[本編] 春川 樹生 編
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【春川 生汰】
「ねえねえお兄ちゃん!今日は何する?」
その笑顔を見る度に、幸福を感じる。
……幸福を感じなきゃダメなんだ。オレは生汰といるのが楽しい。
【春川 生汰】
「あはははは!お兄ちゃんと一緒で嬉しいな」
【春川 樹生】
「……オレもだよ」
【春川 生汰】
「お兄ちゃん、もっと遊ぼうよ!まだしてないことがたくさんあるよね?」
ここはオレの夢の中だから、生汰はいつも笑顔で楽しそうだ。
だから……、オレはここにいれば幸せだ。幸せなはずだ。
【春川 生汰】
「お兄ちゃん、どうしたの?」
はしゃぐ生汰を撫でながら、オレが考えていたのはクロノの事だった。
【春川 樹生】
(あいつは……今日も現れるんだろうか?)
【春川 生汰】
「オニイチャン?」
【春川 樹生】
「ああ、ごめん。ちょっと考え事をしてたんだ」
【春川 生汰】
「僕がココニいるのニ、ダレのこと考えテタノ?」
【春川 生汰】
「オニイチャンはボクノモノだよね?」
ぞわりと鳥肌が立った。生汰のものとは思えない、金属的な響きが声に混じっている。
頭を撫でていた手を、咄嗟に離していた。
【春川 生汰】
「マタボクを見ステるツモリなンダ」
【春川 樹生】
「違う!オレは生汰を見捨てたりなんかしない……!」
【春川 生汰】
「………………」
【春川 生汰】
「うそつき……」
壁が、天井が、窓が、オレの夢の全てがぐにゃりと歪んでいく。
【春川 樹生】
「……またなのかよ……また、悪夢が……!」
【春川 樹生】
「オレの、せいなのか……?」
生汰の体が醜く変形していく。それを止める方法を知らない事が、何より恐ろしかった。
得体の知れない塊になった生汰が、苦しみの声を上げてにじり寄ってくる。
【春川 生汰】
「オニイチャンハボクノモノダボクノモノダボクノモノ」
【春川 樹生】
「やめてくれ! オレは……」
【春川 樹生】
(オレは…誰も苦しめたくないだけなのに…!)
【クロノ】
「……それなら、まずは自分から救わないと」
背後から聞こえた声――
その声の主こそ、オレが待っていた人のものだった――。
【春川 樹生】
「クロノ……?!」
そう言って振り向いた春川の目が、潤んでいたのは俺の気のせい?
春川がリビドーを使っているのは予想がついた。
けれど、いきなり悪夢を見てるとは思わなかった。
【クロノ】
(悪夢が始まるタイミング、日に日に早まってる?そんな気がする)
春川を庇いながら鎌を取り出して、化物に成り果てた弟の綻びを探していると。
【???】
「早く連れて行って」
―――心臓が跳ねた。声は、怪物の中から聞こえてくる。
【クロノ】
「……っ、……今の声、まさか…」
【春川 樹生】
「生汰の声じゃない。……誰の声だ?」
【???】
「クロノ、なんだよね? そこにいるんでしょ」
【???】
「それなら早く連れて行ってよ」
【クロノ】
「やめろ!」
俺は叫ぶ事しか出来なかった。思い出したくない過去が蘇ってくる。
【春川 樹生】
「クロノ! 大丈夫か?」
春川が心配そうな顔で俺の肩を揺さぶってくる。
【クロノ】
「怪物の中に……いるのか? あいつが?」
【クロノ】
「いや、そんなはずない。あいつは……死んだ。もういないんだ」
【春川 樹生】
「クロノ……あの声はあんたの知り合いの声か?」
【クロノ】
「うん。……俺の、思い出したくない思い出の声」
【春川 樹生】
「あんたにも、そういうのあるんだな」
【春川 樹生】
「……あんただって、全然自分の事教えてくれてないじゃないか」
不服そうな響きの、春川の一言。……その一言で、目が覚めた気がした。
