谷崎と交際一年目
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【梶井】
「そうですよ、宮沢さん。貴方が気を病むことは何処にもありません」
【梶井】
「少しくらいの騒ぎでしたら、むしろ経験になると思っていましたが……」
【梶井】
「こんな事態が起きてしまっては、今回は鎮火が必要ですね」
梶井さんはそう言うと、険しい顔でどこかに電話をかけ始めた
【梶井】
「ええ、私です…宮沢さんの件で……はい、あの男も……では、お願いしますね」
しばらく難しそうな顔で話していた梶井さんは、電話を切ると安心させるように笑みを浮かべた
【梶井】
「これで恐らくは大丈夫でしょう。あの男も、すぐに見つかって逮捕されたようですよ」
【谷崎】
「俺は、愛する宮沢を守れたことが一番だからな」
【宮沢】
「そんなの…っく、俺だって……潤司、守りたいもん」
俺が頭を撫でると、宮沢は両手でグシグシと目を擦る
【宮沢】
「俺、今度からは自分でもちゃんと断れるようにするから……」
【宮沢】
「潤司に甘えてばっかりじゃ、ずっとこのままだもんね」
未だに目元を赤くしながら、それでも宮沢は決意を滲ませた笑みを見せる
【谷崎】
「宮沢……ありがとう」
【宮沢】
「えへへ…俺も、ありがとう、潤司。いつも守ってくれて」
【谷崎】
(俺のために、こんなにも泣いたり笑ったり……どれだけ俺を嬉しくさせれば気が済むんだろうか)
ようやく笑顔になった宮沢に、愛おしさを伝えるようにキスをする
【宮沢】
「潤司…んぅ……ふ、あ…じゅん、じ……んんっ」
交わる唾液が媚薬のように火照らせ、俺は夢中になって宮沢の身体をかき抱いた
宮沢も考えていることは同じなようで、甘えるようにすり寄ってくる
【谷崎】
「宮沢……このまま、いいだろうか…?」
【宮沢】
「ん、あっ……ま、待って…潤司……っ」
そっといつものようにベッドに押し倒そうとしたら、慌てて止められてしまった
【宮沢】
「潤司は安静にしてなきゃいけないんでしょ?だから……」
そしてベッドに腰を掛けている俺の足元に、顔を真っ赤にしながら跪いた
【宮沢】
「だから、今日は俺がやるから…潤司は大人しくしてて、ね?」
【谷崎】
「何を…っ、宮沢……!?」
言うが早いか宮沢は俺のベルトに手をかけると、ズボンをくつろげ始めた
【宮沢】
「あっ……潤司の、おっきくなってる……」
【谷崎】
「し、仕方ないだろう…お前に、そんなこと言われたら……俺は…っ」
下着の上からでもわかるほどに張りつめたソレを見た宮沢が、そっと眉をしかめる
【宮沢】
「すごく苦しそう……えっと、すぐに楽にする…から」
【谷崎】
「無理にやろうとしなくても……っ、あ、っくぅ」
俺の言葉は、宮沢が下着をずり下げることで止められてしまう
【宮沢】
「無理なんかじゃないよ…むしろ潤司がこんな風になってるの、嬉しい」
マジマジと見つめられて震える屹立に、宮沢が顔を寄せる
―チュゥッ……
まるで慈しむように、蜜を溢れさせている先端に軽い口づけが落とされた
【宮沢】
「ぅむっ……ふ、ん……っちゅ…んん」
反り返る根本に指を添えられて、俺のがゆっくりと宮沢の口腔に埋まっていった
【谷崎】
「宮沢…く、あ……っ」
幹にはねっとりと熱い舌が絡み、咥えきれなかった部分は指で擦られる
滅多にしないためか少し拙い動きではあるものの、そのもどかしさがさらに欲情を煽ってきた
【宮沢】
「ふ…ぁむ……っ、ん…じゅん、じ……きもち、ぃ?」
【谷崎】
「あ、あ……いい、から…っ、う…ぁっ」
宮沢の喉の振動が刺激となって伝わり、腰がゾクゾクと震えあがる
【谷崎】
(これは…気をつけていないと、すぐに果ててしまいそうだ……)
【宮沢】
「んぅ……ちゅ、ぅ…む……ふぅ、んっ」
反応を確かめるように上目遣いで見てくるから、視覚的にも頭がクラクラとしてきてしまう
【宮沢】
「じゅんじ……出して、いいから……ん、このまま…ぁ、ぅ」
【谷崎】
