[本編] 日留川 凌央 編
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それから数ヶ月が過ぎた。
俺は死神の仕事の傍ら、週に何度か、人間界に行く生活を送っている。
人間界での俺の滞在先は、勿論。
【日留川 凌央】
「クロノ……!」
音に気付いたらしい部屋の主が、這いつくばるようにして玄関に姿を現す。
【日留川 凌央】
「おかえり……なさいませ、ご主人様……」
真っ白な、血の気のない顔をして、凌央が頭を下げる。
俺は何も言わず、凌央の前髪を鷲づかみにした。
……こうすると、凌央が喜ぶから。
【日留川 凌央】
「今日も……俺、いい子にしていました」
言いながら顔を上げる凌央は、これから起こることへの期待と……。
与えられた快感への期待で目をギラギラさせている。
俺はなるべく無表情を装いながら、凌央の髪を引っ張ってを寝室へ連れて行く。
暗い部屋の中は色んな道具や脱ぎ散らかした服が散乱していて、足の踏み場もない。
カーテンを閉め切ったままだから空気も湿っぽい。
【クロノ】
「服、脱いで」
短く言うと、凌央は笑顔を浮かべて服を脱ぐ。
……その肌に走る、無数の痣。俺が、つけたもの。
全て凌央が喜ぶから、与えたものだった。
【クロノ】
「今日は……どうして欲しい?」
【日留川 凌央】
「ご主人様の思うようにしてください。それで俺は満足です」
凌央はいつも、こう言う。俺の好きにしてくれればいいと。
そして俺は、凌央が喜ぶだろうって、こういうことをしている……。
【クロノ】
「じゃあ今日も縛ってあげる。きつく縛って、鞭で叩いて」
この、儀式のような逢瀬は、一体誰のためなんだろう?
俺のため? 凌央のため?お互いのため?
【クロノ】
「今日も、気絶するまでいじめてあげるね」
細めの荒縄を、凌央の体のイイところが擦れるように巡らせて縛り上げる。
凌央をベッドの上に四つん這いにさせた。くしゃくしゃのシーツの上の、真っ白で不健康な裸体。
この光景は何度見ても、胸が高揚する――。
【クロノ】
「じゃ、まずは鞭打ちね。……ここで気絶したら、もっときついことするから」
【日留川 凌央】
「はっ……はい…!よろしくお願いします……!」
床に落ちていた短めの鞭を拾い、凌央の背中を強く打った。
【日留川 凌央】
「が、は……、あ、あ、っ……」
凌央は悦んでいた。
声は苦痛を訴えてるけど、その顔は真っ赤に染まって、腰をモゾモゾさせている。
だから、2度3度と鞭を振り下ろす。
【日留川 凌央】
「ぎゃ……っ!あ、あああ……、も、もっとしてください…叩いてくださいっ……」
【クロノ】
「本当にお前はドMなんだな。……恥ずかしくないの? こんなかっこで叩かれて」
【日留川 凌央】
「恥ずかしい……です…」
【クロノ】
「恥ずかしいのにこうされたいんだ?ド変態」
言葉でもいじめてあげると、どうやら凌央の前が勃ち上がってきたようだった。
興奮すると同時に、罪悪感が芽生えてくる。
【クロノ】
(こうなってしまったのは……俺が悪かったせい?俺のせい?)
【クロノ】
(それともリビドーのせい?)
……凌央との関係がこうやって変わってしまったのは、……凌央が変わってしまったのは。
俺のせいなんだろうか?
