[本編] 春川 樹生 編
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春川を力づくでベッドに押し倒す。頭に衝撃がいかないように、注意しながらだから、力はそんなに入れられない。
【春川 樹生】
「何するんだよ!」
【クロノ】
「今日は黙って寝てろ……!」
【クロノ】
「明日も検査があるんだろ?ちゃんと見てもらわないとだめだ」
ベッドに押さえつけているが、抵抗されてなかなか上手くいかない。
【春川 樹生】
「離せ!オレは家に帰るんだ……!」
【春川 樹生】
「生汰に会わなきゃ、ダメなんだ!」
普段から体を動かしている春川の力は相当に強い。
ほとんど馬乗りになるようにして押さえていたが、春川が暴れた弾みで俺は床に転げ落ちた。
【クロノ】
「いっ……!俺まで頭打った……!」
【クロノ】
(こいつ……安静にさせようとしただけなのに……!)
【春川 樹生】
「……すまん……!」
その隙に、春川が病室を飛び出して行く。
【クロノ】
「ったく世話ばっか焼かせて……!」
普段から体を動かしているだけあって、春川の行動は素早かった。
廊下に出ると、廊下の曲がり角に、春川の背中が消えようとしている。
慌てて追いかけると、曲がった先にあるのは階段だ。
階下から慌ただしい足音が聞こえてくる。
【クロノ】
(少しは安静にしてろよな……!)
飛ぶようにして階段を下り、足音を追う。
しかし、一階の待合室で姿を見失ってしまった。
【クロノ】
(まさか俺から逃げる為に隠れるなんて事はしないだろうし……)
【クロノ】
(やっぱり外か?)
外に出て、春川の気配を探ってみる。
病院の近くの公園のあたりに春川の思念を感じて、追いかけた。
滑り台のあたりに、膝をついて肩を落としている春川がいた。
はぁはぁと肩で荒く息をしている。……無理をするからだ。
【クロノ】
「春川!大丈夫?」
【春川 樹生】
「……放っておいてくれ」
春川の疲れきった顔が、弱々しい街灯に照らされていた。
その顔には、諦めがあった。
そして、弟の元へ行けない自分を責めているようにも見えた。
【クロノ】
「歩ける?」
【春川 樹生】
「……眩暈がする」
【クロノ】
「あんなに走り回って、無茶するから」
【春川 樹生】
「……弟に……早く…会わなきゃって……」
立ち上がろうとした春川が頭を押さえてよろめくのを、支えてやる。
いつもきりっと立つ春川が、俺に体重を預けてくれるのが、何だか嬉しいような感じがした。
【クロノ】
「病院に戻る。今日リビドーなんか使ったら、ますます寿命が縮むよ」
【春川 樹生】
「オレは……帰るんだ………」
【クロノ】
「……抵抗出来ないくらい弱ってるくせに」
そのまま春川を抱えるようにして病院に瞬間移動をした。
ベッドに寝かせると、春川はそのまま目を閉じ寝息を立て始めた。
【クロノ】
(本当は、物凄く疲れてたんだろう)
起きる気配がないのをしっかり確認してから、俺は死神界に戻ったのだった
―春川1章・NORMAL END―
【春川 樹生】
「何するんだよ!」
【クロノ】
「今日は黙って寝てろ……!」
【クロノ】
「明日も検査があるんだろ?ちゃんと見てもらわないとだめだ」
ベッドに押さえつけているが、抵抗されてなかなか上手くいかない。
【春川 樹生】
「離せ!オレは家に帰るんだ……!」
【春川 樹生】
「生汰に会わなきゃ、ダメなんだ!」
普段から体を動かしている春川の力は相当に強い。
ほとんど馬乗りになるようにして押さえていたが、春川が暴れた弾みで俺は床に転げ落ちた。
【クロノ】
「いっ……!俺まで頭打った……!」
【クロノ】
(こいつ……安静にさせようとしただけなのに……!)
【春川 樹生】
「……すまん……!」
その隙に、春川が病室を飛び出して行く。
【クロノ】
「ったく世話ばっか焼かせて……!」
普段から体を動かしているだけあって、春川の行動は素早かった。
廊下に出ると、廊下の曲がり角に、春川の背中が消えようとしている。
慌てて追いかけると、曲がった先にあるのは階段だ。
階下から慌ただしい足音が聞こえてくる。
【クロノ】
(少しは安静にしてろよな……!)
飛ぶようにして階段を下り、足音を追う。
しかし、一階の待合室で姿を見失ってしまった。
【クロノ】
(まさか俺から逃げる為に隠れるなんて事はしないだろうし……)
【クロノ】
(やっぱり外か?)
外に出て、春川の気配を探ってみる。
病院の近くの公園のあたりに春川の思念を感じて、追いかけた。
滑り台のあたりに、膝をついて肩を落としている春川がいた。
はぁはぁと肩で荒く息をしている。……無理をするからだ。
【クロノ】
「春川!大丈夫?」
【春川 樹生】
「……放っておいてくれ」
春川の疲れきった顔が、弱々しい街灯に照らされていた。
その顔には、諦めがあった。
そして、弟の元へ行けない自分を責めているようにも見えた。
【クロノ】
「歩ける?」
【春川 樹生】
「……眩暈がする」
【クロノ】
「あんなに走り回って、無茶するから」
【春川 樹生】
「……弟に……早く…会わなきゃって……」
立ち上がろうとした春川が頭を押さえてよろめくのを、支えてやる。
いつもきりっと立つ春川が、俺に体重を預けてくれるのが、何だか嬉しいような感じがした。
【クロノ】
「病院に戻る。今日リビドーなんか使ったら、ますます寿命が縮むよ」
【春川 樹生】
「オレは……帰るんだ………」
【クロノ】
「……抵抗出来ないくらい弱ってるくせに」
そのまま春川を抱えるようにして病院に瞬間移動をした。
ベッドに寝かせると、春川はそのまま目を閉じ寝息を立て始めた。
【クロノ】
(本当は、物凄く疲れてたんだろう)
起きる気配がないのをしっかり確認してから、俺は死神界に戻ったのだった
―春川1章・NORMAL END―
