[本編] 綾 上総 編
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くだらねえミスしてばっか
また上総がちょっかいかけて邪魔してるからじゃなくて?
ばぁか。休憩中ならともかく日中ずっとだぞ
今お前の代わりで仕事手伝わせてんだよ。ちゃんとやってもらわなきゃ困るっつの
【クロノ】
(上総の会社の浅多と言えば)
【クロノ】
(浅多は確か、リビドー事件のターゲットの一人だった……)
でも、もうリビドーは起動しなくなってるはずだから。
妙な悪夢で朦朧としてるってこともないと思うけど。
慣れない仕事して疲れてるのかもね
なんだかんだでクロノは仕事はちゃんとしてたし
仕事中にぼーっとしてることなんてなかったろ
早く帰って来い
まあまあ
部下だってテンション低い時だってあるでしょ
お前はなかったけどな
仕事に差し支えるくらいテンション低かったことなんか
いやいや
その部下も頑張りすぎて疲れちゃっただけだって
長い目で見てあげなよ
なんかやたらと浅多の肩持つのな(#`д´)
……何その顔文字…やきもち?
……早く帰ってきて。
ヽ(*´Д`*)ノ
【クロノ】
(とうとう、早く帰って来てって言われた…!)
お休みの挨拶をした後、
俺はニヤニヤしながら眠りについた。
そして翌日のメッセージは、上総の方が先だった。
どうしたの? 何かやばいことあった?
あった。浅多、無断欠勤しやがった
あらら、そんなに辛かったのかな
上総、相当きつく怒ったりした?
してねえよ。ちょっと注意はしたけど。それも今日昨日の話じゃねえし
さすがに真面目な奴だから、無断で休むとかよっぽどだろって
他の奴が電話かけたんだけど
出た?
出たには出たけど、なんかわけわかんないこと言ってて
全部失敗だとか、包帯男だとか、死神だとか
なんか様子がまともじゃなかったって
死神だなんて、まさかお前絡みじゃないよな?
まさか。心当たりないし
【クロノ】
(包帯男……死神……)
上総とチャットを終えた後、
俺は、先日病院で聞いた会話を思い出していた。
事件解決の糸口となるものが何もない今、
どんな些細な情報でも欲しい。
無駄足になったらそれはそれで、と俺は浅多の部屋を訪ねてみることにした。
………………
……………………
リビドー事件の時のターゲットリストを、じいに頼んで持ってきてもらって。
住所を確認して向かった先に、まだ浅多は暮らしていた。
【クロノ】
(あれから数年経ってるけど、まだ独身で一人暮らしか…)
寝室に入ると、浅多は真っ暗な部屋で眠っていた。
額に脂汗を浮かべていて、悪夢にうなされているらしい。
そして僅かに、魔力が漂っている。
【クロノ】
「…………」
集中して発生源を辿ってみると、どうやら浅多の体から出ているようだ。
この状態は――。
【クロノ】
(まるで、Libidoの暴走で、悪夢を見ている時のような状態だな……)
【クロノ】
(すぐにじいに知らせよう。これは……事件に何か関係あるかもしれない)
【アンク】
「はい、お呼びでしょうか、クロノ様」
じいは、俺がターゲットリストの手配を頼んだ時から、
いつ呼び出しがあっても良いように準備をしていたらしく。
色んな機材を持って、俺の部屋に現れた。
また上総がちょっかいかけて邪魔してるからじゃなくて?
ばぁか。休憩中ならともかく日中ずっとだぞ
今お前の代わりで仕事手伝わせてんだよ。ちゃんとやってもらわなきゃ困るっつの
【クロノ】
(上総の会社の浅多と言えば)
【クロノ】
(浅多は確か、リビドー事件のターゲットの一人だった……)
でも、もうリビドーは起動しなくなってるはずだから。
妙な悪夢で朦朧としてるってこともないと思うけど。
慣れない仕事して疲れてるのかもね
なんだかんだでクロノは仕事はちゃんとしてたし
仕事中にぼーっとしてることなんてなかったろ
早く帰って来い
まあまあ
部下だってテンション低い時だってあるでしょ
お前はなかったけどな
仕事に差し支えるくらいテンション低かったことなんか
いやいや
その部下も頑張りすぎて疲れちゃっただけだって
長い目で見てあげなよ
なんかやたらと浅多の肩持つのな(#`д´)
……何その顔文字…やきもち?
……早く帰ってきて。
ヽ(*´Д`*)ノ
【クロノ】
(とうとう、早く帰って来てって言われた…!)
お休みの挨拶をした後、
俺はニヤニヤしながら眠りについた。
そして翌日のメッセージは、上総の方が先だった。
どうしたの? 何かやばいことあった?
あった。浅多、無断欠勤しやがった
あらら、そんなに辛かったのかな
上総、相当きつく怒ったりした?
してねえよ。ちょっと注意はしたけど。それも今日昨日の話じゃねえし
さすがに真面目な奴だから、無断で休むとかよっぽどだろって
他の奴が電話かけたんだけど
出た?
出たには出たけど、なんかわけわかんないこと言ってて
全部失敗だとか、包帯男だとか、死神だとか
なんか様子がまともじゃなかったって
死神だなんて、まさかお前絡みじゃないよな?
まさか。心当たりないし
【クロノ】
(包帯男……死神……)
上総とチャットを終えた後、
俺は、先日病院で聞いた会話を思い出していた。
事件解決の糸口となるものが何もない今、
どんな些細な情報でも欲しい。
無駄足になったらそれはそれで、と俺は浅多の部屋を訪ねてみることにした。
………………
……………………
リビドー事件の時のターゲットリストを、じいに頼んで持ってきてもらって。
住所を確認して向かった先に、まだ浅多は暮らしていた。
【クロノ】
(あれから数年経ってるけど、まだ独身で一人暮らしか…)
寝室に入ると、浅多は真っ暗な部屋で眠っていた。
額に脂汗を浮かべていて、悪夢にうなされているらしい。
そして僅かに、魔力が漂っている。
【クロノ】
「…………」
集中して発生源を辿ってみると、どうやら浅多の体から出ているようだ。
この状態は――。
【クロノ】
(まるで、Libidoの暴走で、悪夢を見ている時のような状態だな……)
【クロノ】
(すぐにじいに知らせよう。これは……事件に何か関係あるかもしれない)
【アンク】
「はい、お呼びでしょうか、クロノ様」
じいは、俺がターゲットリストの手配を頼んだ時から、
いつ呼び出しがあっても良いように準備をしていたらしく。
色んな機材を持って、俺の部屋に現れた。