[本編] 雨宮 椿 編
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文化祭以降、オレたちは生徒会室に入りびたり、aドロップ密売人に関する情報を集めていた。
【雨宮】
「……」
【亘】
(雨宮、何もしゃべんないな……)
そもそも生徒会に入るのは乗り気じゃなかったし、会長のことも相変わらず疎んでいたけれど。
最近は輪をかけて雨宮が不機嫌な気がする。
【雨宮】
「……会長のヤツめ……」
たまに独り言を言うくらい。
オレや会長とは全然話してくれない。
【亘】
(なんだか様子がおかしいんだよなぁ……)
【亘】
(……これは、もしかして……雨宮、何か隠してる……?)
雨宮の様子から、オレはそんな風に思っていた。
―――そんなある日。
【葛貫】
「亘くん、椿ちゃん」
オレたちは葛貫会長に呼び止められた。
【亘】
「はい」
【雨宮】
「……何ですか」
相変わらずふてくされ気味の雨宮。
【葛貫】
「ちょっと話があるんです。いいですか?」
そう言って呼び出されたオレたちは、生徒会室の奥まったところに連れて行かれる。
他の生徒会役員に話を聞かれないためだ。
【亘】
「……どうしたんですか? 会長」
【雨宮】
「……用事があるならさっさとしてください」
雨宮は相変わらず機嫌が悪そうだ。
【葛貫】
「それがですね、aドロップのことなんですが」
【雨宮】
「……」
その話題になった瞬間、雨宮が黙り込む。
【亘】
「何かわかったんですか!?」
【葛貫】
「……犯人の情報が入ってきました」
【亘】
「えっ……!」
【雨宮】
「……!」
オレと雨宮は驚いて顔を上げた。
【葛貫】
「これだけ我が学園の生徒にaドロップが流行している以上」
【葛貫】
「学園内の人物であるとは思っていましたが、まさか……」
【亘】
「まさか……?」
まさか、なんだろう。犯人は意外な人物だったんだろうか
【葛貫】
「どうやら、生徒ではなく教員がばら撒いているようなのです」
【亘】
「えっ!?」
【雨宮】
「っ……!」
【亘】
(先生が……aドロップの密売をしてるってこと!?)
まさかの情報を会長から告げられ、オレは絶句している。
……雨宮も、息を呑んでいた。
【雨宮】
「……」
【亘】
(雨宮のこの様子……もしかして……)
ここのところ、ずっと気になっていた。
雨宮はaドロップの密売人のことを知っているのだろうか。
拾ったと言っている以上、密売人のことは知らないはずだけど……。
会長のこともずっと犯人だって言ってたけど、違うとなったら不貞腐れてるし……。
【亘】
(もしかして……真犯人を雨宮は知っているのか?)
【亘】
(知ったうえで犯人をかばおうとして……会長に罪をなすりつけようとしてたとか?)
そう考えると今までの雨宮の行動も納得がいく。
【亘】
(だから文化祭で会長が犯人じゃないってわかって、機嫌が悪くなったのか……?)
【亘】
(……この反応の様子だと……雨宮は犯人を知ってるんじゃ……)
【亘】
(誰なんだろう……雨宮がかばってる犯人って……)
思い浮かべてみる。雨宮がかばいそうな犯人……しかも、先生……。
【亘】
(やっぱり……雨宮は密売人の先生からaドロップを買ってるから)
【亘】
(買えなくなったら困るって、こんな風にかばうようなことをしているんだろうか……)
【亘】
(じゃあaドロップを拾って使っていたっていうのも、もしかして……嘘……?)
そうは思いたくないけれど……そう考えるのがやっぱり自然なのかもしれない。
【葛貫】
「少し私の方でも調べてみますので、調査結果を待ってもらえますか?」
【雨宮】
「……」
【亘】
「オレたちも調査します!」
そう立候補すると、会長は首を横に振った。
【葛貫】
「いえ、今は……おとなしくしていてもらえますか?」
【亘】
「なんでっ……どうして調査させてもらえないんですか!」
【葛貫】
「相手が教員であった場合……亘くんたちにどんな危険が及ぶか分かりません」
【亘】
「そうですけど……」
たしかに……何が起きるかはわからない。
でもそれは葛貫会長だって同じのはずだ。
【葛貫】
「私は大丈夫ですよ。これでも生徒会長ですから」
【亘】
「思ったんですけど……この学園って生徒会の権力……っていうか生徒会長の権力」
【亘】
「かなりありますよね」
【葛貫】
「私も結構頑張っているんですよ」
会長は笑ってそう言った。
この人は本当に……底が知れない……。
【葛貫】
「とにかく、今回は私の調査結果を待ってから行動するようにしてください」
【亘】
「わかりました……」
【雨宮】
「……」
そう言われてしまえば、反論の余地がない。
もどかしいけれど、相手が大人ならば仕方がない。
オレはおとなしく会長から情報を待つことにした。
……雨宮は、何も言わなかった……。
そんな会話があった後、オレの部屋に雨宮と移動してきた。
【亘】
「そっか……生徒たちの間で流行っているものって考えてばっかりで」
【雨宮】
「……」
【亘】
(雨宮、何もしゃべんないな……)
そもそも生徒会に入るのは乗り気じゃなかったし、会長のことも相変わらず疎んでいたけれど。
最近は輪をかけて雨宮が不機嫌な気がする。
【雨宮】
「……会長のヤツめ……」
たまに独り言を言うくらい。
オレや会長とは全然話してくれない。
【亘】
(なんだか様子がおかしいんだよなぁ……)
【亘】
(……これは、もしかして……雨宮、何か隠してる……?)