「しかし…っ、ダメだ……はなして、くれ……宮沢っ」
【宮沢】
「らいじょぉぶ……む…ふ、ちゅ……ね、出して…ぇ?」
宮沢の頭を掴んで離そうとするも、追い上げるように口を上下に動かされる
先端の一番弱い部分を一際強く吸われ、熱いモノが腰から一気に駆け上がってきた
【谷崎】
「宮沢……う、あぁっ……っく、あ…」
【宮沢】
「うむっ……ん、ん…ぷぁ……む、ぁっ」
ビクビクと震えるソレを、最後の一滴まで絞るように舐め上げられる
【宮沢】
「んっく、ふふ…すご、ぃ……いっぱい、潤司の……」
うっとりとした顔の宮沢の喉が、ゴクリと鳴る
【谷崎】
「お前と言うやつは…俺を大人しくさせたいんじゃなかったのか……っ」
【宮沢】
「ふぇっ?あ、潤司……うぅ、ん……ぁ」
宮沢をベッドに引き上げた俺は、そのまま抱きしめるように押し倒し……
夢中になって、愛しい宮沢を求めるように身体を重ねたのだった
その翌日――
梶井さんが何かしらの対処をしてくれたとは言え、宮沢の周りには未だに騒がしかった
【男子学生1】
「うっわー!宮沢くんっすよね?記念にサインとかしてもらってもいいっすか!?」
【宮沢】
「あ…ごめんなさい。俺は、普通のシンクロコーチに過ぎないので……」
【宮沢】
「俺自身じゃなくて、男子シンクロを応援してくれると嬉しいです」
宮沢は同じ大学の学生でさえ、不用意に騒ぐ相手には毅然とした態度で接していた
【谷崎】
(まだ不安は残るが……この調子であれば、宮沢も大丈夫だろう)
他人の好意を無下に出来なかった
宮沢が、ちゃんと自分で断るようになっている
【宮沢】
「潤司、どうしたの?早く行かないと講義始まっちゃうよ」
【谷崎】
「いや……ああ、そうだな。すぐに行こう」
少しだけ頼もしくなったような背中を、俺は眩しい思いで追いかけたのだった
―第5話―
――あの騒動からしばらく経って、季節はすっかり冬に変わっていた
【宮沢】
「今日もいっぱい買っちゃったね。こんなに食べきれるかな」
夕飯の買い出しを終えて、二人で買い物袋を持ちながら雪の積もった道を歩く
「そうですよ、宮沢さん。貴方が気を病むことは何処にもありません」
【梶井】
「少しくらいの騒ぎでしたら、むしろ経験になると思っていましたが……」
【梶井】
「こんな事態が起きてしまっては、今回は鎮火が必要ですね」
梶井さんはそう言うと、険しい顔でどこかに電話をかけ始めた
【梶井】
「ええ、私です…宮沢さんの件で……はい、あの男も……では、お願いしますね」
しばらく難しそうな顔で話していた梶井さんは、電話を切ると安心させるように笑みを浮かべた
【梶井】
「これで恐らくは大丈夫でしょう。あの男も、すぐに見つかって逮捕されたようですよ」
【谷崎】
「俺は、愛する宮沢を守れたことが一番だからな」
【宮沢】
「そんなの…っく、俺だって……潤司、守りたいもん」
俺が頭を撫でると、宮沢は両手でグシグシと目を擦る
【宮沢】
「俺、今度からは自分でもちゃんと断れるようにするから……」
【宮沢】
「潤司に甘えてばっかりじゃ、ずっとこのままだもんね」
未だに目元を赤くしながら、それでも宮沢は決意を滲ませた笑みを見せる
【谷崎】
「宮沢……ありがとう」
【宮沢】
「えへへ…俺も、ありがとう、潤司。いつも守ってくれて」
【谷崎】
(俺のために、こんなにも泣いたり笑ったり……どれだけ俺を嬉しくさせれば気が済むんだろうか)
ようやく笑顔になった宮沢に、愛おしさを伝えるようにキスをする
【宮沢】
「潤司…んぅ……ふ、あ…じゅん、じ……んんっ」
交わる唾液が媚薬のように火照らせ、俺は夢中になって宮沢の身体をかき抱いた
宮沢も考えていることは同じなようで、甘えるようにすり寄ってくる
【谷崎】
「宮沢……このまま、いいだろうか…?」
【宮沢】
「ん、あっ……ま、待って…潤司……っ」
そっといつものようにベッドに押し倒そうとしたら、慌てて止められてしまった
【宮沢】
「潤司は安静にしてなきゃいけないんでしょ?だから……」
