告白編 -井上の場合-
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【井上】
「もしかしたら…
はじめは……憧れだったのかもしれないけど……」
【井上】
「宮沢先輩の泳ぎは、技術とか強さとか…そんな表面的な部分じゃなくて、本当に…綺麗で…」
【井上】
「シンクロの指導に打ち込む今の先輩も…、」
【井上】
「決して逃げたんじゃなくて、新しい夢を真剣に追ってて…」
【井上】
「そんな先輩の姿は
強くて…、誰よりも凛々しくて…、眩しくて……」
【井上】
「それに、いつもみんなの為にって…笑顔で、人一倍努力してて……」
【井上】
「先輩は…誰よりも恰好良くて…、誰よりも…綺麗で…いやらしくて……」
【井上】
「俺もう…、先輩の水着姿だけで興奮して…毎日抜いちゃって………」
【宮沢】
「お…おい、なんだか言ってる事がおかしくなってきたぞ…?」
【井上】
「ただの憧れだったら…こんなふうになりませんっ!!」
ガシッ
井上は俺の手を掴むと、自分の硬くなった部分に…俺の掌を押し当てた
【宮沢】
「うわ……ッ!」
井上のそれは─服の上からでも熱く脈打ち……
撫でられるだけで弾けてしまいそうなほどに膨張していた
―第5話―
『嵐のち、晴れ』
自分のモノに、俺の掌を押し当てたまま…井上は話し続ける
【井上】
「これでもまだ…、信じて貰えませんか?」
俺の手首を握った、自らの手をじわりと動かして…さらに強く、ソレに擦り付ける
【井上】
「俺が…こんなふうになるの、宮沢先輩でだけなんです…!」
【井上】
「もうずっと…俺…、1人でするときだって…先輩のことしか…頭に浮かびません」
【井上】
「俺…誰ともしたことないけど…
でも…、先輩だけが抱きたくて仕方ないんです…!」
【宮沢】
「……井上」
【井上】
「これって、恋でしょう?
絶対…憧れなんかじゃ…ないでしょう?」
【井上】
「う…っ、う……うぇ…っく…、うく…っ、えっ…え…」
そこまで言うと、井上はポロポロと涙をこぼしながら、嗚咽を漏らし始めた
【井上】
「ひっく…うぇッ…、い…いつもは……夏…目さん…居る…から……」
【井上】
「え…ッ、今日な…ら、帰りに…ひッ…、2人きりで告白できると…思って……っえ…ッ」
【宮沢】
「…………」
【井上】
「そしたら……うくっ…、どうしても…行かなきゃ…て…、気持ち…伝えたく…て…うぇ」
とめどなく溢れ出る涙を、ぐしぐしと拭いながら…肩を震わせて泣く井上……
【宮沢】
「顔、上げて?……井上」
【井上】
「うぐ…っ、ひっ…」
俺は、そんな井上の肩をそっと抱き寄せると、涙で腫れた目尻に唇を寄せた
……チュ、…チュ
唇と舌で、優しく…頬を伝う涙を掬い取る
【井上】
「うぁ……先ぱ…」
井上が、くすぐったそうに頬を震わせて…俺の瞳を見上げる
その瞳を見つめながら、井上の頬に手をあて…言った
【宮沢】
「今まで…、信じなくてごめんな。井上……」
【宮沢】
「井上の気持ち、ちゃんと伝わった。
すごく嬉しいよ」
【井上】
「ひ…っ、し…しぇんぱい……!ひっく…」
【宮沢】
「もう…、泣き過ぎてしゃっくり止まんなくなってるじゃないか」
……パタン
トプトプトプトプ……
冷蔵庫からペットボトルの緑茶を取り出し、コップに注ぐ
【宮沢】
「ほら、これ飲んで
…それからまた、ゆっくり話そう?」
【井上】
「あ…あいがと…ござま……ヒクッ」
ンクッ、ンクッ、ンクッ……
井上は、しゃくりあげながらもコップを受け取り…、音を立てて飲み干した
【井上】
「フ……プハ」
【宮沢】
「…落ち着いた?」
【井上】
「あ…はい
………ご迷惑、お掛けしました…」
すっかり消沈した井上は、所在なさげにコップを両手で握って…消え入りそうな声で謝罪の言葉を口にした
【宮沢】
「謝る必要ないだろ?」
【井上】
「でも俺…、先輩の気持ちを無視して押し倒したり…、脱がそうとしたり……乱暴に…」
喋るに従って、どんどん声量が尻すぼみになっていく井上……
【宮沢】
「…井上の気持ち、嬉しかったって言ったろ?」
【宮沢】
「それに、誰でもいいんじゃなくて、俺だからって…井上、言ってくれたじゃないか」
【井上】
「それは絶対です!