俺は首を左右に振って、嫌な考えを消してしまおうとした。
でも、こうしていると嫌でも考えてしまう。
こうなった原因を。そして。
自分がこの状況を楽しみはじめているのは、どうしてなのかを。
今度は凌央を仰向けにして、股を大きく開かせてやった。
勃ち上がった凌央自身を掴み、強く握る。
【日留川 凌央】
「あっ、ううっ……、い、痛……やめてくださ……」
【クロノ】
「痛いのが好きなんでしょ?こうされるのとか」
言いながら、ぐりぐりと先をこねくり回すようにしてやると、透明な粘液が先から滲んでくる。
……ほら、感じてる。こうされるのが好きで好きで堪らないくせに。
もっと酷くして欲しくて、俺の嗜虐心を煽ろうとして、嫌がってみせてる。
【日留川 凌央】
「ああっ……は、はあ、はあ、あ、んっ……あ…」
【クロノ】
「どんどん出てくるんだけど?舐めてきれいにしてよ」
凌央の粘液で汚れた指を、顔の近くに持っていく。
凌央はうっとりした顔で、俺の指を口に含んだ。
ぬるぬるとした舌が、自分で出してしまったものを舐め取っていく。
その感覚で、俺の背筋に熱いものがこみ上げる。
見ると、俺の前も勃っていた。
大してほぐしてもいない凌央の後ろを、俺のもので貫く。
【日留川 凌央】
「ああああっ! くるし、い……!あ、っあ、あっ、あ……!」
【クロノ】
「苦しいのも勿論好きでしょ?こうやって滅茶苦茶にされるのも、大好きでしょ?」
凌央の体への負担なんか考えず、捻じ込むように突き上げる。
凌央は大きく口を開けて、唾液を垂らしながら悲鳴のような声を上げ続けた。
その、口の中の闇に、俺の意識は吸い込まれそうになってしまう。
可愛くて従順で、淫乱な凌央。
何度いじめても、滅茶苦茶にしても。
これじゃいけないって、思っていても。
どうしても凌央を抱くのを、やめられない。やめたくない。
そう。俺は、このままじゃいけないことはちゃんと分かってる。
けど、凌央をこうやって抱けなくなるのは……倫理に逆らう以上に嫌だった。
こんな可愛い、俺だけに従う生き物を手放すなんて……嫌だ。
きつい体勢を強いられたままの凌央は、縛られていることも相俟って息すら苦しそうだ。
【クロノ】
「酸素、わけてあげる」
激しく凌央を突き上げながら、その唇にキスをする。
舌を差し入れてやると、無我夢中でむしゃぶりついてきた。
……本当に可愛くて、手放したくない。
ずっとこうやって愛でてあげたい。
【日留川 凌央】
「あっ……ん、ふ、あ、っく、イ、イキ、たい、あああっ、イキたいです…!」
涙声に近い哀願は、まるで草食動物の鳴き声のようだった。
肉食動物になった俺は、その鳴き声を心地よく聞いている。
【クロノ】
「ダメ。痛みはあげない。俺がいいって言うまで、イかせない」
【日留川 凌央】
「お、お願いします……! 苦しくて…!イキたいですお願いします……!」
【クロノ】
「ご主人様にお願いする時は、どういう言い方をするんだっけ?」
【日留川 凌央】
「あ………」
凌央は俺の顔を見た。目が合う。……その目に、狂喜の光が揺らめいて。
【日留川 凌央】
「尻を使って喜ぶメス豚の凌央に、ご主人様のお慈悲をください……」
【クロノ】
「……。よく出来ました」
凌央自身の先端を、指を突っ込むようにして……強く抉る。
【日留川 凌央】
「ぐっ……!あ、ぎゃっ……、あ、ああああああああっ!」
その痛みがスイッチになって、凌央は達した。
体中を激しく痙攣させながら、何度も粘液を吐き出して、ベッドを汚す。
……もう凌央は、普通にしただけじゃイケない。痛みがないと、だめになってしまっている。
凌央は激しく息をつきながら、焦点の合わない瞳で天井を見上げている。
