[本編] 日留川 凌央 編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【クロノ】
(こないだの生徒達よりも、教師への憎しみの方が一段と強いもののように見える)
さっき日留川が言っていた通り、いじめられていたことを教師に相談した結果―――。
いじめが酷くなったんだとしたら、それは憎くて当然だとは思う。
……それでも、日留川のやっていることに賛同はできないけど。
教師は、人形のようにされるがままになっている。
日留川はそれを、泣き笑いしながら叩き続ける。
もうこれ以上は、見てられない。
そう思って1歩近寄ろうとした時、目の前の景色が一瞬歪んだ。
【クロノ】
「……なんだ?」
周囲を見回しても、何も変化はない。
気のせいだろうかと再び足を踏み出すと―――床が抜けた。
【クロノ】
「―――っ!?」
とっさに何かにつかまろうとしたが、周囲は真っ暗な空間に飲み込まれる。
そして俺は、真っ逆さまに暗闇の中へと落ちていく……。
――『彼』のことを思い出していた。
病気のせいで、生きたくても生きられなくて。
俺がいたずらに関わったせいで、死なせてしまった高校生のことを。
【???】
「来てくれたんだね、クロノ」
【クロノ】
「……お前」
【???】
「会いたかった……!!」
そう言って『彼』は俺に飛びついてくる。
ふわりと太陽の匂いがして、俺は混乱した。
何故だ?
だって彼はもう―――
【???】
「だけど本当に、いつも突然だね。そんなに俺のことが心配?」
【クロノ】
「あ……ああ」
【???】
「変なの。俺の魂を運んでくれるのは君なんだろ?」
【???】
「それなのに心配だなんて。君以外の死神が来ても、追い返しちゃうから大丈夫だよ!」
屈託なく笑う彼が、寝間着の裾をはためかせて俺から離れる。
どうして俺は、こんなところにいるんだろう。
さっきまで俺は……
別のことをしていて、別の奴のことを考えていたはずだ。
―――あれ。それって、誰だっけ。
【???】
「ふふふふ、ねえクロノ!こっちに来てよ!」
そうして彼が俺へと手を伸ばす。
血で真っ赤に染まっている、細くて白い手を。
俺はその様子を、ぼんやりと眺めていた。
(こないだの生徒達よりも、教師への憎しみの方が一段と強いもののように見える)
さっき日留川が言っていた通り、いじめられていたことを教師に相談した結果―――。
いじめが酷くなったんだとしたら、それは憎くて当然だとは思う。
……それでも、日留川のやっていることに賛同はできないけど。
教師は、人形のようにされるがままになっている。
日留川はそれを、泣き笑いしながら叩き続ける。
もうこれ以上は、見てられない。
そう思って1歩近寄ろうとした時、目の前の景色が一瞬歪んだ。
【クロノ】
「……なんだ?」
周囲を見回しても、何も変化はない。
気のせいだろうかと再び足を踏み出すと―――床が抜けた。
【クロノ】
「―――っ!?」
とっさに何かにつかまろうとしたが、周囲は真っ暗な空間に飲み込まれる。
そして俺は、真っ逆さまに暗闇の中へと落ちていく……。
――『彼』のことを思い出していた。
病気のせいで、生きたくても生きられなくて。
俺がいたずらに関わったせいで、死なせてしまった高校生のことを。
【???】
「来てくれたんだね、クロノ」
【クロノ】
「……お前」
【???】
「会いたかった……!!」
そう言って『彼』は俺に飛びついてくる。
ふわりと太陽の匂いがして、俺は混乱した。
何故だ?
だって彼はもう―――
【???】
「だけど本当に、いつも突然だね。そんなに俺のことが心配?」
【クロノ】
「あ……ああ」
【???】
「変なの。俺の魂を運んでくれるのは君なんだろ?」
【???】
「それなのに心配だなんて。君以外の死神が来ても、追い返しちゃうから大丈夫だよ!」
屈託なく笑う彼が、寝間着の裾をはためかせて俺から離れる。
どうして俺は、こんなところにいるんだろう。
さっきまで俺は……
別のことをしていて、別の奴のことを考えていたはずだ。
―――あれ。それって、誰だっけ。
【???】
「ふふふふ、ねえクロノ!こっちに来てよ!」
そうして彼が俺へと手を伸ばす。
血で真っ赤に染まっている、細くて白い手を。
俺はその様子を、ぼんやりと眺めていた。
