吉川と初お泊り
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あの告白から―
3ヶ月
【宮沢】
「わあ、誰も居ませんよ!
貸し切りみたいですね」
俺と吉川先輩以外…誰も居ない露天風呂で、歓声をあげて振り返る
【吉川】
「おい、石畳は滑りやすいからよ
ゆっくり歩けよ?」
【宮沢】
「はい、吉川先輩」
相変わらず気遣ってくれる先輩の言葉に、くすぐったい気持ちで微笑み返す
冬休みを利用して、2人で初めての旅行に来た俺達―
交通費の節約で、長距離バスに乗ってきたため、お互いすっかり疲れ切っていて…
早めの夕飯を食べ終えた直後に爆睡してしまい……何故か目が覚めた午前1時
【吉川】
「あー、寒みーと思ったら雪が積もってやがんな」
【宮沢】
「本当ですね
それに…まだちらほら降ってますよ」
両掌をかざして空を見上げ、ふわふわと落ちてくる雪を受け止める
【吉川】
「ちょ!?おま…!
誰も居ねーからって、前くらいちゃんと隠しとけよ!」
【宮沢】
「……あ!
す…すみません」
雪に夢中になって両手を上げてしまったために、すっかり無防備な姿を晒していることに気付く
【吉川】
「…気をつけろよ
ただでさえ抜けてやがんだから、あんま隙見せてんじゃねーぞ」
フイッと目を逸らした吉川先輩が、不機嫌そうな様子で苦言を漏らす
【宮沢】
「えっとあの…、お見苦しいところをお見せして……その……」
思いがけない失態に、すっかり狼狽した俺は…
フラフラと洗い場にしゃがみ込み…
……カコン
ジャバジャバジャバ……
備え付けの檜の桶に…半ば無意識に無言でお湯を溜め始める
【宮沢】
(うう…、急に恥ずかしいところ全開で立ち尽くすとか……俺……)
【宮沢】
(せっかく2人きりで初めての旅行なのに……いきなり呆れさせちゃって……)
―ポン
マイナス思考が積もって、うっかり涙ぐんでしまった俺の頭上に、優しい感触が触れる
【吉川】
「…………」
見上げると、隣の蛇口の前に腰掛けた先輩が…腕を伸ばして俺の頭に掌を乗せていた
【吉川】
「まったく…、こんなことくらいで落ち込むんじゃねーよ」
【吉川】
「…別に、怒ったわけじゃねーんだからよ」
【宮沢】
「……でも、本当にすみません
ちゃんと…気をつけますから」
腰にかけたタオルをきゅっと握り締め……俯き気味に謝る…
【吉川】
「…あー、だからよ……
悪ぃ…言葉がキツすぎた」
【吉川】
「その…さ、あんま無防備にされっと…、俺がやべーんだよ」
【宮沢】
「……え」
【吉川】
「…それによ、そういう格好…他の野郎の前でもうっかり晒してんじゃねーかと思うと…」
【吉川】
「気が気じゃねーっつーか…」
温泉の湯気の所為だろうか、吉川先輩の頬は…心なしか赤く染まっている
【宮沢】
「あの、先輩……それって……」
【吉川】
「チ…、いいんだよ
この話はナシだ」
【吉川】
「ほら、こんなとこでボーっとしてっと身体冷えんだろーが」
【吉川】
「さっさと洗って、湯船に入んぞ」
【宮沢】
「あ…、は…はい」
【宮沢】
「………」
なんとなく気恥ずかしい雰囲気になって、2人無言で身体を洗う
ザパー、ゴシゴシ…
ザパー
お湯と、身体をこするタオルの音だけが……沈黙の中に響く
【宮沢】
(そういえば、普段水着は見慣れてるけど…)
【宮沢】
(こうして裸で一緒にお風呂に入るなんて……)
【宮沢】
(あ、あれ…?何だか急に緊張してきちゃった…)
一度意識し出すと、さっきの失態が余計に恥ずかしくなって…顔から火が出そうになる
【吉川】
「…おい宮沢、いつまで洗ってる気だ。湯に浸かる前に、身体ふやけちまうぞ」
【宮沢】
「わわわ…、ごめんなさい俺、またぼんやりしちゃって…!」
【吉川】
「おいおい、身体洗うだけでのぼせてたら世話ねーぞ」
【宮沢】
「で…ですよね。あはは……お風呂、浸かりましょうか」
先輩からの呼びかけで、慌てて立ち上がったのがまずかった
……はらり
腰にかけていたタオルが……温泉の石畳の上に………
落ちた
【吉川】
「!!??」
【宮沢】
「!!??」
―再びの失態
そして……………沈黙
……タオルの下にあった俺のモノは
半ば…勃ちあがっていたのだった
―初お泊り編・吉川第1話―
『天然悪魔』
初お泊り編・吉川第1話
『天然悪魔』
【吉川】
「…お前、いいからさっさと湯に浸かれ」
【宮沢】
「あうう…、本当にごめんなさい」
ちゃぽ……
………ちゃぷん
宮沢は、恥ずかしそうに前を抑えて…しゅんとした様子で、湯船に身を沈めた
……ざぷ
俺も、宮沢に続いて湯船に身体を浸す
【吉川】
(ち……
続けざまにあんなん見せられたら、俺がやべーっつんだよ……)
宮沢の手前…、必死に理性を総動員していたものの
正直脱衣所でアイツが服を脱ぎ始めた辺りから…
俺の方が……
ヤバかったのだ
【宮沢】
「えへへ、温泉なんて…中学生の頃の家族旅行以来です」
【吉川】
「そうか、俺も似たようなもんだな」
【宮沢】
「ここのお湯って、消化器系にすごく良いんですって!楽しみですね」
【宮沢】
「♪~♪~」
3ヶ月
【宮沢】
「わあ、誰も居ませんよ!
