[本編] 柊木 郁哉 編
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【亘】
(学生の本分は勉強っていうけど、ホントにそれだけでいいのか?)
【亘】
(日差しの下でめいっぱい遊ぶことも必要なんじゃないのか!?)
【亘】
(竹尾先生だって昔は子どもだったくせに、子どもの楽しみがわかってないよ……)
夏休みの課題を思い出すと怒りがふつふつと湧き上がってくる。
郁哉の部活が忙しくて時間が合わなかったこともあるけど
課題が多すぎて暇が無かったっていうのも理由の一つだったからだ。
【亘】
(……はっ! それとも昔からあんな感じだったから遊んだ思い出がないのか……?)
【亘】
(だから生徒にあんなこと言うのか……? そんなんじゃ心が不健康になっちゃうよ……)
【亘】
(竹尾先生の人生の楽しみって何なんだろう……?)
そう思いながら先生の顔を見る。
【亘】
「……!」
すると、偶然にも竹尾先生と目が合ってしまった。
【竹尾】
「何か言いたいことでもあるのか? 菊崎」
そう言いながらオレの座席に近づいてくる。
【亘】
「いえ、ありません……」
【竹尾】
「……なら良い」
【亘】
(なんだよ、いきなり……。びっくりするじゃん……)
竹尾先生はオレの顔を一瞥すると、教卓の方に戻っていった。
【竹尾】
「……始業式そうそうだが、今日中に議案書を提出しなければならないので文化祭について話し合う」
【亘】
(文化祭……!)
竹尾先生の口から文化祭という楽しげなワードが出てくるとなんだからアンバランスだ。
教室も一気にざわつき、文化祭への期待感が教室にあふれた。
【竹尾】
「本来学生は本文であるところの勉強を頑張るべきだから文化祭などという行事には反対なのだが」
【亘】
(なっ……)
【竹尾】
「私のクラスになったらからには文化的な催事を提出してもらう」
【竹尾】
「お化け屋敷や模擬店などは言語道断だ」
【竹尾】
「それを踏まえて何か意見がある者はいるか」
【亘】
(はあ……!?)
文化祭と言えば、みんなでたこ焼きを焼いたり、お化け屋敷を作ったり、当日はビラを撒いたり……。
そういうのが楽しいのに……。
クラスの出し物といったら…お好み焼き屋だろ。
【亘】
(生徒発案メニューで大人気!とか)
【亘】
(竹尾先生はそういう楽しみまで奪おうっていうのか!?)
しかし、みんな下手に意見も言い出せない。
楽しげな出店は却下されるだろうし、先生の興味に合わなければ、反省として数学の課題をやらされかねない。
【亘】
(こんなんじゃ誰も意見出せないよ……)
結局ろくな話し合いはできず、うちのクラスは各自の絵の展示に決まった。
文化祭までにやることは、各自1枚の絵の制作。
【亘】
(うわ、超つまんない……)
準備も個人作業だなんて、やりがいがない。
始業式そうそう文化祭の楽しみを打ち砕かれた……。
【亘】
(文化祭は何も楽しいことないまんま終わっちゃうのかー……?)
【亘】
(まあ、所詮そんなモンなのかもな……)
期待したところで、現実なんてこんなものなのかもしれない。
諦める、というよりも…現実をそのまま受け止めるなんてことは慣れている。
「しょうがない」そんな言葉が頭をよぎる。
久しぶりにそんな感覚を思い出して、心に影が差した気がしたけど。
気づかないふりをして教室の外を見た。
(学生の本分は勉強っていうけど、ホントにそれだけでいいのか?)
【亘】
(日差しの下でめいっぱい遊ぶことも必要なんじゃないのか!?)
【亘】
(竹尾先生だって昔は子どもだったくせに、子どもの楽しみがわかってないよ……)
夏休みの課題を思い出すと怒りがふつふつと湧き上がってくる。
郁哉の部活が忙しくて時間が合わなかったこともあるけど
課題が多すぎて暇が無かったっていうのも理由の一つだったからだ。
【亘】
(……はっ! それとも昔からあんな感じだったから遊んだ思い出がないのか……?)
【亘】
(だから生徒にあんなこと言うのか……? そんなんじゃ心が不健康になっちゃうよ……)
【亘】
(竹尾先生の人生の楽しみって何なんだろう……?)
そう思いながら先生の顔を見る。
【亘】
「……!」
すると、偶然にも竹尾先生と目が合ってしまった。
【竹尾】
「何か言いたいことでもあるのか? 菊崎」
そう言いながらオレの座席に近づいてくる。
【亘】
「いえ、ありません……」
【竹尾】
「……なら良い」
【亘】
(なんだよ、いきなり……。びっくりするじゃん……)
竹尾先生はオレの顔を一瞥すると、教卓の方に戻っていった。
【竹尾】
「……始業式そうそうだが、今日中に議案書を提出しなければならないので文化祭について話し合う」
【亘】
(文化祭……!)
竹尾先生の口から文化祭という楽しげなワードが出てくるとなんだからアンバランスだ。
教室も一気にざわつき、文化祭への期待感が教室にあふれた。
【竹尾】
「本来学生は本文であるところの勉強を頑張るべきだから文化祭などという行事には反対なのだが」
【亘】
(なっ……)
【竹尾】
「私のクラスになったらからには文化的な催事を提出してもらう」
【竹尾】
「お化け屋敷や模擬店などは言語道断だ」
【竹尾】
「それを踏まえて何か意見がある者はいるか」
【亘】
(はあ……!?)
文化祭と言えば、みんなでたこ焼きを焼いたり、お化け屋敷を作ったり、当日はビラを撒いたり……。
そういうのが楽しいのに……。
クラスの出し物といったら…お好み焼き屋だろ。
【亘】
(生徒発案メニューで大人気!とか)
【亘】
(竹尾先生はそういう楽しみまで奪おうっていうのか!?)
しかし、みんな下手に意見も言い出せない。
楽しげな出店は却下されるだろうし、先生の興味に合わなければ、反省として数学の課題をやらされかねない。
【亘】
(こんなんじゃ誰も意見出せないよ……)
結局ろくな話し合いはできず、うちのクラスは各自の絵の展示に決まった。
文化祭までにやることは、各自1枚の絵の制作。
【亘】
(うわ、超つまんない……)
準備も個人作業だなんて、やりがいがない。
始業式そうそう文化祭の楽しみを打ち砕かれた……。
【亘】
(文化祭は何も楽しいことないまんま終わっちゃうのかー……?)
【亘】
(まあ、所詮そんなモンなのかもな……)
期待したところで、現実なんてこんなものなのかもしれない。
諦める、というよりも…現実をそのまま受け止めるなんてことは慣れている。
「しょうがない」そんな言葉が頭をよぎる。
久しぶりにそんな感覚を思い出して、心に影が差した気がしたけど。
気づかないふりをして教室の外を見た。