だらしなく涎を垂らした顔にそそられて、凌央の息が整うのも待たず、腰を抱いたまま激しく突き上げた。
【日留川 凌央】
「んひ……っ! ああああああ!苦し、はああっ、苦し……!」
【クロノ】
「まだまだイケるでしょ?ぎゅうぎゅう締め付けてくるよ、この淫乱は!」
粘液でぐちゃぐちゃになった凌央の体を撫でながら、何度も何度も突き上げる。
凌央は幸せそうに悲鳴を上げている。
快感の途中に痛みを加えてやると、その悲鳴が大きなものに変わる。
……これが、凌央の幸せなら、いいのかもしれない。
俺はひそかにそう思い始めていた。
【クロノ】
「もうバテた?凌央?」
俺は死神の仕事の傍ら、週に何度か、人間界に行く生活を送っている。
人間界での俺の滞在先は、勿論。
【日留川 凌央】
「クロノ……!」
音に気付いたらしい部屋の主が、這いつくばるようにして玄関に姿を現す。
【日留川 凌央】
「おかえり……なさいませ、ご主人様……」
真っ白な、血の気のない顔をして、凌央が頭を下げる。
俺は何も言わず、凌央の前髪を鷲づかみにした。
……こうすると、凌央が喜ぶから。
【日留川 凌央】
「今日も……俺、いい子にしていました」
言いながら顔を上げる凌央は、これから起こることへの期待と……。
与えられた快感への期待で目をギラギラさせている。
俺はなるべく無表情を装いながら、凌央の髪を引っ張ってを寝室へ連れて行く。
暗い部屋の中は色んな道具や脱ぎ散らかした服が散乱していて、足の踏み場もない。
カーテンを閉め切ったままだから空気も湿っぽい。
【クロノ】
「服、脱いで」
短く言うと、凌央は笑顔を浮かべて服を脱ぐ。
……その肌に走る、無数の痣。俺が、つけたもの。
全て凌央が喜ぶから、与えたものだった。
【クロノ】
「今日は……どうして欲しい?」
【日留川 凌央】
「ご主人様の思うようにしてください。それで俺は満足です」
凌央はいつも、こう言う。俺の好きにしてくれればいいと。
そして俺は、凌央が喜ぶだろうって、こういうことをしている……。
【クロノ】
「じゃあ今日も縛ってあげる。きつく縛って、鞭で叩いて」
この、儀式のような逢瀬は、一体誰のためなんだろう?
俺のため? 凌央のため?お互いのため?
【クロノ】
「今日も、気絶するまでいじめてあげるね」
細めの荒縄を、凌央の体のイイところが擦れるように巡らせて縛り上げる。
凌央をベッドの上に四つん這いにさせた。くしゃくしゃのシーツの上の、真っ白で不健康な裸体。
この光景は何度見ても、胸が高揚する――。
【クロノ】
「じゃ、まずは鞭打ちね。……ここで気絶したら、もっときついことするから」
【日留川 凌央】
「はっ……はい…!よろしくお願いします……!」
床に落ちていた短めの鞭を拾い、凌央の背中を強く打った。
【日留川 凌央】
「が、は……、あ、あ、っ……」
凌央は悦んでいた。
声は苦痛を訴えてるけど、その顔は真っ赤に染まって、腰をモゾモゾさせている。
だから、2度3度と鞭を振り下ろす。
【日留川 凌央】
「ぎゃ……っ!あ、あああ……、も、もっとしてください…叩いてくださいっ……」
【クロノ】
「本当にお前はドMなんだな。……恥ずかしくないの? こんなかっこで叩かれて」
【日留川 凌央】
「恥ずかしい……です…」
【クロノ】
「恥ずかしいのにこうされたいんだ?ド変態」
言葉でもいじめてあげると、どうやら凌央の前が勃ち上がってきたようだった。
興奮すると同時に、罪悪感が芽生えてくる。
【クロノ】
(こうなってしまったのは……俺が悪かったせい?俺のせい?)
【クロノ】
(それともリビドーのせい?)
……凌央との関係がこうやって変わってしまったのは、……凌央が変わってしまったのは。
俺のせいなんだろうか?
