[本編] 柊木 郁哉 編
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【アラさん】
「お前に頼んで、本当によかっ…」
【亘】
「待ってよ、ねえっ…! アラさんっ……!」
しかしオレたちの制止も聞かず、アラさんは光に包まれて―――
いなくなってしまった。
―――翌日。
【亘】
「本当にアラさんいなくなっちゃったね」
【柊木】
「信じられないな……」
【亘】
「うん……まだどこかにいる気がして、部屋の中を見渡しちゃうんだ」
【柊木】
「亘……。あいつなら……アライさんなら。きっとどこでもやっていける」
【柊木】
「元気にやってる。だからそんな顔するな。……アイツに笑われるぞ?」
【亘】
「そっか……そうだよね。……そういえば郁哉、昨日はありがとな」
【柊木】
「なっ……! きゅ、急になんだよ!」
【亘】
「んー、言いたくなっただけ」
「ったく……ソウになんて説明すれば……」
【亘】
「あんまりソウのことばっか話すのもどうかと思うんだけど」
【柊木】
「えっ?」
【亘】
「いや、なんでもない。忘れて!」
【柊木】
「いや、聞き捨てならないぞ今のは。忘れる前にしっかり聞いてしまったしな」
【柊木】
「亘……どうしたんだ?何でも俺に言ってくれ」
【亘】
「いや、だってあんまりソウのこと気にするから」
【亘】
「ちょっと妬けるって言うか…………」
あまりにも女々し過ぎたと段々恥ずかしくなって。
最後には言葉尻が小さくなってしまった。
【柊木】
「亘……!!」
【柊木】
「……今から学校か」
【柊木】
「どうやってサボろうか」
【亘】
「おい。優等生の郁哉がサボったら大騒ぎだよ」
【柊木】
「お前があんまり可愛いこと言うから悪い」
【柊木】
「別に俺は校舎でも……」
【亘】
「郁哉!!!!」
【柊木】
「冗談だよ」
そうやって笑いながらポンポンとオレの頭を撫でる。
けれど……
【柊木】
「高校は3年間あるからな」
【亘】
「!!!」
そうぼそっとつぶやく郁哉が本気の目をしていて、オレはちょっと怖くなった。
郁哉はやるときはやる。有限実行タイプだ。
【柊木】
「はは、そんな怯えた顔するなって」
【柊木】
「亘が本気で嫌がることはしないから」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「まあ、いくらでも気持ちよくはさせてやりたいけどな」
【亘】
「郁哉っ」
ちょっと感動したオレがバカだった。オレのときめきを返せ!なんて思っていると、郁哉が口を開く。
【柊木】
「でも……高校3年間お前に片思いのままで、親に干渉されながら生きていくって」
【柊木】
「そう覚悟してたから、一気に薔薇色の高校生活に変わって俺自身戸惑ってるんだ」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「自分が踏み出せばこうも世界が変わるなんて考えもしなかった」
【柊木】
「だから、お礼を言わなきゃいけないのは俺のほうだ」
【柊木】
「ありがとう、亘」
【亘】
「そんな……オレは何もしてないし」
【柊木】
「それは自分で気づいてないだけで」
【柊木】
「亘はまわりのやつらに良い影響を与えてくれる奴だよ」
【柊木】
「そんなお前だから、惚れたんだ」
きゅっと、手を繋がれた。
バレるかな、と思ったけど……今は手を繋ぎたいという気持ちの方が大きくて
オレは振りほどこうとは思わなかった。
【亘】
「……なんか恥ずかしいけど、嬉しい。ありがとう」
【柊木】
「おう、俺も照れるからやめろ。照れるとかわいいし。まわりにそんな顔見せるな」
【亘】
「なんだよそれ!意味わからないって!」
【柊木】
「わからなくていいんだって」
そんな他愛もないことを郁哉と話しながら、教室に向かっていた―――矢先
【アラさん】
「うわぁあああああああああああああああ!!!」
【柊木】
「あ、アライグマ!?」
【亘】
「アラさん!?」
またアラさんが天から降ってきたのだった―――!
