[本編] 浅多 侑思 編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【クロノ】
「そっちこそ」
肩に回した腕を引き寄せて唇を奪うと、侑思は溜息混じりに応じてくれた。
予約したのは、夜景がキレイだと評判の最上階の部屋。
ドアを閉めるなり、俺は侑思の体を抱きすくめた。
酒のせいで、いつもよりも感情が昂ぶっている。
【浅多 侑思】
「いきなりだな……。ムードってものがないのか、お前には」
【クロノ】
「夜景を見ながらワインを飲んだりってこと? そんなの何度もやったじゃない」
【クロノ】
「今夜は特別な日なんだよ? 俺達のチームで作った商品がヒットして、ようやく会社に認めてもらえた日」
【クロノ】
「だからもっと、記念に…ずっと記憶に残るようなことをしよう」
どうやって、と首を傾げる侑思を、まずはベッドに座らせて。
俺はもったいぶって含み笑いをしながら、その前に立つ。
【クロノ】
「ちょっと今までとは違った趣向でプレイしてみようと思って」
【浅多 侑思】
「……あまりアブノーマルなのは好きじゃないぞ」
【クロノ】
「あれ。エッチ自体はあんまり嫌がらないんだね」
【クロノ】
「もしかして、それについてはオールオッケー?」
侑思は、しまったという風に口を曲げつつも、しぶしぶ言う。
【浅多 侑思】
「お前が仕事で疲れていそうだったから、遠慮していた」
【クロノ】
「……そっか」
【クロノ】
「最近全然したがらないから、マンネリってやつかと思って心配してたけど」
【クロノ】
「そっかそっか。……良かった。侑思もしたかったんだ」
【浅多 侑思】
「そ、そういうわけじゃ……、……」
そういうわけじゃないと最後まで言い切らないところに愛情を感じて。
甘酸っぱい感情に、ぎゅっと胸を締め付けられる。
【クロノ】
「うん。よしわかった。やっぱり今日はいつもと違う感じにする」
【クロノ】
「侑思が喜んでくれるように、俺、俄然はりきるから」
【浅多 侑思】
「い、いや。あまり力まなくていいぞ」
不穏な空気を感じたのか、侑思が座ったまま後ずさる。
俺はすかさず……両足の間にしな垂れかかった。
【浅多 侑思】
「ど、どうしたんだ突然…!?」
そうして荒い息を吐きながら、自分の下半身にそっと触れてみせる。
【浅多 侑思】
「……!?」
【クロノ】
「はあっ、はあっ、ぶ、部長…っ」
【クロノ】
「俺……ッ、も、もう、我慢できません……ッ」
【浅多 侑思】
「なっ…、え……」
突然身体をくねらせた俺の姿を、侑思は戸惑いながらも凝視する。
【クロノ】
「昼間、部長に言われた通り……まだ、つけたままなんです……」
【クロノ】
「前につけたままの、このローター…早く取ってください……!」
【浅多 侑思】
「そ…っ、そういう方向なのか……!?」
我慢できない風に、乱暴に侑思を押し倒し、馬乗りになって腰を突き出す。
侑思は、憐れむような視線をひとしきりこちらに向けた後。
お預け期間の長さが後押ししてくれたのか、少し熱っぽい目でそこを見つめてくれた。
演技をしていると理解した上でのこの行動は、真面目な侑思にとっては不本意だろうけど。
でも、内心はノリノリだと俺は判断する。
【クロノ】
「は、早く触ってくださ……、あ! ぶ、部長……ッ」
【クロノ】
「俺ッ、もう、我慢できな……、ぁ、あっ」
腰をビクつかせながら、たまに辛そうに唇を噛んだりすると。
侑思はゴクリと喉を鳴らして、恐る恐る俺のソコに手を伸ばす。
―――グイッ
【浅多 侑思】
「っ!?」
俺はすかさずその手首を掴んで引き上げて、侑思の尻をベッドから浮かせた状態にして。
片手でベルトを緩め、ズボンと下着をまとめて太腿までずり下げる。
あまりの早業に侑思が絶句している隙に、
ポケットから取り出したゴムの封を歯で噛み切って指に装着させて。
揃えたままの侑思の両足を横に倒し、隠れた窄まりの入り口を手探りで柔らかくしていく。
【浅多 侑思】
「……っ! も、もう勃ってるのか、お前……っ!?」
【クロノ】
「当然でしょう? 部長が僕をこんなにしたんじゃないですか……」
【クロノ】
「ね? もう、挿れさせてください、部長。あんまり焦らさないでください……っ」
言いながら前を寛げて、すっかり準備のできているモノを露出させて。
これ見よがしにゆっくりとゴムを被せていくと、侑思は口をパクパクさせながら青褪めた。
俺も顔を歪める。ステレオタイプな部長代理風に。
【クロノ】
「好きです、部長……ッ!!」
【浅多 侑思】
「待っ――――ぅぐ……!! ぐっ、んんっ……、ん、ん!!」
