[本編] 雨宮 椿 編
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【葛貫】
「嫉妬しないでください、椿ちゃん」
【雨宮】
「嫉妬なんかしてない!」
【亘】
(あれ、雨宮……?めちゃくちゃ怒ってる?)
【亘】
(眉間に皺よってるよな……)
とにかくイライラしているということは、伝わってきた。
【葛貫】
「なんと、今日はご機嫌ななめモードなのですね」
【葛貫】
「機嫌がいいときはいつも敬語で喋っているのに」
【雨宮】
「僕だっていつも機嫌がいいわけじゃない」
【葛貫】
「椿ちゃんも、生徒会またやってくれるでしょう?」
【雨宮】
「嫌だね。だいたい前だってろくに学校も通えなかったのに」
【雨宮】
「どうして生徒会に入れられたのか意味がわからないし」
【亘】
「そういえば、確かになんで生徒会に入れたんだ?」
【葛貫】
「遠い親戚なのですよ、私と椿ちゃんは」
【雨宮】
「それで無理やり入れられた」
【亘】
「そうだったんだ……」
【葛貫】
「椿ちゃんの体調が思わしくなく中学の生徒会の仕事を断念したのは私も残念でした……」
【葛貫】
「だからこそリベンジを!」
【雨宮】
「……はぁ……」
雨宮は心底迷惑そうな顔をして葛貫会長を見ていた。
【葛貫】
「私はずっと亘くんに目をつけていたのです。そう、ずーっと、ね」
【亘】
「えっ、オレに……?」
【葛貫】
「そうです」
【亘】
(オレの何を知ってそんな、生徒会だなんて……)
確かにちょっと巻き込まれ体質なところと……それから人間マタタビで動物を引き寄せてしまうところはあるけれど、
それ以外、そんな生徒会に勧誘されるような長所なんてオレにはないはずだ。
【葛貫】
「どうですか、生徒会に入りませんか?」
【葛貫】
「そのときはどうぞ、椿ちゃんも一緒に」
【葛貫】
「ふたりが一緒にいるなんて驚きましたよ、仲がいいんですね」
【雨宮】
「……ついでみたいに僕のことを勧誘するな」
【葛貫】
「おっと、私はどちらもついでなんて考えていないんですけどね」
【葛貫】
「失礼、椿ちゃん」
【雨宮】
「……これだから会いたくなかったんだ……」
【葛貫】
「でも、ここで会ったのもご縁です」
【葛貫】
「これからHRでしょう? 終わったら是非、生徒会室に遊びに来てください」
【雨宮】
「誰が行くか」
【葛貫】
「全く……つれないですねぇ」
【葛貫】
「歓迎しますよ?」
【雨宮】
「微塵も興味ない」
【亘】
「は、はぁ……?」
オレは二人の会話にあっけにとられながらも、なんとか会長に返事をした。
すると……
【雨宮】
「行こう、亘」
【亘】
「あっ、ちょ、雨宮!」
オレは雨宮に腕を引かれて、教室にずるずると戻っていく。
【葛貫】
「お待ちしてますからねー」
【雨宮】
「行かないって言ってるだろ!」
すごい形相で後ろを振り向く雨宮。
【亘】
「ちょっ……」
【亘】
(何なんだ、この人らは……)
なんか今日は色んな雨宮の顔が見れてびっくりするな……。
雨宮に引きずられながら、そっと顔を見てみる。
【亘】
「雨宮と会長って……」
【雨宮】
「何?」
【亘】
「仲悪いんだな」
【雨宮】
「あれで仲良く見えたら笑えるね」
雨宮が吐き捨てるように言った時、ちょうど教室について会話は途切れた。
【雨宮】
「……本当に行くんですか」
【亘】
「お断りだけでもはっきりしとかないとまずいだろ」
―――HRが終わって。
すでにHRは終わろうとしていて、思いっきり遅刻してしまったオレたちは竹尾先生に怒られた。
が。しれっと具合が悪くて……という雨宮の言葉により、どうにか説教を免れて今は生徒会室の前にいる。
……雨宮はいくらか落ち着いたらしく、今はすっかり元の喋り方に戻っていた。
少し……毒舌気味なのは、そのままだけど……。
【雨宮】
「……たしかに、あの会長はしつこいですけどね」
【雨宮】
「はっきり言ったところで聞き入れるとは思えませんが……」
【亘】
「どっちにしたって意思表示はしないと」
【亘】
「オレは生徒会活動なんてやるつもりないし」
オレはそれを会長に伝えるために、生徒会室のドアを叩いた。
【亘】
「失礼しまーす……」
【雨宮】
「失礼します」
【葛貫】
「あぁっ、来てくれたんだね! 亘くんに椿ちゃん! 嬉しいよ~」
【亘】
「あの、オレお断りをしに……」
【葛貫】
「今体育祭の片付けで他の役員は出払っててね、気兼ねしなくていいから」
【葛貫】
「さ、入って入って」
【雨宮】
「言った通りでしょう。聞き入れるとは思えないって」
「嫉妬しないでください、椿ちゃん」
【雨宮】
「嫉妬なんかしてない!」
【亘】
(あれ、雨宮……?めちゃくちゃ怒ってる?)
