[本編] 萩山 ソウ 編
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いきなりの竹尾先生のキャラの変貌ぶりに、ソウが目を丸くしてる。
【亘】
「オレたちは大丈夫です。それより、彼を……」
少し離れたところで、はりねずみ男が気絶している。
さっきの光のショックで気を失ったみたいだ。
【竹尾】
「おい、大丈夫か!? おい!」
【萩山】
「なんだ……あいつ。急にキャラ変わってないか?」
はたから見ていると、倒れた生徒を心配する心優しい先生に見える。
アラさんが言っていた悪の心が消えた、ていうのは本当なんだと思う。
【亘】
「これで全部、解決したみたい」
【萩山】
「へ」
【亘】
「全部、終わったんだよ。事件解決、だって」
【萩山】
「それじゃ、お前……」
【亘】
「うん、治ったって。マタタビ体質」
【萩山】
「本当か? よかったな!」
オレの事なのに、自分の事のように喜んでくれる。
そんなソウの笑顔がなんだかたまらなく愛おしく感じた。
【亘】
「ありがとうな……」
あんまりにも愛おしすぎて……
気が付いたらオレは、自分からソウの頬にキスをしていた。
【萩山】
「亘……?」
【萩山】
「い、今……!」
頬を片手で押さえたまま、驚きに固まっているソウがなんだかおかしい。
まさか本気ですると思ってなかったんだろうな。
オレだって……本気でするとは思わなかったけど。
愛しくて仕方なくなって、キスしたくなってしまったのだ。
いつもからかわれてばっかだし、たまにはオレからも……ってね。
【亘】
「ソウが言ってた、ご褒美……ってやつ」
【亘】
「ここまで、付き合ってくれてありがとうな」
【亘】
「事件が解決できたの、ソウのお陰だよ」
【萩山】
「………………」
オレたちはその場で、なんとなく見つめ合っていた。
そしてどちらからともなく顔が近づいて……唇と唇が重なる──。
と、思った瞬間、バン! という盛大な音が響いて、真っ暗な夜がキラキラと輝き出した。
【萩山】
「あっ……! 行くぞ」
【亘】
「え、えっ……どこ行くのっ?」
急に立ち上がったソウが、オレの手を引いて走り出す。
向かった先は……屋上だった。
【亘】
「ふわぁあ」
屋上に出た途端、真っ暗な夜空のキャンバスに、大輪の鮮やかな光の花が咲いた。
後夜祭のフィナーレを飾る花火だ。
【萩山】
「よかった……。これ、亘と一緒に見たかったんだ」
【亘】
「え……」
ソウの左手がオレの肩を抱き寄せる。
ぴったりと、身体と身体がくっついた。
【萩山】
「亘、後夜祭の花火の伝説、知ってる?」
【亘】
「伝説って……アレだよね……」
この学校の生徒ならみんな知っている。
後夜祭の花火を好きな子と見ると、その子と両想いになって幸せになれる、って。
男子校でなんでそんな噂があるんだよーって最初聞いたときは思ったのに……
今では、ドキドキしてしまう。
でもとあることを思い出してしまった。考えないようにしていた、あのことを。
【亘】
「え、でも、それ……オレとでいいの?」
前に保健室で聞いた、ソウと郁哉の会話が思い起こされる。
ふたりは、同じ人を好きになっていた。
ソウには好きな人がいるはずだ……。
【萩山】
「お前と見たかったんだよ。俺、亘のことが好きだから」
バン、という大きな花火が打ち上がり、ソウの横顔をキラキラと照らす。
【亘】
「ソウの好きな人って、オレ……だったの?」
【萩山】
「ああ、そうだよ。俺はお前の事がずっと好きだったんだ」
【萩山】
「……初めて会ったときから」
【萩山】
