまん…! あいつと間違えちまった、本当に、すまん…っ!」
【クロノ】
「別にいいけどさ…」
【国重 昂正】
「ていうか、こんなオッサンになにキスしてんだ」
【クロノ】
「無理やりでも起こさなきゃいけなかったから。……それがどうかした?」
【国重 昂正】
「ほ、他にも起こし方なんてあるだろ」
【クロノ】
「他のじゃ起きなかったんだって。それに気持ち良かったから、役得?」
【クロノ】
「アンタが望むなら、このまま慰めてやってもいいくらい」
【国重 昂正】
「お、男同士だぞ。何言ってんだ……」
【クロノ】
「男同士だからなに?」
流石に驚いたのか、国重は唖然として俺を見詰めて。
やがて、難しい顔をしたまま、低い声を出した。
【国重 昂正】
「……割り切った関係ってやつなら、今の俺には、ちょうどいいのかもしれん」
そう言うと、いきなり俺を押し倒そうとしたので、逆に押し倒してやった。
【国重 昂正】
「は!? てめえ、このクソガキ! 何を……!」
【クロノ】
「俺が下になる訳ないでしょ」
【国重 昂正】
「どう考えたって、若造のてめえが下だろうが……!」
【クロノ】
「年齢関係ないと思うけど…まぁ、年齢も俺の方が大分上だと思うし。
それに俺、タチ専門だから」
【国重 昂正】
「俺だってタチなんだよ!」
【クロノ】
「じゃあ、今夜がネコデビューだ。おめでとう。大丈夫、よくしてあげるから」
そう言って、乱れた服の裾から手を入れて愛撫を始める。
【国重 昂正】
「くそっ! くすぐってぇだけだって……!」
【クロノ】
「くすぐったいだけの顔には見えないけど」
国重が身じろぐ度、掌に筋肉の動きが感じられる。よく鍛えられた体は、心地よかった。
【国重 昂正】
「ふざけんなよ……っ!」
国重の指が、服からのぞく俺の鎖骨や胸元を辿り始めた。
その指が、首筋を伝って徐々に上がっていき、俺の耳を擦った。
――ちょっと、キた。
【クロノ】
「……大人しくしててよ」
【国重 昂正】
「……イイだろ、クソガキ」
国重はニヤリと笑うと、俺の首に手を添わせ、唇より先に、舌を絡め合うキスをした。
舌が絡む音が遮られることなく俺の耳に届き、かなりイイ。
俺達は満足するまで舌を絡めてから、深い深いキスをした。
―国重1章・GOOD END―