[本編] 綾 上総 編
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【クロノ】
「……上総が足りない……」
【綾 上総】
「ばぁか、あんたホントに切羽詰りすぎ…」
上総の態度に溜め息をつきながら、ベストもネクタイも外して放り投げた。
【クロノ】
「せっかく盛り上げようとしてるのに、会社の話するとか色気なさすぎ」
【綾 上総】
「いいじゃねえか、余裕たっぷりって感じで」
言葉の通り、ゆったりと首に腕を回されて引き寄せられる。
【綾 上総】
「それとも何か? 大人の男は、最中には余計な話はしねえってか」
【綾 上総】
「もっと切羽詰まった感じで、クロノッ、ああ~んってやった方がお好みか?」
そして鼻頭を啄まれた。
【クロノ】
「……相変わらず、人を食ったような男だね」
【綾 上総】
「俺が食うのはクロノで十分」
ついでに、唇も食われた。
【綾 上総】
「それに、4年経った恋人同士なんてこんなもんだろ」
【クロノ】
「俺は今でもラブラブだと思ってるけど」
太腿に下半身を当ててやると、上総はそこを見下ろして。
躊躇せず、俺のそこをむんずと掴んで、ゆるゆると上下に撫で始めた。
【綾 上総】
「うわ、元気。死神ってのはいつまで経っても現役だな」
【クロノ】
「上総のほうこそ、その発言、オッサン臭いんじゃない?」
【綾 上総】
「失敬な。まだ花の30代だ」
【綾 上総】
「それに、オッサン臭かろうがなんだろうが、結局好きなんだろ?」
【クロノ】
「……うん」
【綾 上総】
「おーれも」
無邪気に笑う上総に、辛抱できなくなって。
勢いに任せてソファに押し倒そうとしたら、手首を引かれて俺の方が転がされてしまった。
下着姿の上総は、すかさず俺の腹の上に乗り上がってベルトを外して。
既に熱を持ち始めている中のものを取り出すと、いつもより強めに扱き始める。
しかも、ある程度まで育つと今度は口でやってくれた。
【クロノ】
「……今日、サービス凄いね…?」
【綾 上総】
「だろ? ヘソが斜めみたいだったから直してやろうと思ってさ」
【クロノ】
「あー、咥えながら喋んないで…」
【クロノ】
「あー、咥えながら喋んないで…」
【綾 上総】
「歯当たって気持ちいいだろ。知ってんだからな」
顔は無邪気に笑ってるのに、手ではグロテスクなものを扱いている。
目から入ってくる刺激もあって、俺はそろそろ我慢の限界だった。
このまま一度出すべきか止めさせるかと考えていると、上総が幹から口を離した。
【綾 上総】
「さっき言ったように、俺はこの後もスケジュールが詰まってるから」
【綾 上総】
「ちゃちゃっと済ませて風呂入ってマッサージしてもらって寝る。いいな」
【クロノ】
「その体育会系のノリ、何とかならない…?」
【綾 上総】
「体育会系だから床下手ってわけじゃねーんだぞ」
【クロノ】
「揺らすな。折れる」
思わず顔をしかめた俺を笑って、上総はおもむろに下着に手をかけた。
片足の付け根の布をたくし上げるようにして、準備の整ったソレを入り口にあてがう。
【クロノ】
「……え、待って。前戯なし? 大丈夫…?」
【綾 上総】
「俺は出来る大人ですから」
上総は下着の前を大きく広げて、俺に中を見せるように腰を突き出した。
いつの間にか勃ち上がっているモノは濡れていて、
幹を伝って奥の方まで流れているのが分かる。
見上げると、上総は誇らしげだった。
【クロノ】
(だからって見せるか? 普通…)
これが綾上総って人間だということはわかってるけど。
簡単に煽られていることが悔しかったので、少しでも声を出させてやろうと。
布の深くまで手を捩じ込んで、入り口に指先を浅く出し入れさせて音を立ててやる。
【クロノ】
「…恥ずかしげもなくこんなにして。何なの」
【綾 上総】
「あっ…、ん、なんつーの。慣れ? あとお前のせい」
【綾 上総】
「俺は元々、こんな体してなかったんだから……な、ぁ、……ん、んっ」
【クロノ】
「上総、かわいい」
【綾 上総】
「かわいいっていう年じゃねえよ…はあ、はあ」
【クロノ】
「音聞こえる? ほら、恥ずかしがってよ」