【柊木】
「なんで、お前っ……」
【アラさん】
「なんかなー、計算ミスがあったらしい」
【柊木】
「は?」
【アラさん】
「もうちょっとこっちで善をためないと天界戻れないみたいだわ」
【亘】
「なっ……」
【アラさん】
「またよろしくな、亘!」
【亘】
「アラさん……」
【アラさん】
「ん?」
【亘】
「お前なぁ~……」
【亘】
「いい加減にしろー!!!!」
青空にオレの怒声が響く。
―――オレたちのはちゃめちゃな日々は……まだまだ続くみたいだ―――。
―柊木郁哉 NORMAL END―
「お前に頼んで、本当によかっ…」
【亘】
「待ってよ、ねえっ…! アラさんっ……!」
しかしオレたちの制止も聞かず、アラさんは光に包まれて―――
いなくなってしまった。
―――翌日。
【亘】
「本当にアラさんいなくなっちゃったね」
【柊木】
「信じられないな……」
【亘】
「うん……まだどこかにいる気がして、部屋の中を見渡しちゃうんだ」
【柊木】
「亘……。あいつなら……アライさんなら。きっとどこでもやっていける」
【柊木】
「元気にやってる。だからそんな顔するな。……アイツに笑われるぞ?」
【亘】
「そっか……そうだよね。……そういえば郁哉、昨日はありがとな」
【柊木】
「なっ……! きゅ、急になんだよ!」
【亘】
「んー、言いたくなっただけ」
「ったく……ソウになんて説明すれば……」
【亘】
「あんまりソウのことばっか話すのもどうかと思うんだけど」
【柊木】
「えっ?」
【亘】
「いや、なんでもない。忘れて!」
【柊木】
「いや、聞き捨てならないぞ今のは。忘れる前にしっかり聞いてしまったしな」
【柊木】
「亘……どうしたんだ?何でも俺に言ってくれ」
【亘】
「いや、だってあんまりソウのこと気にするから」
【亘】
「ちょっと妬けるって言うか…………」
あまりにも女々し過ぎたと段々恥ずかしくなって。
最後には言葉尻が小さくなってしまった。
【柊木】
「亘……!!」
【柊木】
「……今から学校か」
【柊木】
「どうやってサボろうか」
【亘】
「おい。優等生の郁哉がサボったら大騒ぎだよ」
【柊木】
「お前があんまり可愛いこと言うから悪い」
【柊木】
「別に俺は校舎でも……」
【亘】
「郁哉!!!!」
【柊木】
「冗談だよ」
そうやって笑いながらポンポンとオレの頭を撫でる。
けれど……
【柊木】
「高校は3年間あるからな」
【亘】
「!!!」
そうぼそっとつぶやく郁哉が本気の目をしていて、オレはちょっと怖くなった。
郁哉はやるときはやる。有限実行タイプだ。
【柊木】
「はは、そんな怯えた顔するなって」
【柊木】
「亘が本気で嫌がることはしないから」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「まあ、いくらでも気持ちよくはさせてやりたいけどな」
【亘】
「郁哉っ」
ちょっと感動したオレがバカだった。オレのときめきを返せ!なんて思っていると、郁哉が口を開く。
【柊木】
「でも……高校3年間お前に片思いのままで、親に干渉されながら生きていくって」
【柊木】
「そう覚悟してたから、一気に薔薇色の高校生活に変わって俺自身戸惑ってるんだ」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「自分が踏み出せばこうも世界が変わるなんて考えもしなかった」
【柊木】
「だから、お礼を言わなきゃいけないのは俺のほうだ」
【柊木】
「ありがとう、亘」
【亘】
「そんな……オレは何もしてないし」
【柊木】
「それは自分で気づいてないだけで」
【柊木】
「亘はまわりのやつらに良い影響を与えてくれる奴だよ」
【柊木】
「そんなお前だから、惚れたんだ」
きゅっと、手を繋がれた。
バレるかな、と思ったけど……今は手を繋ぎたいという気持ちの方が大きくて
オレは振りほどこうとは思わなかった。
【亘】
「……なんか恥ずかしいけど、嬉しい。ありがとう」
【柊木】
「おう、俺も照れるからやめろ。照れるとかわいいし。まわりにそんな顔見せるな」
【亘】
「なんだよそれ!意味わからないって!」
【柊木】
「わからなくていいんだって」
そんな他愛もないことを郁哉と話しながら、教室に向かっていた―――矢先
【アラさん】
「うわぁあああああああああああああああ!!!」
【柊木】
「あ、アライグマ!?」
【亘】
「アラさん!?」
またアラさんが天から降ってきたのだった―――!
【柊木】
「なんで、お前っ……」
【アラさん】
「なんかなー、計算ミスがあったらしい」
【柊木】
「は?」
【アラさん】
「もうちょっとこっちで善をためないと天界戻れないみたいだわ」
【亘】
「なっ……」
【アラさん】
「またよろしくな、亘!」
【亘】
「アラさん……」
【アラさん】
「ん?」
【亘】
「お前なぁ~……」
【亘】
「いい加減にしろー!!!!」
青空にオレの怒声が響く。
―――オレたちのはちゃめちゃな日々は……まだまだ続くみたいだ―――。
―柊木郁哉 NORMAL END―
