[本編] 日留川 凌央 編
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【クロノ】
「日留川……?」
さっきまでの幻、いや、日留川の姿はどこにもない。
辺りを見回して、はと気付く。
冷たいリノリウムの床に、日留川が目を閉じて眠っていた。
【クロノ】
「え……!?おい、日留川!?」
その体に触れて、さっきの日留川の幻とは異なる感触に、俺はようやく全てを飲み込んだ。
―――これが、間違いなく本体だ。
だけどどうして眠ってる?
俺は現実でもそうしたように、キスをしたり体に触れてみたが、その目は開かない。
【クロノ】
(なんだこれ……こんなこと今までに1度も……)
いや、俺がさっきまで見ていた幻。あれだって初めてのことだった。
注意深く周囲を見てみると、さっきまでは気付かなかったことがわかる。
教室の隅や、さっきの幻が、きれいだと言っていた夕陽にも。
ところどころに、ひずみがある。
どういう原理かはわからないが、これは間違いなく悪夢化だ。
とりあえず日留川を起こすことが最優先だと思い……
俺は…
耳元で、大声で名前を呼んだ。
【クロノ】
「しっかりしろ! 日留川……凌央! 起きろ!」
【???】
「あははははは、無理無理、無駄だよ!!」
聞き覚えのある声に、俺は動きを止めて、声のした方向を睨みつける。
するとその空間が歪んで……ユリスが姿を現した。
【ユリス】
「無駄なんだよ、そんなことしても。だって―――二重の夢にしてあるからね」
俺は暗闇の中を微睡んでいた。
一瞬だけ、凌央って呼んでくれる、あいつの声が聞こえた気がしたけど。
すぐに何も聞こえなくなったから、幻聴だったんだろうなって思う。
……そのままふわふわと浮いていると、俺の体がどこかへ流れていることに気付いた。
その先を見てみると、光があった。
するとその光は俺に近付いてきて、目の前が真っ白に弾けた。
【???】
「あいつ、またトップだって……?」
【???】
「信じらんねーよな。だってあいつ、授業中いっつもボケッとしてるだけなんだぜ」
【???】
「絶対授業なんか聞いてねーよ。なのになんで毎回、あんないい点取るわけ」
……この光景は覚えてる。
俺が学生の頃の……あの嫌な時代の思い出だ。
【同級生】
「おい日留川。なにそこで突っ立ってんだよ。とっとと帰れよ、気分悪ぃ」
そう言われて俺は、俯く。
せっかく、もう少しできれいな夕焼けが見れる時間なのに。
また今日も見れなかった。
トボトボと帰ろうとした時、俺の肩を誰かが掴む。
殴られる――。反射的にそう思って、顔を庇ったけど。
衝撃は何もなくて、柔らかな手の平が俺の手の甲に添えられる。
【日留川 凌央】
「あ……」
恐る恐る目を開けると、そこにいたのは……
【クロノ】
「もう帰るの?なら一緒に帰ろう」
【日留川 凌央】
「え……と」
誰だろう。制服じゃないし……?
【クロノ】
「ああ、ごめん、自己紹介がまだだった」
【クロノ】
「俺、クロノ。隣のクラス」
なるほど、だから知らなかったのか。
だけど、こんな美形な奴、見たら絶対覚えてると思うんだけどな。
……転校生かな。
【クロノ】
「それで、お願いがあるんだけど。俺と友達になろう」
【日留川 凌央】
「え……?」
【クロノ】
「嫌?」
【日留川 凌央】
「あ……あ……」
俺がずっと待ち望んでた言葉に、胸が踊る。
その感情を持て余して、言葉に詰まった。
だけど俺はやっとの思いで、頷く。
【日留川 凌央】
「と、友達に……なりたい」
【クロノ】
「うん。友達になろう」
嬉しい。嬉しすぎてどうにかなってしまいそうだ。
クラスメイトからも仲間はずれにされてる俺に、こんなに優しくしてくれるなんて。
【クロノ】
「……で、お前らは何やってんの。あっち行けよ。2度と凌央を虐めるな」
クロノが低い声でそう言うと、今まで俺を罵っていた奴は散り散りになった。
【クロノ】
「これでもう大丈夫」
―――その溶けてしまいそうな優しい笑顔に、眩暈がした。
俺はこの人に助けられたんだ。
この人となら、この人のためなら、俺は―――
【日留川 凌央】
「あの、ありがとう、友達になってくれて、あいつらを追い払ってくれて」
涙をこぼしながら両手を掴むと、クロノは困ったように笑う。
【クロノ】
「そんなこと気にしなくていい。きっとまた、昔みたいな良い友達に戻ってくれる」
【日留川 凌央】
「あ……ああ、嬉しい!ありがとう、ありがとう、クロノッ……!」
【日留川 凌央】
