井伏と交際一年目
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俺がそう言うと、井伏さんは意外だというような顔をした
【井伏】
「アンタを女性扱いしたことは一度もない。愛しいと思ったから大切に扱ったんだ」
【井伏】
「けど、ここまで誰かを失いたくない、大事にしたいと思ったのは初めてで、」
【井伏】
「加減がわからなくなっちまってたのかもな」
【宮沢】
「井伏さん……」
井伏さんは「ごめんな」と言いながら、自分に呆れたようにため息を吐いた
【井伏】
「まったく、こんな付き合いたての中学生
みたいな悩みをこの歳で抱えると
は思わなかったぜ」
【宮沢】
「俺もです。まさかこんな風に考えるなんて思いませんでしたもん」
俺が照れたように笑うと、井伏さんも同じように笑顔を返してくれる
【井伏】
「宮沢くん、愛してるぜ」
【宮沢】
「はい。俺も、井伏さんのことを愛してます」
【井伏】
「俺はこれからも、アンタ一筋だよ」
井伏さんはそう言いながら、ゆっくりと俺を押し倒したのだった
―最終話―
『ラブラブ』
【宮沢】
「わあ!ここ、雑誌で見て来たいなって思ってたんです!」
翌日、俺は井伏さんに誘われて都内の映画館にデートしに来ていた
【井伏】
「仕事でプロモーションを手伝った案件でね。施設もサービスも最高だから、アンタと来たかったんだよ」
【宮沢】
「それにしても、すごい混んでますね!俺、並んでチケット買ってきましょうか」
話題になっているせいか、受付カウンターの行列はかなりのものだ
【井伏】
「いや心配すんなって!俺たちはこっち」
【宮沢】
「え?でもそっちは逆方向じゃ…」
カウンターに背を向けてスタスタ歩いていく井伏さんの後を、慌てて追う
【井伏】
「いいからいいから、アンタと俺の特等席にご案内するぜ♪」
井伏さんはそう言って、VIPROOM専用エレベータと書かれた扉のスイッチを押した
【宮沢】
「こ…こんな席があるんですね」
井伏さんに案内された席は、座り心地のよい大きなソファーのある個室のような空間だった
【宮沢】
「だけど、その…。
ちゃんと座らせてください」
【井伏】
「ちゃんと、俺の膝に座ってるだろ?」
何かおかしいことでもあるのかと言った様子で、井伏さんはにっこりと笑いかける
俺は、この部屋に入った途端に井伏さんの腕の中へ抱きかかえられてしまっていた
【宮沢】
「もう、そうじゃなくて……っひゃ」
喋っている最中に額に口づけられ、思わず声を上げる
誰も見ていないことをいいことに、先ほどから顔や髪に何度も口づけられているのだ
【宮沢】
「これでも女性扱いしてないって言うんですか……!」
若干スネ気味に口を尖らせると、井伏さんは至極真面目そうな顔をする
【井伏】
「性別なんて関係ないって。好きな子に触りたいし、ベタベタしたいだけ」
そう言いながら、井伏さんはお尻をやわやわと撫でてくる
【宮沢】
「あっ……ん、井伏さん……っ」
手に持っていたグラスのジュースを零しそうになりながら、俺は井伏さんのことを軽く睨んだ
【井伏】
「ん?どうかしたか、宮沢く
ん」
井伏さんは俺の視線をモノともせず、感触を確かめるように揉んでくる
【宮沢】
「そこっ、手をどけてください……」
井伏さんの手を押しのけるようにすると、観念したようにお尻から離される
【井伏】
「わかったわかった。じゃあ、こっちならいいだろ?」
しかし、スルリと上着の裾から手を滑り込ませて、腹筋を指でなぞるように触ってきた
【宮沢】
「ひゃあっ……んん、ちがっ……」
【井伏】
「宮沢くんの身体、すげえ好
き」
