[本編] 萩山 ソウ 編
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あれから毎日、放課後は劇の練習に時間を取られるようになった。
だから、必然的に毎日会長に会う事になったんだけど……。
【朝日】
「主役の衣装が出来上がったで~!」
【葛貫】
「おおっ! さっそく合わせてみましょう♪」
手渡された衣装をつい、凝視してしまう。
こ、これは……
どう見ても………
【亘】
(す、スカート……?)
【亘】
「え、オレ……女装!?」
【葛貫】
「ハイ、もちろん。女の子役ですから♪」
つかつかと生徒会長の前まで詰め寄る。
【亘】
「どういうことですか、これっ!」
【葛貫】
「アレ? 言ってませんでした?」
【亘】
「聞いてないですっ!!」
【葛貫】
「まあまあ、せっかくですから。楽しんでいきましょう?」
【亘】
(だめだ、生徒会長の思考がわからない……)
結局、何で会長がオレたちを劇に出演させる事にしたのか。
aドロップ関連の動きについても何も怪しい動きはなくて……。
捜査については何の進展もなかった。
【萩山】
「見て見て亘!」
ソウがネコ耳とネコしっぽをつけて得意気な顔でオレの元に駆け寄ってきた。
【亘】
「あ……」
【亘】
(可愛い……! しかもなんかふりふり着てる……!)
ソウのネコ耳なんてもう何度か見てるのに。男子がふりふりを着ているのに。
でもオレは不覚にもそんな事を思ってしまった……。
【萩山】
「どうだ? 凛々しい感じするだろ?」
【亘】
「え」
【萩山】
「これで剣持って、魔王と戦うんだぜ?」
衣装だけじゃなく、小物とかも出来上がっていて。
その作り物の剣を持ってソウが構えたりしてるんだけど。
【亘】
(どう見ても可愛いとしか思えない)
【亘】
「なんかかっこよくて、頼もしい感じがするな」
【萩山】
「だろ! お前は俺が助けるからな!」
張り切ってる本人に対して“可愛い”とは言えなかった。
【亘】
(はしゃいでるから、可愛く見えるんだな)
ソウがネコ化するのは、いつも予想してなかった時に突然だったりするから。
こうやって平穏な時にのほほんと、ネコ化されるとすごく可愛く見える。
なんて、微笑ましい気持ちになっていると。
【葛貫】
「ソウくんはネコ耳がよく似合いますね」
【亘】
「……!」
【亘】
(この人、いつの間にオレの背後に立ったんだ!?)
気配もさせずに生徒会長がオレのすぐそばにいた。
【葛貫】
「うーん……たまたまネコの役をお願いしたのだけれど、まさかこんなにハマるとは思いませんでした」
【葛貫】
「もしかしてソウくんは、ネコがハマリ役なんじゃ」
【亘】
「…………」
メガネの奥の瞳が、ギラッと光ってる。そんな風に感じた。
【亘】
(わざと挑発してきてるのか……?)
【亘】
(ソウがaドロップでネコになるの知ってて……)
そうやってオレが会長について考えをめぐらせていると―
【葛貫】
「おや、菊崎くんはまだ着替えてないのですか?」
生徒会長に話しかけられてしまい考えはさえぎられてしまった。
【葛貫】
「さあさあ着てみてください! 何事も経験!こんなことがなければ女の子の格好なんて出来ませんよ?」
【萩山】
「えっ女の子のかっこ?見たいみたい!」
【萩山】
「早く着替えてきなって」
【亘】
「いや、オレは……」
【葛貫】
「じゃあ私が着てみましょうか!?」
【萩山】
「や、いらねーし」
【葛貫】
「酷いっっ! 着こなす自身ありますのにっ」
そんなこんなで、あんまり練習は進んでないのだった……。
練習が終わって、部屋に戻って今日の出来事を報告した。
【萩山】
「あの時、生徒会長とそんな会話してたのか……」
【アラさん】
「そりゃ確実に挑発してきてるな」
【亘】
「会話というか、話を遮られたって感じだけどね……」
【亘】
「でもイマイチ、会長の狙いがわからないや」
【アラさん】
「恐らく、こっちがボロを出すのを待ってるんじゃないか?」
【亘】
「ボロ……?」
【アラさん】
「何の為にaドロップを嗅ぎまわっているのか、知りたいんじゃないのかあっちは」
【アラさん】
「ともかく油断は禁物だ。こっちの情報は出さずに、あっちの情報を引き出すんだぞ!」
【亘】
「うーん……なんか難しいけど、ともかく頑張ってみる」
【萩山】
「まあ俺もいるんだから、何かあったらすぐに相談しろよ?」
【亘】
「……うん」
そのソウの言葉は本当に頼もしかった。
アラさんの趣味を称賛する気はないけど、頼れる相棒がいるのは本当に心強い。
【亘】
「……て、もう就寝時間じゃん」
【亘】
「ソウ、寮長が見回りに来る前に帰らないと怒られるぞ」
【萩山】
「ああ、そうだな。んじゃ続きはまた明日な」
【亘】
「うん、明日も練習がんばろうな」
そう声をかけると、部屋を出ていく手前でソウが振り返る。
【萩山】
「なんていってもご褒美がかかってるからな!」
【亘】
「なっ……も、もう……」
だから、必然的に毎日会長に会う事になったんだけど……。
【朝日】
「主役の衣装が出来上がったで~!」
【葛貫】
「おおっ! さっそく合わせてみましょう♪」
手渡された衣装をつい、凝視してしまう。
こ、これは……
どう見ても………
【亘】
(す、スカート……?)