「俺、俺、あんたのためなら何でもできる。なんでもする、何がいい?」
【クロノ】
「そっか、嬉しい。じゃあ、お前を抱いていい?」
【クロノ】
「ぶって、あざをつけて、縛り付けて」
【クロノ】
「そうやってお前を支配して、自分だけのものにしていい?」
【日留川 凌央】
「うん、うん。もちろんいいよ。あんたの好きなようにしてくれていいんだ」
【クロノ】
「わかった。じゃあ、これでお前を縛るから」
【日留川 凌央】
「うん。縛って、縛ってぶって、酷いこといっぱいして」
いつの間にか教室には誰もいなくなって、夕陽の綺麗な俺の席の近くに、俺とクロノの2人だけ。
クロノは縄を取り出して、俺の両手首に巻く。俺の両手は、俺の体の前で固定された。
【クロノ】
「じゃあ、犯すから」
【日留川 凌央】
「うん、うん。犯して、好きにして。あんたのためなら何だってするよ」
クロノは俺のズボンを一気に下ろした。
【日留川 凌央】
「あ……」
俺のソコは、いつのまにか、もう勃ち上がっていて、俺は耳まで赤くなった。
はしたなく立ち上がっている俺のを見下ろして、クロノが笑う。
その息が耳にかかって、全身に鳥肌が立つ。
【クロノ】
「もうこんなになってるんだ。やらしいな、凌央は」
【日留川 凌央】
「ごめん……あんたに触ってもらえるって思ったら……こんなになっちゃって……」
【クロノ】
「それだけで? 妄想で? 俺がここにいるのに……。イケナイ子だなあ、凌央は」
クロノの手が、俺のを強く握り締めた。
【日留川 凌央】
「痛いッ!!痛いぃ……ぅあっ、ああっ!」
【クロノ】
「濡れてきた。勝手に動かないで、凌央。はしたないなあ。もしかして、もう挿れてほしい?」
【日留川 凌央】
「うん、挿れてほしい。挿れて、挿れて、クロノのを早く挿れて」
「日留川……?」
さっきまでの幻、いや、日留川の姿はどこにもない。
辺りを見回して、はと気付く。
冷たいリノリウムの床に、日留川が目を閉じて眠っていた。
【クロノ】
「え……!?おい、日留川!?」
その体に触れて、さっきの日留川の幻とは異なる感触に、俺はようやく全てを飲み込んだ。
―――これが、間違いなく本体だ。
だけどどうして眠ってる?
俺は現実でもそうしたように、キスをしたり体に触れてみたが、その目は開かない。
【クロノ】
(なんだこれ……こんなこと今までに1度も……)
いや、俺がさっきまで見ていた幻。あれだって初めてのことだった。
注意深く周囲を見てみると、さっきまでは気付かなかったことがわかる。
教室の隅や、さっきの幻が、きれいだと言っていた夕陽にも。
ところどころに、ひずみがある。
どういう原理かはわからないが、これは間違いなく悪夢化だ。
とりあえず日留川を起こすことが最優先だと思い……
俺は…
耳元で、大声で名前を呼んだ。
【クロノ】
「しっかりしろ! 日留川……凌央! 起きろ!」
【???】
「あははははは、無理無理、無駄だよ!!」
聞き覚えのある声に、俺は動きを止めて、声のした方向を睨みつける。
するとその空間が歪んで……ユリスが姿を現した。
【ユリス】
「無駄なんだよ、そんなことしても。だって―――二重の夢にしてあるからね」
俺は暗闇の中を微睡んでいた。
一瞬だけ、凌央って呼んでくれる、あいつの声が聞こえた気がしたけど。
すぐに何も聞こえなくなったから、幻聴だったんだろうなって思う。
……そのままふわふわと浮いていると、俺の体がどこかへ流れていることに気付いた。
その先を見てみると、光があった。
するとその光は俺に近付いてきて、目の前が真っ白に弾けた。
【???】
「あいつ、またトップだって……?」
【???】
「信じらんねーよな。だってあいつ、授業中いっつもボケッとしてるだけなんだぜ」
【???】
「絶対授業なんか聞いてねーよ。なのになんで毎回、あんないい点取るわけ」
……この光景は覚えてる。
俺が学生の頃の……あの嫌な時代の思い出だ。
【同級生】
「おい日留川。なにそこで突っ立ってんだよ。とっとと帰れよ、気分悪ぃ」
そう言われて俺は、俯く。
せっかく、もう少しできれいな夕焼けが見れる時間なのに。
また今日も見れなかった。
トボトボと帰ろうとした時、俺の肩を誰かが掴む。
殴られる――。反射的にそう思って、顔を庇ったけど。
衝撃は何もなくて、柔らかな手の平が俺の手の甲に添えられる。
【日留川 凌央】
「あ……」
恐る恐る目を開けると、そこにいたのは……
【クロノ】
「もう帰るの?なら一緒に帰ろう」
【日留川 凌央】
「え……と」
誰だろう。制服じゃないし……?
