[本編] 雨宮 椿 編
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花火は派手に打ち上がり……後夜祭が終わった。
そして……会長が生徒会室に戻ってきた。
【雨宮】
「……来ましたね」
【亘】
「あぁ……」
オレと雨宮の表情は対照的だったと思う。
【葛貫】
「あれっ、君たち、どこに行っていたんですか!」
【葛貫】
「後夜祭の花火はもう終わってしまいましたよ?」
【葛貫】
「あんなに美しい花火を見られなかったなんて……残念です」
葛貫会長は心底残念そうにオレと雨宮の顔を見た。
【亘】
「……会長」
【葛貫】
「どうしたんですか、亘くん。そんな風に改まって」
【亘】
「……聞きたいことがあるんです」
【葛貫】
「私にですか? 何でしょう? 何でも聞いてください?」
【葛貫】
「亘くんからの質問ならなーんでも答えちゃいますよ?」
【雨宮】
「……そう言っていられるのも、今のうちですよ」
【葛貫】
「へっ……?」
【雨宮】
「……会長」
じりじりと雨宮が会長に迫る。
【葛貫】
「どうしたんですか、椿ちゃん」
【葛貫】
「椿ちゃんからこんな風に近づいてきてくれるなんて何年振りか……」
【葛貫】
「とても嬉しいです、けど、あれ、なんだか、顔が、怖い……」
【雨宮】
「……しらばっくれるのも今のうちですよ」
【葛貫】
「なんだか椿ちゃんが怖い!」
そう言って雨宮に迫り寄られた葛貫会長は、オレたちの前から走って逃げだした。
【雨宮】
「なっ……!」
【亘】
(逃げ出した……!?)
【雨宮】
「……怪しいですね」
【亘】
「確かに……!」
【雨宮】
「追いましょう、菊崎くん」
【亘】
「あぁ!」
オレたちは会長を追いかけて階段を駆け上がり……逃げて行った先……屋上のドアを開けた。
【雨宮】
「逃げて屋上まで上がってくるなんて……ますます怪しいですね……」
【亘】
「雨宮、大丈夫か? 急に走ったりして」
【雨宮】
「大丈夫です、なんとか」
【亘】
「あんまり無理すんなよ?」
【雨宮】
「ありがとうございます」
【雨宮】
「それにしても……これで会長の容疑が固まりそうですね」
【亘】
「……!」
【亘】
(本当に……会長がaドロップを密売していたのか!?)
こんな状況になってなお……オレはまだ信じることができなかった。
【雨宮】
「何で逃げたんですか、会長」
【葛貫】
「なんでって、そんなの君たちが追いかけたからに決まってるでしょう!?」
【葛貫】
「人間は追いかけられたら逃げる本能が備わっているんですよ!」
【亘】
「本能って……」
【雨宮】
「……やましいことがあるから、逃げたんですよね?」
【葛貫】
「やましいこと?」
葛貫会長は首を傾げる。
【雨宮】
「しらばっくれないでください!」
【葛貫】
「しらばっくれるって何のことですか!?」
【雨宮】
「……いいです。言質を取ればこっちのものですから」
【雨宮】
「……これ、なんだか知っていますね?」
そう言って雨宮はポケットからaドロップを取り出した。
【亘】
(雨宮……さっき持ってきたのか?)
オレは恐る恐る会長の反応を確かめる。
【葛貫】
「それはっ……!」
会長は雨宮がポケットから取り出したものがaドロップだとわかると、驚いて目を見開いた。
【雨宮】
「……わかるんですよね?」
【葛貫】
「っ……」
【亘】
(この反応……本当に会長が……!?)
【雨宮】
「これの名前、教えてください」
【葛貫】
「aドロップ……」
【亘】
(知ってる……!)
今度はオレが驚く番だった。
【亘】
(本当に、葛貫会長が密売をしていたのか……!?)
【葛貫】
「どうして……そんなものを持っているんですか、椿ちゃん!」
【雨宮】
「えっ……」
【葛貫】
「まさか椿ちゃんまでそれに手を出して……!?」
【雨宮】
「何言って……」
【亘】
(ん……!?)
