交際半年 志賀編
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【宮沢】
「それに、恥ずかしくて……、もう立っていられません……」
【宮沢】
「せめて…正面だけで、許していただけないでしょうか……」
それでもなんとか直径さんの要求に応えたくて、股間を隠す手を…震えながら離していく
―だって、俺はいつも与えらえてばかりで、その半分すらも、返すことができていないから……
【宮沢】
「あ、あの……見えます、か?」
きをつけの姿勢で、直径さんを見つめて呼びかける
顔も、胸も、股間も…何も隠さず、佇む俺
煌々と照らされた室内で、一番恥ずかしい部分を…恋人の目の前に晒しているかと思うと……
【宮沢】
「う………、やっぱり俺…ごめんなさい……もう………」
知らず知らずに涙が溢れて、視界が滲んでいく
―カクン
脳も肌も、沸騰したみたいに熱くなって、膝から力が抜けた―その時
【志賀】
「宮沢!!」
【宮沢】
「なお…みちさん………」
駆け寄った直径さんが、俺の身体を支え、そのままきつく胸に抱き寄せた
【志賀】
「すまん!泣くな宮沢!
俺は、貴様の全てが見たかったのだ!」
【志賀】
「貴様の全体像を目に焼き付け、把握することで、より深い快楽を与える手立てを見いだせると思ったのだ!」
【志賀】
「泣かせる気などなかった!俺は貴様を泣かせたくはない!」
【志賀】
「愛する貴様に幸せだけを与えたくて
―俺は!」
【宮沢】
「直径さん………」
やっぱりどうにも俺には理解できない理論だけど、直径さんの気持ちだけは、痛いくらいに伝わって来て…
【宮沢】
「ごめんなさい…俺。また…泣いてしまって……」
熱く、力強い鼓動を伝える胸に頬を寄せて、謝罪の言葉を口にする
思えば俺は、3ヶ月に1回…
こうやってすれ違いの末に泣いて
しまっている気がする
告白されたときは、研究室で被験体にされたことが悲しくて泣いて……
初めての夜を迎えた時は、ホテルでM字開脚を強要された後、また実験だったと誤解して……
【志賀】
「貴様が謝る必要など、何1つない」
【志賀】
「犯罪者のようだと指摘された時に、中断するつもりだったのだ」
【志賀】
「しかし、あまりに愛しく美しい肢体に目を奪われ、脊髄反射的に筋肉を強張らせてしまった」
【宮沢】
「……うつく、しい?せ…せきずい?」
想定の範囲外すぎる言葉が次々に飛び出してきて、俺の頭はまたしても混乱しだす
【志賀】
「俺はまたしてもいきすぎた検証で、貴様に苦痛を与えてしまった」
【志賀】
「だが決して、被験体にしようなどという気はなく、犯罪者の真似事をさせた訳でもない!」
―チュ
【志賀】
「!!!」
突然キスをした俺の顔を、驚愕の表情で直径さんが見下ろす
その瞳を見上げて…俺は、いま最も大事だと思われることを口にした
【宮沢】
「あの…。悲しい訳でも、辛い訳でもないですから…」
【志賀】
「では貴様はなぜ泣いている」
俺を抱く直径さんの腕に、力が籠る
【宮沢】
「…好きな…人…に……
直径さんに見られるの…恥ずか…
しくて…」
【宮沢】
「悲しくて…じゃなくて、ただすごく恥ずかし…くて…、気が付いたら…涙が出てて…」
【志賀】
「本当なのだな?本当に、辛くも、悲しくもないのだな?」
【宮沢】
「本当に違います。だって俺…、3ヶ月前のあの日、誓ったんです」
【宮沢】
「色々誤解ばっかりしてたけど、これからはいつでも、直径さんを信じようって」
【宮沢】
「ええと…、その……
あ…愛してます。直径さん」
【志賀】
「宮沢!」
……ムクリ
【宮沢】
「!!??」
密着した腹部の間に、急激に熱を帯びた硬質な物体が出現した
【宮沢】
「な…直径さん………!?」
【志賀】
「うむ。誤解が解け、貴様が泣きやんだ今、すぐにでも貴様を抱きたい」
【宮沢】
「どうしていつも、そんなに急に……!」
この状況は、確か3ヶ月前に…ホテルでも経験した気がする
―ひょいっ
【宮沢】
「わあ……っ!」
夕方、廊下を運ばれたときと同じ格好で、コアラのように抱え上げられる
―違う事といえば、お尻の下に押し付けられている、熱の塊……
【志賀】
「どうして急に―だと?
