[本編] 柊木 郁哉 編
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【アラさん】
「おっ、来たな」
【柊木】
「なんでこんな早朝から……今何時だと思って……」
【亘】
「呼び出してほんとごめん。どうしてもアラさんが来てくれって」
【アラさん】
「お前らをここに呼び出したのは他でもない!」
【アラさん】
「aドロップ密売の犯人を捜すナイスでイカス方法を思いついた!」
【柊木】
「へえ。というか、それなら亘の部屋で話せばよかったんじゃないか?」
【アラさん】
「ちょっと実験したいこともあるんだよ」
【亘】
「実験?」
【アラさん】
「まあ、それは一旦置いといて。aドロップにはものすごい力があるんだ」
【柊木】
「こないだ以上にものすごい力なんかあるのか?」
【亘】
「身体能力が向上する以外にもすごいことが…?」
【アラさん】
「まー…その作用の応用編ってとこだな」
【亘】
「え?」
【アラさん】
「aドロップを口にしたものは、五感もアニマル並になる!」
【亘】
「え!?」
【アラさん】
「そこでだ。……まあ、ハムスターの亘はアレなんだが、郁哉はオオカミだったな」
【柊木】
「ああ」
【アラさん】
「オオカミには人間の100倍の嗅覚がある!」
【亘】
「おお!」
【アラさん】
「と、いうことはだ。その嗅覚をもってしてaドロップを隠し持ってるヤツを探せばいいという寸法だ!」
【亘】
「なるほど!」
【柊木】
「……でも、なんでそれずっと黙ってたんだよ? 最初に言えば一発じゃないか」
【アラさん】
「それは……理由がある……」
【亘】
「理由?」
【アラさん】
「その理由とは……」
【柊木】
「その理由とは……?」
【アラさん】
「ズバリわすれてた!」
【柊木】
「……はぁ?」
【アラさん】
「さっき思い出したんだからしゃーないだろ。とにかくいっぺん、実験で舐めてみろ」
そう言ってアラさんは……あの時と同じaドロップを郁哉に差し出した。
【柊木】
「今すぐなのか?」
【アラさん】
「実はこの食堂にaドロップと同じ香りの飴を隠しておいた。それを今から探せ」
【柊木】
「は!?」
【アラさん】
「これに成功したら、体育祭当日も同じことをやってもらう」
【柊木】
「はぁああ!?」
【アラさん】
「体育祭当日はみんな校庭に出る上に校舎はガラ空きだ」
【アラさん】
「aドロップの匂いを嗅いで探すにはぴったりの1日になる」
【柊木】
「そ、そんなけも耳姿で体育祭に出られるわけないだろ!」
【アラさん】
「チッチッチー」
【アラさん】
「俺が今まで何もしてないと思ってたのか? リサーチ済みだぜっ」
【アラさん】
「今年の体育祭、とんでもないオプションイベントがあることを俺は聞きつけている」
【亘】
「何それ?」
【アラさん】
「ふっふっふ…聞きたい?聞きたいか?」
【柊木】
「いいから早く言え」
【アラさん】
「最近の若者はせっかちだなーオイ」
【亘】
「アラさんっ!」
【アラさん】
「ういうい」
【アラさん】
「各競技で最下位……つまりビリッケツを取ったやつは、けも耳カチューシャをする刑に処するらしい!」
【柊木】
「まっっったく意味がわからん」
【亘】
「……それマジなの? 全然意味わかんないんだけど……」
【アラさん】
「俺も意味はわからん。何やら生徒会の会議で決まったらしい」
【柊木】
「まあでもあの生徒会長ならやりかねないな…」
【亘】
「あの生徒会長だもんね……」
碩英学園の色んな意味で有名な生徒会長。
あの人だったらそんなイベント発案しかねない……。
【アラさん】
「だから体育祭当日は午後にもなればけも耳生徒がわんさか!」
【アラさん】
「郁哉がミミ生やして歩いてても誰も疑問に思わないって寸法だぜ!」
アラさんがそう言って張り切っているのとは対象に、郁哉はぶつぶつと呟いている。
【柊木】
「なんだよ……なんで俺が……」
あのクールな郁哉がけも耳を付けるだなんて、前代未聞だもんなぁ…。
嫌がる気持ちはわかる。
つか、オレだって積極的に付けたくない。
【アラさん】
「ハムスターより嗅覚あるんだからしゃあない。とりあえず実験してみるか」
【柊木】
「本当にやるのか……」
【柊木】
「まあ、仕方ないか……やってやるよ……」
郁哉はaドロップを思い切って口に運んだ……。
―――パン。
―――パン、パン。
軽快なピストルの試発砲音が響く。
今日は体育祭当日。
郁哉のポケットには、アラさんからもらったaドロップ。
……結果から言うと、この間の食堂でのaドロップ捜索は大成功だった。
棚の奥にある飴まできっちり全部見つけたアニマル郁哉の嗅覚には恐れ入る。
【柊木】
「なんでこんな思いをしなきゃいけないんだ……」
