[本編] 萩山 ソウ 編
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体育祭当日、オレとソウの出番は早々に終わった。
【萩山】
「アラちんは?」
【亘】
「先に校舎内を調査してるって。体育祭に出るわけじゃないし、時間余ってるからって」
【萩山】
「そっか。んじゃそろそろ俺たちも行こうぜ」
【亘】
「あ、でも今から郁哉が出るから応援しないと」
【萩山】
「応援なんてしなくても、アイツなら余裕で勝つだろ」
【亘】
「そうだろうけど、友だちの活躍するとこ応援したいじゃん」
【萩山】
「それって俺と2人で捜査するより、大事な事か?」
【亘】
「え……何でそうなるんだよ」
【亘】
「それよりソウも一緒に応援しようぜ」
【萩山】
「…………」
【実行委員】
「ただいまから、1年クラス別障害物競争が始まります。選手のみなさまは……」
郁哉の出る種目の呼びかけが始まった。
障害物競走は何気に難易度の高いものが多くて、クラスの中でも特に運動神経のいい奴が参加する。
【亘】
「郁哉ー! がんばれー!」
【柊木】
「…………」
遠くて声は聞こえなかったけど、こっちに向けて手を振ってくれた。
【亘】
「きっと郁哉ならぶっちぎりで優勝できるだろうなぁ……」
【亘】
「昔から、運動会とか体育祭のときって郁哉が大活躍するから」
【亘】
「友だちとして鼻高くなるよな」
【萩山】
「っ……」
隣から返事が聞こえなかったのが少し気になったけど。
すぐにスタートの銃声が響いて、そっちに気をとられてしまった。
【亘】
「いいぞー!! 行けー! ぶっちぎれー!!」
ゴール手前の16段跳び箱でみんなが苦戦してるところを、郁哉はひらりと飛び越えて。
見事にぶっちぎり一位を決めた。
【亘】
「やったー! さすが郁哉!!」
【柊木】
「見てたか?」
堂々とした顔で、郁哉がオレの元に戻ってきた。
【亘】
「もちろん!」
【柊木】
「サンキュ。お前が見てるって思って気合い入れて頑張った」
【亘】
「友だちが活躍してるとこ見るの、気持ちいいよ」
【柊木】
「そうか。お前が喜んでくれるなら他の競技もがんばるよ」
【亘】
「あ……」
【亘】
(午後からの部は校舎内捜査しなきゃいけないんだよな……)
【柊木】
「どうした?」
【亘】
「い、いや。何でもない! 他の競技もがんばってな」
【亘】
(本人が気合い入れてるのに、応援できないとか言えないよな)
【柊木】
「ああ……ところで、ソウはどうした?」
【亘】
「え?」
指摘されて初めて、オレの隣にソウの姿がない事に気づいた。
【亘】
(もしかして、1人で捜査に行ったのかな?)
【柊木】
「またサボりか?」
【亘】
「……そうかも。オレ捜してくるよ」
【柊木】
「じゃオレも行く」
【亘】
「郁哉は次の種目あるでしょ。始まるまでには見つけるから、ここで待機しててよ」
【柊木】
「いや、でも……」
【亘】
「ダーメ。クラスの期待の星なんだから」
【亘】
「またかっこいいとこ見せてよ」
【柊木】
「……分かった」
【亘】
「じゃあ、ちょっとソウ捜してくる」
運動場を離れて、オレは校舎内に向かった。
【アラさん】
「お、亘。ようやく来たのか?」
誰もいない校舎内でウロウロしていたら、アラさんに会った。
【亘】
「うん。ようやく出番終わったから。それで、何かあった?」
【アラさん】
「いーや、何もない。一通り校舎を見て回ったが怪しい奴らは全く見かけなかったぜ」
【亘】
「そっか……」
【亘】
「あ、オレより先にソウが来てるはずなんだけど会った?」
【アラさん】
「いいや」
【亘】
「どこ行ったんだろ」
【アラさん】
「もしかしたらソウのほうが先に何か見つけてるかもしれないな」
【アラさん】
「よし、ソウと合流だ!」
【亘】
「うん」
オレたちの教室とか、普通にサボりたくて保健室にいるかなとか……。
ソウがいそうなところを一通り探し回ったけど見つからなかった。
【亘】
(あと心当たりある所……て、あそこかな?)
この前、ふたりで出た屋上。
ソウがすごく気に入ってたから、もしかしたらと思って来てみると。
【亘】
「あ、開いてる」
ドアが開いていた。
【亘】
(ソウが来てるんだ……!)