井伏さんは感心したように言いながら、俺のヘソのあたりをクルリと撫でる
【宮沢】
「あ、んぅ……ふ、ああっ……」
いつもベッドの上でされているような触り方に、俺は段々と体が熱くなっていくような気がした
【井伏】
「ん、感じてきたか?ここも、立ち始めてるみたいだぜ」
井伏さんの指が、固く尖りかけた俺の胸の飾りをピンと跳ねる
【宮沢】
「んやぁっ……う、ダメです……んんっ」
摘ままれるように指で捏ねられ、俺は漏れ出る声を我慢しながら首を振った
【井伏】
「俺にこうされるの、アンタは嫌か?」
井伏さんがからかうように笑いながら、敏感な部分を刺激してくる
【宮沢】
「い、井伏さんと触れ合うのは……ん、ぁっ……好き、ですけどっ」
【宮沢】
「ふ、あっ……つ、続きは帰ってからです!!」
このままではいつものように流されてしまうと思って、グイッと井伏さんを押しのけた
【井伏】
「おっと……落ちたら危ないだろ、
宮沢くん」
そのまま膝から降りようとしたのだが、やはり井伏さんに抱き寄せられてしまう
【宮沢】
「だ、駄目……!ほら、本編始まっちゃいますよっ」
俺は赤い頬を隠すようにスクリーンの方に顔を向けて、井伏さんを促す
どうしても井伏さんから逃れることは出来ないようで、俺は仕方がなくこのまま観ることにした
【井伏】
「そうだな。せっかく映画を観に来たんだしな」
【宮沢】
「そうですよ!
もう!家に帰るまで絶対ああいう
コトは禁止ですからね!」
そう言って怒った俺に、井伏さんは嬉しそうに笑いながら小さくキスをした
【井伏】
「へえ。じゃあ帰ったら『そういうコト』し放題でいいってことだな」
【宮沢】
「!!!!!」
【井伏】
「どうした?返事聞かせてくれよ」
【宮沢】
「………………し放題で、いいです」
沸騰しそうな頭でそう答えた俺を、井伏さんはより強く抱きしめて
「愛してる」と囁いてくれたのだった
【井伏】
「アンタを女性扱いしたことは一度もない。愛しいと思ったから大切に扱ったんだ」
【井伏】
「けど、ここまで誰かを失いたくない、大事にしたいと思ったのは初めてで、」
【井伏】
「加減がわからなくなっちまってたのかもな」
【宮沢】
「井伏さん……」
井伏さんは「ごめんな」と言いながら、自分に呆れたようにため息を吐いた
【井伏】
「まったく、こんな付き合いたての中学生
みたいな悩みをこの歳で抱えると
は思わなかったぜ」
【宮沢】
「俺もです。まさかこんな風に考えるなんて思いませんでしたもん」
俺が照れたように笑うと、井伏さんも同じように笑顔を返してくれる
【井伏】
「宮沢くん、愛してるぜ」
【宮沢】
「はい。俺も、井伏さんのことを愛してます」
【井伏】
「俺はこれからも、アンタ一筋だよ」
井伏さんはそう言いながら、ゆっくりと俺を押し倒したのだった
―最終話―
『ラブラブ』
【宮沢】
「わあ!ここ、雑誌で見て来たいなって思ってたんです!」
翌日、俺は井伏さんに誘われて都内の映画館にデートしに来ていた
【井伏】
「仕事でプロモーションを手伝った案件でね。施設もサービスも最高だから、アンタと来たかったんだよ」
【宮沢】
「それにしても、すごい混んでますね!俺、並んでチケット買ってきましょうか」
話題になっているせいか、受付カウンターの行列はかなりのものだ
【井伏】
「いや心配すんなって!俺たちはこっち」
【宮沢】
「え?でもそっちは逆方向じゃ…」
カウンターに背を向けてスタスタ歩いていく井伏さんの後を、慌てて追う
【井伏】
「いいからいいから、アンタと俺の特等席にご案内するぜ♪」
井伏さんはそう言って、VIPROOM専用エレベータと書かれた扉のスイッチを押した
【宮沢】
「こ…こんな席があるんですね」
