[本編] 雨宮 椿 編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。

◆逃げないで◆
雨宮の綺麗な手がオレの頬を撫でる。するするとその手が滑って、輪郭に添えられる。
さっきから心臓の音がうるさくて、身体がざわざわとするような、熱いような感覚はなんなんだろう。
薄い唇が開いて赤い赤い舌が覗いた。それが目に入った瞬間背中にぞくりと何かが走った。
さらにはフサフサのしっぽで太ももを撫でられて、変な気分になってくる。
「逃げないで」なんて顎を取られ上を向かされて、雨宮と眼が合ったら、離せなくなってしまった。
このまま食べられてもいいかもなんて、一瞬でもそんなことが頭をよぎってしまった自分に怖くなる。
ハッとしたオレは、慌てて雨宮に声をかけた―
