[本編] 綾 上総 編
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【アンク】
「わかりました、失礼致します」
じいは恭しい一礼の後、姿を消した。
俺は上総に向き直り、そっと頬を撫でる。
【クロノ】
「……心配ばっかりかけて」
【クロノ】
「まあ、そういうわけだから。男同士だけど、我慢してくれる?」
【クロノ】
「それとも、夢の中で俺に触らせてたから、平気かな?」
【クロノ】
「――あれは、あんたの願望なんだから」
そっと唇を重ねる。
キスをしたまま、上総の胸に手を這わせた。
すべすべした胸を片手で愛撫しながら、もう片方の手で飾りを強く摘む。
【綾 上総】
「んっ……」
ぴちゃぴちゃと、いやらしい音を立てながら、上総の口腔を犯していく。
舌を絡めると、上総がぶるりと震えた。
腰が少し浮いてるから、感じてるんだろう。
【クロノ】
「眠ってるヤツにこういうことすんの、初めて」
胸の突起を弄ぶと、上総の吐息が甘いものに変わっていく。
【綾 上総】
「あ、あっ……あ…」
そのまま手を下半身へと這わせていき、上総自身を握る。
それはゆるやかに勃ち始めていて、熱を帯びていた。
先端を捏ねくり回すようにしたり、握って上下に扱いたりを繰り返す。
【綾 上総】
「うあっ……、ふ、ああ……」
俺も男だから、男が感じるところは分かる。
そこを重点的にいじめて攻め上げると、上総の腰が面白いくらい跳ねた。
【綾 上総】
「あ、ああ、ん、は、あ、あ…!」
【クロノ】
「凄い感じてる……。可愛い」
ゾクゾクするような興奮を覚えた。
いつもの偉そうな態度からは想像もつかないような乱れた姿に、これ以上の行為もしたくなってくる。
わざと蜜の音を立てながら、絶頂へと追い詰めていく。
浮かせた腰をガクガクと震わせながら、息を荒くしている上総は、もう限界のようだった。
【クロノ】
「イくとこ見せてね、上総」
手の速度を速めてやると、上総が涎を垂らしながら身悶えて。
【綾 上総】
「うっ……う、あ、ああっ…」
俺の手の中に熱い欲を吐き出した。
達した後、上総は急に脱力し、布団に身を埋めて、荒い呼吸を繰り返した。
次第に呼吸が整ってくると、上総の目がゆっくりと開く。
【クロノ】
「おはよう、お姫様」
【クロノ】
「どうしてまた、リビドーなんか使おうと思ったの?」
【クロノ】
「俺は、ここにいるのに」
気だるい表情の上総が、こちらに顔を向ける。
【クロノ】
「そんなに夢の世界がいいの?」
俺の手に絡み付いた上総の欲を、見せ付けるようにベロリと舐め取る。
上総の味がした。
【クロノ】
「死ぬかもしれないと気付いたのに、なんで使ったの」
上総は、自分の体をチラリと見た。
寝てる間になにをされたかは分かるだろうから、文句を言い出すかと思ったけど。
上総はなにも言わず、ぼんやりとしたままだった。
【クロノ】
「ねえ、聞いてる?」
【綾 上総】
「あそこでは、俺は無条件に愛してもらえる」
それは本当に小さな呟きだった。
いつもの自信に溢れた声とはまるで違う、掠れた弱気な声だった。
【クロノ】
「死ぬかもしれない恐怖より、愛してほしい気持ちが強いんだ?」
【綾 上総】
「そうかもな…」
【綾 上総】
「あそこでは…、なにもしなくても俺は愛されて、必要とされるんだ…!」
【綾 上総】
「逃げ込んでなにが悪いんだよ…!」
そう言うと、上総は俺に背を向けて、シーツに顔を埋めた。
その姿は、まるで小さな子供のようで、脆くて。
俺は今にも壊れてしまいそうな、上総の背中をそっと抱き締めた。
【綾 上総】
「ガキの頃は、俺だって、今よりまともな性格してた気がする」
上総は、ワイシャツを羽織ると、ぽつりぽつりと話し出した。
【綾 上総】
「親父が俺を愛さないのは、俺に原因があるんだと思って――」
【綾 上総】
「――テストで100点を取った。親父に誉められるかと思って、ワクワクした」
