[本編] 雨宮 椿 編
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そして……オレの部屋に戻ってきたのは、アラさんとオレと……雨宮の、ふたりと一匹。
【アラさん】
「いやっほい! 事件解決おめでとう~~~!」
盛り上がるアラさん。
【雨宮】
「……」
……そして、何も言わない雨宮。
【亘】
(雨宮は今どう思ってるんだろう……?)
【アラさん】
「亘!」
急にバシッと肩を叩かれる。
【亘】
「な、何っ?」
【アラさん】
「お前の人間マタタビ体質はもうこれで治った」
【亘】
「そうなの!?」
【アラさん】
「あぁ。試しに明日動物に近づいてみたらいい」
【アラさん】
「もう寄ってきやしないからな」
【亘】
「それは嬉しいかも……!」
【アラさん】
「で、だ」
アラさんは雨宮の方を向く。
【アラさん】
「椿」
【雨宮】
「……!」
【アラさん】
「本来だったら、お前の願いも叶えるはずなんだが……」
アラさんが話しかけると雨宮が小さく答えた。
【雨宮】
「……いい」
【アラさん】
「え?」
【雨宮】
「治さなくていい。僕は自分の力で身体を治す」
【アラさん】
「そうか……」
【アラさん】
「ま、神様もお目こぼししてくれるんじゃねーの?」
アラさんは雨宮に向かってウインクをした。
【アラさん】
「……俺が神様なわけじゃねーから保証はしないけどな!」
【アラさん】
「ってなわけで俺はちょっくら神様に報告に行ってくるわ!」
そう言ってアラさんは去って行ってしまう。
【亘】
「……」
【雨宮】
「……」
そして、部屋に残されたオレたちふたり。
【亘】
「……治してもらわなくて良かったのか? その、病気……」
【雨宮】
「いいんだよ」
もう雨宮は敬語を使わなくなっていた。
【亘】
「どうして……」
【雨宮】
「亘の説教が効いたからな」
【亘】
「オレの?」
【雨宮】
「元々高等部に入って良くなってきた身体だし、なんとかなるだろう」
【亘】
「そっか……」
【雨宮】
「それに言われて気づいたけど、」
【雨宮】
「こういうのは自分で治した方が自信につながりそうだし」
そういう雨宮の表情は晴れ晴れとしていた。
【亘】
(雨宮……なんか、考え方変わったな……)
雨宮の心境の変化がわかって嬉しい。
【雨宮】
「……喜んでるのか?」
【亘】
「うん、まあ……」
【雨宮】
「思ったんだけどさ」
【亘】
「……何?」
【雨宮】
「亘、僕のこと結構好きだよな」
【亘】
「っ……!」
不意をつかれて、オレは咳き込んでしまう。
【亘】
「な……今ナンテイイマシタ?」
【雨宮】
「なんで片言なんだよ。……もしかして自分で気づいてないのか?」
【亘】
「は……?」
何だろう……胸がドキドキいってる。
【雨宮】
「僕はずっと、気になってたけど……」
【雨宮】
「だから中途半端に迷って、竹尾にも裏切られて……」
【雨宮】
「友達とか友情とかいらないって思ってたのに……」
【雨宮】
「……その」
【亘】
「……その?」
雨宮の次の言葉を期待している自分がいる。
【雨宮】
「……亘の隣が、ちょっと居心地良くて……」
【亘】
「……!」
そういうと雨宮は、改めてオレの方に向き直った。
……初めて会ったときのように、頬を撫でられる。
【亘】
(ヤバい……ドキドキしてる)
こんな静かな部屋で、心臓の音が雨宮に聞こえてしまいそうだ。
【亘】
(あれ……オレ……)
【雨宮】
「亘……」
【亘】
(雨宮のこと、好きなのかな……?)
