[本編] 綾 上総 編
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俺が言うと、上総は小さく頷きながら返事をする。
【綾 上総】
「……まあ、死にたくはねえし…」
安心した。
思わず、もっと強く上総の体を抱き締めてしまう。……けど。
【クロノ】
「……何で逃げるわけ?」
上総は、俺の腕の中から抜け出そうとする。
【綾 上総】
「重いんだよ。やっぱ、ヤローの体って硬いし重いなー」
【クロノ】
「えー……、今更そんな当たり前の事を…」
でも、重いのは可哀想だから腕を緩めると、
上総は少し転がって体をずらし、またぽふんと枕に頭を戻した。
俺の体が乗らないくらい、離れただけ。俺の緩んだ腕の中で、上総は笑う。
【綾 上総】
「俺、あったかいのは好きなんだよ」
【クロノ】
「………確信犯」
キスしようとしたら、上総の手に唇を覆われた。
【綾 上総】
「俺は、男に興味ねえっつってんだろ」
【クロノ】
「昨日、お互い満足するまでしようって言ったでしょ」
【綾 上総】
「やだっつっただろ、ばあか」
朝の白い光の中、こんな軽口を叩いて笑う上総が、可愛かった。
――ていうか、今、行為の翌朝みたいな雰囲気で、なんかそそられる。
【クロノ】
「口で言って聞くタイプじゃないか」
俺は、口を塞ぐ上総の掌を舐めた。
驚いて手を離すかと思ったけど、…上総はそっと手を離し、俺の唇に人差し指を押し当ててきた。
なにをしてほしいのか分かったので、お望み通り、指を舐めてやる。
出来るだけ、上総に「ソレ」をイメージさせるよう、わざと舌を出して、根元から指先へ舐め上げる。
上総の瞳を見つめながら、指を唇で挟んで、ゆっくりと根元へと下りていく。上総の頬が赤くなってきた。
指の間を舐めた時、上総の肩がぴくりと跳ねた。
【クロノ】
「……嫌なら、抵抗しなよ」
上総の脚に手をやって、太腿の内側を撫でる。
【綾 上総】
「なにやってんだかなー、俺。ったく、調子狂う……」
そう言いながらも、上総は素直に脚を開いた。
【クロノ】
「もっと狂わせてあげようか?」
誘われるままに、上総の内腿を撫で上げた。
【綾 上総】
「言ったな?やるからには、ちゃんと俺を満足させろよ?」
頬や瞳を見れば、感じているのは間違いないと思うんだけど、上総は余裕の顔を崩さない。
【クロノ】
「そうやって、偉そうなのもいいね」
【クロノ】
「お前がその表情保てなくなるのが、今から楽しみ」
【綾 上総】
「変態か」
【クロノ】
「かもね」
上総自身に緩く刺激を与えてやる。あっという間に勃ち上がった。
朝だってこともあって、特に敏感になっているのかもしれない。
上総の反応を楽しみながら、扱いたり、指先で先端を捏ねてやると。
【綾 上総】
「う、……っ」
快感に耐えるような押し殺した声が漏れる。
【クロノ】
「声我慢しないでよ。寝てる時は、もっと声が出てた」
【綾 上総】
「…………っ」
上総は、唇を噛んで俺を見つめていたが。
突然、俺の首に腕を絡めて、俺に甘えるようにすり寄った。
【綾 上総】
「……もっとしてくんなきゃ、声なんか出ねえよ、ばあか」
【クロノ】
「へえ。じゃ、もっといじめようか。ここは好き?」
【綾 上総】
「は…あっ!ん……、ははっ、やっぱ、あんたに触られるの嫌じゃねーわ。
困る……んんっ!」
上総の顔が、快楽に歪んだ。
そんな反応が可愛くて。ついやりすぎてしまって。
【綾 上総】
「ふ、あ、……あっ、ああっ…」
上総の限界を見誤ってしまった。
【クロノ】
「あーあ…、もう少しこうしていたかったのに…」
手に付いた上総の熱を舐めている俺を、横目で見ながら。
上総はさっさと起き上がって、体を拭き始めてしまった。
……なんだかんだ言っても、俺に体を委ねてくれた。
と思えば、すぐにこうして離れてしまう。
【クロノ】
(こっちこそ、調子が狂う……)
【綾 上総】
「ところで」
上総は、もう先程の余韻なんかない、いつも通りの口調で言った。
【クロノ】
「なに?」
【綾 上総】
「あんた、俺を守るって言ってたけど、具体的には何すんの?」
