[本編] 萩山 ソウ 編
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【萩山】
「じゃ、おやすみ~」
【亘】
「うん、おやすみ」
ソウが出て行ったドアをしばらくながめてしまう。
いつも一緒にいるのに、なのにもうちょっと一緒にいたいとか……。
そんな名残惜しい気持ちが心をよぎる。
【亘】
(……なんだこの寂しい気持ちは! 気のせい。気のせいだっ)
【亘】
(疲れてるから妙に変な気持ちになるんだ。もう寝よう)
そう思って、ベッドに入り込もうとしたとき、何か固い感触が手に当たった。
【亘】
「あれ……」
感触があった辺りを手で探ってみると……。
学校から配給される各生徒に配られた電子手帳が出てきた。
オレのはカバンに入れっぱなしだから、オレのものではない。
となると……
【亘】
「……!!」
ふたを開くと、そこにこの前撮ったオレとソウのプリクラ写真が待ち受けに設定されていた。
この部屋に頻繁に来るのはソウくらいだから、ソウのだと思ったけど。
【亘】
(てか、これ本当に思いっきりチュープリじゃん……!!)
【亘】
(彼女といつか撮るのかな……とか思ったけど、男とって……)
【亘】
(……!!2枚も設定されてる!)
【亘】
(……)
【亘】
(…………)
【亘】
(……オレすげーアホ面)
【亘】
(……ソウがちょっとかっこいのがむかつく)
恥ずかしくて印刷したシールや転送されてきた画像は見ていなかったから
マジマジと見てしまう。
【亘】
(それにしても……)
【亘】
(まさかコレがくるとは……)
【アラさん】
「どうしたんだ。なんだそれー」
【亘】
「っ!!」
アラさんがトタタタ、とベッドを上がってこようとしたので慌ててフタを閉じた。
【アラさん】
「なんだなんだ。一体何を見てたんだ? 俺にも見せてくれよ」
【亘】
「何でもないからっ!!」
ソウがオレにチューしてる写真なんて見せられるわけないよな?
【亘】
(オレとソウだけの秘密だから)
【亘】
(ふたりきりの秘密にしておきたいよな、やっぱり)
急に携帯が鳴りだしたから取ると、それはソウからの電話だった。
【亘】
「もしもし、ソウ? お前、電子生徒手帳忘れていったろ」
【萩山】
『あー、そうそう。やっぱお前のとこにあったんだ』
【亘】
「あったよ……」
【萩山】
『……あれ、お前なんか怒ってる?』
【亘】
「べ、別に怒ってないけど」
【萩山】
『待ち受け見た?』
【亘】
「……見た」
【萩山】
『あー……俺だけの楽しみにしとこうと思ってたのに』
【亘】
「お前な、恥ずかしいからやめろよ! これ、他の奴に見られたらどうすんだよ!」
【萩山】
『え、別に俺はいいけど』
【亘】
「はぁっ!?」
【萩山】
『……なんて、それはお前と俺だけの思い出だから、他の奴に見せんのもったいないよな』
【萩山】
『だからいつも警戒してたのに、お前のとこ行くと気、緩むな……』
サラッと見られてもいいとか言ってしまうソウに、どういう神経してんだ! とか突っ込みを入れたかったのに。
【亘】
「と、とにかく。これは明日オレが教室まで持って行ってやるから」
【亘】
「くれぐれも他の奴に見つかるなよ?」
【萩山】
『サンキュー! んじゃ、明日な』
【亘】
「うん、じゃあな」
携帯の通話を切った後、しばらくオレの顔はニヤケっぱなしだった。
【アラさん】
「なんなんだ、ニヤニヤして気持ち悪い奴だな……」
【亘】
「も、もう寝よう。アラさん」
【アラさん】
「よーし、そっちつめてくれ亘ー!」
ベッドにジャンプするとよちよち枕に登ってくるアラさん。
【アラさん】
「んっ、よいしょ!」
【亘】
(くっっ……、これはあざとい…!)
【亘】
(中身オッサンのくせに……!)
【アラさん】
「?」
電気を消して布団にもぐる。
アラさんはオレの肩によじ登り、顔を覗き込んできた。
【アラさん】
「なあなあ、さっき何ニヤニヤしてたんだ?」
【亘】
「ちょっ……、話むし返さないでよ!」
【アラさん】
「いや、気になって眠れねーんだって」
【アラさん】
「アレか?やっぱりソウのことか?」
【亘】
(ぎくっっ!)
