[本編] 萩山 ソウ 編
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【アラさん】
「俺は二人に同情するね……」
【アラさん】
「お前、最近よくソウと一緒に居るときニヤニヤしてるって気づいてないのか?」
【亘】
「……え?」
【アラさん】
「楽しくてしかたないし、離れがたいって思う自分もいるんだろ?」
【亘】
「そう……だな」
さっきもそう思ったばっかりだった。
【アラさん】
「俺が言えるのはここまでだな!」
【アラさん】
「後は自分で考えなさい♪」
【亘】
「……ええっ!?」
【アラさん】
「じゃ、おやすみーー」
【アラさん】
「ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ」
【亘】
(どこが夜も眠れないだよ……即ぐっすりじゃん)
【亘】
(それにしても……)
アラさんが話をむし返すから、思い出してしまうじゃないか。
確かに、ニヤニヤする……ような。
自分の気持ちと感情がうまく整理できない。
これ、なんとかしてほしい……。
それからモヤモヤしてしまって、なかなか眠りにつくことができなかった……。
なんだかんだと翻弄されてるうちに、とうとう文化祭まであと3日になってしまった。
【葛貫】
「さあ、諸君。文化祭もいよいよ3日後となりましたッ!」
【葛貫】
「今日は衣装なしで通し稽古を行いますよ~う」
準備をしているオレとソウの元へ会長がやって来る。
【葛貫】
「魔王と猫と主人公の対決は一番の見どころだから、よろしくお願いしますネ」
【亘】
「こちらこそよろしくお願いします」
【萩山】
「まあほどほどに頑張る」
【葛貫】
「君は日頃の態度で何かと目をつけられやすいと思いますが」
【葛貫】
「この演劇で活躍をすれば先生への評価はよくなりますよ?」
【葛貫】
「それ以外にも、成績やスポーツで何か悩みがあれば私に相談してくださいねっ!」
【葛貫】
「せっかく同じ舞台に立つ仲間なんだから」
やたら意味ありげなセリフに、オレとソウは警戒心を高めた。
【萩山】
「そうだな……。何かあれば、ぜひ相談に乗ってもらうよ」
【葛貫】
「それじゃ始めようか」
通し稽古が始まる。
誰も大きなミスをすることなく、劇は進んでいく……。
そして魔王との対決のシーンがやってきた。
【葛貫】
「『よく私を魔王と見破ったな……猫の分際でよくやる』」
【萩山】
「いつまでも正体隠して、バレないとか思ってるなよ?」
【亘】
(あれ、このセリフ、台本と違う……)
そう思うものの、ソウはそのままセリフを続けた。
【萩山】
「お前が裏で取引してんの、知ってんだからな? いい加減、化けの皮をはいでやる」
【葛貫】
「ん? 何を言ってるのかな」
【葛貫】
「何のことだかわからないねぇ……」
【萩山】
「しらばっくれても、お前が全部裏で糸引いてんのはバレてんだよ!」
ソウがじりじりと会長に詰め寄る。
けれど会長は愉快そうにただ笑うだけだ。
全然台本通りではないけれど、周りはアドリブだと思って気づいていない。
【葛貫】
「ハハハハハハ! それで追いつめたつもりかい?」
【葛貫】
「まだまだ甘いな……」
バサ、とマントをひるがえして会長は走り出す。
【亘】
「え!?」
【萩山】
「おい、どこ行く気だ!?」
【葛貫】
「ふたりだけでついてくるといい! 最終決戦へと進もうじゃないか」
呆気にとられながらも、オレたちはそのまま教室を出ていく会長の後を追った。
会長はそのまま、屋上へと向かった。
【萩山】
「どうやらここで決着をつける気みたいだな」
この場所を選ぶということは……
【亘】
「気を引き締めていこう」
【萩山】
「ああ。今度こそお前は俺が守り抜くからな」
そして、2人で意を決して屋上へと出た。
【葛貫】
「ちゃんとついて来ましたね」
【萩山】
「もう変な演技はいらねえ! お前がaドロップの密売人なんだろ!」
【葛貫】
「……ハァー」
両手をあげて肩を竦めて、会長は大げさに頭を振った。
【葛貫】
「だから、詰めが甘いと言ったんです」
【亘】
「……どういう事ですか?」
【萩山】
「俺たちが捜査した結果じゃ、犯人はお前しか考えられないんだ」
【葛貫】
「ちなみに聞くが、君がそう思う根拠はなんだい?」
【萩山】
「それは……」
ソウが今までにあったことを簡潔にまとめて伝えた。
すると、また会長は大げさに首を横に振る。
【葛貫】
「まったく、それはどれもこれも状況証拠ばかりで何一つとして決定打に欠けるよ!」
【葛貫】
「もうー、もっとクリティカルなモノがあるかと期待してたのに残念だ」
【亘】
「……あの、犯人は会長じゃないんですか……?」
【葛貫】
「違うよ」
【亘】
「……え、それじゃ何で」
【葛貫】
「何でaドロップに関する出来事に干渉しているか、かい?」
【葛貫】
