[本編] 柊木 郁哉 編
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【柊木】
「用務員さんの口ぶりだと、いつも第二化学室の方で竹尾先生は残ってるんだろ?」
【柊木】
「しかも見回りってことは……学園の中が竹尾先生しかいない時間ができるってことだ」
【亘】
「そうか……!」
【柊木】
「それって……密売にはぴったりじゃないか?」
【亘】
「……!」
【柊木】
「竹尾先生は1年の数学担当だろ。あんな夜中まで残って何かするような仕事って、たぶんそんなにない」
【柊木】
「……化学室で、aドロップを量産してる可能性もある……」
【柊木】
「あの部屋は俺たちも……竹尾先生に言われて入れなかった部屋だからな」
【亘】
「郁哉すごい! 名推理じゃん!」
【柊木】
「……証拠がほしい。なあ、亘」
【亘】
「なになに、どうするんだ?」
【柊木】
「学校に忍びこもう。深夜だ。……竹尾先生が夜遅くまで残って何をやってるか確かめる」
【亘】
「それいい!」
【亘】
「……ん、でも待てよ」
【柊木】
「どうかしたか?」
【亘】
「竹尾先生、だぞ?」
【亘】
「あの、文化祭すらくだらないって切って捨てるような真面目な竹尾先生が」
【亘】
「aドロップなんかに興味持つのか……?」
【柊木】
「でもさっき動物可愛がってるって用務員さんも言ってたし」
【柊木】
「こうなったらあやしいヤツは全員しらみつぶしだ」
【柊木】
「竹尾先生なら文化祭の日だって学園内にいたし」
【柊木】
「俺のバッグにメッセージを仕込むことも可能だったはずだ」
聞けば聞くほど竹尾先生があやしくなってくる。
でも竹尾先生が、aドロップなんかに手を出しているのは……信じられないけど……。
【柊木】
「とにかく証拠だ。写真をおさえよう」
【亘】
「そうだな。無実なら容疑者から外せば良いだけだし」
【柊木】
「早く亘の人間マタタビ体質、治してもらおうぜ」
【亘】
「うん!」
それから念入りな打ち合わせをして、オレたちは解散した。
郁哉が居なくなり、オレは自室の真ん中に立っていた。
…オレは気になっていたことがある。
【亘】
「おい、アラさん!」
【亘】
「アラさん、いないのか……?」
部屋をきょろきょろと見回しても、いつも寝ているお気に入りの布団をめくってみてもいない。
そう、ここ最近アラさんの姿が見えないのだ。
【亘】
(せっかくヒントが見つけたっていうのに…)
【亘】
「一体…どこ行ったんだよ……」
【亘】
「アラさんのバカやろう……」
【アラさん】
「だぁ~れがバカだって?」
【亘】
「!!アラさんっ、どこ行ってたんだよ!」
【アラさん】
「わりぃわりぃ。ちょっと野暮用だ」
【亘】
「野暮用って…」
【亘】
「オレがどんだけ心配したと思ってるんだよっ…!」
【亘】
「アラさんなんて…こうしてやるっ!」
全く、人の気も知らないでいいものだ。
腹立だしくなったオレは、アラさんを摘んで引き上げると…
両手で左右から挟んでみた。
むぎゅっ!
【亘】
「罰としておにぎりの刑だ」
むぎゅっ!むぎゅっ!
【アラさん】
「うわっやめろっ!」
むぎゅっ!むぎゅっ!むぎゅっ!
【アラさん】
「ごめんなさいぃ~やめてお願い亘くんっ! 言うから!言いますから!」
そこでようやく解放してやる。
【アラさん】
「ぜぇっ…はぁ…。お前、愛護団体に訴えられるぞっ!いいのかっゲーム終わっちまうぞ!」
【亘】
「ゲームって何。また意味わからないこといって」
【アラさん】
「げふげふ。まぁそれはいいとしてだな」
【アラさん】
「ちょっと天界に戻ってたんだよ」
【亘】
「天界に?」
【アラさん】
「そうだ。報告と…あとは交渉ってとこだな」
【亘】
「交渉って…?」
【アラさん】
「いいか、亘。よく聞いてくれ…」
【亘】
「う、うん…」
いつもと違う真剣な表情に、思わず唾を飲み込んだ。
【アラさん】
「俺は神様にこれまでの報告をしてきた。それと…俺も、もう少し捜査に参加できないのかってことを交渉しようとした」
【亘】
「アラさん…」
アラさんもちゃんと考えてくれたんだ。正直びっくりしてしまった。
【アラさん】
「……なんとなくお前の考えてること想像付くけども。あのな、これでも俺だってちゃんと役に立ちてえって思ってんの」
【アラさん】
「でも…やっぱり俺にできることはナビゲートまでらしい」
【アラさん】
「天界の人間が踏み込んでいいのはあくまでもそこまで。線引きはちゃんとしろって怒られちまった」
【亘】
「怒られたって…大丈夫なの?」
【アラさん】
「バーカ、そんなことお前は心配しなくていーの」
【アラさん】
「お前の頑張りは神様もちゃんと見てて、認めてくれてる」
【アラさん】
「あともう、犯人を見つけたとき……お前の徳は貯まりきるだろうな」