俺、宮沢先輩にしか興奮しないし!宮沢先輩しか好きになりません!」
キッパリと言い放つ井上の言葉は―
確実に、俺の胸深くに届いて……
【宮沢】
「ありがとう、井上。
―でも確かに…『ああいうコト』は、ゆっくり進めてくれると嬉しいな」
コップを持つ井上の手を…両手で包み込み、そう言って微笑む
【井上】
「ご…ごめんなさい。
あ…そしたらその…先輩、1つだけお願いが……」
【宮沢】
「ん?」
【井上】
「俺と、デートして下さい!
あの…遊園地とか…!」
【宮沢】
「………」
【宮沢】
「…ぷっ!あはは…
いいよ、2人で行こう?」
先刻までの行動とは、あまりにギャップがあり過ぎるお願いが可笑しくて…つい笑みが漏れてしまう
【井上】
「やった…!
約束ですよ?」
【宮沢】
「うん、約束…な」
ようやく見せた、井上の笑顔に…俺の心まで温かくなる
それから俺たちは―
布団に寝転びながら、眠りにつくまで遊園地へ行く計画を立て……
―朝、どちらからともなく…
目覚めのキスを交わしたのだった
告白~井上編~・完
「もしかしたら…
はじめは……憧れだったのかもしれないけど……」
【井上】
「宮沢先輩の泳ぎは、技術とか強さとか…そんな表面的な部分じゃなくて、本当に…綺麗で…」
【井上】
「シンクロの指導に打ち込む今の先輩も…、」
【井上】
「決して逃げたんじゃなくて、新しい夢を真剣に追ってて…」
【井上】
「そんな先輩の姿は
強くて…、誰よりも凛々しくて…、眩しくて……」
【井上】
「それに、いつもみんなの為にって…笑顔で、人一倍努力してて……」
【井上】
「先輩は…誰よりも恰好良くて…、誰よりも…綺麗で…いやらしくて……」
【井上】
「俺もう…、先輩の水着姿だけで興奮して…毎日抜いちゃって………」
【宮沢】
「お…おい、なんだか言ってる事がおかしくなってきたぞ…?」
【井上】
「ただの憧れだったら…こんなふうになりませんっ!!」
ガシッ
井上は俺の手を掴むと、自分の硬くなった部分に…俺の掌を押し当てた
【宮沢】
「うわ……ッ!」
井上のそれは─服の上からでも熱く脈打ち……
撫でられるだけで弾けてしまいそうなほどに膨張していた
―第5話―
『嵐のち、晴れ』
自分のモノに、俺の掌を押し当てたまま…井上は話し続ける
【井上】
「これでもまだ…、信じて貰えませんか?」
俺の手首を握った、自らの手をじわりと動かして…さらに強く、ソレに擦り付ける
【井上】
「俺が…こんなふうになるの、宮沢先輩でだけなんです…!」
【井上】
「もうずっと…俺…、1人でするときだって…先輩のことしか…頭に浮かびません」
【井上】
「俺…誰ともしたことないけど…
でも…、先輩だけが抱きたくて仕方ないんです…!」
【宮沢】
「……井上」
【井上】
「これって、恋でしょう?
