[本編] 雨宮 椿 編
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―――翌日。
学校に行く支度をしながらぼんやり考える。
【亘】
「なんだか盛り沢山な体育祭だったな……」
【アラさん】
「亘、お疲れだな」
【亘】
「だってさ……」
体育祭のあとがすごかった。
aドロップを使っていた雨宮に、あやしい生徒、極めつけは生徒会……。
【亘】
「雨宮が保健室でaドロップを拾ったって言ってたけど」
【亘】
「だったら保健室を見張ってたらaドロップを買ってるやつと会えるかな」
【アラさん】
「椿のその言い訳も本当かどうかわからないけどな」
【亘】
「っていうか……せっかく組んだバディがaドロップ舐めて開き直ってるなんて……」
【アラさん】
「それに関しちゃ俺も想定外だったな」
【亘】
「もうどうすればいいんだよー……」
【アラさん】
「……」
【亘】
「アラさん?」
急に黙り込んでしまったアラさん。
【亘】
「どうかした?」
【アラさん】
「亘、お前生徒会に入ってみるのはどうだ?」
【亘】
「えっ!? いやいやいや!」
【亘】
「うちの生徒会はものすごいお金持ちと権力者ばっかりなんだぞ?」
【亘】
「オレそういうのあんまり興味ないしなー……」
【亘】
「それにオレ、生徒会でできるようなことないような気が……」
【アラさん】
「でも誘われたんだろう? だったら絶好のチャンスじゃないか」
【アラさん】
「思うんだが、aドロップを使っているやつや、密売しているやつに遭遇しても」
【アラさん】
「そいつのクラスや名前がわからないと今回みたいにまた取り逃がすことになりかねない」
【アラさん】
「その点生徒会に入れば……えと」
【アラさん】
「何つーんだ、あれ」
【亘】
「名簿とか?」
【アラさん】
「そうそう、名簿も手に入るし、集会でも何でも生徒の上に立つわけだから」
【アラさん】
「チェックしやすいだろう」
【亘】
「でもそんなこと言ったって、オレに生徒会なんて……」
【アラさん】
「だーっ! 俺はやる前からできないっていうやつがいっちばん嫌いなんだ!」
【亘】
「な、なんだよそれっ……」
【アラさん】
「とりあえずやってみたらどうだ?」
【亘】
「うーん……」
【亘】
(確かに生徒会に入れば学校の情報も集めやすいし……)
【亘】
(密売人探しには有利かも……)
【亘】
「よし!ちょっと雨宮に相談してみるか」
【アラさん】
「そうだな。……でも気をつけろよ?」
【アラさん】
「こないだは拾ったっていってたが……椿がまたaドロップを舐めないっていう保証はないからな」
【亘】
「わかった……」
雨宮を疑うのもなんだか嫌だけどなぁ、と思いながらオレは寮の部屋を出た。
この間の……人が変わったような雨宮は、幻かaドロップのせいであってほしいと思いながら……。
―――放課後。
【亘】
「……ってわけで、やっぱり生徒会に入ってみようかと思うんだ」
オレは朝アラさんと話したことを雨宮に相談する。
【雨宮】
「生徒会には入らないと言ったはずです」
【雨宮】
「……あの人と関わるなんてうんざりだ……」
【亘】
「でっでもさ、生徒会に入った方が……ほら、いろいろと有利だろ?」
【亘】
「とくにオレたちは1年でまだ学校の生徒のこととかよく知らないんだし……」
【雨宮】
「……有利……」
【亘】
「そう、有利」
【雨宮】
「……なるほど、確かに……」
雨宮は何か考え付いたのかそれとも納得したのか、オレの言葉を繰り返して呟いている。
【亘】
「雨宮?」
【雨宮】
「たしかに、生徒会に入れば有利になることもありそうですね」
【亘】
「う、うん……」
【雨宮】
「放課後、生徒会室に行ってみましょう」
【亘】
「お、おう……」
急に心変わりをした雨宮を不思議にしながら、生徒会室へと向かった。
【雨宮】
「またここに来ることになるとは……」
生徒会室の前まで着いたとき、雨宮が忌々しいものを見るような目つきで扉を眺めていた。
気が変わって帰るなんて言われないうちに、入らないと。
【亘】
「まあ、入ってみようよ」
【雨宮】
「はい」
【亘】
「失礼しまーす……」
【雨宮】
「失礼します」
入ってみると、中には誰もいない。
会長の姿すらなかった。
【亘】
「あれ、誰もいない……」
【雨宮】
「鍵も開いてましたしね」
【亘】
「こんなこともあるんだ……」
【雨宮】
「とりあえずソファに座っていましょうか」
やはり一度は生徒会に身を置いたことがあるせいか。
