[本編] 雨宮 椿 編
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【亘】
「なっ……」
【アラさん】
「逃げ切るためにはお前らもaドロップを舐めなきゃならん」
【亘】
「はっ? aドロップ……?」
【雨宮】
「aドロップ……」
【アラさん】
「やばい、追いついちまう!」
【アラさん】
「説明はあとだ! とりあえずこれを舐めれば『動物並の力』が出るから!」
そう言ってオレはアラさんに強引に飴を放り込まれた。
―――ドクンッ―――!
【亘】
「なっ……えっ!?」
みるみるうちにオレの身体に変化が訪れる。
【アラさん】
「ハムスターってとこか。何の動物になるかは遺伝子判断だからな」
【亘】
「ハムスターって……なんでオレ……」
【アラさん】
「ハムスターだって動物だ。逃げ足が速いのは間違いねえ! 早く!」
【亘】
「わかったよっ!」
オレは雨宮をおぶって逃げようとする。
【雨宮】
「待って……僕も」
【亘】
「えっ?」
【アラさん】
「あぁっ!」
雨宮はアラさんの手から強引にaドロップを奪い、口に入れてしまった。
【雨宮】
「っ……!!」
【亘】
「雨宮……!」
【雨宮】
「…………すごい」
みるみるうちに雨宮の頭に耳が生えてくる。それに、しっぽも。
【亘】
「狐……?」
【アラさん】
「いいから逃げるぞっ!」
突然のけも耳としっぽの姿にぼうっとしてしまっていたが、アラさんの声で慌てて寮へと逃げ込んだ。
【亘】
「助かったぁー」
aドロップを舐めたおかげで、どうにかやつらを撒いて、自室に逃げ込むことに成功した。
幸い、誰とも会うことなく逃げ込んで来れたと思う。
……そういえば掃除の時間だったな……。
【亘】
「って……なんだよあいつら……それにこの飴も……」
【亘】
「あれ? アラさん!?」
気付けばアラさんがいなかった。
【亘】
(もしかして……どっかに落っことしてきちゃった!?)
どうしよう、さっきの奴らに捕まってないかな……。
そんな風に思っていると、妙な視線を感じる。
【亘】
「……って、雨宮……?」
【雨宮】
「……」
雨宮の喉が鳴る音がする。
【雨宮】
「菊崎、くん……」
【亘】
「な、なんだよっ……そんな目で見て……」
雨宮の視線には……妙に熱がこもっていた。
【雨宮】
「菊崎くん……」
熱い吐息が洩れている。
雨宮の手が伸びてきて……オレの頬に触れた。
後ずさりながら、焦って座りこんでしまう。
【亘】
「何っ……」
【雨宮】
「菊崎くん」
じっと見つめられると、困ってしまう。
よく見ると、雨宮って綺麗な顔をしているというか……。
思わず、目をそらしてしまう。
【雨宮】
「菊崎、くん……」
【雨宮】
「なんで、目をそらすの……?」
【亘】
(見つめてくるからだよ……!)
とは言えず。
雨宮はじっとこちらを見たまま、首筋に触れてきた。
【亘】
「んっ……」
指先で、あやすみたいに肌に触れられる。
触れられたところから熱が発せられたように、熱い。
何か、ヘンだ。
近くて恥ずかしいだけじゃなくて、身体の奥が熱くなるような―……
【雨宮】
「菊崎くん、美味しそう……だね」
【亘】
「えっ?」
びっくりして雨宮の顔を見ると、薄く開いた唇から舌が覗いていた。
その表情がやけに艶かしく見えて、動揺する。
両手で輪郭をつかまれて、少し上を向かされる。
まるで──他のものを見ることは許さない、と言われてるみたいだった。
ドキドキして、目が離せない。
【雨宮】
「ホント、食べてしまいたいくらい可愛い……」
そう言った雨宮の瞳の奥がぎらつくように光った気がした。
それを見て慌てて我に帰返る。
【亘】
「な、なんだよ雨宮っ!」
思わず大きな声を出すと、雨宮はハッと我に返った。
どうやら、けも耳としっぽも消えたようだった。
オレの頭と尻も確認したけれど、無かった。
【雨宮】
「ご、ごめんなさい、僕……」
【亘】
「雨宮……?顔が赤くないか?」
【亘】
「……って、オレもだな」
あの飴を舐めたせいでけも耳やら身体が熱くなったりしたような……一体何なんだ!?オレの頭は、完全にパニックに陥っていた――
「なっ……」
【アラさん】
「逃げ切るためにはお前らもaドロップを舐めなきゃならん」
【亘】
「はっ? aドロップ……?」
【雨宮】
「aドロップ……」
【アラさん】
「やばい、追いついちまう!」
【アラさん】
「説明はあとだ! とりあえずこれを舐めれば『動物並の力』が出るから!」
そう言ってオレはアラさんに強引に飴を放り込まれた。
―――ドクンッ―――!