【亘】
「え、オレ……女装!?」
【葛貫】
「ハイ、もちろん。女の子役ですから♪」
つかつかと生徒会長の前まで詰め寄る。
【亘】
「どういうことですか、これっ!」
【葛貫】
「アレ? 言ってませんでした?」
【亘】
「聞いてないですっ!!」
【葛貫】
「まあまあ、せっかくですから。楽しんでいきましょう?」
【亘】
(だめだ、生徒会長の思考がわからない……)
結局、何で会長がオレたちを劇に出演させる事にしたのか。
aドロップ関連の動きについても何も怪しい動きはなくて……。
捜査については何の進展もなかった。
【萩山】
「見て見て亘!」
ソウがネコ耳とネコしっぽをつけて得意気な顔でオレの元に駆け寄ってきた。
【亘】
「あ……」
【亘】
(可愛い……! しかもなんかふりふり着てる……!)
ソウのネコ耳なんてもう何度か見てるのに。男子がふりふりを着ているのに。
でもオレは不覚にもそんな事を思ってしまった……。
【萩山】
「どうだ? 凛々しい感じするだろ?」
【亘】
「え」
【萩山】
「これで剣持って、魔王と戦うんだぜ?」
衣装だけじゃなく、小物とかも出来上がっていて。
その作り物の剣を持ってソウが構えたりしてるんだけど。
【亘】
(どう見ても可愛いとしか思えない)
【亘】
「なんかかっこよくて、頼もしい感じがするな」
【萩山】
「だろ! お前は俺が助けるからな!」
張り切ってる本人に対して“可愛い”とは言えなかった。
【亘】
(はしゃいでるから、可愛く見えるんだな)
ソウがネコ化するのは、いつも予想してなかった時に突然だったりするから。
こうやって平穏な時にのほほんと、ネコ化されるとすごく可愛く見える。
なんて、微笑ましい気持ちになっていると。
【葛貫】
「ソウくんはネコ耳がよく似合いますね」
【亘】
「……!」
【亘】
(この人、いつの間にオレの背後に立ったんだ!?)
気配もさせずに生徒会長がオレのすぐそばにいた。
【葛貫】
「うーん……たまたまネコの役をお願いしたのだけれど、まさかこんなにハマるとは思いませんでした」
【葛貫】
「もしかしてソウくんは、ネコがハマリ役なんじゃ」
【亘】
「…………」
メガネの奥の瞳が、ギラッと光ってる。そんな風に感じた。
【亘】
(わざと挑発してきてるのか……?)
【亘】
(ソウがaドロップでネコになるの知ってて……)
そうやってオレが会長について考えをめぐらせていると―
【葛貫】
「おや、菊崎くんはまだ着替えてないのですか?」
生徒会長に話しかけられてしまい考えはさえぎられてしまった。
【葛貫】
「さあさあ着てみてください! 何事も経験!こんなことがなければ女の子の格好なんて出来ませんよ?」
【萩山】
「えっ女の子のかっこ?見たいみたい!」
【萩山】
「早く着替えてきなって」
【亘】
「いや、オレは……」
【葛貫】
「じゃあ私が着てみましょうか!?」
【萩山】
「や、いらねーし」
【葛貫】
「酷いっっ! 着こなす自身ありますのにっ」
そんなこんなで、あんまり練習は進んでないのだった……。
練習が終わって、部屋に戻って今日の出来事を報告した。
【萩山】
「あの時、生徒会長とそんな会話してたのか……」
【アラさん】
「そりゃ確実に挑発してきてるな」
【亘】
「会話というか、話を遮られたって感じだけどね……」
【亘】
「でもイマイチ、会長の狙いがわからないや」
【アラさん】
「恐らく、こっちがボロを出すのを待ってるんじゃないか?」
【亘】
「ボロ……?」
【アラさん】
「何の為にaドロップを嗅ぎまわっているのか、知りたいんじゃないのかあっちは」
【アラさん】
「ともかく油断は禁物だ。こっちの情報は出さずに、あっちの情報を引き出すんだぞ!」
【亘】
「うーん……なんか難しいけど、ともかく頑張ってみる」
【萩山】
「まあ俺もいるんだから、何かあったらすぐに相談しろよ?」
【亘】
「……うん」
そのソウの言葉は本当に頼もしかった。
アラさんの趣味を称賛する気はないけど、頼れる相棒がいるのは本当に心強い。
【亘】
「……て、もう就寝時間じゃん」
【亘】
「ソウ、寮長が見回りに来る前に帰らないと怒られるぞ」
【萩山】
「ああ、そうだな。んじゃ続きはまた明日な」
【亘】
「うん、明日も練習がんばろうな」
そう声をかけると、部屋を出ていく手前でソウが振り返る。
【萩山】
「なんていってもご褒美がかかってるからな!」
【亘】
「なっ……も、もう……」
