告白編 -志賀の場合-
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【志賀】
「宮沢。
貴様は、俺の全てだ」
【志賀】
「だから、貴様にとっても、俺が全てでなくてはならん」
…………プ
クスクス
夕日の差し込む研究室に、小さな笑い声が響く
【宮沢】
「そんな理屈…、初めて聞きました」
【志賀】
「…………!」
―宮沢が笑っている
あの時の少年より、少しだけ大人びた―
だが、同じくらい透明な笑顔で…
【志賀】
「………ようやく宮沢の笑顔が見れた」
【志賀】
「この世で唯一、俺の胸に熱を届ける…貴様の笑顔が」
【宮沢】
「……あ」宮沢の首筋に手を回し、胸に引き寄せる
今度は、俺に触れられても……宮沢は涙を流さなかった
【志賀】
「俺に触れられるのは、嫌ではないか?」
そう尋ねる俺に対して、小さな動作で首を左右に振ると―
【宮沢】
「志賀助教の手が…、とても温かいって…分かったから」
【宮沢】
「今まで誤解していて、すみません。
それに…ありがとうございます」
【志賀】
「……宮沢」
―パフ
【宮沢】
「……ふぁっ」
再び微笑んだ宮沢を、応接用のソファに…柔らかく押し倒す
【宮沢】
「……志賀…助教」
トロンとした眼差しで、俺の真下から見上げる宮沢の瞳を見つめながら
【志賀】
「笑顔もいいが、宮沢のそういう顔も、扇情的で悪くはないな」
思わずそんな呟きが漏れ、その愛しい瞼へと口づける
【宮沢】
「……ひゃ…あぁ…」
フルフルと…宮沢の睫毛が震える
【志賀】
「『いとおしい』とは、このような感情のことを言うのだろうな」
【志賀】
「本当に貴様は、この世で唯一…、学問以上に俺の探究心を煽る存在だ」
瞼から唇を離し…、そこにかかる柔らかな前髪を、そっと撫でつける
【宮沢】
「そんな…優しく触られたら、少し…くすぐったいです」
【志賀】
「もう…、泣かせたくはないのでな」
【志賀】
「そう何度も貴様の涙を見せられていては、ノルアドレナリンがいくらあっても足りん」
そうして俺は、徐々に息の荒くなる宮沢へと、再び唇を寄せ…
泣かせないよう…
痛がらせないよう…
柔らかな愛撫を与え始めた
―第5話―『お持ち帰り実習』
【宮沢】
「ん…ッ、んふぅ…っ、は……ンむぅ…」
チュプ…、チュ…チュク…、チュプ
上から優しく触れてくる…志賀助教の唇と舌を、甘い吐息とともに受け容れる
そっと差し入れられる舌を、柔らかく吸い……
流れ込む唾液を嚥下する
【宮沢】
「んく…っ、ん……く…ぷぁ…、んく…」
【宮沢】
(口のなか……くちゅくちゅして、気持ち…い……)
母乳をねだる赤ん坊のように、志賀助教の舌をチュクチュクと吸って、唾液をねだる
【志賀】
「フ…、あまりがっつくな。
これからいくらでも与えてやれるのだからな」
唇を軽く触れ合わせたまま、志賀助教が甘い声で囁く
【宮沢】
「あ…ッ、ひぃ……ん」
志賀助教の喋る声に合わせて…震える唇の振動が伝わって、それが微弱な電流となり…俺の腰を震わせる
【志賀】
「なんだ…、こっちも欲しがっているのか?