葛貫会長の反応に、違和感を覚える。
【雨宮】
「あなたがこれを……」
【亘】
「待て、雨宮」
そして……会長が生徒会室に戻ってきた。
【雨宮】
「……来ましたね」
【亘】
「あぁ……」
オレと雨宮の表情は対照的だったと思う。
【葛貫】
「あれっ、君たち、どこに行っていたんですか!」
【葛貫】
「後夜祭の花火はもう終わってしまいましたよ?」
【葛貫】
「あんなに美しい花火を見られなかったなんて……残念です」
葛貫会長は心底残念そうにオレと雨宮の顔を見た。
【亘】
「……会長」
【葛貫】
「どうしたんですか、亘くん。そんな風に改まって」
【亘】
「……聞きたいことがあるんです」
【葛貫】
「私にですか? 何でしょう? 何でも聞いてください?」
【葛貫】
「亘くんからの質問ならなーんでも答えちゃいますよ?」
【雨宮】
「……そう言っていられるのも、今のうちですよ」
【葛貫】
「へっ……?」
【雨宮】
「……会長」
じりじりと雨宮が会長に迫る。
【葛貫】
「どうしたんですか、椿ちゃん」
【葛貫】
「椿ちゃんからこんな風に近づいてきてくれるなんて何年振りか……」
【葛貫】
「とても嬉しいです、けど、あれ、なんだか、顔が、怖い……」
【雨宮】
「……しらばっくれるのも今のうちですよ」
【葛貫】
「なんだか椿ちゃんが怖い!」
そう言って雨宮に迫り寄られた葛貫会長は、オレたちの前から走って逃げだした。
【雨宮】
「なっ……!」
【亘】
(逃げ出した……!?)
【雨宮】
「……怪しいですね」
【亘】
「確かに……!」
【雨宮】
「追いましょう、菊崎くん」
【亘】
「あぁ!」
オレたちは会長を追いかけて階段を駆け上がり……逃げて行った先……屋上のドアを開けた。
【雨宮】
「逃げて屋上まで上がってくるなんて……ますます怪しいですね……」
【亘】
「雨宮、大丈夫か? 急に走ったりして」
【雨宮】
「大丈夫です、なんとか」
【亘】
「あんまり無理すんなよ?」
【雨宮】
「ありがとうございます」
【雨宮】
「それにしても……これで会長の容疑が固まりそうですね」
【亘】
「……!」
【亘】
(本当に……会長がaドロップを密売していたのか!?)
こんな状況になってなお……オレはまだ信じることができなかった。
【雨宮】
「何で逃げたんですか、会長」
【葛貫】
「なんでって、そんなの君たちが追いかけたからに決まってるでしょう!?」
【葛貫】
「人間は追いかけられたら逃げる本能が備わっているんですよ!」
【亘】
「本能って……」
【雨宮】
「……やましいことがあるから、逃げたんですよね?」
【葛貫】
「やましいこと?」
葛貫会長は首を傾げる。
【雨宮】
「しらばっくれないでください!」
【葛貫】
「しらばっくれるって何のことですか!?」
【雨宮】
「……いいです。言質を取ればこっちのものですから」
【雨宮】
「……これ、なんだか知っていますね?」
そう言って雨宮はポケットからaドロップを取り出した。
【亘】
(雨宮……さっき持ってきたのか?)
オレは恐る恐る会長の反応を確かめる。
【葛貫】
「それはっ……!」
会長は雨宮がポケットから取り出したものがaドロップだとわかると、驚いて目を見開いた。
【雨宮】
「……わかるんですよね?」
【葛貫】
「っ……」
【亘】
(この反応……本当に会長が……!?)
【雨宮】
「これの名前、教えてください」
【葛貫】
「aドロップ……」
【亘】
(知ってる……!)
今度はオレが驚く番だった。
【亘】
(本当に、葛貫会長が密売をしていたのか……!?)
【葛貫】
「どうして……そんなものを持っているんですか、椿ちゃん!」
【雨宮】
「えっ……」
【葛貫】
「まさか椿ちゃんまでそれに手を出して……!?」
【雨宮】
「何言って……」
【亘】
(ん……!?)
葛貫会長の反応に、違和感を覚える。
【雨宮】
「あなたがこれを……」
【亘】
「待て、雨宮」
