志賀と初お泊り
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―初お泊り編・志賀第4話―
『エウリュディケー』
【宮沢】
「わあ!このワイン、すごく美味しいですね!」
【志賀】
「当然だ
俺が貴様の嗜好に合わせて、特別に選んだものだからな」
夜景を見ながら、2人でワイングラスを傾ける
―あの後、ルームサービスで食事を取り
食後しばらく休んでから
宮沢を風呂に入れてやったのだ
【宮沢】
「何だか急でびっくりしましたけど、今日はありがとうございます」
バスローブ姿で微笑む宮沢の頬は、ワインの所為か薔薇色に染まっている
【志賀】
「うむ。俺のエスコートは常に完璧だ。存分に楽しむがいい」
自分自身もグラスを傾けつつ、宮沢の様子を観察する
【志賀】
(ふむ。緩んだ顔をして、良い兆候だ)
適度にアルコールを摂った方が、リラックスして痛みも感じにくくなるだろうと
甘みが強く飲みやすい、そして悪酔いしない上質の貴腐ワインをフランスから取り寄せたのだ
【志賀】
「もう少し飲むがいい
いや、その前に…」
【志賀】
「貴様が座るのはここだ」
―ひょい
【宮沢】
「あ…っ」
もはや眺めるだけでは満足できなくなり、膝の上に宮沢を抱きあげる
【志賀】
(―これは!!)
アルコールで桜色に色づいた、風呂上りのしっとりとした肌……
首筋や、少し湿り気を帯びたままの髪から香る―、洗いたての宮沢の芳香……
―あまりに官能的で
―あまりにいとおしすぎて
………俺は
最後の最後で、詰めを誤ってしまった
ぐいっ!
【宮沢】
「やぁ…っ!
志賀助きょ……何を!?」
宮沢の膝を持ち上げて左右に押し開くと、慌てたような悲鳴があがった
【志賀】
「何を…だと?…フ、堪能させて貰うのだ。貴様をな」
【志賀】
「フン…
なかなかに良い眺めだ」
バスローブの裾が割れて、宮沢の白い内腿が付け根まで露わになる
風呂の後は下着をつけていないため、俺より少し慎ましいサイズの、まだ柔らかいものが…
灯りの下に晒されている
【宮沢】
「いや……、嫌です志賀助教……
脚…閉じさせて……」
右脚は俺の膝、左脚は俺の手によって、それぞれがっちりと固定された宮沢は…
逃れられないながらもジタバタと手足をうごかして、バスローブの裾を必死に引っ張る
【志賀】
「今さら何を恥ずかしがることがあるのだ」
【志賀】
「俺は貴様の身体を隅々まで知り尽くしているというのに」
もがいた所為ではだけた襟元から覗く、紅く色付いた頂きを眺めつつ…、脚の付け根に手を伸ばす
【宮沢】
「ひぁっ!
やぁ…あ……」
身悶えする動きに合わせて…悩ましげにぷるぷると震えるその部分が、俺の情欲を最大限に煽った
【志賀】
「嫌な筈はないだろうが。
この3ヶ月で、貴様のツボは全て心得ているのだ」
きゅむ…
しゅこ、しゅこ、しゅこ、しゅこ……
【宮沢】
「ん…ッ!あ…ッ、あッ、あッ…あ……」
的確な圧力で付け根を握り、緩急をつけながら擦ってやると
宮沢のその部分はみるみる固く反応した
【志賀】
「フン。どうだ、気持ちが良かろう」
【志賀】
「俺はこの3ヶ月間で、貴様のあらゆる部位への刺激反応を実験・調査済なのだからな」
【志賀】
「もはや俺の手にかかれば、貴様を秒単位で望みの時間に達させてやることも可能だ」
【宮沢】
「……………
……………実験?」
【志賀】
「ああそうだ、実験だ」
【志賀】
「結果は完璧だった
だからこうして、今日遂に………」
【宮沢】
「…………ふ
………………ふぇ」
【志賀】
「………ん?」
宮沢の身体が、小刻みに震えだす
………ポロ
【志賀】
「!!??」
【宮沢】
「ふええぇえぇえぇ……
実験は…実験はやだって言ったのに……うぇぇぇえええぇ…」
宮沢の瞳から、大粒の涙が次々に溢れ出していた
………
―初お泊り編・志賀最終話―
『初夜』
【志賀】
「な…何故泣くのだ!?」
【宮沢】
「ら…らって、俺で……実験て…………」
【宮沢】
「あれからずっと…、志賀助きょ……優しいって…思…てた……に…」
酔いのせいもあってか、一度堰(せき)を切った涙はなかなか止まらない
でも……、そんな酔いも一瞬で醒める程に…志賀助教の言葉が悲しくて………
【宮沢】
「……ひっく
今までずっと、俺……研究対象だったんですか……」
【宮沢】
「いやらしいことされても…、恋人だって……言ってくれたから……嬉しかった…に……」
【志賀】
「こ…恋人だろう。間違いなく」
【宮沢】
「……でも、さっき実験て……調査て…………」
【宮沢】
「じ…実験だから…、だから志賀助教ご自身は……俺のいないところで……」
…志賀助教が『恋人の情欲を処理するのは、当然の責務であり権利だ』と言っていたにも関わらず
この3ヶ月、一度も俺を求めて来なかったのは………
志賀助教が、俺を恋人だと認めてくれていなかったから………
―志賀助教は、俺にとっての『恋人』を演じてくれているだけで、志賀助教にとっては………
【宮沢】
「俺、勘違いしてたんですね……」
【宮沢】
「俺……ばっかり……優しくしてくれてる…て…勘違いして……ぅ…うぇえ……」
恥かしいことをされて、一人で達して…処理されて……
【志賀】
「か…勘違いなどではない!