虚ろな表情で、上総は続けた。
【綾 上総】
「友達が家族で遊園地に行った話を聞いた後だったから、俺も…、なんて思ってた」
【綾 上総】
「でも、親父は見てもくれなかった」
上総は力なく視線を巡らせると、小さく笑った。
【綾 上総】
「そりゃそうだよな。――あれは、生まれて初めてカンニングで取った点だったし」
笑い声はすぐに消え、上総は指を折って一つ一つ数え始めた。
【綾 上総】
「学級新聞を作った時も、勉強を優先しなかったから、見てももらえなかった」
【綾 上総】
「中学受験に失敗した時も、怒るでも失望するでもなかった。ほんと興味ないんだなって思った」
上総は、淡々と事実のみだけ話していく。
【綾 上総】
「金で入学して……、……その頃にはもう、今の性格が出来上がってた」
【綾 上総】
「金を使えば、誰かが絶対傍にいるって気付いてからは、もう自分を止められなくて」
【綾 上総】
「それから先は、ずっと同じような展開」
何の脚色もしていない、過去の話。
【綾 上総】
「こうして改めて振り返ると、ほんとクズだな、俺。いっそ笑えるわ」
【綾 上総】
「そんな人間なんだから、愛されなくて当然だろ?」
上総が語るエピソードは、どれもお粗末で。
愛され方を知らない人間の、虚無感があった。
【綾 上総】
「俺は結局、なんも得られねーまま死んでくんだな」
【綾 上総】
「で、俺が死んだら、親父にもお袋にも……、同僚にも部下にも、すぐ忘れられるんだろ?」
上総は静かな声で笑いながら、さらりと言う。
それで却って――、追い詰められているのが分かった。
【綾 上総】
「だって俺、誰にも愛されてないから」
上総は中身のない慰めなら、浴びるように受けてきたと思う。
だから、上総には本心だけを、告げようと思った。
【クロノ】
「俺は…」
【クロノ】
「上総の傍にいたいと思うけど」
【綾 上総】
「…は?」
上総は今までで一番、驚いていた。
【クロノ】
「上総って、馬鹿でチャラくて、偉そうで、どうしようもない性格だと思うし」
「わかりました、失礼致します」
じいは恭しい一礼の後、姿を消した。
俺は上総に向き直り、そっと頬を撫でる。
【クロノ】
「……心配ばっかりかけて」
【クロノ】
「まあ、そういうわけだから。男同士だけど、我慢してくれる?」
【クロノ】
「それとも、夢の中で俺に触らせてたから、平気かな?」
【クロノ】
「――あれは、あんたの願望なんだから」
そっと唇を重ねる。
キスをしたまま、上総の胸に手を這わせた。
すべすべした胸を片手で愛撫しながら、もう片方の手で飾りを強く摘む。
【綾 上総】
「んっ……」
ぴちゃぴちゃと、いやらしい音を立てながら、上総の口腔を犯していく。
舌を絡めると、上総がぶるりと震えた。
腰が少し浮いてるから、感じてるんだろう。
【クロノ】
「眠ってるヤツにこういうことすんの、初めて」
胸の突起を弄ぶと、上総の吐息が甘いものに変わっていく。
【綾 上総】
「あ、あっ……あ…」
そのまま手を下半身へと這わせていき、上総自身を握る。
それはゆるやかに勃ち始めていて、熱を帯びていた。
先端を捏ねくり回すようにしたり、握って上下に扱いたりを繰り返す。
【綾 上総】
「うあっ……、ふ、ああ……」
俺も男だから、男が感じるところは分かる。
そこを重点的にいじめて攻め上げると、上総の腰が面白いくらい跳ねた。
【綾 上総】
「あ、ああ、ん、は、あ、あ…!」
【クロノ】
「凄い感じてる……。可愛い」
ゾクゾクするような興奮を覚えた。
いつもの偉そうな態度からは想像もつかないような乱れた姿に、これ以上の行為もしたくなってくる。
わざと蜜の音を立てながら、絶頂へと追い詰めていく。
浮かせた腰をガクガクと震わせながら、息を荒くしている上総は、もう限界のようだった。
【クロノ】
「イくとこ見せてね、上総」
手の速度を速めてやると、上総が涎を垂らしながら身悶えて。
【綾 上総】