【綾 上総】
「ははっ、聞こえる。すっげえ音。凄ぇ気持ちいい。ん、んっ、でも…足りねえわ」
上総は切なげに肩を寄せると、俺の指が入ってるにも関わらず中心をソコに含ませる。
【クロノ】
「え……俺のじゃ物足りないって?」
【綾 上総】
「ひ…!んっ…急に…大きくすんじゃねぇよ…ッ」
【綾 上総】
「あんたが嫌なら、指、抜けば?」
俺が止める間もなく、上総は俺の指ごと飲み込んで最奥まで腰を落とす。
その後も、含み笑いで『気持ちいい』とか『ああん』とか囁き倒されたので。
笑いを引っ込めてやろうと、いつもより乱暴に突いてやった。
―――……
―――数日後。
いくつもの案件を任されている俺は、
南国まで会いに行った翌朝にはすぐ日本に戻って、上総の帰りを待っていた。
真面目に仕事をしていると、上総が成田から直行で会社に帰ってきた。
しかも、律儀に社員用にお土産まで買ったらしい。
【クロノ】
(……昔だったら絶対に、『時差ボケを直す』とか言って数日は会社を休んでただろうに)
【クロノ】
(お土産のこともそうだけど、上総は本当に変わったなぁ)
お土産を配る女子社員から一つ分けてもらって、
しみじみと昔のことを考えながら食べていると。
上総と目が合ってイタズラっぽくウィンクされた。
………………
その夜、久々に魂狩りの仕事があって、じいとマンションの屋上で落ち合った。
じいは挨拶と同時に、持っていた紙袋を突き出してきた。
【クロノ】
「なに? これ」
【アンク】
「地獄土産でございます。先日、野暮用で閻魔様の所にお伺いしましてな」
【アンク】
「阿鼻叫喚地獄銘菓の罪人饅頭でございます」
【アンク】
「レンジで温めてお召し上がりください」
【クロノ】
「噂には聞いたことあるけど…これって確か」
【アンク】
「はい。阿鼻叫喚するほどの刺激的な味が後を引くと、魔界の皆様に特に人気の饅頭でございますよ」
なんでそれを俺に買ってくるのか訊きたかったが、
とりあえず今日はよくお土産をもらう日だ。
そっと紙袋を置いて、渡された死亡者リストを眺める。
いつもよりも分厚いリストを捲っていると、あることに気付く。
「……上総が足りない……」
【綾 上総】
「ばぁか、あんたホントに切羽詰りすぎ…」
上総の態度に溜め息をつきながら、ベストもネクタイも外して放り投げた。
【クロノ】
「せっかく盛り上げようとしてるのに、会社の話するとか色気なさすぎ」
【綾 上総】
「いいじゃねえか、余裕たっぷりって感じで」
言葉の通り、ゆったりと首に腕を回されて引き寄せられる。
【綾 上総】
「それとも何か? 大人の男は、最中には余計な話はしねえってか」
【綾 上総】
「もっと切羽詰まった感じで、クロノッ、ああ~んってやった方がお好みか?」
そして鼻頭を啄まれた。
【クロノ】
「……相変わらず、人を食ったような男だね」
【綾 上総】
「俺が食うのはクロノで十分」
ついでに、唇も食われた。
【綾 上総】
「それに、4年経った恋人同士なんてこんなもんだろ」
【クロノ】
「俺は今でもラブラブだと思ってるけど」
太腿に下半身を当ててやると、上総はそこを見下ろして。
躊躇せず、俺のそこをむんずと掴んで、ゆるゆると上下に撫で始めた。
【綾 上総】
「うわ、元気。死神ってのはいつまで経っても現役だな」
【クロノ】
「上総のほうこそ、その発言、オッサン臭いんじゃない?」
【綾 上総】
「失敬な。まだ花の30代だ」
【綾 上総】
「それに、オッサン臭かろうがなんだろうが、結局好きなんだろ?」
【クロノ】
「……うん」
【綾 上総】
「おーれも」
無邪気に笑う上総に、辛抱できなくなって。
勢いに任せてソファに押し倒そうとしたら、手首を引かれて俺の方が転がされてしまった。
下着姿の上総は、すかさず俺の腹の上に乗り上がってベルトを外して。
既に熱を持ち始めている中のものを取り出すと、いつもより強めに扱き始める。
しかも、ある程度まで育つと今度は口でやってくれた。
【クロノ】
「……今日、サービス凄いね…?」
【綾 上総】
「だろ? ヘソが斜めみたいだったから直してやろうと思ってさ」
【クロノ】
