[本編] 萩山 ソウ 編
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あのあと……。
途中から花火の存在を忘れるぐらい、ソウと抱き合っていた。
【亘】
「後夜祭、終わっちゃったな……」
【萩山】
「ああ……ごめん、花火見たかったか?」
【亘】
「いや、いいよ」
【亘】
「来年も再来年も、一緒に見れるんだろ?」
【萩山】
「亘っっ」
もともと抱きしめられていた格好だったんだけど、
ソウの腕の力がさらに強くなる。
【亘】
「はは、痛いって」
【萩山】
「だってよ~……あーもう、本当好き」
【亘】
「オレも、好きだよ」
【萩山】
「……!!」
もうソウに猫耳としっぽが生えることはないと思うけど、
まだ嬉しそうな顔を見ると耳がピン!となっていたり
しっぽが揺れて見える気がするから、重症だ。
なによりそれぐらい嬉しそうにしてるソウが可愛くて仕方ないのだ。
【亘】
「オレ、さ……」
【萩山】
「うん?」
【亘】
「よく鈍いとかって言われるけど、どっちかって言うと」
【亘】
「自分が恋愛するタイプとは思えなかったんだよな」
【萩山】
「え?どういうことだ?」
【亘】
「なんていうのかな。自分が誰かと付き合ってる姿って現実味が無いというか」
【亘】
「それよりも、恋愛として好きって気持ちがよくわからなかった」
【亘】
「家族とか、友達の好きとかと何が違うんだろうって。子供だろ?」
【萩山】
「亘……」
【亘】
「でも、今はわかるよ」
【亘】
「前からソウはオレのこと好きって度々言ってたけど」
【亘】
「……今は、言われるたびドキドキする」
【萩山】
「亘~!!ああほんと可愛いなお前」
【萩山】
「そしたら、これからも何回でも好きって言うから!」
【萩山】
「好き、好きだ。亘…好き」
【亘】
「ああもう!!耳元で囁くなって!!……っくちゅん!」
イチャイチャしてたら、くしゃみをしてしまった。
ワイシャツ1枚しかオレ着てないもんな、季節は秋なのに……
【萩山】
「うわ、ごめん!!オレのカーデ着て」
ソウが慌ててカーディガンをかけてくれる。
【萩山】
「って、彼カーデ…!!」
元々のサイズより大きめを着ているソウのカーデは、
オレが着るとさらにぶかぶかで腿まで隠れてしまう丈だった。
【萩山】
「あの……もう一回、していい?」
【亘】
「……ダメ」
【萩山】
「そこをなんとか、優しくするから」
【亘】
「ダメ」
可愛いおねだりについ頷きそうだったけど、もう1回なんて無理だ。
暫く屋上での攻防戦は続いたけれど、
オレがもう1くしゃみをしたところで終止符が打たれたのだった。
次の日は、文化祭の片付けだけで午前中に終わった。
直ぐに約束を実行したいと、オレたちは放課後そのまま動物園に行くことにした。
【萩山】
「亘お待たせっ」
【亘】
「こ、こらソウ! ここ学校だろ!」
【萩山】
「はあ? 別にいいじゃん、俺たち恋人同士なんだし?」
【萩山】
「これくらいならスキンシップの範囲内だって」
と、ギュッと後ろからしがみついてきて離してくれない。
【亘】
「も、もう……」
怒りつつも、抱き着いて甘えてくるソウが可愛くて、オレはついつい許してしまった。
【萩山】
「それより早く行こうぜ、動物園。お前、ずっと行きたかったんだろ?」
【亘】
「うん……」
【萩山】
「どうした? 念願の動物園だろ?」
【亘】
「……うん」
今まで、マタタビ体質のせいで動物がやたら寄ってきちゃって……。
動物園に行くと動物が暴れだすからと出禁までなる始末だった。
その悩みがようやく解消されて、これでオレは晴れて動物園に行くことができるんだ!
……と、嬉しいハズなのに。
ちょっとした引っかかりがあって、手放しに喜ぶことができなかった。
【萩山】
「どうしたんだよ、何か悩みがあるなら何でも言えって」
【亘】
「…………アラさんが、いなんだ」
【萩山】
「え……? アラちんが?」
【亘】
「昨日、最後に会ったとき……姿がスーッと消えていく感じだった」
【亘】
「もしかしたらあのまま、天に帰ったのかもしれない」
【萩山】
「そっか……」
最初はなんて変なアライグマなんだろう、て警戒してた。
その後は、かなり横暴で強引なアライグマだな……て、ちょっとうざったい時もあった。
aドロップの捜査とか危険な目に遭わせたりするし、それでいて自分は食堂でご飯食べて……
【亘】
(あれ、なんかムカつくことの方が多いような)
……と、とりあえず!