【クロノ】
「はあっ、せ、狭いです、浅多部長のナカ…ッ」
【浅多 侑思】
「はあっ、はっ、も、もっと、ゆっく……り、ぁ、ああ……!」
【クロノ】
「無理ですっ、ごめんなさいっ、はあ、はあ、部長、部長」
長年片思いしていた部長への想いが爆発して、若さ故に我慢がきかず乱暴にしてしまう…
―――というのが設定なので。
最奥を抉るように長いストロークで、かつ独り善がりな感じで突いてやる。
ベッドの軋みに合わせて、侑思の体がシーツを乱していく。
俺は更に、感じすぎるからと以前に泣いて嫌がられた部分を見つけ出し、遠慮無くそこに先端を当てる。
侑思がカッと目を見開いた。
【浅多 侑思】
「そ……、そこ、は――――、や、やめ」
体重をかけて捩じ込むように突き刺して、震わせる。
【浅多 侑思】
「やぁぁあああ――――ッ!! ぁああああぁ……!!」
熱くなっていた侑思のモノも、それがトドメになって完全に上を向いたので。
今度は、そっちも摩擦しながら一連の動きを繰り返して、一気に高みまで登りつめる。
【クロノ】
「部長、好きです、部長…ッ」
【浅多 侑思】
「ふあ、あっ、あぁ、あっ、あ……っぐ、――ッ、っ!! んン……!!」
溜まっていた者同士、いつもに増して早くて、ほぼ同時に達することができた。
侑思はスーツも直さずにぐったりしたまま、ジャケットを脱ぐ俺を眺めていた。
【浅多 侑思】
「何だったんだ、今のは」
【クロノ】
「部長と部長代理プレイ。なかなか良かっただろ? 斬新で」
すぐに罵声が飛んでくると予想しながら、にっこり笑って答えたけど。
侑思は照れ臭そうにそっぽを向いて、まあなと小さく呟いた。
素直な反応にきゅんとして、ベッドに寝そべりながら侑思をきつく抱きしめる。
【クロノ】
「好きだよ、侑思」
顔中にキスを浴びせながら囁くと、侑思からのお返しが不意に唇に降りてきた。
【浅多 侑思】
「僕も同じ気持ちだ」
【クロノ】
「………ずるい。嬉しいけど、もう一回」
侑思は額を抱えて顔を背けて。腹を括ったように俺の方へ寝返りを打ち、背中に手を回した。
【クロノ】
「侑思、好きだよ」
【浅多 侑思】
「……僕も好きだ」
ニンマリと笑うと、侑思は呆れたように眉を下げて。
だけど満更でもない風に微笑んでくれた。
それから俺達は仲良く風呂に入ってから、広いベッドの中で寄り添いながら眠りに向かっていった。
「そっちこそ」
肩に回した腕を引き寄せて唇を奪うと、侑思は溜息混じりに応じてくれた。
予約したのは、夜景がキレイだと評判の最上階の部屋。
ドアを閉めるなり、俺は侑思の体を抱きすくめた。
酒のせいで、いつもよりも感情が昂ぶっている。
【浅多 侑思】
「いきなりだな……。ムードってものがないのか、お前には」
【クロノ】
「夜景を見ながらワインを飲んだりってこと? そんなの何度もやったじゃない」
【クロノ】
「今夜は特別な日なんだよ? 俺達のチームで作った商品がヒットして、ようやく会社に認めてもらえた日」
【クロノ】
「だからもっと、記念に…ずっと記憶に残るようなことをしよう」
どうやって、と首を傾げる侑思を、まずはベッドに座らせて。
俺はもったいぶって含み笑いをしながら、その前に立つ。
【クロノ】
「ちょっと今までとは違った趣向でプレイしてみようと思って」
【浅多 侑思】
「……あまりアブノーマルなのは好きじゃないぞ」
【クロノ】
「あれ。エッチ自体はあんまり嫌がらないんだね」
【クロノ】
「もしかして、それについてはオールオッケー?」
侑思は、しまったという風に口を曲げつつも、しぶしぶ言う。
【浅多 侑思】
「お前が仕事で疲れていそうだったから、遠慮していた」
【クロノ】
「……そっか」
【クロノ】
「最近全然したがらないから、マンネリってやつかと思って心配してたけど」
【クロノ】
「そっかそっか。……良かった。侑思もしたかったんだ」
【浅多 侑思】
「そ、そういうわけじゃ……、……」
そういうわけじゃないと最後まで言い切らないところに愛情を感じて。
甘酸っぱい感情に、ぎゅっと胸を締め付けられる。
【クロノ】
「うん。よしわかった。やっぱり今日はいつもと違う感じにする」
【クロノ】
「侑思が喜んでくれるように、俺、俄然はりきるから」
【浅多 侑思】
「い、いや。あまり力まなくていいぞ」
不穏な空気を感じたのか、侑思が座ったまま後ずさる。
俺はすかさず……両足の間にしな垂れかかった。
【浅多 侑思】
「ど、どうしたんだ突然…!?」
そうして荒い息を吐きながら、自分の下半身にそっと触れてみせる。
【浅多 侑思】
「……!?」
【クロノ】