【アラさん】
「俺は直接手伝うことはできないけど…」
「用務員さんの口ぶりだと、いつも第二化学室の方で竹尾先生は残ってるんだろ?」
【柊木】
「しかも見回りってことは……学園の中が竹尾先生しかいない時間ができるってことだ」
【亘】
「そうか……!」
【柊木】
「それって……密売にはぴったりじゃないか?」
【亘】
「……!」
【柊木】
「竹尾先生は1年の数学担当だろ。あんな夜中まで残って何かするような仕事って、たぶんそんなにない」
【柊木】
「……化学室で、aドロップを量産してる可能性もある……」
【柊木】
「あの部屋は俺たちも……竹尾先生に言われて入れなかった部屋だからな」
【亘】
「郁哉すごい! 名推理じゃん!」
【柊木】
「……証拠がほしい。なあ、亘」
【亘】
「なになに、どうするんだ?」
【柊木】
「学校に忍びこもう。深夜だ。……竹尾先生が夜遅くまで残って何をやってるか確かめる」
【亘】
「それいい!」
【亘】
「……ん、でも待てよ」
【柊木】
「どうかしたか?」
【亘】
「竹尾先生、だぞ?」
【亘】
「あの、文化祭すらくだらないって切って捨てるような真面目な竹尾先生が」
【亘】
「aドロップなんかに興味持つのか……?」
【柊木】
「でもさっき動物可愛がってるって用務員さんも言ってたし」
【柊木】
「こうなったらあやしいヤツは全員しらみつぶしだ」
【柊木】
「竹尾先生なら文化祭の日だって学園内にいたし」
【柊木】
「俺のバッグにメッセージを仕込むことも可能だったはずだ」
聞けば聞くほど竹尾先生があやしくなってくる。
でも竹尾先生が、aドロップなんかに手を出しているのは……信じられないけど……。
【柊木】
「とにかく証拠だ。写真をおさえよう」
【亘】
「そうだな。無実なら容疑者から外せば良いだけだし」
【柊木】
「早く亘の人間マタタビ体質、治してもらおうぜ」
【亘】
「うん!」
それから念入りな打ち合わせをして、オレたちは解散した。
郁哉が居なくなり、オレは自室の真ん中に立っていた。
…オレは気になっていたことがある。
【亘】
「おい、アラさん!」
【亘】
「アラさん、いないのか……?」
部屋をきょろきょろと見回しても、いつも寝ているお気に入りの布団をめくってみてもいない。
そう、ここ最近アラさんの姿が見えないのだ。
【亘】
(せっかくヒントが見つけたっていうのに…)
【亘】
「一体…どこ行ったんだよ……」
【亘】
「アラさんのバカやろう……」
【アラさん】
「だぁ~れがバカだって?」
【亘】
「!!アラさんっ、どこ行ってたんだよ!」
【アラさん】
「わりぃわりぃ。ちょっと野暮用だ」
【亘】
「野暮用って…」
【亘】
「オレがどんだけ心配したと思ってるんだよっ…!」
【亘】
「アラさんなんて…こうしてやるっ!」
全く、人の気も知らないでいいものだ。
腹立だしくなったオレは、アラさんを摘んで引き上げると…
両手で左右から挟んでみた。
むぎゅっ!
【亘】
「罰としておにぎりの刑だ」
むぎゅっ!むぎゅっ!
【アラさん】
「うわっやめろっ!」
むぎゅっ!むぎゅっ!むぎゅっ!
【アラさん】
「ごめんなさいぃ~やめてお願い亘くんっ! 言うから!言いますから!」
そこでようやく解放してやる。
【アラさん】
「ぜぇっ…はぁ…。お前、愛護団体に訴えられるぞっ!いいのかっゲーム終わっちまうぞ!」
【亘】
「ゲームって何。また意味わからないこといって」
【アラさん】
「げふげふ。まぁそれはいいとしてだな」
【アラさん】
「ちょっと天界に戻ってたんだよ」
【亘】
「天界に?」
【アラさん】
「そうだ。報告と…あとは交渉ってとこだな」
【亘】
「交渉って…?」
【アラさん】
「いいか、亘。よく聞いてくれ…」
【亘】
「う、うん…」
いつもと違う真剣な表情に、思わず唾を飲み込んだ。
【アラさん】
「俺は神様にこれまでの報告をしてきた。それと…俺も、もう少し捜査に参加できないのかってことを交渉しようとした」
【亘】
「アラさん…」
アラさんもちゃんと考えてくれたんだ。正直びっくりしてしまった。
【アラさん】
「……なんとなくお前の考えてること想像付くけども。あのな、これでも俺だってちゃんと役に立ちてえって思ってんの」
【アラさん】
「でも…やっぱり俺にできることはナビゲートまでらしい」
【アラさん】
「天界の人間が踏み込んでいいのはあくまでもそこまで。線引きはちゃんとしろって怒られちまった」
【亘】
「怒られたって…大丈夫なの?」
【アラさん】
「バーカ、そんなことお前は心配しなくていーの」
【アラさん】
「お前の頑張りは神様もちゃんと見てて、認めてくれてる」
【アラさん】
「あともう、犯人を見つけたとき……お前の徳は貯まりきるだろうな」
【アラさん】
「俺は直接手伝うことはできないけど…」