「お前は他の奴とは違う、そんな気がして……ずっと気になってたんだ」
真剣な目でオレを見つめる。
嘘偽りのない、冗談めかした言葉でもない、本当に真面目で真っ直ぐな言葉。
それがオレの心をギュッとつかんだ。
【萩山】
「なあ、教えてくれよ……俺がお前の事好きでも、嫌わない?」
【亘】
「なんでオレが、お前の事嫌うんだよ」
【萩山】
「だって、こんなこと言ったらさ、もう友だちじゃいられなくなるだろ」
【萩山】
「ずっと友達でいるなんて無理、ずっとそう思ってた半面で、友達ですらいられなくなったら……って」
【萩山】
「それが怖くて……今までハッキリ言えなかったんだよ」
【亘】
「ソウ……」
確かに、オレも自分の心の変化を“男同士なのに変だ”て押さえ込んでいた。
友だちなのに、やたらソウにドキドキするなんて変だ……て。
戸惑って、なかなか素直に受け入れられなかった。
弟みたいに可愛いって思ってるだけだって言い聞かせてた……。
でもそれって……薄々、自分の気持ちに気づいていたんだよな。
【萩山】
「なあ、亘。お前は今、俺のこと……どう思ってる?」
様子をうかがうように顔を覗き込んでくるソウを見てると、なんだか堪らない気持ちになって……。
グイ、と抱きしめていた。
【萩山】
「えっ!?」
【亘】
「好き……オレもソウが好きだよ」
【萩山】
「亘……?」
【萩山】
「本当か? それって、友達の好きじゃない……よな?」
ゆっくりとオレの顔を見上げてくるソウ。
その瞳に、満面の笑みを浮かべるオレの顔がバッチリと映りこんでいる。
【亘】
「好きだよ。捜査の間ずっと……」
【亘】
「ソウが隣にいてくれてよかった、て思ってた」
【亘】
「すっごい心強かった。ありがとう」
【萩山】
「亘……」
お互いの気持ちが高まる。
自然と、オレたちは唇を合わせて……キスをした。
バン、バン、と次々と上がる花火に照らされて……オレたちは強く抱き合っていた。
【亘】
「オレたちは大丈夫です。それより、彼を……」
少し離れたところで、はりねずみ男が気絶している。
さっきの光のショックで気を失ったみたいだ。
【竹尾】
「おい、大丈夫か!? おい!」
【萩山】
「なんだ……あいつ。急にキャラ変わってないか?」
はたから見ていると、倒れた生徒を心配する心優しい先生に見える。
アラさんが言っていた悪の心が消えた、ていうのは本当なんだと思う。
【亘】
「これで全部、解決したみたい」
【萩山】
「へ」
【亘】
「全部、終わったんだよ。事件解決、だって」
【萩山】
「それじゃ、お前……」
【亘】
「うん、治ったって。マタタビ体質」
【萩山】
「本当か? よかったな!」
オレの事なのに、自分の事のように喜んでくれる。
そんなソウの笑顔がなんだかたまらなく愛おしく感じた。
【亘】
「ありがとうな……」
あんまりにも愛おしすぎて……
気が付いたらオレは、自分からソウの頬にキスをしていた。
【萩山】
「亘……?」
【萩山】
「い、今……!」
頬を片手で押さえたまま、驚きに固まっているソウがなんだかおかしい。
まさか本気ですると思ってなかったんだろうな。
オレだって……本気でするとは思わなかったけど。
愛しくて仕方なくなって、キスしたくなってしまったのだ。
いつもからかわれてばっかだし、たまにはオレからも……ってね。
【亘】
「ソウが言ってた、ご褒美……ってやつ」
【亘】
「ここまで、付き合ってくれてありがとうな」
【亘】
「事件が解決できたの、ソウのお陰だよ」
【萩山】
「………………」
オレたちはその場で、なんとなく見つめ合っていた。
そしてどちらからともなく顔が近づいて……唇と唇が重なる──。