「あー、咥えながら喋んないで…」
【クロノ】
「あー、咥えながら喋んないで…」
【綾 上総】
「歯当たって気持ちいいだろ。知ってんだからな」
顔は無邪気に笑ってるのに、手ではグロテスクなものを扱いている。
目から入ってくる刺激もあって、俺はそろそろ我慢の限界だった。
このまま一度出すべきか止めさせるかと考えていると、上総が幹から口を離した。
【綾 上総】
「さっき言ったように、俺はこの後もスケジュールが詰まってるから」
【綾 上総】
「ちゃちゃっと済ませて風呂入ってマッサージしてもらって寝る。いいな」
【クロノ】
「その体育会系のノリ、何とかならない…?」
【綾 上総】
「体育会系だから床下手ってわけじゃねーんだぞ」
【クロノ】
「揺らすな。折れる」
思わず顔をしかめた俺を笑って、上総はおもむろに下着に手をかけた。
片足の付け根の布をたくし上げるようにして、準備の整ったソレを入り口にあてがう。
【クロノ】
「……え、待って。前戯なし? 大丈夫…?」
【綾 上総】
「俺は出来る大人ですから」
上総は下着の前を大きく広げて、俺に中を見せるように腰を突き出した。
いつの間にか勃ち上がっているモノは濡れていて、
幹を伝って奥の方まで流れているのが分かる。
見上げると、上総は誇らしげだった。
【クロノ】
(だからって見せるか? 普通…)
これが綾上総って人間だということはわかってるけど。
簡単に煽られていることが悔しかったので、少しでも声を出させてやろうと。
布の深くまで手を捩じ込んで、入り口に指先を浅く出し入れさせて音を立ててやる。
【クロノ】
「…恥ずかしげもなくこんなにして。何なの」
【綾 上総】
「あっ…、ん、なんつーの。慣れ? あとお前のせい」
【綾 上総】
「俺は元々、こんな体してなかったんだから……な、ぁ、……ん、んっ」
【クロノ】
「上総、かわいい」
【綾 上総】
「かわいいっていう年じゃねえよ…はあ、はあ」
【クロノ】
「音聞こえる? ほら、恥ずかしがってよ」
【綾 上総】
「ははっ、聞こえる。すっげえ音。凄ぇ気持ちいい。ん、んっ、でも…足りねえわ」
上総は切なげに肩を寄せると、俺の指が入ってるにも関わらず中心をソコに含ませる。
【クロノ】
「え……俺のじゃ物足りないって?」
【綾 上総】
「ひ…!んっ…急に…大きくすんじゃねぇよ…ッ」
【綾 上総】
「あんたが嫌なら、指、抜けば?」
俺が止める間もなく、上総は俺の指ごと飲み込んで最奥まで腰を落とす。
その後も、含み笑いで『気持ちいい』とか『ああん』とか囁き倒されたので。
笑いを引っ込めてやろうと、いつもより乱暴に突いてやった。
―――……
―――数日後。
いくつもの案件を任されている俺は、
南国まで会いに行った翌朝にはすぐ日本に戻って、上総の帰りを待っていた。
真面目に仕事をしていると、上総が成田から直行で会社に帰ってきた。
しかも、律儀に社員用にお土産まで買ったらしい。
【クロノ】
(……昔だったら絶対に、『時差ボケを直す』とか言って数日は会社を休んでただろうに)
【クロノ】
(お土産のこともそうだけど、上総は本当に変わったなぁ)
お土産を配る女子社員から一つ分けてもらって、
しみじみと昔のことを考えながら食べていると。
上総と目が合ってイタズラっぽくウィンクされた。
………………
その夜、久々に魂狩りの仕事があって、じいとマンションの屋上で落ち合った。
じいは挨拶と同時に、持っていた紙袋を突き出してきた。
【クロノ】
「なに? これ」
【アンク】
「地獄土産でございます。先日、野暮用で閻魔様の所にお伺いしましてな」
【アンク】
「阿鼻叫喚地獄銘菓の罪人饅頭でございます」
【アンク】
「レンジで温めてお召し上がりください」
【クロノ】
「噂には聞いたことあるけど…これって確か」
【アンク】
「はい。阿鼻叫喚するほどの刺激的な味が後を引くと、魔界の皆様に特に人気の饅頭でございますよ」
なんでそれを俺に買ってくるのか訊きたかったが、
とりあえず今日はよくお土産をもらう日だ。
そっと紙袋を置いて、渡された死亡者リストを眺める。
いつもよりも分厚いリストを捲っていると、あることに気付く。