色々と嫌な面もあったけど、でもいざこうしていなくなると寂しい。
【萩山】
「またいつか、どっかで会えるよ
【萩山】
「呼んでもいないのに、ひょいっと出てきそうじゃんアラちんのキャラ的に」
【亘】
「うん……そうだね」
ソウがぽんぽん、とオレの頭を撫でて慰めてくれる。
そのお陰で、寂しい気持ちが和らいだ。
【萩山】
「さ、動物園に行こうぜ。このために、俺たち頑張って来たんだから」
【亘】
「うん。せっかく行くんだったら、楽しまないと損だよな」
途中から花火の存在を忘れるぐらい、ソウと抱き合っていた。
【亘】
「後夜祭、終わっちゃったな……」
【萩山】
「ああ……ごめん、花火見たかったか?」
【亘】
「いや、いいよ」
【亘】
「来年も再来年も、一緒に見れるんだろ?」
【萩山】
「亘っっ」
もともと抱きしめられていた格好だったんだけど、
ソウの腕の力がさらに強くなる。
【亘】
「はは、痛いって」
【萩山】
「だってよ~……あーもう、本当好き」
【亘】
「オレも、好きだよ」
【萩山】
「……!!」
もうソウに猫耳としっぽが生えることはないと思うけど、
まだ嬉しそうな顔を見ると耳がピン!となっていたり
しっぽが揺れて見える気がするから、重症だ。
なによりそれぐらい嬉しそうにしてるソウが可愛くて仕方ないのだ。
【亘】
「オレ、さ……」
【萩山】
「うん?」
【亘】
「よく鈍いとかって言われるけど、どっちかって言うと」
【亘】
「自分が恋愛するタイプとは思えなかったんだよな」
【萩山】
「え?どういうことだ?」
【亘】
「なんていうのかな。自分が誰かと付き合ってる姿って現実味が無いというか」
【亘】
「それよりも、恋愛として好きって気持ちがよくわからなかった」
【亘】
「家族とか、友達の好きとかと何が違うんだろうって。子供だろ?」
【萩山】
「亘……」
【亘】
「でも、今はわかるよ」
【亘】
「前からソウはオレのこと好きって度々言ってたけど」
【亘】
「……今は、言われるたびドキドキする」
【萩山】
「亘~!!ああほんと可愛いなお前」
【萩山】
「そしたら、これからも何回でも好きって言うから!」
【萩山】
「好き、好きだ。亘…好き」
【亘】
「ああもう!!耳元で囁くなって!!……っくちゅん!」
イチャイチャしてたら、くしゃみをしてしまった。
ワイシャツ1枚しかオレ着てないもんな、季節は秋なのに……
【萩山】
「うわ、ごめん!!オレのカーデ着て」
ソウが慌ててカーディガンをかけてくれる。
【萩山】
「って、彼カーデ…!!」
元々のサイズより大きめを着ているソウのカーデは、
オレが着るとさらにぶかぶかで腿まで隠れてしまう丈だった。
【萩山】
「あの……もう一回、していい?」
【亘】
「……ダメ」
【萩山】
「そこをなんとか、優しくするから」
【亘】
「ダメ」
可愛いおねだりについ頷きそうだったけど、もう1回なんて無理だ。
暫く屋上での攻防戦は続いたけれど、
オレがもう1くしゃみをしたところで終止符が打たれたのだった。
次の日は、文化祭の片付けだけで午前中に終わった。
直ぐに約束を実行したいと、オレたちは放課後そのまま動物園に行くことにした。
【萩山】
「亘お待たせっ」
【亘】
「こ、こらソウ! ここ学校だろ!」
【萩山】
「はあ? 別にいいじゃん、俺たち恋人同士なんだし?」
【萩山】
「これくらいならスキンシップの範囲内だって」
と、ギュッと後ろからしがみついてきて離してくれない。
【亘】
「も、もう……」
怒りつつも、抱き着いて甘えてくるソウが可愛くて、オレはついつい許してしまった。
【萩山】
「それより早く行こうぜ、動物園。お前、ずっと行きたかったんだろ?」
【亘】
「うん……」
【萩山】
「どうした? 念願の動物園だろ?」
【亘】
「……うん」
今まで、マタタビ体質のせいで動物がやたら寄ってきちゃって……。
動物園に行くと動物が暴れだすからと出禁までなる始末だった。
その悩みがようやく解消されて、これでオレは晴れて動物園に行くことができるんだ!
……と、嬉しいハズなのに。
ちょっとした引っかかりがあって、手放しに喜ぶことができなかった。
【萩山】
「どうしたんだよ、何か悩みがあるなら何でも言えって」
【亘】
「…………アラさんが、いなんだ」
【萩山】
「え……? アラちんが?」
【亘】
「昨日、最後に会ったとき……姿がスーッと消えていく感じだった」
【亘】
「もしかしたらあのまま、天に帰ったのかもしれない」
【萩山】
「そっか……」
最初はなんて変なアライグマなんだろう、て警戒してた。
その後は、かなり横暴で強引なアライグマだな……て、ちょっとうざったい時もあった。
aドロップの捜査とか危険な目に遭わせたりするし、それでいて自分は食堂でご飯食べて……
【亘】
(あれ、なんかムカつくことの方が多いような)
……と、とりあえず!
色々と嫌な面もあったけど、でもいざこうしていなくなると寂しい。
【萩山】
「またいつか、どっかで会えるよ
【萩山】
「呼んでもいないのに、ひょいっと出てきそうじゃんアラちんのキャラ的に」
【亘】
「うん……そうだね」
ソウがぽんぽん、とオレの頭を撫でて慰めてくれる。
そのお陰で、寂しい気持ちが和らいだ。
【萩山】
「さ、動物園に行こうぜ。このために、俺たち頑張って来たんだから」
【亘】
「うん。せっかく行くんだったら、楽しまないと損だよな」
