[本編] 萩山 ソウ 編
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【亘】
「失礼します!」
ソウを隠すように前に立つ。
そして、慌ててソウの手を引いて奥へ走った。
【亘】
「あー……もう……何、先生にケンカ売ってんだよ」
【萩山】
「だってアイツ、なんか偉そうでムカつくじゃん」
【萩山】
「なんで学校内歩いてるだけで怒られるんだよ?」
【亘】
「ま、まあそれもそうだけど」
【萩山】
「だいたいあいつこそ、何してたんだっつーの」
【萩山】
「数学教師が特別棟に用なんてあるかよ……」
確かにそれは一理あるかも。
竹尾先生は数学準備室もないこっちの棟で何してたんだろ。
……て、人が考えているところで頭の上をポンポン跳ねるアラさん。
いつの間にいたんだよ!?
【アラさん】
「お、おお……おい、お前ら見てみろよ」
なんだか興奮してるみたいで……気になってアラさんの視線の先を見てみた。
教室のドアが少しだけ開いてて、奥からガタッと物音が聞こえてきた。
【亘】
(科学準備室だよな、ここ……)
何があるんだろう、と思ってのぞきこむと。
【亘】
「うわっ……」
思わず大声を上げそうになったところを、ソウに口を押さえて止められた。
【萩山】
「バッカ、声大きい!」
【亘】
「……ご、ごめん」
【萩山】
「にしても、すげえな」
【亘】
「……うん」
隙間からのぞいた奥には、2人の男子生徒が絡み合ってキスしていた。
噂に多いって聞いたことあるけど……初めて見た……
ついマジマジと覗いた先を見つめてしまう。
隣で同じように見ていたソウが口を開いた。
【萩山】
「あの絡み方は……結構ディープなやつじゃね?」
【亘】
「お、俺にはよくわからないけど」
【萩山】
「ああ、亘キスの経験とかないもんな~」
【亘】
「何で決めつけんだよ!」
【萩山】
「は? あんの? キスしたこと……」
【亘】
「へっ!? ……な、ないけど」
【萩山】
「……なら、いい」
【亘】
「……?」
【亘】
「ていうか、彼女できたらソウたちに言ってるし。居ないのなんて知ってるだろ?」
【萩山】
「……まあ、そうだけど」
【萩山】
「……でも彼女じゃなくてもすることあるだろ?」
【亘】
「えっ!? 彼女じゃないのにキスすることなんてないだろ!?」
【萩山】
「……ノリとか?」
【亘】
「ノリでするか!!」
【アラさん】
「お前らそれよりもっと驚けよ」
【アラさん】
「あいつら獣耳と尻尾、生えてるだろ」
暗くてよく見えてなかったけど、確かに目を凝らすと耳と尻尾が生えていた。
【亘】
「ホントだ……。じゃあアイツらが」
【アラさん】
「ああ、aドロップ利用者だな」
じゃあ、アニマライズして発情期が来た二人で……
慰めあってたってことなのか……!?
【萩山】
「アイツらつかまえて、誰から買ったのか聞けばいいんじゃね?」
【亘】
「そんな簡単に教えてくれるかな……」
【アラさん】
「まあ、無理だろうな」
【アラさん】
「とりあえずはアイツらが誰なのか調べて見張るのがいいんじゃないか」
【アラさん】
「aドロップ利用者は、その効果に溺れてまた購入するだろうから」
【アラさん】
「その機会をうかがうんだ!」
【亘】
「なんか、本格的な捜査っぽいね」
【萩山】
「……そうだな」
俺たちはお互いの顔を見てニヤリと笑った。
なんだか秘密の冒険してるみたいでワクワクしてきた。
【アラさん】
「おい、出てくるみたいだぞ」
【亘】
「えっ……どっかに隠れなきゃ」
【萩山】
「そっち、そこの階段のとこに隠れろ」
とっさのソウの判断で、俺たちはすぐそばの階段を昇った。
この上は屋上だし多分あがってくる事はないはず。
屋上へ繋がる階段の踊り場から、そっと下をのぞきこむ。
すると、科学準備室にいた2人の男子生徒が出てくるのが見えた。
【亘】
「あのネクタイ、2年だよな……」
それは分かったものの、顔はよく見えない。
かろうじて、2人の会話から片方が『岩崎』て呼ばれてたのはわかったけど……。
【亘】
「2年の岩崎って……誰か心当たりある……?」
【亘】
「て、あれ、ソウ?」
さっきまで隣にいたはずのソウの姿が見えなかった。
【萩山】
「おい亘、屋上出られるぜ」
【亘】
「えっ、ちょっと待ってよソウ」
【亘】
「勝手に屋上出て大丈夫かな」
ニコニコしてソウは屋上への扉を開け放つ。
普段は施錠されていて、屋上に出ることができない。
【萩山】
「……七不思議開かずの屋上扉とかびびらせやがって」
【亘】
「んっ?ごめんソウ、なんか言った?今聞こえなくて」
【萩山】
「いやいやいや! なーんも言ってない!」
【萩山】
「それよりめったに入れないんだから、遠慮なくはいっとこうぜ」
意気揚々と屋上に出るソウに俺も続いた。
「失礼します!」
ソウを隠すように前に立つ。
そして、慌ててソウの手を引いて奥へ走った。
【亘】
「あー……もう……何、先生にケンカ売ってんだよ」
【萩山】
「だってアイツ、なんか偉そうでムカつくじゃん」
【萩山】
「なんで学校内歩いてるだけで怒られるんだよ?」
【亘】
「ま、まあそれもそうだけど」
【萩山】
「だいたいあいつこそ、何してたんだっつーの」
【萩山】
「数学教師が特別棟に用なんてあるかよ……」
確かにそれは一理あるかも。
竹尾先生は数学準備室もないこっちの棟で何してたんだろ。
……て、人が考えているところで頭の上をポンポン跳ねるアラさん。
いつの間にいたんだよ!?
