[本編] 柊木 郁哉 編
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【三桜】
「そうか、ならええわー」
【亘】
「騒いですみません」
【三桜】
「全然ええってー。っちゅーか、ごめんな……」
【三桜】
「本番中につけ耳カチューシャなくなってしもて」
【三桜】
「最終的に見付かって、劇も滞りなく出来たしホンマよかった」
【柊木】
「あぁ、まぁ、ハイ……」
【三桜】
「あのアドリブには驚いたけどなー」
【柊木】
「……!」
【柊木】
「勝手にすみません」
【亘】
(郁哉のラストのアドリブ……あれはaドロップのせいだったのかな……?)
【葛貫】
「そうッ! あのアドリブは最高でした!」
【柊木】
「会長……!?」
【葛貫】
「あのようなエンディングもアリだと教えられましたッ」
【葛貫】
「郁哉くんにはそのようなセンスもあるなんて……私の目はなんて節穴なんだ!」
【葛貫】
「そもそもあの劇は……」
【三桜】
「まーた始まった……」
生徒会長の自分語りに、苦笑をもらす面々。
皆で劇の稽古をしてきて、そんな調子がいつもの光景になりつつある。
でも、それももう終わっちゃったんだな、今日で……。
わいわいと騒ぐみんなの様子を見て、少ししんみりとなってしまったその時。
【柊木】
「……なぁ、亘」
【亘】
「な、何? 郁哉……」
【柊木】
「その、だな…」
【亘】
「うん……?」
いつもの郁哉らしくない、言いよどんだ話し方だ。
【柊木】
「ちょっと……話さないか?」
【亘】
「えっ、あ、うん……いいけど……」
【亘】
(郁哉……?)
らしくない話し方がひっかかって、気まずさで避けていたのについ答えてしまった。
そして……オレと郁哉は廊下に出て、風に当たりながらふたりで話すことになった……。
―――ふたりきりの廊下……。
皆文化祭の打ち上げでどこかへ行っているのか、生徒会室以外はとても静かだ。
【亘】
(なんか……郁哉とふたりきりって……気まずい……)
沈黙に耐えきれず、生徒会室に戻ろうとすると、郁哉に腕を掴まれた。
【柊木】
「亘」
【亘】
「郁哉……?」
【柊木】
「戻るな。ちょっと……その、話したいことがあるんだ」
【柊木】
「さっきのことで……」
【亘】
(さっきのこと……!)
オレの頬は郁哉を意識して真っ赤になってしまう。
【亘】
「さっきのことって……その……」
【柊木】
「あ、あれは……aドロップを食べてたから、ああなっただけでだな……」
【柊木】
「俺のことは気にしないでくれ。俺も……その……気にしないようにするからっ……」
【柊木】
「aドロップは本能があけすけになるとか言うけど、そんなのばっかりじゃないよな」
【柊木】
「本能と言っても…無理やり発情期がくるんだから、思ってもないような変な行動取ったりすることも……あるよな?」
【柊木】
「と、とにかく気にしないでくれっ!」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「……怖がらせたよな、ごめん」
【柊木】
「……忘れてくれるか?」
【亘】
「う、うん……」
【亘】
(忘れるって言っても衝撃だったし……すぐには出来そうにないけど……郁哉が困ってるなら……)
【柊木】
「脅迫状も来たし、今は犯人探しに集中しよう、な?」
【亘】
「そうだね……」
【柊木】
「……ほんと、妙なことになったよな……はぁ……」
郁哉は目を逸らしながら溜息をついた。
【柊木】
「……ん?」
【亘】
「どうしたんだ、郁哉?」
視線の先に郁哉が何かを見つけたようだ。
【柊木】
「あれ……」
【亘】
「あれって……あ、会長じゃん」
廊下の奥に生徒会長の姿が見える。
【柊木】
「なんで今あんなところに……打ち上げの真っ最中のはずだろ?」
【亘】
「なんで生徒会室の中にいないんだろう……?」
【柊木】
「……こないだの電話のこともある。生徒会長はあやしい」
【柊木】
「なぁ、亘……追いかけてみないか?」
【亘】
「うん!」
オレたちは生徒会長の方に向かって走っていった。
【亘】
「会長っ!」
【柊木】
「生徒会長……」
【葛貫】
「おやおや!どうしたんだいキミたち?」
【柊木】
「会長こそ……」
【葛貫】
「私? 私はちょっとね……」
【柊木】
「『ちょっと』ってなんですか」
【葛貫】
「なんで、って……なんでもないですよ?」
「そうか、ならええわー」
【亘】
「騒いですみません」
【三桜】
「全然ええってー。っちゅーか、ごめんな……」
【三桜】
「本番中につけ耳カチューシャなくなってしもて」
【三桜】
「最終的に見付かって、劇も滞りなく出来たしホンマよかった」
【柊木】
「あぁ、まぁ、ハイ……」
【三桜】
「あのアドリブには驚いたけどなー」
【柊木】
「……!」
【柊木】
「勝手にすみません」
【亘】
(郁哉のラストのアドリブ……あれはaドロップのせいだったのかな……?)