仕方のないヤツだ」
そんな反応に気付いた助教が、俺の腰に手を当てて……、その膨らみを包み込むように撫でさする
【宮沢】
「や…、そんな…トコ…、は…恥ずかし……」
熱を持ったソコを、象(かたど)るように掌で包まれて、思わず羞恥の声を上げて顔を覆う
【志賀】
「今さら恥ずかしがるようなことか」
【志賀】
「そうなるように俺が刺激を与えてやっているのだから、これは当然の状態だろう」
すりすりと、掌全体で緩やかな刺激を送りながら、志賀助教はこともなげに答える
【宮沢】
「で…でも…ん、ふぅ…ッ、俺…ばっかり……
やっぱり…恥ず…かし…ぃ…んぁ…」
あまりの羞恥で、目に涙を浮かべながらイヤイヤをする俺の目尻を、志賀助教の舌がなぞっていく
【志賀】
「泣くな、宮沢。
ほら…、貴様だけでなく、俺も同じだ」
【志賀】
「これなら……恥ずかしくないだろう」
「ひゃ…!うぁ…ッ、あひ……ッ!」
固くなっていた俺のふくらみに、同じように猛った志賀助教のその部分を押し当てられ……
既に爆発寸前だった俺の昂ぶりは
―あっけなく果ててしまったのだった
―そして、1時間後
【志賀】
「結局、レポートは完成しなかったな」
【宮沢】
「す…すみません
俺のせいで、こんな時間になっちゃって……」
枚の追試レポートが3枚しか書き上がらないまま…、時刻は既に夜更けを迎えていた
―あのあと
服の中で果ててしまった俺のために…
志賀助教が新しい下着を買ってきてくれた
その間、俺は…志賀助教に借りた白衣を腰に巻き、所在のない心持ちで、研究室で待っていたのだった
【宮沢】
「本当に…色々と、申し訳ありません……」
もう、情けないやら、申し訳ないやらで……ひたすらうなだれて謝るしかできない俺
【志賀】
「………」
そんな俺を、暫く黙って見つめていた後……
志賀助教は口を開いた
【志賀】
「別に怒ってなどいないし、貴様も何も悪いことはしていないだろう」
【宮沢】
「で…ですが……」
【志賀】
「…それに、体液調整系のメカニズムなら、これから俺の家で…じっくり教えてやる」
【志賀】
「俺が実践で教えてやるなど…貴様にだけなのだからな。
感謝するがいい」
【宮沢】
「あ………」
…もう、その『実践』が何を指すのかを…俺は知ってしまっているから………
【宮沢】
「あの……、お手柔らかに…お願いします」
頬がみるみる熱を帯びるのを感じながら…、そう返事をする
【志賀】
「それは貴様の理解力と、体力次第だな」
【宮沢】
「うう……、頑張ります」
【志賀】
「うむ。
では帰るぞ、既に車は待たせてある」
【宮沢】
「は…はい。
………あッ…ん」
志賀助教は満足そうに頷いて、俺をソファから立ち上がらせると…俺の唇を軽く啄(ついば)んだ
【志賀】
「よし、戸締りをするから、貴様は先に廊下に出ておけ」
【志賀】
「この続きは、帰ってからゆっくりと味わうとしよう」
【宮沢】
(………今夜、俺……寝かせて貰えるのかな…………)
―多少の不安を残しつつ
俺たちは、志賀家お抱えの運転手が運転する車で…、帰宅の途についたのだった
告白~志賀編~・完
「宮沢。
貴様は、俺の全てだ」
【志賀】
「だから、貴様にとっても、俺が全てでなくてはならん」
…………プ
クスクス
夕日の差し込む研究室に、小さな笑い声が響く
【宮沢】
「そんな理屈…、初めて聞きました」
【志賀】
「…………!」
―宮沢が笑っている
あの時の少年より、少しだけ大人びた―
だが、同じくらい透明な笑顔で…
【志賀】
「………ようやく宮沢の笑顔が見れた」
【志賀】
「この世で唯一、俺の胸に熱を届ける…貴様の笑顔が」
【宮沢】
「……あ」宮沢の首筋に手を回し、胸に引き寄せる
今度は、俺に触れられても……宮沢は涙を流さなかった
【志賀】
「俺に触れられるのは、嫌ではないか?」
そう尋ねる俺に対して、小さな動作で首を左右に振ると―
【宮沢】
「志賀助教の手が…、とても温かいって…分かったから」
【宮沢】
「今まで誤解していて、すみません。
それに…ありがとうございます」
【志賀】
「……宮沢」
―パフ
【宮沢】
「……ふぁっ」
再び微笑んだ宮沢を、応接用のソファに…柔らかく押し倒す
【宮沢】
「……志賀…助教」
トロンとした眼差しで、俺の真下から見上げる宮沢の瞳を見つめながら
【志賀】
「笑顔もいいが、宮沢のそういう顔も、扇情的で悪くはないな」
思わずそんな呟きが漏れ、その愛しい瞼へと口づける
【宮沢】
「……ひゃ…あぁ…」
フルフルと…宮沢の睫毛が震える
【志賀】
「『いとおしい』とは、このような感情のことを言うのだろうな」
【志賀】
「本当に貴様は、この世で唯一…、学問以上に俺の探究心を煽る存在だ」
瞼から唇を離し…、そこにかかる柔らかな前髪を、そっと撫でつける
【宮沢】
「そんな…優しく触られたら、少し…くすぐったいです」
【志賀】
「もう…、泣かせたくはないのでな」
【志賀】
「そう何度も貴様の涙を見せられていては、ノルアドレナリンがいくらあっても足りん」
そうして俺は、徐々に息の荒くなる宮沢へと、再び唇を寄せ…
泣かせないよう…
痛がらせないよう…
柔らかな愛撫を与え始めた
―第5話―『お持ち帰り実習』
【宮沢】
「ん…ッ、んふぅ…っ、は……ンむぅ…」
チュプ…、チュ…チュク…、チュプ
上から優しく触れてくる…志賀助教の唇と舌を、甘い吐息とともに受け容れる
そっと差し入れられる舌を、柔らかく吸い……
流れ込む唾液を嚥下する
【宮沢】
「んく…っ、ん……く…ぷぁ…、んく…」
【宮沢】
(口のなか……くちゅくちゅして、気持ち…い……)
母乳をねだる赤ん坊のように、志賀助教の舌をチュクチュクと吸って、唾液をねだる
【志賀】
「フ…、あまりがっつくな。
これからいくらでも与えてやれるのだからな」
唇を軽く触れ合わせたまま、志賀助教が甘い声で囁く
【宮沢】
「あ…ッ、ひぃ……ん」
志賀助教の喋る声に合わせて…震える唇の振動が伝わって、それが微弱な電流となり…俺の腰を震わせる
【志賀】
「なんだ…、こっちも欲しがっているのか?