と、思った瞬間、バン! という盛大な音が響いて、真っ暗な夜がキラキラと輝き出した。
【萩山】
「あっ……! 行くぞ」
【亘】
「え、えっ……どこ行くのっ?」
急に立ち上がったソウが、オレの手を引いて走り出す。
向かった先は……屋上だった。
【亘】
「ふわぁあ」
屋上に出た途端、真っ暗な夜空のキャンバスに、大輪の鮮やかな光の花が咲いた。
後夜祭のフィナーレを飾る花火だ。
【萩山】
「よかった……。これ、亘と一緒に見たかったんだ」
【亘】
「え……」
ソウの左手がオレの肩を抱き寄せる。
ぴったりと、身体と身体がくっついた。
【萩山】
「亘、後夜祭の花火の伝説、知ってる?」
【亘】
「伝説って……アレだよね……」
この学校の生徒ならみんな知っている。
後夜祭の花火を好きな子と見ると、その子と両想いになって幸せになれる、って。
男子校でなんでそんな噂があるんだよーって最初聞いたときは思ったのに……
今では、ドキドキしてしまう。
でもとあることを思い出してしまった。考えないようにしていた、あのことを。
【亘】
「え、でも、それ……オレとでいいの?」
前に保健室で聞いた、ソウと郁哉の会話が思い起こされる。
ふたりは、同じ人を好きになっていた。
ソウには好きな人がいるはずだ……。
【萩山】
「お前と見たかったんだよ。俺、亘のことが好きだから」
バン、という大きな花火が打ち上がり、ソウの横顔をキラキラと照らす。
【亘】
「ソウの好きな人って、オレ……だったの?」
【萩山】
「ああ、そうだよ。俺はお前の事がずっと好きだったんだ」
【萩山】
「……初めて会ったときから」
【萩山】
「お前は他の奴とは違う、そんな気がして……ずっと気になってたんだ」
真剣な目でオレを見つめる。
嘘偽りのない、冗談めかした言葉でもない、本当に真面目で真っ直ぐな言葉。
それがオレの心をギュッとつかんだ。
【萩山】
「なあ、教えてくれよ……俺がお前の事好きでも、嫌わない?」
【亘】
「なんでオレが、お前の事嫌うんだよ」
【萩山】
「だって、こんなこと言ったらさ、もう友だちじゃいられなくなるだろ」
【萩山】
「ずっと友達でいるなんて無理、ずっとそう思ってた半面で、友達ですらいられなくなったら……って」
【萩山】
「それが怖くて……今までハッキリ言えなかったんだよ」
【亘】
「ソウ……」
確かに、オレも自分の心の変化を“男同士なのに変だ”て押さえ込んでいた。
友だちなのに、やたらソウにドキドキするなんて変だ……て。
戸惑って、なかなか素直に受け入れられなかった。
弟みたいに可愛いって思ってるだけだって言い聞かせてた……。
でもそれって……薄々、自分の気持ちに気づいていたんだよな。
【萩山】
「なあ、亘。お前は今、俺のこと……どう思ってる?」
様子をうかがうように顔を覗き込んでくるソウを見てると、なんだか堪らない気持ちになって……。
グイ、と抱きしめていた。
【萩山】
「えっ!?」
【亘】
「好き……オレもソウが好きだよ」
【萩山】
「亘……?」
【萩山】
「本当か? それって、友達の好きじゃない……よな?」
ゆっくりとオレの顔を見上げてくるソウ。
その瞳に、満面の笑みを浮かべるオレの顔がバッチリと映りこんでいる。
【亘】
「好きだよ。捜査の間ずっと……」
【亘】
「ソウが隣にいてくれてよかった、て思ってた」
【亘】
「すっごい心強かった。ありがとう」
【萩山】
「亘……」
お互いの気持ちが高まる。
自然と、オレたちは唇を合わせて……キスをした。
バン、バン、と次々と上がる花火に照らされて……オレたちは強く抱き合っていた。
