[本編] 柊木 郁哉 編
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―――いろいろあった文化祭もようやく終わり、オレたちは生徒会のメンバーの打ち上げに参加していた。
【葛貫】
「文化祭、そして生徒会主催の有志劇の大成功を祝しまして~」
【葛貫】
「乾杯!」
【亘】
「カンパイ!」
カポ、と紙コップが間抜けな音を出す。
ジュースの乾杯に、たくさんのお菓子。
打ち上げ自体初めてのオレは、こういうのもすごく楽しみだった……が。
【柊木】
「あ、亘……」
【亘】
「っ……!」
郁哉と目が合いそうになると、慌てて目を逸らして他のヤツのところに来てしまった。
【亘】
(あんなことがあって……郁哉の顔なんかまともに見られるわけないっ……!)
【柊木】
「……亘……」
なんとなく郁哉の視線は感じるけれど…
【亘】
(今すぐはちょっと無理……ごめん、郁哉っ)
さっきのできごとを思い出したオレは…赤くなった。
【亘】
(だってあの感触は…!)
【亘】
(いいや、ひとまず忘れよう…っ)
【亘】
「ソウ、お疲れ様!」
【萩山】
「亘もなー!」
ハイタッチをして、あのときのアドリブが…なんて話をして郁哉の視線には気づかないふり。
するとどこからともなく聞き覚えのある声が…
【???】
「あーうまいなこの菓子!」
【亘】
「って、アラさん!?」
目の前に、打ち上げ用の菓子をほおばるアラさんの姿!
【アラさん】
「よー亘っ! 文化祭おっつかれー!」
【亘】
(~~っ、よーじゃないだろっっ!)
声にならない悲鳴を上げそうになりながら、ひそひそと声をかける。
【亘】
「アラさんなんでここに……っつーか、みんなにバレちゃうって!」
【アラさん】
「俺の姿はみんなに見えないようにしてあるから大丈夫だっ」
【亘】
「そんなことできるの!?」
思わず大きな声を上げそうになって慌てて口を押さえる。
数人振り返って目があったが、ハハ…と愛想笑いでごまかした。
ひそひそ声でアラさんに詰め寄る。
【亘】
「それなら最初から言えよっ!」
【亘】
「それにアラさんの食べたおかしは見えちゃうんだよっ」
【朝日】
「あれ……ここに置いておいた菓子がない……?」
【亘】
「ほらっ!」
オレはあわててアラさんを後ろに隠す。
【亘】
(言ったそばからこれだ…!)
【アラさん】
「なんだよー、心配いらねーんだぞ?」
【亘】
「ダメだって! 変に思われたらどうするんだよ、ただでさえ……」
そう、ただでさえさっき脅迫状まがいのものをもらっているのだ。
【アラさん】
「もう、亘はチキンだな~。お前はハムスターなんだぞ?」
【亘】
「今は関係ないだろ!」
【アラさん】
「あっ、郁哉ー! そっちにあるさきいか取ってくれー」
【柊木】
「なっ……お前……! なんでここに……」
【亘】
「あ、郁哉……」
【柊木】
「……亘……」
お互いに距離を取っていた郁哉とも話す羽目になってしまう。
【柊木】
「そいつ……来てたのか?」
【亘】
「うん……なんか知らないうちに……」
【アラさん】
「なんだなんだ、郁哉の様子がなんかおかしくないか?」
【亘】
「そっ、そんなことないだろっ……」
【アラさん】
「さっきの劇のアドリブは見ごたえあったぞー、ハハハ」
【柊木】
「なっ……お前、見てたのかよ!?」
【アラさん】
「俺はどこにでも姿を現したり消したりできるからなー」
【柊木】
「っ……!」
【アラさん】
「亘と一緒にいても姿消したりしてるんだぞ?」
【亘】
「……それ、初耳なんだけど…」
【アラさん】
「あれ?言ってなかったか?」
【亘】
「言ってない!!」
【アラさん】
「まあまあ。とにかく、だ」
【アラさん】
「俺の空気リーディングスキルに感謝しろよ?」
【柊木】
「なっ……それ、いつもってことか!?」
【柊木】
「お前っ……!」
【アラさん】
「ん、なんか郁哉が怒ってる? これは身の危険だ!」
【アラさん】
「ってわけでじゃあな、亘! 俺は先に部屋に戻ってるからな!」
【アラさん】
「お菓子もたんまりいただいたしなー。またあとで!」
そう言ってアラさんは姿を消してしまった。
【亘】
「わっ、いなくなった……」
【亘】
「どういうことだよ、アラさんっ……」
【三桜】
「なんや、自分らどうかしたん?」
【亘】
「みっちゃん先輩!」
慌てていた様子を不思議に思われてみっちゃん先輩に話しかけられてしまう。
【亘】
「いえ、なんでもっ……」
【葛貫】
「文化祭、そして生徒会主催の有志劇の大成功を祝しまして~」
【葛貫】
「乾杯!」
【亘】
「カンパイ!」
カポ、と紙コップが間抜けな音を出す。
ジュースの乾杯に、たくさんのお菓子。
打ち上げ自体初めてのオレは、こういうのもすごく楽しみだった……が。
【柊木】
「あ、亘……」
【亘】
「っ……!」
郁哉と目が合いそうになると、慌てて目を逸らして他のヤツのところに来てしまった。
【亘】
(あんなことがあって……郁哉の顔なんかまともに見られるわけないっ……!)