「そんなもの、私が生徒を守るべき立場であるからに決まっているでしょう」
【亘】
「もしかして会長も……」
「俺は二人に同情するね……」
【アラさん】
「お前、最近よくソウと一緒に居るときニヤニヤしてるって気づいてないのか?」
【亘】
「……え?」
【アラさん】
「楽しくてしかたないし、離れがたいって思う自分もいるんだろ?」
【亘】
「そう……だな」
さっきもそう思ったばっかりだった。
【アラさん】
「俺が言えるのはここまでだな!」
【アラさん】
「後は自分で考えなさい♪」
【亘】
「……ええっ!?」
【アラさん】
「じゃ、おやすみーー」
【アラさん】
「ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ」
【亘】
(どこが夜も眠れないだよ……即ぐっすりじゃん)
【亘】
(それにしても……)
アラさんが話をむし返すから、思い出してしまうじゃないか。
確かに、ニヤニヤする……ような。
自分の気持ちと感情がうまく整理できない。
これ、なんとかしてほしい……。
それからモヤモヤしてしまって、なかなか眠りにつくことができなかった……。
なんだかんだと翻弄されてるうちに、とうとう文化祭まであと3日になってしまった。
【葛貫】
「さあ、諸君。文化祭もいよいよ3日後となりましたッ!」
【葛貫】
「今日は衣装なしで通し稽古を行いますよ~う」
準備をしているオレとソウの元へ会長がやって来る。
【葛貫】
「魔王と猫と主人公の対決は一番の見どころだから、よろしくお願いしますネ」
【亘】
「こちらこそよろしくお願いします」
【萩山】
「まあほどほどに頑張る」
【葛貫】
「君は日頃の態度で何かと目をつけられやすいと思いますが」
【葛貫】
「この演劇で活躍をすれば先生への評価はよくなりますよ?」
【葛貫】
「それ以外にも、成績やスポーツで何か悩みがあれば私に相談してくださいねっ!」
【葛貫】
「せっかく同じ舞台に立つ仲間なんだから」
やたら意味ありげなセリフに、オレとソウは警戒心を高めた。
【萩山】
「そうだな……。何かあれば、ぜひ相談に乗ってもらうよ」
【葛貫】
「それじゃ始めようか」
通し稽古が始まる。
誰も大きなミスをすることなく、劇は進んでいく……。
そして魔王との対決のシーンがやってきた。
【葛貫】
「『よく私を魔王と見破ったな……猫の分際でよくやる』」
【萩山】
「いつまでも正体隠して、バレないとか思ってるなよ?」
【亘】
(あれ、このセリフ、台本と違う……)
そう思うものの、ソウはそのままセリフを続けた。
【萩山】
「お前が裏で取引してんの、知ってんだからな? いい加減、化けの皮をはいでやる」
【葛貫】
「ん? 何を言ってるのかな」
【葛貫】
「何のことだかわからないねぇ……」
【萩山】
「しらばっくれても、お前が全部裏で糸引いてんのはバレてんだよ!」
ソウがじりじりと会長に詰め寄る。
けれど会長は愉快そうにただ笑うだけだ。
全然台本通りではないけれど、周りはアドリブだと思って気づいていない。
【葛貫】
「ハハハハハハ! それで追いつめたつもりかい?」
【葛貫】
「まだまだ甘いな……」
バサ、とマントをひるがえして会長は走り出す。
【亘】
「え!?」
【萩山】
「おい、どこ行く気だ!?」
【葛貫】
「ふたりだけでついてくるといい! 最終決戦へと進もうじゃないか」
呆気にとられながらも、オレたちはそのまま教室を出ていく会長の後を追った。
会長はそのまま、屋上へと向かった。
【萩山】
「どうやらここで決着をつける気みたいだな」
この場所を選ぶということは……
【亘】
「気を引き締めていこう」
【萩山】
「ああ。今度こそお前は俺が守り抜くからな」
そして、2人で意を決して屋上へと出た。
【葛貫】
「ちゃんとついて来ましたね」
【萩山】
「もう変な演技はいらねえ! お前がaドロップの密売人なんだろ!」
【葛貫】
「……ハァー」
両手をあげて肩を竦めて、会長は大げさに頭を振った。
【葛貫】
「だから、詰めが甘いと言ったんです」
【亘】
「……どういう事ですか?」
【萩山】
「俺たちが捜査した結果じゃ、犯人はお前しか考えられないんだ」
【葛貫】
「ちなみに聞くが、君がそう思う根拠はなんだい?」
【萩山】
「それは……」
ソウが今までにあったことを簡潔にまとめて伝えた。
すると、また会長は大げさに首を横に振る。
【葛貫】
「まったく、それはどれもこれも状況証拠ばかりで何一つとして決定打に欠けるよ!」
【葛貫】
「もうー、もっとクリティカルなモノがあるかと期待してたのに残念だ」
【亘】
「……あの、犯人は会長じゃないんですか……?」
【葛貫】
「違うよ」
【亘】
「……え、それじゃ何で」
【葛貫】
「何でaドロップに関する出来事に干渉しているか、かい?」
【葛貫】
「そんなもの、私が生徒を守るべき立場であるからに決まっているでしょう」
【亘】
「もしかして会長も……」