【亘】
「とりあえず午後になったら舐めるタイミングを考えよう」
「おっ、来たな」
【柊木】
「なんでこんな早朝から……今何時だと思って……」
【亘】
「呼び出してほんとごめん。どうしてもアラさんが来てくれって」
【アラさん】
「お前らをここに呼び出したのは他でもない!」
【アラさん】
「aドロップ密売の犯人を捜すナイスでイカス方法を思いついた!」
【柊木】
「へえ。というか、それなら亘の部屋で話せばよかったんじゃないか?」
【アラさん】
「ちょっと実験したいこともあるんだよ」
【亘】
「実験?」
【アラさん】
「まあ、それは一旦置いといて。aドロップにはものすごい力があるんだ」
【柊木】
「こないだ以上にものすごい力なんかあるのか?」
【亘】
「身体能力が向上する以外にもすごいことが…?」
【アラさん】
「まー…その作用の応用編ってとこだな」
【亘】
「え?」
【アラさん】
「aドロップを口にしたものは、五感もアニマル並になる!」
【亘】
「え!?」
【アラさん】
「そこでだ。……まあ、ハムスターの亘はアレなんだが、郁哉はオオカミだったな」
【柊木】
「ああ」
【アラさん】
「オオカミには人間の100倍の嗅覚がある!」
【亘】
「おお!」
【アラさん】
「と、いうことはだ。その嗅覚をもってしてaドロップを隠し持ってるヤツを探せばいいという寸法だ!」
【亘】
「なるほど!」
【柊木】
「……でも、なんでそれずっと黙ってたんだよ? 最初に言えば一発じゃないか」
【アラさん】
「それは……理由がある……」
【亘】
「理由?」
【アラさん】
「その理由とは……」
【柊木】
「その理由とは……?」
【アラさん】
「ズバリわすれてた!」
【柊木】
「……はぁ?」
【アラさん】
「さっき思い出したんだからしゃーないだろ。とにかくいっぺん、実験で舐めてみろ」
そう言ってアラさんは……あの時と同じaドロップを郁哉に差し出した。
【柊木】
「今すぐなのか?」
【アラさん】
「実はこの食堂にaドロップと同じ香りの飴を隠しておいた。それを今から探せ」
【柊木】
「は!?」
【アラさん】
「これに成功したら、体育祭当日も同じことをやってもらう」
【柊木】
「はぁああ!?」
【アラさん】
「体育祭当日はみんな校庭に出る上に校舎はガラ空きだ」
【アラさん】
「aドロップの匂いを嗅いで探すにはぴったりの1日になる」
【柊木】
「そ、そんなけも耳姿で体育祭に出られるわけないだろ!」
【アラさん】
「チッチッチー」
【アラさん】
「俺が今まで何もしてないと思ってたのか? リサーチ済みだぜっ」
【アラさん】
「今年の体育祭、とんでもないオプションイベントがあることを俺は聞きつけている」
【亘】
「何それ?」
【アラさん】
「ふっふっふ…聞きたい?聞きたいか?」
【柊木】
「いいから早く言え」
【アラさん】
「最近の若者はせっかちだなーオイ」
【亘】
「アラさんっ!」
【アラさん】
「ういうい」
【アラさん】
「各競技で最下位……つまりビリッケツを取ったやつは、けも耳カチューシャをする刑に処するらしい!」
【柊木】
「まっっったく意味がわからん」
【亘】
「……それマジなの? 全然意味わかんないんだけど……」
【アラさん】
「俺も意味はわからん。何やら生徒会の会議で決まったらしい」
【柊木】
「まあでもあの生徒会長ならやりかねないな…」
【亘】
「あの生徒会長だもんね……」
碩英学園の色んな意味で有名な生徒会長。
あの人だったらそんなイベント発案しかねない……。
【アラさん】
「だから体育祭当日は午後にもなればけも耳生徒がわんさか!」
【アラさん】
「郁哉がミミ生やして歩いてても誰も疑問に思わないって寸法だぜ!」
アラさんがそう言って張り切っているのとは対象に、郁哉はぶつぶつと呟いている。
【柊木】
「なんだよ……なんで俺が……」
あのクールな郁哉がけも耳を付けるだなんて、前代未聞だもんなぁ…。
嫌がる気持ちはわかる。
つか、オレだって積極的に付けたくない。
【アラさん】
「ハムスターより嗅覚あるんだからしゃあない。とりあえず実験してみるか」
【柊木】
「本当にやるのか……」
【柊木】
「まあ、仕方ないか……やってやるよ……」
郁哉はaドロップを思い切って口に運んだ……。
―――パン。
―――パン、パン。
軽快なピストルの試発砲音が響く。
今日は体育祭当日。
郁哉のポケットには、アラさんからもらったaドロップ。
……結果から言うと、この間の食堂でのaドロップ捜索は大成功だった。
棚の奥にある飴まできっちり全部見つけたアニマル郁哉の嗅覚には恐れ入る。
【柊木】
「なんでこんな思いをしなきゃいけないんだ……」
【亘】
「とりあえず午後になったら舐めるタイミングを考えよう」