井伏さんに案内された席は、座り心地のよい大きなソファーのある個室のような空間だった
【宮沢】
「だけど、その…。
ちゃんと座らせてください」
【井伏】
「ちゃんと、俺の膝に座ってるだろ?」
何かおかしいことでもあるのかと言った様子で、井伏さんはにっこりと笑いかける
俺は、この部屋に入った途端に井伏さんの腕の中へ抱きかかえられてしまっていた
【宮沢】
「もう、そうじゃなくて……っひゃ」
喋っている最中に額に口づけられ、思わず声を上げる
誰も見ていないことをいいことに、先ほどから顔や髪に何度も口づけられているのだ
【宮沢】
「これでも女性扱いしてないって言うんですか……!」
若干スネ気味に口を尖らせると、井伏さんは至極真面目そうな顔をする
【井伏】
「性別なんて関係ないって。好きな子に触りたいし、ベタベタしたいだけ」
そう言いながら、井伏さんはお尻をやわやわと撫でてくる
【宮沢】
「あっ……ん、井伏さん……っ」
手に持っていたグラスのジュースを零しそうになりながら、俺は井伏さんのことを軽く睨んだ
【井伏】
「ん?どうかしたか、宮沢く
ん」
井伏さんは俺の視線をモノともせず、感触を確かめるように揉んでくる
【宮沢】
「そこっ、手をどけてください……」
井伏さんの手を押しのけるようにすると、観念したようにお尻から離される
【井伏】
「わかったわかった。じゃあ、こっちならいいだろ?」
しかし、スルリと上着の裾から手を滑り込ませて、腹筋を指でなぞるように触ってきた
【宮沢】
「ひゃあっ……んん、ちがっ……」
【井伏】
「宮沢くんの身体、すげえ好
き」
井伏さんは感心したように言いながら、俺のヘソのあたりをクルリと撫でる
【宮沢】
「あ、んぅ……ふ、ああっ……」
いつもベッドの上でされているような触り方に、俺は段々と体が熱くなっていくような気がした
【井伏】
「ん、感じてきたか?ここも、立ち始めてるみたいだぜ」
井伏さんの指が、固く尖りかけた俺の胸の飾りをピンと跳ねる
【宮沢】
「んやぁっ……う、ダメです……んんっ」
摘ままれるように指で捏ねられ、俺は漏れ出る声を我慢しながら首を振った
【井伏】
「俺にこうされるの、アンタは嫌か?」
井伏さんがからかうように笑いながら、敏感な部分を刺激してくる
【宮沢】
「い、井伏さんと触れ合うのは……ん、ぁっ……好き、ですけどっ」
【宮沢】
「ふ、あっ……つ、続きは帰ってからです!!」
このままではいつものように流されてしまうと思って、グイッと井伏さんを押しのけた
【井伏】
「おっと……落ちたら危ないだろ、
宮沢くん」
そのまま膝から降りようとしたのだが、やはり井伏さんに抱き寄せられてしまう
【宮沢】
「だ、駄目……!ほら、本編始まっちゃいますよっ」
俺は赤い頬を隠すようにスクリーンの方に顔を向けて、井伏さんを促す
どうしても井伏さんから逃れることは出来ないようで、俺は仕方がなくこのまま観ることにした
【井伏】
「そうだな。せっかく映画を観に来たんだしな」
【宮沢】
「そうですよ!
もう!家に帰るまで絶対ああいう
コトは禁止ですからね!」
そう言って怒った俺に、井伏さんは嬉しそうに笑いながら小さくキスをした
【井伏】
「へえ。じゃあ帰ったら『そういうコト』し放題でいいってことだな」
【宮沢】
「!!!!!」
【井伏】
「どうした?返事聞かせてくれよ」
【宮沢】
「………………し放題で、いいです」
沸騰しそうな頭でそう答えた俺を、井伏さんはより強く抱きしめて
「愛してる」と囁いてくれたのだった
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