【亘】
「なっ……えっ!?」
みるみるうちにオレの身体に変化が訪れる。
【アラさん】
「ハムスターってとこか。何の動物になるかは遺伝子判断だからな」
【亘】
「ハムスターって……なんでオレ……」
【アラさん】
「ハムスターだって動物だ。逃げ足が速いのは間違いねえ! 早く!」
【亘】
「わかったよっ!」
オレは雨宮をおぶって逃げようとする。
【雨宮】
「待って……僕も」
【亘】
「えっ?」
【アラさん】
「あぁっ!」
雨宮はアラさんの手から強引にaドロップを奪い、口に入れてしまった。
【雨宮】
「っ……!!」
【亘】
「雨宮……!」
【雨宮】
「…………すごい」
みるみるうちに雨宮の頭に耳が生えてくる。それに、しっぽも。
【亘】
「狐……?」
【アラさん】
「いいから逃げるぞっ!」
突然のけも耳としっぽの姿にぼうっとしてしまっていたが、アラさんの声で慌てて寮へと逃げ込んだ。
【亘】
「助かったぁー」
aドロップを舐めたおかげで、どうにかやつらを撒いて、自室に逃げ込むことに成功した。
幸い、誰とも会うことなく逃げ込んで来れたと思う。
……そういえば掃除の時間だったな……。
【亘】
「って……なんだよあいつら……それにこの飴も……」
【亘】
「あれ? アラさん!?」
気付けばアラさんがいなかった。
【亘】
(もしかして……どっかに落っことしてきちゃった!?)
どうしよう、さっきの奴らに捕まってないかな……。
そんな風に思っていると、妙な視線を感じる。
【亘】
「……って、雨宮……?」
【雨宮】
「……」
雨宮の喉が鳴る音がする。
【雨宮】
「菊崎、くん……」
【亘】
「な、なんだよっ……そんな目で見て……」
雨宮の視線には……妙に熱がこもっていた。
【雨宮】
「菊崎くん……」
熱い吐息が洩れている。
雨宮の手が伸びてきて……オレの頬に触れた。
後ずさりながら、焦って座りこんでしまう。
【亘】
「何っ……」
【雨宮】
「菊崎くん」
じっと見つめられると、困ってしまう。
よく見ると、雨宮って綺麗な顔をしているというか……。
思わず、目をそらしてしまう。
【雨宮】
「菊崎、くん……」
【雨宮】
「なんで、目をそらすの……?」
【亘】
(見つめてくるからだよ……!)
とは言えず。
雨宮はじっとこちらを見たまま、首筋に触れてきた。
【亘】
「んっ……」
指先で、あやすみたいに肌に触れられる。
触れられたところから熱が発せられたように、熱い。
何か、ヘンだ。
近くて恥ずかしいだけじゃなくて、身体の奥が熱くなるような―……
【雨宮】
「菊崎くん、美味しそう……だね」
【亘】
「えっ?」
びっくりして雨宮の顔を見ると、薄く開いた唇から舌が覗いていた。
その表情がやけに艶かしく見えて、動揺する。
両手で輪郭をつかまれて、少し上を向かされる。
まるで──他のものを見ることは許さない、と言われてるみたいだった。
ドキドキして、目が離せない。
【雨宮】
「ホント、食べてしまいたいくらい可愛い……」
そう言った雨宮の瞳の奥がぎらつくように光った気がした。
それを見て慌てて我に帰返る。
【亘】
「な、なんだよ雨宮っ!」
思わず大きな声を出すと、雨宮はハッと我に返った。
どうやら、けも耳としっぽも消えたようだった。
オレの頭と尻も確認したけれど、無かった。
【雨宮】
「ご、ごめんなさい、僕……」
【亘】
「雨宮……?顔が赤くないか?」
【亘】
「……って、オレもだな」
あの飴を舐めたせいでけも耳やら身体が熱くなったりしたような……一体何なんだ!?オレの頭は、完全にパニックに陥っていた――