貸し切りみたいですね」
俺と吉川先輩以外…誰も居ない露天風呂で、歓声をあげて振り返る
【吉川】
「おい、石畳は滑りやすいからよ
ゆっくり歩けよ?」
【宮沢】
「はい、吉川先輩」
相変わらず気遣ってくれる先輩の言葉に、くすぐったい気持ちで微笑み返す
冬休みを利用して、2人で初めての旅行に来た俺達―
交通費の節約で、長距離バスに乗ってきたため、お互いすっかり疲れ切っていて…
早めの夕飯を食べ終えた直後に爆睡してしまい……何故か目が覚めた午前1時
【吉川】
「あー、寒みーと思ったら雪が積もってやがんな」
【宮沢】
「本当ですね
それに…まだちらほら降ってますよ」
両掌をかざして空を見上げ、ふわふわと落ちてくる雪を受け止める
【吉川】
「ちょ!?おま…!
誰も居ねーからって、前くらいちゃんと隠しとけよ!」
【宮沢】
「……あ!
す…すみません」
雪に夢中になって両手を上げてしまったために、すっかり無防備な姿を晒していることに気付く
【吉川】
「…気をつけろよ
ただでさえ抜けてやがんだから、あんま隙見せてんじゃねーぞ」
フイッと目を逸らした吉川先輩が、不機嫌そうな様子で苦言を漏らす
【宮沢】
「えっとあの…、お見苦しいところをお見せして……その……」
思いがけない失態に、すっかり狼狽した俺は…
フラフラと洗い場にしゃがみ込み…
……カコン
ジャバジャバジャバ……
備え付けの檜の桶に…半ば無意識に無言でお湯を溜め始める
【宮沢】
(うう…、急に恥ずかしいところ全開で立ち尽くすとか……俺……)
【宮沢】
(せっかく2人きりで初めての旅行なのに……いきなり呆れさせちゃって……)
―ポン
マイナス思考が積もって、うっかり涙ぐんでしまった俺の頭上に、優しい感触が触れる
【吉川】
「…………」
見上げると、隣の蛇口の前に腰掛けた先輩が…腕を伸ばして俺の頭に掌を乗せていた
【吉川】
「まったく…、こんなことくらいで落ち込むんじゃねーよ」
【吉川】
「…別に、怒ったわけじゃねーんだからよ」
【宮沢】
「……でも、本当にすみません
ちゃんと…気をつけますから」
腰にかけたタオルをきゅっと握り締め……俯き気味に謝る…
【吉川】
「…あー、だからよ……
悪ぃ…言葉がキツすぎた」
【吉川】
「その…さ、あんま無防備にされっと…、俺がやべーんだよ」
【宮沢】
「……え」
【吉川】
「…それによ、そういう格好…他の野郎の前でもうっかり晒してんじゃねーかと思うと…」
【吉川】
「気が気じゃねーっつーか…」
温泉の湯気の所為だろうか、吉川先輩の頬は…心なしか赤く染まっている
【宮沢】
「あの、先輩……それって……」
【吉川】
「チ…、いいんだよ
この話はナシだ」
【吉川】
「ほら、こんなとこでボーっとしてっと身体冷えんだろーが」
【吉川】
「さっさと洗って、湯船に入んぞ」
【宮沢】
「あ…、は…はい」
【宮沢】
「………」
なんとなく気恥ずかしい雰囲気になって、2人無言で身体を洗う
ザパー、ゴシゴシ…
ザパー
お湯と、身体をこするタオルの音だけが……沈黙の中に響く
【宮沢】
(そういえば、普段水着は見慣れてるけど…)
【宮沢】
(こうして裸で一緒にお風呂に入るなんて……)
【宮沢】
(あ、あれ…?何だか急に緊張してきちゃった…)
一度意識し出すと、さっきの失態が余計に恥ずかしくなって…顔から火が出そうになる
【吉川】
「…おい宮沢、いつまで洗ってる気だ。湯に浸かる前に、身体ふやけちまうぞ」
【宮沢】
「わわわ…、ごめんなさい俺、またぼんやりしちゃって…!」
【吉川】
「おいおい、身体洗うだけでのぼせてたら世話ねーぞ」
【宮沢】
「で…ですよね。あはは……お風呂、浸かりましょうか」
先輩からの呼びかけで、慌てて立ち上がったのがまずかった
……はらり
腰にかけていたタオルが……温泉の石畳の上に………
落ちた
【吉川】
「!!??」
【宮沢】
「!!??」
―再びの失態
そして……………沈黙
……タオルの下にあった俺のモノは
半ば…勃ちあがっていたのだった
―初お泊り編・吉川第1話―
『天然悪魔』
初お泊り編・吉川第1話
『天然悪魔』
【吉川】
「…お前、いいからさっさと湯に浸かれ」
【宮沢】
「あうう…、本当にごめんなさい」
ちゃぽ……
………ちゃぷん
宮沢は、恥ずかしそうに前を抑えて…しゅんとした様子で、湯船に身を沈めた
……ざぷ
俺も、宮沢に続いて湯船に身体を浸す
【吉川】
(ち……
続けざまにあんなん見せられたら、俺がやべーっつんだよ……)
宮沢の手前…、必死に理性を総動員していたものの
正直脱衣所でアイツが服を脱ぎ始めた辺りから…
俺の方が……
ヤバかったのだ
【宮沢】
「えへへ、温泉なんて…中学生の頃の家族旅行以来です」
【吉川】
「そうか、俺も似たようなもんだな」
【宮沢】
「ここのお湯って、消化器系にすごく良いんですって!楽しみですね」
【宮沢】
「♪~♪~」