俺の肩を掴んだまま春川は、真っ直ぐに目を見つめてくる。
まるで俺の言葉を待つように。
【クロノ】
「ごめん。じゃあ…今度ゆっくりと、お互いに色々な事を話そう」
【クロノ】
「そこどいて。この悪夢をさっさと終わらせる」
声は――まだ聞こえている。……けれど、もう惑わされたりしない。
俺には……助けたい人がいる。
鎌を振り、綻びをえぐる。膨張した化物がぐずぐずと崩れていった。
【クロノ】
「化物ももう出ないだろうから、少し待ってて。現実に戻って、あんたを目覚めさせてあげる」
【春川 樹生】
「ああ……」
現実世界に急いで戻り、新型リビドーのスイッチを押す。
安全な脳波を送ってやると、春川のうめき声が少しだけ治まる。
【クロノ】
(ふう……あとは目覚めのキスだけか)
春川に口づけをする。―――しかし、春川は目を覚まさない。
【クロノ】
「なんで……?この間はこれで上手くいったのに」
【クロノ】
「……じいは確か、外部からの刺激が必要だと言っていた」
【クロノ】
「……キスだけじゃダメだってことは、その先が必要ってことか?」
キスをしながら、春川の胸に手を伸ばす。……乱暴にまさぐるように、突起をこねる。
ひねったり抓ったり、優しくなでたりすると、春川の息に艶が混じり始めた。
【クロノ】
(本当に、これで合ってるのか……、でも、他に可能性は思いつかない)
そのまま下に滑らせて行った手が、ズボン越しに、春川の中心に触れた。
早急に下着の中に手をもぐりこませ、直に触る。
いっそ全部脱がせてしまえたら、なんて、場にそぐわない気持ちが沸いてくる。
こんな体の触れ合いなんて、全然大したことじゃないっていうのに。
春川に触ってると……興奮している自分に気付く。
わき上がる興奮を抑えながら、ゆるく持ち上がった春川のそれを、何度も何度もしごきあげた。
【クロノ】
(早く目覚めろ……!)
「ねえねえお兄ちゃん!今日は何する?」
その笑顔を見る度に、幸福を感じる。
……幸福を感じなきゃダメなんだ。オレは生汰といるのが楽しい。
【春川 生汰】
「あはははは!お兄ちゃんと一緒で嬉しいな」
【春川 樹生】
「……オレもだよ」
【春川 生汰】
「お兄ちゃん、もっと遊ぼうよ!まだしてないことがたくさんあるよね?」
ここはオレの夢の中だから、生汰はいつも笑顔で楽しそうだ。
だから……、オレはここにいれば幸せだ。幸せなはずだ。
【春川 生汰】
「お兄ちゃん、どうしたの?」
はしゃぐ生汰を撫でながら、オレが考えていたのはクロノの事だった。
【春川 樹生】
(あいつは……今日も現れるんだろうか?)
【春川 生汰】
「オニイチャン?」
【春川 樹生】
「ああ、ごめん。ちょっと考え事をしてたんだ」
【春川 生汰】
「僕がココニいるのニ、ダレのこと考えテタノ?」
【春川 生汰】
「オニイチャンはボクノモノだよね?」
ぞわりと鳥肌が立った。生汰のものとは思えない、金属的な響きが声に混じっている。
頭を撫でていた手を、咄嗟に離していた。
【春川 生汰】
「マタボクを見ステるツモリなンダ」
【春川 樹生】
「違う!オレは生汰を見捨てたりなんかしない……!」
【春川 生汰】
「………………」
【春川 生汰】
「うそつき……」
壁が、天井が、窓が、オレの夢の全てがぐにゃりと歪んでいく。
【春川 樹生】
「……またなのかよ……また、悪夢が……!」
【春川 樹生】
「オレの、せいなのか……?」
生汰の体が醜く変形していく。それを止める方法を知らない事が、何より恐ろしかった。
得体の知れない塊になった生汰が、苦しみの声を上げてにじり寄ってくる。
【春川 生汰】
「オニイチャンハボクノモノダボクノモノダボクノモノ」
【春川 樹生】
「やめてくれ! オレは……」
【春川 樹生】
(オレは…誰も苦しめたくないだけなのに…!)