愚問だな」
【志賀】
「俺は貴様を抱くためならば、いかなるときでも反応するし、いくらでも抱きたい」
ぐぐぐ……
【宮沢】
「ふぁ……あ……」
下からあてがわれている熱が、徐々に俺の中へと入り込んでいく
今日はもうこれで4度め…
俺の入り口は、すっかりほぐれて
いたのだ
【宮沢】
「や…ぁん、も…入っちゃ………」
ズプン!
【宮沢】
「うあ……ッ!!」
―パタタタッ
【宮沢】
「あぅ……、ごめ…なさ………」
衝撃と共に、俺の先端から放出されたモノが、直径さんの顎まで飛んでしまったのだ
まさか入れられただけで出した挙句、顔にかけてしまうなんて………
【宮沢】
「う……、俺……ほんとにご……ごめ…さ……」
もう泣かないと誓ったばかりだというのに、目尻からじわりと涙の粒が膨れ上がる
―ペロリ
【志賀】
「ふむ。貴様の体液は全て愛しい味がするな」
【宮沢】
「な………、それ……舐め……」
あまりのことに言葉を失う俺を尻目に、腹にかかったものまでも、指で掬って舐めとっていく
【志賀】
「当然だ。貴様自身のみならず、貴様から放出されるものも、全て俺のものなのだからな」
【志賀】
「だから泣く必要などない
貴様には、恥ずべき部分などみじん
もないであろうが」
【宮沢】
「はう……、直径さん………」
すっかり緩くなった涙腺から、ぽろぽろと涙が転がり落ちる
【志賀】
「―く!
だから、泣く必要など―」
【宮沢】
「コレは…、か…感激の涙でひゅかりゃ………」
【宮沢】
「しゅ…しゅきれふ、なおみちしゃ…………」
【志賀】
「うむ。貴様が俺を好きなのは、当然のことだ」
【志賀】
「そういえば、貴様から俺に口づけたのは、今日が初めてだな」
まともに喋れない程にしゃくりあげる俺の背中を優しく撫でながら
直径さんはそう言って、止めどなく涙の溢れる目尻に…そっと唇を寄せた
―俺は、その温かな感触を受け
止めながら
この人の伴侶として生きていくことを、
心の中で固く誓ったのだった
交際半年・志賀編(完)
「それに、恥ずかしくて……、もう立っていられません……」
【宮沢】
「せめて…正面だけで、許していただけないでしょうか……」
それでもなんとか直径さんの要求に応えたくて、股間を隠す手を…震えながら離していく
―だって、俺はいつも与えらえてばかりで、その半分すらも、返すことができていないから……
【宮沢】
「あ、あの……見えます、か?」
きをつけの姿勢で、直径さんを見つめて呼びかける
顔も、胸も、股間も…何も隠さず、佇む俺
煌々と照らされた室内で、一番恥ずかしい部分を…恋人の目の前に晒しているかと思うと……
【宮沢】
「う………、やっぱり俺…ごめんなさい……もう………」
知らず知らずに涙が溢れて、視界が滲んでいく
―カクン
脳も肌も、沸騰したみたいに熱くなって、膝から力が抜けた―その時
【志賀】
「宮沢!!」
【宮沢】
「なお…みちさん………」
駆け寄った直径さんが、俺の身体を支え、そのままきつく胸に抱き寄せた
【志賀】
「すまん!泣くな宮沢!