【亘】
(眉間に皺よってるよな……)
とにかくイライラしているということは、伝わってきた。
【葛貫】
「なんと、今日はご機嫌ななめモードなのですね」
【葛貫】
「機嫌がいいときはいつも敬語で喋っているのに」
【雨宮】
「僕だっていつも機嫌がいいわけじゃない」
【葛貫】
「椿ちゃんも、生徒会またやってくれるでしょう?」
【雨宮】
「嫌だね。だいたい前だってろくに学校も通えなかったのに」
【雨宮】
「どうして生徒会に入れられたのか意味がわからないし」
【亘】
「そういえば、確かになんで生徒会に入れたんだ?」
【葛貫】
「遠い親戚なのですよ、私と椿ちゃんは」
【雨宮】
「それで無理やり入れられた」
【亘】
「そうだったんだ……」
【葛貫】
「椿ちゃんの体調が思わしくなく中学の生徒会の仕事を断念したのは私も残念でした……」
【葛貫】
「だからこそリベンジを!」
【雨宮】
「……はぁ……」
雨宮は心底迷惑そうな顔をして葛貫会長を見ていた。
【葛貫】
「私はずっと亘くんに目をつけていたのです。そう、ずーっと、ね」
【亘】
「えっ、オレに……?」
【葛貫】
「そうです」
【亘】
(オレの何を知ってそんな、生徒会だなんて……)
確かにちょっと巻き込まれ体質なところと……それから人間マタタビで動物を引き寄せてしまうところはあるけれど、
それ以外、そんな生徒会に勧誘されるような長所なんてオレにはないはずだ。
【葛貫】
「どうですか、生徒会に入りませんか?」
【葛貫】
「そのときはどうぞ、椿ちゃんも一緒に」
【葛貫】
「ふたりが一緒にいるなんて驚きましたよ、仲がいいんですね」
【雨宮】
「……ついでみたいに僕のことを勧誘するな」
【葛貫】
「おっと、私はどちらもついでなんて考えていないんですけどね」
【葛貫】
「失礼、椿ちゃん」
【雨宮】
「……これだから会いたくなかったんだ……」
【葛貫】
「でも、ここで会ったのもご縁です」
【葛貫】
「これからHRでしょう? 終わったら是非、生徒会室に遊びに来てください」
【雨宮】
「誰が行くか」
【葛貫】
「全く……つれないですねぇ」
【葛貫】
「歓迎しますよ?」
【雨宮】
「微塵も興味ない」
【亘】
「は、はぁ……?」
オレは二人の会話にあっけにとられながらも、なんとか会長に返事をした。
すると……
【雨宮】
「行こう、亘」
【亘】
「あっ、ちょ、雨宮!」
オレは雨宮に腕を引かれて、教室にずるずると戻っていく。
【葛貫】
「お待ちしてますからねー」
【雨宮】
「行かないって言ってるだろ!」
すごい形相で後ろを振り向く雨宮。
【亘】
「ちょっ……」
【亘】
(何なんだ、この人らは……)
なんか今日は色んな雨宮の顔が見れてびっくりするな……。
雨宮に引きずられながら、そっと顔を見てみる。
【亘】
「雨宮と会長って……」
【雨宮】
「何?」
【亘】
「仲悪いんだな」
【雨宮】
「あれで仲良く見えたら笑えるね」
雨宮が吐き捨てるように言った時、ちょうど教室について会話は途切れた。
【雨宮】
「……本当に行くんですか」
【亘】
「お断りだけでもはっきりしとかないとまずいだろ」
―――HRが終わって。
すでにHRは終わろうとしていて、思いっきり遅刻してしまったオレたちは竹尾先生に怒られた。
が。しれっと具合が悪くて……という雨宮の言葉により、どうにか説教を免れて今は生徒会室の前にいる。
……雨宮はいくらか落ち着いたらしく、今はすっかり元の喋り方に戻っていた。
少し……毒舌気味なのは、そのままだけど……。
【雨宮】
「……たしかに、あの会長はしつこいですけどね」
【雨宮】
「はっきり言ったところで聞き入れるとは思えませんが……」
【亘】
「どっちにしたって意思表示はしないと」
【亘】
「オレは生徒会活動なんてやるつもりないし」
オレはそれを会長に伝えるために、生徒会室のドアを叩いた。
【亘】
「失礼しまーす……」
【雨宮】
「失礼します」
【葛貫】
「あぁっ、来てくれたんだね! 亘くんに椿ちゃん! 嬉しいよ~」
【亘】
「あの、オレお断りをしに……」
【葛貫】
「今体育祭の片付けで他の役員は出払っててね、気兼ねしなくていいから」
【葛貫】
「さ、入って入って」
【雨宮】
「言った通りでしょう。聞き入れるとは思えないって」