仕方のないヤツだ」
そんな反応に気付いた助教が、俺の腰に手を当てて……、その膨らみを包み込むように撫でさする
【宮沢】
「や…、そんな…トコ…、は…恥ずかし……」
熱を持ったソコを、象(かたど)るように掌で包まれて、思わず羞恥の声を上げて顔を覆う
【志賀】
「今さら恥ずかしがるようなことか」
【志賀】
「そうなるように俺が刺激を与えてやっているのだから、これは当然の状態だろう」
すりすりと、掌全体で緩やかな刺激を送りながら、志賀助教はこともなげに答える
【宮沢】
「で…でも…ん、ふぅ…ッ、俺…ばっかり……
やっぱり…恥ず…かし…ぃ…んぁ…」
あまりの羞恥で、目に涙を浮かべながらイヤイヤをする俺の目尻を、志賀助教の舌がなぞっていく
【志賀】
「泣くな、宮沢。
ほら…、貴様だけでなく、俺も同じだ」
【志賀】
「これなら……恥ずかしくないだろう」
「ひゃ…!うぁ…ッ、あひ……ッ!」
固くなっていた俺のふくらみに、同じように猛った志賀助教のその部分を押し当てられ……
既に爆発寸前だった俺の昂ぶりは
―あっけなく果ててしまったのだった
―そして、1時間後
【志賀】
「結局、レポートは完成しなかったな」
【宮沢】
「す…すみません
俺のせいで、こんな時間になっちゃって……」
枚の追試レポートが3枚しか書き上がらないまま…、時刻は既に夜更けを迎えていた
―あのあと
服の中で果ててしまった俺のために…
志賀助教が新しい下着を買ってきてくれた
その間、俺は…志賀助教に借りた白衣を腰に巻き、所在のない心持ちで、研究室で待っていたのだった
【宮沢】
「本当に…色々と、申し訳ありません……」
もう、情けないやら、申し訳ないやらで……ひたすらうなだれて謝るしかできない俺
【志賀】
「………」
そんな俺を、暫く黙って見つめていた後……
志賀助教は口を開いた
【志賀】
「別に怒ってなどいないし、貴様も何も悪いことはしていないだろう」
【宮沢】
「で…ですが……」
【志賀】
「…それに、体液調整系のメカニズムなら、これから俺の家で…じっくり教えてやる」
【志賀】
「俺が実践で教えてやるなど…貴様にだけなのだからな。
感謝するがいい」
【宮沢】
「あ………」
…もう、その『実践』が何を指すのかを…俺は知ってしまっているから………
【宮沢】
「あの……、お手柔らかに…お願いします」
頬がみるみる熱を帯びるのを感じながら…、そう返事をする
【志賀】
「それは貴様の理解力と、体力次第だな」
【宮沢】
「うう……、頑張ります」
【志賀】
「うむ。
では帰るぞ、既に車は待たせてある」
【宮沢】
「は…はい。
………あッ…ん」
志賀助教は満足そうに頷いて、俺をソファから立ち上がらせると…俺の唇を軽く啄(ついば)んだ
【志賀】
「よし、戸締りをするから、貴様は先に廊下に出ておけ」
【志賀】
「この続きは、帰ってからゆっくりと味わうとしよう」
【宮沢】
(………今夜、俺……寝かせて貰えるのかな…………)
―多少の不安を残しつつ
俺たちは、志賀家お抱えの運転手が運転する車で…、帰宅の途についたのだった
告白~志賀編~・完