【アラさん】
「やっぱりなァ~! だと思ったァ~!」
【アラさん】
「ふふ、恋多き恋愛マスターのアラさんにかかればこれしき……」
【亘】
「え、何でそこで恋愛?」
【アラさん】
「えええっ!? 逆にそこ聞いちゃう?」
【亘】
「……なんだよ」
【アラさん】
「いやー……こりゃソウも郁哉も大変だな」
【亘】
「さっきからなんなんだよ!」
「じゃ、おやすみ~」
【亘】
「うん、おやすみ」
ソウが出て行ったドアをしばらくながめてしまう。
いつも一緒にいるのに、なのにもうちょっと一緒にいたいとか……。
そんな名残惜しい気持ちが心をよぎる。
【亘】
(……なんだこの寂しい気持ちは! 気のせい。気のせいだっ)
【亘】
(疲れてるから妙に変な気持ちになるんだ。もう寝よう)
そう思って、ベッドに入り込もうとしたとき、何か固い感触が手に当たった。
【亘】
「あれ……」
感触があった辺りを手で探ってみると……。
学校から配給される各生徒に配られた電子手帳が出てきた。
オレのはカバンに入れっぱなしだから、オレのものではない。
となると……
【亘】
「……!!」
ふたを開くと、そこにこの前撮ったオレとソウのプリクラ写真が待ち受けに設定されていた。
この部屋に頻繁に来るのはソウくらいだから、ソウのだと思ったけど。
【亘】
(てか、これ本当に思いっきりチュープリじゃん……!!)
【亘】
(彼女といつか撮るのかな……とか思ったけど、男とって……)
【亘】
(……!!2枚も設定されてる!)
【亘】
(……)
【亘】
(…………)
【亘】
(……オレすげーアホ面)
【亘】
(……ソウがちょっとかっこいのがむかつく)
恥ずかしくて印刷したシールや転送されてきた画像は見ていなかったから
マジマジと見てしまう。
【亘】
(それにしても……)
【亘】
(まさかコレがくるとは……)
【アラさん】
「どうしたんだ。なんだそれー」
【亘】
「っ!!」
アラさんがトタタタ、とベッドを上がってこようとしたので慌ててフタを閉じた。
【アラさん】
「なんだなんだ。一体何を見てたんだ? 俺にも見せてくれよ」
【亘】
「何でもないからっ!!」
ソウがオレにチューしてる写真なんて見せられるわけないよな?
【亘】
(オレとソウだけの秘密だから)
【亘】
(ふたりきりの秘密にしておきたいよな、やっぱり)
急に携帯が鳴りだしたから取ると、それはソウからの電話だった。
【亘】
「もしもし、ソウ? お前、電子生徒手帳忘れていったろ」
【萩山】
『あー、そうそう。やっぱお前のとこにあったんだ』
【亘】
「あったよ……」
【萩山】
『……あれ、お前なんか怒ってる?』
【亘】
「べ、別に怒ってないけど」
【萩山】
『待ち受け見た?』
【亘】
「……見た」
【萩山】
『あー……俺だけの楽しみにしとこうと思ってたのに』
【亘】
「お前な、恥ずかしいからやめろよ! これ、他の奴に見られたらどうすんだよ!」
【萩山】
『え、別に俺はいいけど』
【亘】
「はぁっ!?」
【萩山】
『……なんて、それはお前と俺だけの思い出だから、他の奴に見せんのもったいないよな』
【萩山】
『だからいつも警戒してたのに、お前のとこ行くと気、緩むな……』
サラッと見られてもいいとか言ってしまうソウに、どういう神経してんだ! とか突っ込みを入れたかったのに。
【亘】
「と、とにかく。これは明日オレが教室まで持って行ってやるから」
【亘】
「くれぐれも他の奴に見つかるなよ?」
【萩山】
『サンキュー! んじゃ、明日な』
【亘】
「うん、じゃあな」
携帯の通話を切った後、しばらくオレの顔はニヤケっぱなしだった。
【アラさん】
「なんなんだ、ニヤニヤして気持ち悪い奴だな……」
【亘】
「も、もう寝よう。アラさん」
【アラさん】
「よーし、そっちつめてくれ亘ー!」
ベッドにジャンプするとよちよち枕に登ってくるアラさん。
【アラさん】
「んっ、よいしょ!」
【亘】
(くっっ……、これはあざとい…!)
【亘】
(中身オッサンのくせに……!)
【アラさん】
「?」
電気を消して布団にもぐる。
アラさんはオレの肩によじ登り、顔を覗き込んできた。
【アラさん】
「なあなあ、さっき何ニヤニヤしてたんだ?」
【亘】
「ちょっ……、話むし返さないでよ!」
【アラさん】
「いや、気になって眠れねーんだって」
【アラさん】
「アレか?やっぱりソウのことか?」
【亘】
(ぎくっっ!)
【アラさん】
「やっぱりなァ~! だと思ったァ~!」
【アラさん】
「ふふ、恋多き恋愛マスターのアラさんにかかればこれしき……」
【亘】
「え、何でそこで恋愛?」
【アラさん】
「えええっ!? 逆にそこ聞いちゃう?」
【亘】
「……なんだよ」
【アラさん】
「いやー……こりゃソウも郁哉も大変だな」
【亘】
「さっきからなんなんだよ!」