【アラさん】
「お、おお……おい、お前ら見てみろよ」
なんだか興奮してるみたいで……気になってアラさんの視線の先を見てみた。
教室のドアが少しだけ開いてて、奥からガタッと物音が聞こえてきた。
【亘】
(科学準備室だよな、ここ……)
何があるんだろう、と思ってのぞきこむと。
【亘】
「うわっ……」
思わず大声を上げそうになったところを、ソウに口を押さえて止められた。
【萩山】
「バッカ、声大きい!」
【亘】
「……ご、ごめん」
【萩山】
「にしても、すげえな」
【亘】
「……うん」
隙間からのぞいた奥には、2人の男子生徒が絡み合ってキスしていた。
噂に多いって聞いたことあるけど……初めて見た……
ついマジマジと覗いた先を見つめてしまう。
隣で同じように見ていたソウが口を開いた。
【萩山】
「あの絡み方は……結構ディープなやつじゃね?」
【亘】
「お、俺にはよくわからないけど」
【萩山】
「ああ、亘キスの経験とかないもんな~」
【亘】
「何で決めつけんだよ!」
【萩山】
「は? あんの? キスしたこと……」
【亘】
「へっ!? ……な、ないけど」
【萩山】
「……なら、いい」
【亘】
「……?」
【亘】
「ていうか、彼女できたらソウたちに言ってるし。居ないのなんて知ってるだろ?」
【萩山】
「……まあ、そうだけど」
【萩山】
「……でも彼女じゃなくてもすることあるだろ?」
【亘】
「えっ!? 彼女じゃないのにキスすることなんてないだろ!?」
【萩山】
「……ノリとか?」
【亘】
「ノリでするか!!」
【アラさん】
「お前らそれよりもっと驚けよ」
【アラさん】
「あいつら獣耳と尻尾、生えてるだろ」
暗くてよく見えてなかったけど、確かに目を凝らすと耳と尻尾が生えていた。
【亘】
「ホントだ……。じゃあアイツらが」
【アラさん】
「ああ、aドロップ利用者だな」
じゃあ、アニマライズして発情期が来た二人で……
慰めあってたってことなのか……!?
【萩山】
「アイツらつかまえて、誰から買ったのか聞けばいいんじゃね?」
【亘】
「そんな簡単に教えてくれるかな……」
【アラさん】
「まあ、無理だろうな」
【アラさん】
「とりあえずはアイツらが誰なのか調べて見張るのがいいんじゃないか」
【アラさん】
「aドロップ利用者は、その効果に溺れてまた購入するだろうから」
【アラさん】
「その機会をうかがうんだ!」
【亘】
「なんか、本格的な捜査っぽいね」
【萩山】
「……そうだな」
俺たちはお互いの顔を見てニヤリと笑った。
なんだか秘密の冒険してるみたいでワクワクしてきた。
【アラさん】
「おい、出てくるみたいだぞ」
【亘】
「えっ……どっかに隠れなきゃ」
【萩山】
「そっち、そこの階段のとこに隠れろ」
とっさのソウの判断で、俺たちはすぐそばの階段を昇った。
この上は屋上だし多分あがってくる事はないはず。
屋上へ繋がる階段の踊り場から、そっと下をのぞきこむ。
すると、科学準備室にいた2人の男子生徒が出てくるのが見えた。
【亘】
「あのネクタイ、2年だよな……」
それは分かったものの、顔はよく見えない。
かろうじて、2人の会話から片方が『岩崎』て呼ばれてたのはわかったけど……。
【亘】
「2年の岩崎って……誰か心当たりある……?」
【亘】
「て、あれ、ソウ?」
さっきまで隣にいたはずのソウの姿が見えなかった。
【萩山】
「おい亘、屋上出られるぜ」
【亘】
「えっ、ちょっと待ってよソウ」
【亘】
「勝手に屋上出て大丈夫かな」
ニコニコしてソウは屋上への扉を開け放つ。
普段は施錠されていて、屋上に出ることができない。
【萩山】
「……七不思議開かずの屋上扉とかびびらせやがって」
【亘】
「んっ?ごめんソウ、なんか言った?今聞こえなくて」
【萩山】
「いやいやいや! なーんも言ってない!」
【萩山】
「それよりめったに入れないんだから、遠慮なくはいっとこうぜ」
意気揚々と屋上に出るソウに俺も続いた。