【柊木】
「……亘……」
なんとなく郁哉の視線は感じるけれど…
【亘】
(今すぐはちょっと無理……ごめん、郁哉っ)
さっきのできごとを思い出したオレは…赤くなった。
【亘】
(だってあの感触は…!)
【亘】
(いいや、ひとまず忘れよう…っ)
【亘】
「ソウ、お疲れ様!」
【萩山】
「亘もなー!」
ハイタッチをして、あのときのアドリブが…なんて話をして郁哉の視線には気づかないふり。
するとどこからともなく聞き覚えのある声が…
【???】
「あーうまいなこの菓子!」
【亘】
「って、アラさん!?」
目の前に、打ち上げ用の菓子をほおばるアラさんの姿!
【アラさん】
「よー亘っ! 文化祭おっつかれー!」
【亘】
(~~っ、よーじゃないだろっっ!)
声にならない悲鳴を上げそうになりながら、ひそひそと声をかける。
【亘】
「アラさんなんでここに……っつーか、みんなにバレちゃうって!」
【アラさん】
「俺の姿はみんなに見えないようにしてあるから大丈夫だっ」
【亘】
「そんなことできるの!?」
思わず大きな声を上げそうになって慌てて口を押さえる。
数人振り返って目があったが、ハハ…と愛想笑いでごまかした。
ひそひそ声でアラさんに詰め寄る。
【亘】
「それなら最初から言えよっ!」
【亘】
「それにアラさんの食べたおかしは見えちゃうんだよっ」
【朝日】
「あれ……ここに置いておいた菓子がない……?」
【亘】
「ほらっ!」
オレはあわててアラさんを後ろに隠す。
【亘】
(言ったそばからこれだ…!)
【アラさん】
「なんだよー、心配いらねーんだぞ?」
【亘】
「ダメだって! 変に思われたらどうするんだよ、ただでさえ……」
そう、ただでさえさっき脅迫状まがいのものをもらっているのだ。
【アラさん】
「もう、亘はチキンだな~。お前はハムスターなんだぞ?」
【亘】
「今は関係ないだろ!」
【アラさん】
「あっ、郁哉ー! そっちにあるさきいか取ってくれー」
【柊木】
「なっ……お前……! なんでここに……」
【亘】
「あ、郁哉……」
【柊木】
「……亘……」
お互いに距離を取っていた郁哉とも話す羽目になってしまう。
【柊木】
「そいつ……来てたのか?」
【亘】
「うん……なんか知らないうちに……」
【アラさん】
「なんだなんだ、郁哉の様子がなんかおかしくないか?」
【亘】
「そっ、そんなことないだろっ……」
【アラさん】
「さっきの劇のアドリブは見ごたえあったぞー、ハハハ」
【柊木】
「なっ……お前、見てたのかよ!?」
【アラさん】
「俺はどこにでも姿を現したり消したりできるからなー」
【柊木】
「っ……!」
【アラさん】
「亘と一緒にいても姿消したりしてるんだぞ?」
【亘】
「……それ、初耳なんだけど…」
【アラさん】
「あれ?言ってなかったか?」
【亘】
「言ってない!!」
【アラさん】
「まあまあ。とにかく、だ」
【アラさん】
「俺の空気リーディングスキルに感謝しろよ?」
【柊木】
「なっ……それ、いつもってことか!?」
【柊木】
「お前っ……!」
【アラさん】
「ん、なんか郁哉が怒ってる? これは身の危険だ!」
【アラさん】
「ってわけでじゃあな、亘! 俺は先に部屋に戻ってるからな!」
【アラさん】
「お菓子もたんまりいただいたしなー。またあとで!」
そう言ってアラさんは姿を消してしまった。
【亘】
「わっ、いなくなった……」
【亘】
「どういうことだよ、アラさんっ……」
【三桜】
「なんや、自分らどうかしたん?」
【亘】
「みっちゃん先輩!」
慌てていた様子を不思議に思われてみっちゃん先輩に話しかけられてしまう。
【亘】
「いえ、なんでもっ……」