俺は、貴様の全てが見たかったのだ!」
【志賀】
「貴様の全体像を目に焼き付け、把握することで、より深い快楽を与える手立てを見いだせると思ったのだ!」
【志賀】
「泣かせる気などなかった!俺は貴様を泣かせたくはない!」
【志賀】
「愛する貴様に幸せだけを与えたくて
―俺は!」
【宮沢】
「直径さん………」
やっぱりどうにも俺には理解できない理論だけど、直径さんの気持ちだけは、痛いくらいに伝わって来て…
【宮沢】
「ごめんなさい…俺。また…泣いてしまって……」
熱く、力強い鼓動を伝える胸に頬を寄せて、謝罪の言葉を口にする
思えば俺は、3ヶ月に1回…
こうやってすれ違いの末に泣いて
しまっている気がする
告白されたときは、研究室で被験体にされたことが悲しくて泣いて……
初めての夜を迎えた時は、ホテルでM字開脚を強要された後、また実験だったと誤解して……
【志賀】
「貴様が謝る必要など、何1つない」
【志賀】
「犯罪者のようだと指摘された時に、中断するつもりだったのだ」
【志賀】
「しかし、あまりに愛しく美しい肢体に目を奪われ、脊髄反射的に筋肉を強張らせてしまった」
【宮沢】
「……うつく、しい?せ…せきずい?」
想定の範囲外すぎる言葉が次々に飛び出してきて、俺の頭はまたしても混乱しだす
【志賀】
「俺はまたしてもいきすぎた検証で、貴様に苦痛を与えてしまった」
【志賀】
「だが決して、被験体にしようなどという気はなく、犯罪者の真似事をさせた訳でもない!」
―チュ
【志賀】
「!!!」
突然キスをした俺の顔を、驚愕の表情で直径さんが見下ろす
その瞳を見上げて…俺は、いま最も大事だと思われることを口にした
【宮沢】
「あの…。悲しい訳でも、辛い訳でもないですから…」
【志賀】
「では貴様はなぜ泣いている」
俺を抱く直径さんの腕に、力が籠る
【宮沢】
「…好きな…人…に……
直径さんに見られるの…恥ずか…
しくて…」
【宮沢】
「悲しくて…じゃなくて、ただすごく恥ずかし…くて…、気が付いたら…涙が出てて…」
【志賀】
「本当なのだな?本当に、辛くも、悲しくもないのだな?」
【宮沢】
「本当に違います。だって俺…、3ヶ月前のあの日、誓ったんです」
【宮沢】
「色々誤解ばっかりしてたけど、これからはいつでも、直径さんを信じようって」
【宮沢】
「ええと…、その……
あ…愛してます。直径さん」
【志賀】
「宮沢!」
……ムクリ
【宮沢】
「!!??」
密着した腹部の間に、急激に熱を帯びた硬質な物体が出現した
【宮沢】
「な…直径さん………!?」
【志賀】
「うむ。誤解が解け、貴様が泣きやんだ今、すぐにでも貴様を抱きたい」
【宮沢】
「どうしていつも、そんなに急に……!」
この状況は、確か3ヶ月前に…ホテルでも経験した気がする
―ひょいっ
【宮沢】
「わあ……っ!」
夕方、廊下を運ばれたときと同じ格好で、コアラのように抱え上げられる
―違う事といえば、お尻の下に押し付けられている、熱の塊……
【志賀】
「どうして急に―だと?
愚問だな」
【志賀】
「俺は貴様を抱くためならば、いかなるときでも反応するし、いくらでも抱きたい」
ぐぐぐ……
【宮沢】
「ふぁ……あ……」
下からあてがわれている熱が、徐々に俺の中へと入り込んでいく
今日はもうこれで4度め…
俺の入り口は、すっかりほぐれて
いたのだ
【宮沢】
「や…ぁん、も…入っちゃ………」
ズプン!
【宮沢】
「うあ……ッ!!」
―パタタタッ
【宮沢】
「あぅ……、ごめ…なさ………」
衝撃と共に、俺の先端から放出されたモノが、直径さんの顎まで飛んでしまったのだ
まさか入れられただけで出した挙句、顔にかけてしまうなんて………
【宮沢】
「う……、俺……ほんとにご……ごめ…さ……」
もう泣かないと誓ったばかりだというのに、目尻からじわりと涙の粒が膨れ上がる
―ペロリ
【志賀】
「ふむ。貴様の体液は全て愛しい味がするな」
【宮沢】
「な………、それ……舐め……」
あまりのことに言葉を失う俺を尻目に、腹にかかったものまでも、指で掬って舐めとっていく
【志賀】
「当然だ。貴様自身のみならず、貴様から放出されるものも、全て俺のものなのだからな」
【志賀】
「だから泣く必要などない
貴様には、恥ずべき部分などみじん
もないであろうが」
【宮沢】
「はう……、直径さん………」
すっかり緩くなった涙腺から、ぽろぽろと涙が転がり落ちる
【志賀】
「―く!
だから、泣く必要など―」
【宮沢】
「コレは…、か…感激の涙でひゅかりゃ………」
【宮沢】
「しゅ…しゅきれふ、なおみちしゃ…………」
【志賀】
「うむ。貴様が俺を好きなのは、当然のことだ」
【志賀】
「そういえば、貴様から俺に口づけたのは、今日が初めてだな」
まともに喋れない程にしゃくりあげる俺の背中を優しく撫でながら
直径さんはそう言って、止めどなく涙の溢れる目尻に…そっと唇を寄せた
―俺は、その温かな感触を受け
止めながら
この人の伴侶として生きていくことを、
心の中で固く誓ったのだった
交際半年・志賀編(完)