研究は貴様のためなのだ!」
『エウリュディケー』
【宮沢】
「わあ!このワイン、すごく美味しいですね!」
【志賀】
「当然だ
俺が貴様の嗜好に合わせて、特別に選んだものだからな」
夜景を見ながら、2人でワイングラスを傾ける
―あの後、ルームサービスで食事を取り
食後しばらく休んでから
宮沢を風呂に入れてやったのだ
【宮沢】
「何だか急でびっくりしましたけど、今日はありがとうございます」
バスローブ姿で微笑む宮沢の頬は、ワインの所為か薔薇色に染まっている
【志賀】
「うむ。俺のエスコートは常に完璧だ。存分に楽しむがいい」
自分自身もグラスを傾けつつ、宮沢の様子を観察する
【志賀】
(ふむ。緩んだ顔をして、良い兆候だ)
適度にアルコールを摂った方が、リラックスして痛みも感じにくくなるだろうと
甘みが強く飲みやすい、そして悪酔いしない上質の貴腐ワインをフランスから取り寄せたのだ
【志賀】
「もう少し飲むがいい
いや、その前に…」
【志賀】
「貴様が座るのはここだ」
―ひょい
【宮沢】
「あ…っ」
もはや眺めるだけでは満足できなくなり、膝の上に宮沢を抱きあげる
【志賀】
(―これは!!)
アルコールで桜色に色づいた、風呂上りのしっとりとした肌……
首筋や、少し湿り気を帯びたままの髪から香る―、洗いたての宮沢の芳香……
―あまりに官能的で
―あまりにいとおしすぎて
………俺は
最後の最後で、詰めを誤ってしまった
ぐいっ!
【宮沢】
「やぁ…っ!
志賀助きょ……何を!?」
宮沢の膝を持ち上げて左右に押し開くと、慌てたような悲鳴があがった
【志賀】
「何を…だと?…フ、堪能させて貰うのだ。貴様をな」
【志賀】
「フン…
なかなかに良い眺めだ」
バスローブの裾が割れて、宮沢の白い内腿が付け根まで露わになる
風呂の後は下着をつけていないため、俺より少し慎ましいサイズの、まだ柔らかいものが…
灯りの下に晒されている
【宮沢】
「いや……、嫌です志賀助教……
脚…閉じさせて……」
右脚は俺の膝、左脚は俺の手によって、それぞれがっちりと固定された宮沢は…
逃れられないながらもジタバタと手足をうごかして、バスローブの裾を必死に引っ張る
【志賀】
「今さら何を恥ずかしがることがあるのだ」
【志賀】
「俺は貴様の身体を隅々まで知り尽くしているというのに」
もがいた所為ではだけた襟元から覗く、紅く色付いた頂きを眺めつつ…、脚の付け根に手を伸ばす
【宮沢】
「ひぁっ!
やぁ…あ……」
身悶えする動きに合わせて…悩ましげにぷるぷると震えるその部分が、俺の情欲を最大限に煽った
【志賀】
「嫌な筈はないだろうが。
この3ヶ月で、貴様のツボは全て心得ているのだ」
きゅむ…
しゅこ、しゅこ、しゅこ、しゅこ……
【宮沢】
「ん…ッ!あ…ッ、あッ、あッ…あ……」
的確な圧力で付け根を握り、緩急をつけながら擦ってやると
宮沢のその部分はみるみる固く反応した
【志賀】
「フン。どうだ、気持ちが良かろう」
【志賀】
「俺はこの3ヶ月間で、貴様のあらゆる部位への刺激反応を実験・調査済なのだからな」
【志賀】
「もはや俺の手にかかれば、貴様を秒単位で望みの時間に達させてやることも可能だ」
【宮沢】
「……………
……………実験?」
【志賀】
「ああそうだ、実験だ」
【志賀】
「結果は完璧だった
だからこうして、今日遂に………」
【宮沢】
「…………ふ
………………ふぇ」
【志賀】
「………ん?」
宮沢の身体が、小刻みに震えだす
………ポロ
【志賀】
「!!??」
【宮沢】
「ふええぇえぇえぇ……
実験は…実験はやだって言ったのに……うぇぇぇえええぇ…」
宮沢の瞳から、大粒の涙が次々に溢れ出していた
………
―初お泊り編・志賀最終話―
『初夜』
【志賀】
「な…何故泣くのだ!?」
【宮沢】
「ら…らって、俺で……実験て…………」
【宮沢】
「あれからずっと…、志賀助きょ……優しいって…思…てた……に…」
酔いのせいもあってか、一度堰(せき)を切った涙はなかなか止まらない
でも……、そんな酔いも一瞬で醒める程に…志賀助教の言葉が悲しくて………
【宮沢】
「……ひっく
今までずっと、俺……研究対象だったんですか……」
【宮沢】
「いやらしいことされても…、恋人だって……言ってくれたから……嬉しかった…に……」
【志賀】
「こ…恋人だろう。間違いなく」
【宮沢】
「……でも、さっき実験て……調査て…………」
【宮沢】
「じ…実験だから…、だから志賀助教ご自身は……俺のいないところで……」
…志賀助教が『恋人の情欲を処理するのは、当然の責務であり権利だ』と言っていたにも関わらず
この3ヶ月、一度も俺を求めて来なかったのは………
志賀助教が、俺を恋人だと認めてくれていなかったから………
―志賀助教は、俺にとっての『恋人』を演じてくれているだけで、志賀助教にとっては………
【宮沢】
「俺、勘違いしてたんですね……」
【宮沢】
「俺……ばっかり……優しくしてくれてる…て…勘違いして……ぅ…うぇえ……」
恥かしいことをされて、一人で達して…処理されて……
【志賀】
「か…勘違いなどではない!
研究は貴様のためなのだ!」