【クロノ】
「ああ、ごめん、自己紹介がまだだった」
【クロノ】
「俺、クロノ。隣のクラス」
なるほど、だから知らなかったのか。
だけど、こんな美形な奴、見たら絶対覚えてると思うんだけどな。
……転校生かな。
【クロノ】
「それで、お願いがあるんだけど。俺と友達になろう」
【日留川 凌央】
「え……?」
【クロノ】
「嫌?」
【日留川 凌央】
「あ……あ……」
俺がずっと待ち望んでた言葉に、胸が踊る。
その感情を持て余して、言葉に詰まった。
だけど俺はやっとの思いで、頷く。
【日留川 凌央】
「と、友達に……なりたい」
【クロノ】
「うん。友達になろう」
嬉しい。嬉しすぎてどうにかなってしまいそうだ。
クラスメイトからも仲間はずれにされてる俺に、こんなに優しくしてくれるなんて。
【クロノ】
「……で、お前らは何やってんの。あっち行けよ。2度と凌央を虐めるな」
クロノが低い声でそう言うと、今まで俺を罵っていた奴は散り散りになった。
【クロノ】
「これでもう大丈夫」
―――その溶けてしまいそうな優しい笑顔に、眩暈がした。
俺はこの人に助けられたんだ。
この人となら、この人のためなら、俺は―――
【日留川 凌央】
「あの、ありがとう、友達になってくれて、あいつらを追い払ってくれて」
涙をこぼしながら両手を掴むと、クロノは困ったように笑う。
【クロノ】
「そんなこと気にしなくていい。きっとまた、昔みたいな良い友達に戻ってくれる」
【日留川 凌央】
「あ……ああ、嬉しい!ありがとう、ありがとう、クロノッ……!」
【日留川 凌央】
「俺、俺、あんたのためなら何でもできる。なんでもする、何がいい?」
【クロノ】
「そっか、嬉しい。じゃあ、お前を抱いていい?」
【クロノ】
「ぶって、あざをつけて、縛り付けて」
【クロノ】
「そうやってお前を支配して、自分だけのものにしていい?」
【日留川 凌央】
「うん、うん。もちろんいいよ。あんたの好きなようにしてくれていいんだ」
【クロノ】
「わかった。じゃあ、これでお前を縛るから」
【日留川 凌央】
「うん。縛って、縛ってぶって、酷いこといっぱいして」
いつの間にか教室には誰もいなくなって、夕陽の綺麗な俺の席の近くに、俺とクロノの2人だけ。
クロノは縄を取り出して、俺の両手首に巻く。俺の両手は、俺の体の前で固定された。
【クロノ】
「じゃあ、犯すから」
【日留川 凌央】
「うん、うん。犯して、好きにして。あんたのためなら何だってするよ」
クロノは俺のズボンを一気に下ろした。
【日留川 凌央】
「あ……」
俺のソコは、いつのまにか、もう勃ち上がっていて、俺は耳まで赤くなった。
はしたなく立ち上がっている俺のを見下ろして、クロノが笑う。
その息が耳にかかって、全身に鳥肌が立つ。
【クロノ】
「もうこんなになってるんだ。やらしいな、凌央は」
【日留川 凌央】
「ごめん……あんたに触ってもらえるって思ったら……こんなになっちゃって……」
【クロノ】
「それだけで? 妄想で? 俺がここにいるのに……。イケナイ子だなあ、凌央は」
クロノの手が、俺のを強く握り締めた。
【日留川 凌央】
「痛いッ!!痛いぃ……ぅあっ、ああっ!」
【クロノ】
「濡れてきた。勝手に動かないで、凌央。はしたないなあ。もしかして、もう挿れてほしい?」
【日留川 凌央】
「うん、挿れてほしい。挿れて、挿れて、クロノのを早く挿れて」