迷っている間に、吸い寄せられるように雨宮に近づいて……。
気付けば、キスをされていた。
【雨宮】
「……亘、好きだよ」
【亘】
「……雨宮……」
【アラさん】
「いやっほい! 事件解決おめでとう~~~!」
盛り上がるアラさん。
【雨宮】
「……」
……そして、何も言わない雨宮。
【亘】
(雨宮は今どう思ってるんだろう……?)
【アラさん】
「亘!」
急にバシッと肩を叩かれる。
【亘】
「な、何っ?」
【アラさん】
「お前の人間マタタビ体質はもうこれで治った」
【亘】
「そうなの!?」
【アラさん】
「あぁ。試しに明日動物に近づいてみたらいい」
【アラさん】
「もう寄ってきやしないからな」
【亘】
「それは嬉しいかも……!」
【アラさん】
「で、だ」
アラさんは雨宮の方を向く。
【アラさん】
「椿」
【雨宮】
「……!」
【アラさん】
「本来だったら、お前の願いも叶えるはずなんだが……」
アラさんが話しかけると雨宮が小さく答えた。
【雨宮】
「……いい」
【アラさん】
「え?」
【雨宮】
「治さなくていい。僕は自分の力で身体を治す」
【アラさん】
「そうか……」
【アラさん】
「ま、神様もお目こぼししてくれるんじゃねーの?」
アラさんは雨宮に向かってウインクをした。
【アラさん】
「……俺が神様なわけじゃねーから保証はしないけどな!」
【アラさん】
「ってなわけで俺はちょっくら神様に報告に行ってくるわ!」
そう言ってアラさんは去って行ってしまう。
【亘】
「……」
【雨宮】
「……」
そして、部屋に残されたオレたちふたり。
【亘】
「……治してもらわなくて良かったのか? その、病気……」
【雨宮】
「いいんだよ」
もう雨宮は敬語を使わなくなっていた。
【亘】
「どうして……」
【雨宮】
「亘の説教が効いたからな」
【亘】
「オレの?」
【雨宮】
「元々高等部に入って良くなってきた身体だし、なんとかなるだろう」
【亘】
「そっか……」
【雨宮】
「それに言われて気づいたけど、」
【雨宮】
「こういうのは自分で治した方が自信につながりそうだし」
そういう雨宮の表情は晴れ晴れとしていた。
【亘】
(雨宮……なんか、考え方変わったな……)
雨宮の心境の変化がわかって嬉しい。
【雨宮】
「……喜んでるのか?」
【亘】
「うん、まあ……」
【雨宮】
「思ったんだけどさ」
【亘】
「……何?」
【雨宮】
「亘、僕のこと結構好きだよな」
【亘】
「っ……!」
不意をつかれて、オレは咳き込んでしまう。
【亘】
「な……今ナンテイイマシタ?」
【雨宮】
「なんで片言なんだよ。……もしかして自分で気づいてないのか?」
【亘】
「は……?」
何だろう……胸がドキドキいってる。
【雨宮】
「僕はずっと、気になってたけど……」
【雨宮】
「だから中途半端に迷って、竹尾にも裏切られて……」
【雨宮】
「友達とか友情とかいらないって思ってたのに……」
【雨宮】
「……その」
【亘】
「……その?」
雨宮の次の言葉を期待している自分がいる。
【雨宮】
「……亘の隣が、ちょっと居心地良くて……」
【亘】
「……!」
そういうと雨宮は、改めてオレの方に向き直った。
……初めて会ったときのように、頬を撫でられる。
【亘】
(ヤバい……ドキドキしてる)
こんな静かな部屋で、心臓の音が雨宮に聞こえてしまいそうだ。
【亘】
(あれ……オレ……)
【雨宮】
「亘……」
【亘】
(雨宮のこと、好きなのかな……?)
迷っている間に、吸い寄せられるように雨宮に近づいて……。
気付けば、キスをされていた。
【雨宮】
「……亘、好きだよ」
【亘】
「……雨宮……」