「うっ……う、あ、ああっ…」
俺の手の中に熱い欲を吐き出した。
達した後、上総は急に脱力し、布団に身を埋めて、荒い呼吸を繰り返した。
次第に呼吸が整ってくると、上総の目がゆっくりと開く。
【クロノ】
「おはよう、お姫様」
【クロノ】
「どうしてまた、リビドーなんか使おうと思ったの?」
【クロノ】
「俺は、ここにいるのに」
気だるい表情の上総が、こちらに顔を向ける。
【クロノ】
「そんなに夢の世界がいいの?」
俺の手に絡み付いた上総の欲を、見せ付けるようにベロリと舐め取る。
上総の味がした。
【クロノ】
「死ぬかもしれないと気付いたのに、なんで使ったの」
上総は、自分の体をチラリと見た。
寝てる間になにをされたかは分かるだろうから、文句を言い出すかと思ったけど。
上総はなにも言わず、ぼんやりとしたままだった。
【クロノ】
「ねえ、聞いてる?」
【綾 上総】
「あそこでは、俺は無条件に愛してもらえる」
それは本当に小さな呟きだった。
いつもの自信に溢れた声とはまるで違う、掠れた弱気な声だった。
【クロノ】
「死ぬかもしれない恐怖より、愛してほしい気持ちが強いんだ?」
【綾 上総】
「そうかもな…」
【綾 上総】
「あそこでは…、なにもしなくても俺は愛されて、必要とされるんだ…!」
【綾 上総】
「逃げ込んでなにが悪いんだよ…!」
そう言うと、上総は俺に背を向けて、シーツに顔を埋めた。
その姿は、まるで小さな子供のようで、脆くて。
俺は今にも壊れてしまいそうな、上総の背中をそっと抱き締めた。
【綾 上総】
「ガキの頃は、俺だって、今よりまともな性格してた気がする」
上総は、ワイシャツを羽織ると、ぽつりぽつりと話し出した。
【綾 上総】
「親父が俺を愛さないのは、俺に原因があるんだと思って――」
【綾 上総】
「――テストで100点を取った。親父に誉められるかと思って、ワクワクした」
虚ろな表情で、上総は続けた。
【綾 上総】
「友達が家族で遊園地に行った話を聞いた後だったから、俺も…、なんて思ってた」
【綾 上総】
「でも、親父は見てもくれなかった」
上総は力なく視線を巡らせると、小さく笑った。
【綾 上総】
「そりゃそうだよな。――あれは、生まれて初めてカンニングで取った点だったし」
笑い声はすぐに消え、上総は指を折って一つ一つ数え始めた。
【綾 上総】
「学級新聞を作った時も、勉強を優先しなかったから、見てももらえなかった」
【綾 上総】
「中学受験に失敗した時も、怒るでも失望するでもなかった。ほんと興味ないんだなって思った」
上総は、淡々と事実のみだけ話していく。
【綾 上総】
「金で入学して……、……その頃にはもう、今の性格が出来上がってた」
【綾 上総】
「金を使えば、誰かが絶対傍にいるって気付いてからは、もう自分を止められなくて」
【綾 上総】
「それから先は、ずっと同じような展開」
何の脚色もしていない、過去の話。
【綾 上総】
「こうして改めて振り返ると、ほんとクズだな、俺。いっそ笑えるわ」
【綾 上総】
「そんな人間なんだから、愛されなくて当然だろ?」
上総が語るエピソードは、どれもお粗末で。
愛され方を知らない人間の、虚無感があった。
【綾 上総】
「俺は結局、なんも得られねーまま死んでくんだな」
【綾 上総】
「で、俺が死んだら、親父にもお袋にも……、同僚にも部下にも、すぐ忘れられるんだろ?」
上総は静かな声で笑いながら、さらりと言う。
それで却って――、追い詰められているのが分かった。
【綾 上総】
「だって俺、誰にも愛されてないから」
上総は中身のない慰めなら、浴びるように受けてきたと思う。
だから、上総には本心だけを、告げようと思った。
【クロノ】
「俺は…」
【クロノ】
「上総の傍にいたいと思うけど」
【綾 上総】
「…は?」
上総は今までで一番、驚いていた。
【クロノ】
「上総って、馬鹿でチャラくて、偉そうで、どうしようもない性格だと思うし」