そしてベッドに腰を掛けている俺の足元に、顔を真っ赤にしながら跪いた
【宮沢】
「だから、今日は俺がやるから…潤司は大人しくしてて、ね?」
【谷崎】
「何を…っ、宮沢……!?」
言うが早いか宮沢は俺のベルトに手をかけると、ズボンをくつろげ始めた
【宮沢】
「あっ……潤司の、おっきくなってる……」
【谷崎】
「し、仕方ないだろう…お前に、そんなこと言われたら……俺は…っ」
下着の上からでもわかるほどに張りつめたソレを見た宮沢が、そっと眉をしかめる
【宮沢】
「すごく苦しそう……えっと、すぐに楽にする…から」
【谷崎】
「無理にやろうとしなくても……っ、あ、っくぅ」
俺の言葉は、宮沢が下着をずり下げることで止められてしまう
【宮沢】
「無理なんかじゃないよ…むしろ潤司がこんな風になってるの、嬉しい」
マジマジと見つめられて震える屹立に、宮沢が顔を寄せる
―チュゥッ……
まるで慈しむように、蜜を溢れさせている先端に軽い口づけが落とされた
【宮沢】
「ぅむっ……ふ、ん……っちゅ…んん」
反り返る根本に指を添えられて、俺のがゆっくりと宮沢の口腔に埋まっていった
【谷崎】
「宮沢…く、あ……っ」
幹にはねっとりと熱い舌が絡み、咥えきれなかった部分は指で擦られる
滅多にしないためか少し拙い動きではあるものの、そのもどかしさがさらに欲情を煽ってきた
【宮沢】
「ふ…ぁむ……っ、ん…じゅん、じ……きもち、ぃ?」
【谷崎】
「あ、あ……いい、から…っ、う…ぁっ」
宮沢の喉の振動が刺激となって伝わり、腰がゾクゾクと震えあがる
【谷崎】
(これは…気をつけていないと、すぐに果ててしまいそうだ……)
【宮沢】
「んぅ……ちゅ、ぅ…む……ふぅ、んっ」
反応を確かめるように上目遣いで見てくるから、視覚的にも頭がクラクラとしてきてしまう
【宮沢】
「じゅんじ……出して、いいから……ん、このまま…ぁ、ぅ」
【谷崎】
「しかし…っ、ダメだ……はなして、くれ……宮沢っ」
【宮沢】
「らいじょぉぶ……む…ふ、ちゅ……ね、出して…ぇ?」
宮沢の頭を掴んで離そうとするも、追い上げるように口を上下に動かされる
先端の一番弱い部分を一際強く吸われ、熱いモノが腰から一気に駆け上がってきた
【谷崎】
「宮沢……う、あぁっ……っく、あ…」
【宮沢】
「うむっ……ん、ん…ぷぁ……む、ぁっ」
ビクビクと震えるソレを、最後の一滴まで絞るように舐め上げられる
【宮沢】
「んっく、ふふ…すご、ぃ……いっぱい、潤司の……」
うっとりとした顔の宮沢の喉が、ゴクリと鳴る
【谷崎】
「お前と言うやつは…俺を大人しくさせたいんじゃなかったのか……っ」
【宮沢】
「ふぇっ?あ、潤司……うぅ、ん……ぁ」
宮沢をベッドに引き上げた俺は、そのまま抱きしめるように押し倒し……
夢中になって、愛しい宮沢を求めるように身体を重ねたのだった
その翌日――
梶井さんが何かしらの対処をしてくれたとは言え、宮沢の周りには未だに騒がしかった
【男子学生1】
「うっわー!宮沢くんっすよね?記念にサインとかしてもらってもいいっすか!?」
【宮沢】
「あ…ごめんなさい。俺は、普通のシンクロコーチに過ぎないので……」
【宮沢】
「俺自身じゃなくて、男子シンクロを応援してくれると嬉しいです」
宮沢は同じ大学の学生でさえ、不用意に騒ぐ相手には毅然とした態度で接していた
【谷崎】
(まだ不安は残るが……この調子であれば、宮沢も大丈夫だろう)
他人の好意を無下に出来なかった
宮沢が、ちゃんと自分で断るようになっている
【宮沢】
「潤司、どうしたの?早く行かないと講義始まっちゃうよ」
【谷崎】
「いや……ああ、そうだな。すぐに行こう」
少しだけ頼もしくなったような背中を、俺は眩しい思いで追いかけたのだった
―第5話―
――あの騒動からしばらく経って、季節はすっかり冬に変わっていた
【宮沢】
「今日もいっぱい買っちゃったね。こんなに食べきれるかな」
夕飯の買い出しを終えて、二人で買い物袋を持ちながら雪の積もった道を歩く