緊張しているオレと違って雨宮は幾分かのびのび行動しているように見えた。
学校に行く支度をしながらぼんやり考える。
【亘】
「なんだか盛り沢山な体育祭だったな……」
【アラさん】
「亘、お疲れだな」
【亘】
「だってさ……」
体育祭のあとがすごかった。
aドロップを使っていた雨宮に、あやしい生徒、極めつけは生徒会……。
【亘】
「雨宮が保健室でaドロップを拾ったって言ってたけど」
【亘】
「だったら保健室を見張ってたらaドロップを買ってるやつと会えるかな」
【アラさん】
「椿のその言い訳も本当かどうかわからないけどな」
【亘】
「っていうか……せっかく組んだバディがaドロップ舐めて開き直ってるなんて……」
【アラさん】
「それに関しちゃ俺も想定外だったな」
【亘】
「もうどうすればいいんだよー……」
【アラさん】
「……」
【亘】
「アラさん?」
急に黙り込んでしまったアラさん。
【亘】
「どうかした?」
【アラさん】
「亘、お前生徒会に入ってみるのはどうだ?」
【亘】
「えっ!? いやいやいや!」
【亘】
「うちの生徒会はものすごいお金持ちと権力者ばっかりなんだぞ?」
【亘】
「オレそういうのあんまり興味ないしなー……」
【亘】
「それにオレ、生徒会でできるようなことないような気が……」
【アラさん】
「でも誘われたんだろう? だったら絶好のチャンスじゃないか」
【アラさん】
「思うんだが、aドロップを使っているやつや、密売しているやつに遭遇しても」
【アラさん】
「そいつのクラスや名前がわからないと今回みたいにまた取り逃がすことになりかねない」
【アラさん】
「その点生徒会に入れば……えと」
【アラさん】
「何つーんだ、あれ」
【亘】
「名簿とか?」
【アラさん】
「そうそう、名簿も手に入るし、集会でも何でも生徒の上に立つわけだから」
【アラさん】
「チェックしやすいだろう」
【亘】
「でもそんなこと言ったって、オレに生徒会なんて……」
【アラさん】
「だーっ! 俺はやる前からできないっていうやつがいっちばん嫌いなんだ!」
【亘】
「な、なんだよそれっ……」
【アラさん】
「とりあえずやってみたらどうだ?」
【亘】
「うーん……」
【亘】
(確かに生徒会に入れば学校の情報も集めやすいし……)
【亘】
(密売人探しには有利かも……)
【亘】
「よし!ちょっと雨宮に相談してみるか」
【アラさん】
「そうだな。……でも気をつけろよ?」
【アラさん】
「こないだは拾ったっていってたが……椿がまたaドロップを舐めないっていう保証はないからな」
【亘】
「わかった……」
雨宮を疑うのもなんだか嫌だけどなぁ、と思いながらオレは寮の部屋を出た。
この間の……人が変わったような雨宮は、幻かaドロップのせいであってほしいと思いながら……。
―――放課後。
【亘】
「……ってわけで、やっぱり生徒会に入ってみようかと思うんだ」
オレは朝アラさんと話したことを雨宮に相談する。
【雨宮】
「生徒会には入らないと言ったはずです」
【雨宮】
「……あの人と関わるなんてうんざりだ……」
【亘】
「でっでもさ、生徒会に入った方が……ほら、いろいろと有利だろ?」
【亘】
「とくにオレたちは1年でまだ学校の生徒のこととかよく知らないんだし……」
【雨宮】
「……有利……」
【亘】
「そう、有利」
【雨宮】
「……なるほど、確かに……」
雨宮は何か考え付いたのかそれとも納得したのか、オレの言葉を繰り返して呟いている。
【亘】
「雨宮?」
【雨宮】
「たしかに、生徒会に入れば有利になることもありそうですね」
【亘】
「う、うん……」
【雨宮】
「放課後、生徒会室に行ってみましょう」
【亘】
「お、おう……」
急に心変わりをした雨宮を不思議にしながら、生徒会室へと向かった。
【雨宮】
「またここに来ることになるとは……」
生徒会室の前まで着いたとき、雨宮が忌々しいものを見るような目つきで扉を眺めていた。
気が変わって帰るなんて言われないうちに、入らないと。
【亘】
「まあ、入ってみようよ」
【雨宮】
「はい」
【亘】
「失礼しまーす……」
【雨宮】
「失礼します」
入ってみると、中には誰もいない。
会長の姿すらなかった。
【亘】
「あれ、誰もいない……」
【雨宮】
「鍵も開いてましたしね」
【亘】
「こんなこともあるんだ……」
【雨宮】
「とりあえずソファに座っていましょうか」
やはり一度は生徒会に身を置いたことがあるせいか。
緊張しているオレと違って雨宮は幾分かのびのび行動しているように見えた。