【クロノ】
「上総と一緒にいるよ」
―綾2章・GOOD END―
【綾 上総】
「……まあ、死にたくはねえし…」
安心した。
思わず、もっと強く上総の体を抱き締めてしまう。……けど。
【クロノ】
「……何で逃げるわけ?」
上総は、俺の腕の中から抜け出そうとする。
【綾 上総】
「重いんだよ。やっぱ、ヤローの体って硬いし重いなー」
【クロノ】
「えー……、今更そんな当たり前の事を…」
でも、重いのは可哀想だから腕を緩めると、
上総は少し転がって体をずらし、またぽふんと枕に頭を戻した。
俺の体が乗らないくらい、離れただけ。俺の緩んだ腕の中で、上総は笑う。
【綾 上総】
「俺、あったかいのは好きなんだよ」
【クロノ】
「………確信犯」
キスしようとしたら、上総の手に唇を覆われた。
【綾 上総】
「俺は、男に興味ねえっつってんだろ」
【クロノ】
「昨日、お互い満足するまでしようって言ったでしょ」
【綾 上総】
「やだっつっただろ、ばあか」
朝の白い光の中、こんな軽口を叩いて笑う上総が、可愛かった。
――ていうか、今、行為の翌朝みたいな雰囲気で、なんかそそられる。
【クロノ】
「口で言って聞くタイプじゃないか」
俺は、口を塞ぐ上総の掌を舐めた。
驚いて手を離すかと思ったけど、…上総はそっと手を離し、俺の唇に人差し指を押し当ててきた。
なにをしてほしいのか分かったので、お望み通り、指を舐めてやる。
出来るだけ、上総に「ソレ」をイメージさせるよう、わざと舌を出して、根元から指先へ舐め上げる。
上総の瞳を見つめながら、指を唇で挟んで、ゆっくりと根元へと下りていく。上総の頬が赤くなってきた。
指の間を舐めた時、上総の肩がぴくりと跳ねた。
【クロノ】
「……嫌なら、抵抗しなよ」
上総の脚に手をやって、太腿の内側を撫でる。
【綾 上総】
「なにやってんだかなー、俺。ったく、調子狂う……」
そう言いながらも、上総は素直に脚を開いた。
【クロノ】
「もっと狂わせてあげようか?」
誘われるままに、上総の内腿を撫で上げた。
【綾 上総】
「言ったな?やるからには、ちゃんと俺を満足させろよ?」
頬や瞳を見れば、感じているのは間違いないと思うんだけど、上総は余裕の顔を崩さない。
【クロノ】
「そうやって、偉そうなのもいいね」
【クロノ】
「お前がその表情保てなくなるのが、今から楽しみ」
【綾 上総】
「変態か」
【クロノ】
「かもね」
上総自身に緩く刺激を与えてやる。あっという間に勃ち上がった。
朝だってこともあって、特に敏感になっているのかもしれない。
上総の反応を楽しみながら、扱いたり、指先で先端を捏ねてやると。
【綾 上総】
「う、……っ」
快感に耐えるような押し殺した声が漏れる。
【クロノ】
「声我慢しないでよ。寝てる時は、もっと声が出てた」
【綾 上総】
「…………っ」
上総は、唇を噛んで俺を見つめていたが。
突然、俺の首に腕を絡めて、俺に甘えるようにすり寄った。
【綾 上総】
「……もっとしてくんなきゃ、声なんか出ねえよ、ばあか」
【クロノ】
「へえ。じゃ、もっといじめようか。ここは好き?」
【綾 上総】
「は…あっ!ん……、ははっ、やっぱ、あんたに触られるの嫌じゃねーわ。
困る……んんっ!」
上総の顔が、快楽に歪んだ。
そんな反応が可愛くて。ついやりすぎてしまって。
【綾 上総】
「ふ、あ、……あっ、ああっ…」
上総の限界を見誤ってしまった。
【クロノ】
「あーあ…、もう少しこうしていたかったのに…」
手に付いた上総の熱を舐めている俺を、横目で見ながら。
上総はさっさと起き上がって、体を拭き始めてしまった。
……なんだかんだ言っても、俺に体を委ねてくれた。
と思えば、すぐにこうして離れてしまう。
【クロノ】
(こっちこそ、調子が狂う……)
【綾 上総】
「ところで」
上総は、もう先程の余韻なんかない、いつも通りの口調で言った。
【クロノ】
「なに?」
【綾 上総】
「あんた、俺を守るって言ってたけど、具体的には何すんの?」
【クロノ】
「上総と一緒にいるよ」
―綾2章・GOOD END―