絶対…憧れなんかじゃ…ないでしょう?」
【井上】
「う…っ、う……うぇ…っく…、うく…っ、えっ…え…」
そこまで言うと、井上はポロポロと涙をこぼしながら、嗚咽を漏らし始めた
【井上】
「ひっく…うぇッ…、い…いつもは……夏…目さん…居る…から……」
【井上】
「え…ッ、今日な…ら、帰りに…ひッ…、2人きりで告白できると…思って……っえ…ッ」
【宮沢】
「…………」
【井上】
「そしたら……うくっ…、どうしても…行かなきゃ…て…、気持ち…伝えたく…て…うぇ」
とめどなく溢れ出る涙を、ぐしぐしと拭いながら…肩を震わせて泣く井上……
【宮沢】
「顔、上げて?……井上」
【井上】
「うぐ…っ、ひっ…」
俺は、そんな井上の肩をそっと抱き寄せると、涙で腫れた目尻に唇を寄せた
……チュ、…チュ
唇と舌で、優しく…頬を伝う涙を掬い取る
【井上】
「うぁ……先ぱ…」
井上が、くすぐったそうに頬を震わせて…俺の瞳を見上げる
その瞳を見つめながら、井上の頬に手をあて…言った
【宮沢】
「今まで…、信じなくてごめんな。井上……」
【宮沢】
「井上の気持ち、ちゃんと伝わった。
すごく嬉しいよ」
【井上】
「ひ…っ、し…しぇんぱい……!ひっく…」
【宮沢】
「もう…、泣き過ぎてしゃっくり止まんなくなってるじゃないか」
……パタン
トプトプトプトプ……
冷蔵庫からペットボトルの緑茶を取り出し、コップに注ぐ
【宮沢】
「ほら、これ飲んで
…それからまた、ゆっくり話そう?」
【井上】
「あ…あいがと…ござま……ヒクッ」
ンクッ、ンクッ、ンクッ……
井上は、しゃくりあげながらもコップを受け取り…、音を立てて飲み干した
【井上】
「フ……プハ」
【宮沢】
「…落ち着いた?」
【井上】
「あ…はい
………ご迷惑、お掛けしました…」
すっかり消沈した井上は、所在なさげにコップを両手で握って…消え入りそうな声で謝罪の言葉を口にした
【宮沢】
「謝る必要ないだろ?」
【井上】
「でも俺…、先輩の気持ちを無視して押し倒したり…、脱がそうとしたり……乱暴に…」
喋るに従って、どんどん声量が尻すぼみになっていく井上……
【宮沢】
「…井上の気持ち、嬉しかったって言ったろ?」
【宮沢】
「それに、誰でもいいんじゃなくて、俺だからって…井上、言ってくれたじゃないか」
【井上】
「それは絶対です!
俺、宮沢先輩にしか興奮しないし!宮沢先輩しか好きになりません!」
キッパリと言い放つ井上の言葉は―
確実に、俺の胸深くに届いて……
【宮沢】
「ありがとう、井上。
―でも確かに…『ああいうコト』は、ゆっくり進めてくれると嬉しいな」
コップを持つ井上の手を…両手で包み込み、そう言って微笑む
【井上】
「ご…ごめんなさい。
あ…そしたらその…先輩、1つだけお願いが……」
【宮沢】
「ん?」
【井上】
「俺と、デートして下さい!
あの…遊園地とか…!」
【宮沢】
「………」
【宮沢】
「…ぷっ!あはは…
いいよ、2人で行こう?」
先刻までの行動とは、あまりにギャップがあり過ぎるお願いが可笑しくて…つい笑みが漏れてしまう
【井上】
「やった…!
約束ですよ?」
【宮沢】
「うん、約束…な」
ようやく見せた、井上の笑顔に…俺の心まで温かくなる
それから俺たちは―
布団に寝転びながら、眠りにつくまで遊園地へ行く計画を立て……
―朝、どちらからともなく…
目覚めのキスを交わしたのだった
告白~井上編~・完