俺は首を左右に振って、嫌な考えを消してしまおうとした。
でも、こうしていると嫌でも考えてしまう。
こうなった原因を。そして。
自分がこの状況を楽しみはじめているのは、どうしてなのかを。
今度は凌央を仰向けにして、股を大きく開かせてやった。
勃ち上がった凌央自身を掴み、強く握る。
【日留川 凌央】
「あっ、ううっ……、い、痛……やめてくださ……」
【クロノ】
「痛いのが好きなんでしょ?こうされるのとか」
言いながら、ぐりぐりと先をこねくり回すようにしてやると、透明な粘液が先から滲んでくる。
……ほら、感じてる。こうされるのが好きで好きで堪らないくせに。
もっと酷くして欲しくて、俺の嗜虐心を煽ろうとして、嫌がってみせてる。
【日留川 凌央】
「ああっ……は、はあ、はあ、あ、んっ……あ…」
【クロノ】
「どんどん出てくるんだけど?舐めてきれいにしてよ」
凌央の粘液で汚れた指を、顔の近くに持っていく。
凌央はうっとりした顔で、俺の指を口に含んだ。
ぬるぬるとした舌が、自分で出してしまったものを舐め取っていく。
その感覚で、俺の背筋に熱いものがこみ上げる。
見ると、俺の前も勃っていた。
大してほぐしてもいない凌央の後ろを、俺のもので貫く。
【日留川 凌央】
「ああああっ! くるし、い……!あ、っあ、あっ、あ……!」
【クロノ】
「苦しいのも勿論好きでしょ?こうやって滅茶苦茶にされるのも、大好きでしょ?」
凌央の体への負担なんか考えず、捻じ込むように突き上げる。
凌央は大きく口を開けて、唾液を垂らしながら悲鳴のような声を上げ続けた。
その、口の中の闇に、俺の意識は吸い込まれそうになってしまう。
可愛くて従順で、淫乱な凌央。
何度いじめても、滅茶苦茶にしても。
これじゃいけないって、思っていても。
どうしても凌央を抱くのを、やめられない。やめたくない。
そう。俺は、このままじゃいけないことはちゃんと分かってる。
けど、凌央をこうやって抱けなくなるのは……倫理に逆らう以上に嫌だった。
こんな可愛い、俺だけに従う生き物を手放すなんて……嫌だ。
きつい体勢を強いられたままの凌央は、縛られていることも相俟って息すら苦しそうだ。
【クロノ】
「酸素、わけてあげる」
激しく凌央を突き上げながら、その唇にキスをする。
舌を差し入れてやると、無我夢中でむしゃぶりついてきた。
……本当に可愛くて、手放したくない。
ずっとこうやって愛でてあげたい。
【日留川 凌央】
「あっ……ん、ふ、あ、っく、イ、イキ、たい、あああっ、イキたいです…!」
涙声に近い哀願は、まるで草食動物の鳴き声のようだった。
肉食動物になった俺は、その鳴き声を心地よく聞いている。
【クロノ】
「ダメ。痛みはあげない。俺がいいって言うまで、イかせない」
【日留川 凌央】
「お、お願いします……! 苦しくて…!イキたいですお願いします……!」
【クロノ】
「ご主人様にお願いする時は、どういう言い方をするんだっけ?」
【日留川 凌央】
「あ………」
凌央は俺の顔を見た。目が合う。……その目に、狂喜の光が揺らめいて。
【日留川 凌央】
「尻を使って喜ぶメス豚の凌央に、ご主人様のお慈悲をください……」
【クロノ】
「……。よく出来ました」
凌央自身の先端を、指を突っ込むようにして……強く抉る。
【日留川 凌央】
「ぐっ……!あ、ぎゃっ……、あ、ああああああああっ!」
その痛みがスイッチになって、凌央は達した。
体中を激しく痙攣させながら、何度も粘液を吐き出して、ベッドを汚す。
……もう凌央は、普通にしただけじゃイケない。痛みがないと、だめになってしまっている。
凌央は激しく息をつきながら、焦点の合わない瞳で天井を見上げている。
だらしなく涎を垂らした顔にそそられて、凌央の息が整うのも待たず、腰を抱いたまま激しく突き上げた。
【日留川 凌央】
「んひ……っ! ああああああ!苦し、はああっ、苦し……!」
【クロノ】
「まだまだイケるでしょ?ぎゅうぎゅう締め付けてくるよ、この淫乱は!」
粘液でぐちゃぐちゃになった凌央の体を撫でながら、何度も何度も突き上げる。
凌央は幸せそうに悲鳴を上げている。
快感の途中に痛みを加えてやると、その悲鳴が大きなものに変わる。
……これが、凌央の幸せなら、いいのかもしれない。
俺はひそかにそう思い始めていた。
【クロノ】
「もうバテた?凌央?」