【葛貫】
「そうッ! あのアドリブは最高でした!」
【柊木】
「会長……!?」
【葛貫】
「あのようなエンディングもアリだと教えられましたッ」
【葛貫】
「郁哉くんにはそのようなセンスもあるなんて……私の目はなんて節穴なんだ!」
【葛貫】
「そもそもあの劇は……」
【三桜】
「まーた始まった……」
生徒会長の自分語りに、苦笑をもらす面々。
皆で劇の稽古をしてきて、そんな調子がいつもの光景になりつつある。
でも、それももう終わっちゃったんだな、今日で……。
わいわいと騒ぐみんなの様子を見て、少ししんみりとなってしまったその時。
【柊木】
「……なぁ、亘」
【亘】
「な、何? 郁哉……」
【柊木】
「その、だな…」
【亘】
「うん……?」
いつもの郁哉らしくない、言いよどんだ話し方だ。
【柊木】
「ちょっと……話さないか?」
【亘】
「えっ、あ、うん……いいけど……」
【亘】
(郁哉……?)
らしくない話し方がひっかかって、気まずさで避けていたのについ答えてしまった。
そして……オレと郁哉は廊下に出て、風に当たりながらふたりで話すことになった……。
―――ふたりきりの廊下……。
皆文化祭の打ち上げでどこかへ行っているのか、生徒会室以外はとても静かだ。
【亘】
(なんか……郁哉とふたりきりって……気まずい……)
沈黙に耐えきれず、生徒会室に戻ろうとすると、郁哉に腕を掴まれた。
【柊木】
「亘」
【亘】
「郁哉……?」
【柊木】
「戻るな。ちょっと……その、話したいことがあるんだ」
【柊木】
「さっきのことで……」
【亘】
(さっきのこと……!)
オレの頬は郁哉を意識して真っ赤になってしまう。
【亘】
「さっきのことって……その……」
【柊木】
「あ、あれは……aドロップを食べてたから、ああなっただけでだな……」
【柊木】
「俺のことは気にしないでくれ。俺も……その……気にしないようにするからっ……」
【柊木】
「aドロップは本能があけすけになるとか言うけど、そんなのばっかりじゃないよな」
【柊木】
「本能と言っても…無理やり発情期がくるんだから、思ってもないような変な行動取ったりすることも……あるよな?」
【柊木】
「と、とにかく気にしないでくれっ!」
【亘】
「郁哉……」
【柊木】
「……怖がらせたよな、ごめん」
【柊木】
「……忘れてくれるか?」
【亘】
「う、うん……」
【亘】
(忘れるって言っても衝撃だったし……すぐには出来そうにないけど……郁哉が困ってるなら……)
【柊木】
「脅迫状も来たし、今は犯人探しに集中しよう、な?」
【亘】
「そうだね……」
【柊木】
「……ほんと、妙なことになったよな……はぁ……」
郁哉は目を逸らしながら溜息をついた。
【柊木】
「……ん?」
【亘】
「どうしたんだ、郁哉?」
視線の先に郁哉が何かを見つけたようだ。
【柊木】
「あれ……」
【亘】
「あれって……あ、会長じゃん」
廊下の奥に生徒会長の姿が見える。
【柊木】
「なんで今あんなところに……打ち上げの真っ最中のはずだろ?」
【亘】
「なんで生徒会室の中にいないんだろう……?」
【柊木】
「……こないだの電話のこともある。生徒会長はあやしい」
【柊木】
「なぁ、亘……追いかけてみないか?」
【亘】
「うん!」
オレたちは生徒会長の方に向かって走っていった。
【亘】
「会長っ!」
【柊木】
「生徒会長……」
【葛貫】
「おやおや!どうしたんだいキミたち?」
【柊木】
「会長こそ……」
【葛貫】
「私? 私はちょっとね……」
【柊木】
「『ちょっと』ってなんですか」
【葛貫】
「なんで、って……なんでもないですよ?」