雨宮の様子から、オレはそんな風に思っていた。
―――そんなある日。
【葛貫】
「亘くん、椿ちゃん」
オレたちは葛貫会長に呼び止められた。
【亘】
「はい」
【雨宮】
「……何ですか」
相変わらずふてくされ気味の雨宮。
【葛貫】
「ちょっと話があるんです。いいですか?」
そう言って呼び出されたオレたちは、生徒会室の奥まったところに連れて行かれる。
他の生徒会役員に話を聞かれないためだ。
【亘】
「……どうしたんですか? 会長」
【雨宮】
「……用事があるならさっさとしてください」
雨宮は相変わらず機嫌が悪そうだ。
【葛貫】
「それがですね、aドロップのことなんですが」
【雨宮】
「……」
その話題になった瞬間、雨宮が黙り込む。
【亘】
「何かわかったんですか!?」
【葛貫】
「……犯人の情報が入ってきました」
【亘】
「えっ……!」
【雨宮】
「……!」
オレと雨宮は驚いて顔を上げた。
【葛貫】
「これだけ我が学園の生徒にaドロップが流行している以上」
【葛貫】
「学園内の人物であるとは思っていましたが、まさか……」
【亘】
「まさか……?」
まさか、なんだろう。犯人は意外な人物だったんだろうか
【葛貫】
「どうやら、生徒ではなく教員がばら撒いているようなのです」
【亘】
「えっ!?」
【雨宮】
「っ……!」
【亘】
(先生が……aドロップの密売をしてるってこと!?)
まさかの情報を会長から告げられ、オレは絶句している。
……雨宮も、息を呑んでいた。
【雨宮】
「……」
【亘】
(雨宮のこの様子……もしかして……)
ここのところ、ずっと気になっていた。
雨宮はaドロップの密売人のことを知っているのだろうか。
拾ったと言っている以上、密売人のことは知らないはずだけど……。
会長のこともずっと犯人だって言ってたけど、違うとなったら不貞腐れてるし……。
【亘】
(もしかして……真犯人を雨宮は知っているのか?)
【亘】
(知ったうえで犯人をかばおうとして……会長に罪をなすりつけようとしてたとか?)
そう考えると今までの雨宮の行動も納得がいく。
【亘】
(だから文化祭で会長が犯人じゃないってわかって、機嫌が悪くなったのか……?)
【亘】
(……この反応の様子だと……雨宮は犯人を知ってるんじゃ……)
【亘】
(誰なんだろう……雨宮がかばってる犯人って……)
思い浮かべてみる。雨宮がかばいそうな犯人……しかも、先生……。
【亘】
(やっぱり……雨宮は密売人の先生からaドロップを買ってるから)
【亘】
(買えなくなったら困るって、こんな風にかばうようなことをしているんだろうか……)
【亘】
(じゃあaドロップを拾って使っていたっていうのも、もしかして……嘘……?)
そうは思いたくないけれど……そう考えるのがやっぱり自然なのかもしれない。
【葛貫】
「少し私の方でも調べてみますので、調査結果を待ってもらえますか?」
【雨宮】
「……」
【亘】
「オレたちも調査します!」
そう立候補すると、会長は首を横に振った。
【葛貫】
「いえ、今は……おとなしくしていてもらえますか?」
【亘】
「なんでっ……どうして調査させてもらえないんですか!」
【葛貫】
「相手が教員であった場合……亘くんたちにどんな危険が及ぶか分かりません」
【亘】
「そうですけど……」
たしかに……何が起きるかはわからない。
でもそれは葛貫会長だって同じのはずだ。
【葛貫】
「私は大丈夫ですよ。これでも生徒会長ですから」
【亘】
「思ったんですけど……この学園って生徒会の権力……っていうか生徒会長の権力」
【亘】
「かなりありますよね」
【葛貫】
「私も結構頑張っているんですよ」
会長は笑ってそう言った。
この人は本当に……底が知れない……。
【葛貫】
「とにかく、今回は私の調査結果を待ってから行動するようにしてください」
【亘】
「わかりました……」
【雨宮】
「……」
そう言われてしまえば、反論の余地がない。
もどかしいけれど、相手が大人ならば仕方がない。
オレはおとなしく会長から情報を待つことにした。
……雨宮は、何も言わなかった……。
そんな会話があった後、オレの部屋に雨宮と移動してきた。
【亘】
「そっか……生徒たちの間で流行っているものって考えてばっかりで」