「はあっ、はあっ、ぶ、部長…っ」
【クロノ】
「俺……ッ、も、もう、我慢できません……ッ」
【浅多 侑思】
「なっ…、え……」
突然身体をくねらせた俺の姿を、侑思は戸惑いながらも凝視する。
【クロノ】
「昼間、部長に言われた通り……まだ、つけたままなんです……」
【クロノ】
「前につけたままの、このローター…早く取ってください……!」
【浅多 侑思】
「そ…っ、そういう方向なのか……!?」
我慢できない風に、乱暴に侑思を押し倒し、馬乗りになって腰を突き出す。
侑思は、憐れむような視線をひとしきりこちらに向けた後。
お預け期間の長さが後押ししてくれたのか、少し熱っぽい目でそこを見つめてくれた。
演技をしていると理解した上でのこの行動は、真面目な侑思にとっては不本意だろうけど。
でも、内心はノリノリだと俺は判断する。
【クロノ】
「は、早く触ってくださ……、あ! ぶ、部長……ッ」
【クロノ】
「俺ッ、もう、我慢できな……、ぁ、あっ」
腰をビクつかせながら、たまに辛そうに唇を噛んだりすると。
侑思はゴクリと喉を鳴らして、恐る恐る俺のソコに手を伸ばす。
―――グイッ
【浅多 侑思】
「っ!?」
俺はすかさずその手首を掴んで引き上げて、侑思の尻をベッドから浮かせた状態にして。
片手でベルトを緩め、ズボンと下着をまとめて太腿までずり下げる。
あまりの早業に侑思が絶句している隙に、
ポケットから取り出したゴムの封を歯で噛み切って指に装着させて。
揃えたままの侑思の両足を横に倒し、隠れた窄まりの入り口を手探りで柔らかくしていく。
【浅多 侑思】
「……っ! も、もう勃ってるのか、お前……っ!?」
【クロノ】
「当然でしょう? 部長が僕をこんなにしたんじゃないですか……」
【クロノ】
「ね? もう、挿れさせてください、部長。あんまり焦らさないでください……っ」
言いながら前を寛げて、すっかり準備のできているモノを露出させて。
これ見よがしにゆっくりとゴムを被せていくと、侑思は口をパクパクさせながら青褪めた。
俺も顔を歪める。ステレオタイプな部長代理風に。
【クロノ】
「好きです、部長……ッ!!」
【浅多 侑思】
「待っ――――ぅぐ……!! ぐっ、んんっ……、ん、ん!!」
【クロノ】
「はあっ、せ、狭いです、浅多部長のナカ…ッ」
【浅多 侑思】
「はあっ、はっ、も、もっと、ゆっく……り、ぁ、ああ……!」
【クロノ】
「無理ですっ、ごめんなさいっ、はあ、はあ、部長、部長」
長年片思いしていた部長への想いが爆発して、若さ故に我慢がきかず乱暴にしてしまう…
―――というのが設定なので。
最奥を抉るように長いストロークで、かつ独り善がりな感じで突いてやる。
ベッドの軋みに合わせて、侑思の体がシーツを乱していく。
俺は更に、感じすぎるからと以前に泣いて嫌がられた部分を見つけ出し、遠慮無くそこに先端を当てる。
侑思がカッと目を見開いた。
【浅多 侑思】
「そ……、そこ、は――――、や、やめ」
体重をかけて捩じ込むように突き刺して、震わせる。
【浅多 侑思】
「やぁぁあああ――――ッ!! ぁああああぁ……!!」
熱くなっていた侑思のモノも、それがトドメになって完全に上を向いたので。
今度は、そっちも摩擦しながら一連の動きを繰り返して、一気に高みまで登りつめる。
【クロノ】
「部長、好きです、部長…ッ」
【浅多 侑思】
「ふあ、あっ、あぁ、あっ、あ……っぐ、――ッ、っ!! んン……!!」
溜まっていた者同士、いつもに増して早くて、ほぼ同時に達することができた。
侑思はスーツも直さずにぐったりしたまま、ジャケットを脱ぐ俺を眺めていた。
【浅多 侑思】
「何だったんだ、今のは」
【クロノ】
「部長と部長代理プレイ。なかなか良かっただろ? 斬新で」
すぐに罵声が飛んでくると予想しながら、にっこり笑って答えたけど。
侑思は照れ臭そうにそっぽを向いて、まあなと小さく呟いた。
素直な反応にきゅんとして、ベッドに寝そべりながら侑思をきつく抱きしめる。
【クロノ】
「好きだよ、侑思」
顔中にキスを浴びせながら囁くと、侑思からのお返しが不意に唇に降りてきた。
【浅多 侑思】
「僕も同じ気持ちだ」
【クロノ】
「………ずるい。嬉しいけど、もう一回」
侑思は額を抱えて顔を背けて。腹を括ったように俺の方へ寝返りを打ち、背中に手を回した。
【クロノ】
「侑思、好きだよ」
【浅多 侑思】
「……僕も好きだ」
ニンマリと笑うと、侑思は呆れたように眉を下げて。
だけど満更でもない風に微笑んでくれた。
それから俺達は仲良く風呂に入ってから、広いベッドの中で寄り添いながら眠りに向かっていった。