【亘】
「ソウーいる?」
【萩山】
「郁哉の応援はもういいのかよ?」
え、と思って振り返ると給水塔の上にソウが立っていた。
なんだかすごく不機嫌そうな様子だった。
【亘】
「どうしたんだよ、ソウ。何も言わずにいなくなったりして」
【萩山】
「アラちんは?」
【亘】
「先に校舎内を調査してるって。体育祭に出るわけじゃないし、時間余ってるからって」
【萩山】
「そっか。んじゃそろそろ俺たちも行こうぜ」
【亘】
「あ、でも今から郁哉が出るから応援しないと」
【萩山】
「応援なんてしなくても、アイツなら余裕で勝つだろ」
【亘】
「そうだろうけど、友だちの活躍するとこ応援したいじゃん」
【萩山】
「それって俺と2人で捜査するより、大事な事か?」
【亘】
「え……何でそうなるんだよ」
【亘】
「それよりソウも一緒に応援しようぜ」
【萩山】
「…………」
【実行委員】
「ただいまから、1年クラス別障害物競争が始まります。選手のみなさまは……」
郁哉の出る種目の呼びかけが始まった。
障害物競走は何気に難易度の高いものが多くて、クラスの中でも特に運動神経のいい奴が参加する。
【亘】
「郁哉ー! がんばれー!」
【柊木】
「…………」
遠くて声は聞こえなかったけど、こっちに向けて手を振ってくれた。
【亘】
「きっと郁哉ならぶっちぎりで優勝できるだろうなぁ……」
【亘】
「昔から、運動会とか体育祭のときって郁哉が大活躍するから」
【亘】
「友だちとして鼻高くなるよな」
【萩山】
「っ……」
隣から返事が聞こえなかったのが少し気になったけど。
すぐにスタートの銃声が響いて、そっちに気をとられてしまった。
【亘】
「いいぞー!! 行けー! ぶっちぎれー!!」
ゴール手前の16段跳び箱でみんなが苦戦してるところを、郁哉はひらりと飛び越えて。
見事にぶっちぎり一位を決めた。
【亘】
「やったー! さすが郁哉!!」
【柊木】
「見てたか?」
堂々とした顔で、郁哉がオレの元に戻ってきた。
【亘】
「もちろん!」
【柊木】
「サンキュ。お前が見てるって思って気合い入れて頑張った」
【亘】
「友だちが活躍してるとこ見るの、気持ちいいよ」
【柊木】
「そうか。お前が喜んでくれるなら他の競技もがんばるよ」
【亘】
「あ……」
【亘】
(午後からの部は校舎内捜査しなきゃいけないんだよな……)
【柊木】
「どうした?」
【亘】
「い、いや。何でもない! 他の競技もがんばってな」
【亘】
(本人が気合い入れてるのに、応援できないとか言えないよな)
【柊木】
「ああ……ところで、ソウはどうした?」
【亘】
「え?」
指摘されて初めて、オレの隣にソウの姿がない事に気づいた。
【亘】
(もしかして、1人で捜査に行ったのかな?)
【柊木】
「またサボりか?」
【亘】
「……そうかも。オレ捜してくるよ」
【柊木】
「じゃオレも行く」
【亘】
「郁哉は次の種目あるでしょ。始まるまでには見つけるから、ここで待機しててよ」
【柊木】
「いや、でも……」
【亘】
「ダーメ。クラスの期待の星なんだから」
【亘】
「またかっこいいとこ見せてよ」
【柊木】
「……分かった」
【亘】
「じゃあ、ちょっとソウ捜してくる」
運動場を離れて、オレは校舎内に向かった。
【アラさん】
「お、亘。ようやく来たのか?」
誰もいない校舎内でウロウロしていたら、アラさんに会った。
【亘】
「うん。ようやく出番終わったから。それで、何かあった?」
【アラさん】
「いーや、何もない。一通り校舎を見て回ったが怪しい奴らは全く見かけなかったぜ」
【亘】
「そっか……」
【亘】
「あ、オレより先にソウが来てるはずなんだけど会った?」
【アラさん】
「いいや」
【亘】
「どこ行ったんだろ」
【アラさん】
「もしかしたらソウのほうが先に何か見つけてるかもしれないな」
【アラさん】
「よし、ソウと合流だ!」
【亘】
「うん」
オレたちの教室とか、普通にサボりたくて保健室にいるかなとか……。
ソウがいそうなところを一通り探し回ったけど見つからなかった。
【亘】
(あと心当たりある所……て、あそこかな?)
この前、ふたりで出た屋上。
ソウがすごく気に入ってたから、もしかしたらと思って来てみると。
【亘】
「あ、開いてる」
ドアが開いていた。
【亘】
(ソウが来てるんだ……!)
【亘】
「ソウーいる?」
【萩山】
「郁哉の応援はもういいのかよ?」
え、と思って振り返ると給水塔の上にソウが立っていた。
なんだかすごく不機嫌そうな様子だった。
【亘】
「どうしたんだよ、ソウ。何も言わずにいなくなったりして」