【クロノ】
「……それなら、まずは自分から救わないと」
背後から聞こえた声――
その声の主こそ、オレが待っていた人のものだった――。
【春川 樹生】
「クロノ……?!」
そう言って振り向いた春川の目が、潤んでいたのは俺の気のせい?
春川がリビドーを使っているのは予想がついた。
けれど、いきなり悪夢を見てるとは思わなかった。
【クロノ】
(悪夢が始まるタイミング、日に日に早まってる?そんな気がする)
春川を庇いながら鎌を取り出して、化物に成り果てた弟の綻びを探していると。
【???】
「早く連れて行って」
―――心臓が跳ねた。声は、怪物の中から聞こえてくる。
【クロノ】
「……っ、……今の声、まさか…」
【春川 樹生】
「生汰の声じゃない。……誰の声だ?」
【???】
「クロノ、なんだよね? そこにいるんでしょ」
【???】
「それなら早く連れて行ってよ」
【クロノ】
「やめろ!」
俺は叫ぶ事しか出来なかった。思い出したくない過去が蘇ってくる。
【春川 樹生】
「クロノ! 大丈夫か?」
春川が心配そうな顔で俺の肩を揺さぶってくる。
【クロノ】
「怪物の中に……いるのか? あいつが?」
【クロノ】
「いや、そんなはずない。あいつは……死んだ。もういないんだ」
【春川 樹生】
「クロノ……あの声はあんたの知り合いの声か?」
【クロノ】
「うん。……俺の、思い出したくない思い出の声」
【春川 樹生】
「あんたにも、そういうのあるんだな」
【春川 樹生】
「……あんただって、全然自分の事教えてくれてないじゃないか」
不服そうな響きの、春川の一言。……その一言で、目が覚めた気がした。
俺の肩を掴んだまま春川は、真っ直ぐに目を見つめてくる。
まるで俺の言葉を待つように。
【クロノ】
「ごめん。じゃあ…今度ゆっくりと、お互いに色々な事を話そう」
【クロノ】
「そこどいて。この悪夢をさっさと終わらせる」
声は――まだ聞こえている。……けれど、もう惑わされたりしない。
俺には……助けたい人がいる。
鎌を振り、綻びをえぐる。膨張した化物がぐずぐずと崩れていった。
【クロノ】
「化物ももう出ないだろうから、少し待ってて。現実に戻って、あんたを目覚めさせてあげる」
【春川 樹生】
「ああ……」
現実世界に急いで戻り、新型リビドーのスイッチを押す。
安全な脳波を送ってやると、春川のうめき声が少しだけ治まる。
【クロノ】
(ふう……あとは目覚めのキスだけか)
春川に口づけをする。―――しかし、春川は目を覚まさない。
【クロノ】
「なんで……?この間はこれで上手くいったのに」
【クロノ】
「……じいは確か、外部からの刺激が必要だと言っていた」
【クロノ】
「……キスだけじゃダメだってことは、その先が必要ってことか?」
キスをしながら、春川の胸に手を伸ばす。……乱暴にまさぐるように、突起をこねる。
ひねったり抓ったり、優しくなでたりすると、春川の息に艶が混じり始めた。
【クロノ】
(本当に、これで合ってるのか……、でも、他に可能性は思いつかない)
そのまま下に滑らせて行った手が、ズボン越しに、春川の中心に触れた。
早急に下着の中に手をもぐりこませ、直に触る。
いっそ全部脱がせてしまえたら、なんて、場にそぐわない気持ちが沸いてくる。
こんな体の触れ合いなんて、全然大したことじゃないっていうのに。
春川に触ってると……興奮している自分に気付く。
わき上がる興奮を抑えながら、ゆるく持ち上がった春川のそれを、何度も何度もしごきあげた。
【クロノ】
(早く目覚めろ……!)
