告白編 -夏目の場合-
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【宮沢】
「素敵な場所を教えて下さって、ありがとうございますオー……」
【宮沢】
「な……
……!あ、えと……」
【宮沢】
「……夏目さん…」
会話の途中で先程の約束に気付いて、律義に言い直す宮沢は…名前を呼ぶだけなのに本当に必死そうで…
【夏目】
(まったく、敵わんな……)
開け放たれた窓を一旦閉め、
宮沢の方へ向き直り、頭を撫でる
【宮沢】
「……あ」
【夏目】
「俺がここを訪れるのは…
少しばかり悩んだり、気分を落ち着けて考え事がしたいときが多い」
【夏目】
「―例えば
最近のお前みたいに……な」
【宮沢】
「!!」
ピクリと、宮沢の肩が揺れた
【宮沢】
「………気づいて…らしたんですね」
一瞬だけ逡巡の表情を見せた宮沢だったが―
やがてポツリポツリと…
悩みの原因を語り始めた
『第4話』
―告白―
【宮沢】
「…艶がないって言われたんです」
【宮沢】
「…先週の大会で
控室で、別のチームの人たちが話しているのが…聞こえてしまって」
【宮沢】
「あそこのチームの演技構成には艶がないって……」
【宮沢】
「技術ばかりで、人間的な…色気のようなものが足りないって……」
【宮沢】
「俺…、恋愛経験もそれ程多くないし…
水泳ばっかりやってきたから……」
【宮沢】
「それに童顔で…、友達にもよく鈍いって言われて…
色気とか…よく分かんなくて…」
【宮沢】
「こんな俺がコーチとしてチームを率いているから、皆まで良くない評価をされちゃうのかなって……」
【宮沢】
「俺には勿体ないくらい最高のメンバーなのに、俺が未熟なばっかりに…あんな風に………」
淡々と話す俺の言葉に、夏目さんは、ただ黙って…耳を傾けてくれていた
外では、ほんの少し暮れかけた日が―、水面に柔らかな黄色い光を投げかけている
【夏目】
「……しかし、不思議だな」
俺が一通り話し終えて…車内が沈黙に包まれた数分後、
夏目さんがそう呟いた
【宮沢】
「……え?」
その声に反応して顔を上げた俺の目をじっと見据えながら、夏目さんは言葉を続けていく
【夏目】
「お前は、俺にとっては最高に色っぽくて、艶のある存在なんだがな」
【宮沢】
「そ…そんな
こんな時まで…からかわないでください」
いつもの冗談だとわかっていても、こんな状況では…とてもツッコミ返しなどできない
みっともないと思いつつも、ひたすら狼狽して目線を反らす俺の顔を―
……一瞬、影が覆った
キスされているのだと気付いたのは、それより数瞬遅れてのことだった
【宮沢】
「ふ…っ
……あむ…、……ん」
チュ…、チュ…と、柔らかくて温かい感触が、唇に触れる
【宮沢】
「……ぷは」
その唇が離れた後も、思考が追いつかない俺は…
しばらくボンヤリと、夏目さんの顔を見上げ続けていたのだが……
【夏目】
「愛しているぞ、宮沢」
【夏目】
「お前が自分に自信がないというなら―、」
【夏目】
「お前がいかに魅力的な存在かということを、俺がその身に感じさせてやろう」
【宮沢】
「え……、あっ!」
助手席のシートが倒され……
仰向けになった俺に…
両腕で挟み込むような姿勢で、夏目さんが覆い被さる
………チュ
【宮沢】
「ひゃぅ………ッ」
首筋への口付けに、思わず身体が震える
チュ…チュ……
【宮沢】
「ン……、あ…ん
………ひぅ…んッ」
顎の下…鎖骨…、胸………
夏目さんの口付けは徐々に下に降りてきて……
………ヌリュ
【宮沢】
「あ…ッ!
そこは……!」
―いつの間にか下ろされていたファスナーの隙間から、オーナーの手が差し込まれ……
既に言い訳も利かない程に反応した熱い固まりを―、その掌に包まれていた
【宮沢】
「ひぁ…ッ!」
包んだ掌を緩やかに上下させ、敏感な部分を刺激される
【宮沢】
「ダ…ダメ……
そんな…トコ……、恥ずかし……」
身をよじって逃れようとする俺の額に、小さく口づけが落とされる
【夏目】
「イヤ…か?」
その問いかけにフルフルと左右に首を振り、そうではない旨を伝える。……でも
【宮沢】
「……でも、夏目…さんに……
好きな人に…見られるの……、恥ず…かしく、て……」
両手で顔を覆って羞恥に耐えながら…、なんとか必死に伝えようとするけど、蚊の鳴くような声しか出ない
夏目さんは、そんな俺の…顔の上に重ねられた手の甲に、唇を当てると
【夏目】
「お前には、可愛い部分しか見当たらないんだから……、そんなに恥ずかしがるな」
そう言って、再び俺に……甘い刺激を送り始めた
『第5話』
―蜜色の時間―
【宮沢】
「あ…、その……。
待ってくださ…い、夏目さ……」
【夏目】
「…どうした?宮沢」
プルプルと小刻みに震えてしまう俺の腰を、慈しむような手つきで撫でながら―夏目さんが返事をする
【宮沢】
「えと…、あの……
こ…これじゃ、俺だけ…気持ちいいっていうか……」
【宮沢】
「…俺、色々……そんな、したことなくて……」
【宮沢】
「上手く…できないかも、ですけど…
でも……、夏目さんにも…少しでも…、気持ち良くなって貰いたいから…」
―正直、本当に…、大した経験も技術もない俺が、夏目さんに悦んで貰えるなんて思えないけど…
でも、仕事で疲れている夏目さんを、少しでいいから…癒してあげられたらって、そう思って……
「素敵な場所を教えて下さって、ありがとうございますオー……」
【宮沢】
「な……
……!あ、えと……」
【宮沢】
「……夏目さん…」
会話の途中で先程の約束に気付いて、律義に言い直す宮沢は…名前を呼ぶだけなのに本当に必死そうで…
【夏目】
(まったく、敵わんな……)
開け放たれた窓を一旦閉め、
宮沢の方へ向き直り、頭を撫でる
【宮沢】
「……あ」
【夏目】
「俺がここを訪れるのは…
少しばかり悩んだり、気分を落ち着けて考え事がしたいときが多い」
【夏目】
「―例えば
最近のお前みたいに……な」
【宮沢】
「!!」
ピクリと、宮沢の肩が揺れた
【宮沢】
「………気づいて…らしたんですね」
一瞬だけ逡巡の表情を見せた宮沢だったが―
やがてポツリポツリと…
悩みの原因を語り始めた
『第4話』
―告白―
【宮沢】
「…艶がないって言われたんです」
【宮沢】
「…先週の大会で
控室で、別のチームの人たちが話しているのが…聞こえてしまって」
【宮沢】
「あそこのチームの演技構成には艶がないって……」
【宮沢】
「技術ばかりで、人間的な…色気のようなものが足りないって……」
【宮沢】
「俺…、恋愛経験もそれ程多くないし…
水泳ばっかりやってきたから……」
【宮沢】
「それに童顔で…、友達にもよく鈍いって言われて…
色気とか…よく分かんなくて…」
【宮沢】
「こんな俺がコーチとしてチームを率いているから、皆まで良くない評価をされちゃうのかなって……」
【宮沢】
「俺には勿体ないくらい最高のメンバーなのに、俺が未熟なばっかりに…あんな風に………」
淡々と話す俺の言葉に、夏目さんは、ただ黙って…耳を傾けてくれていた
外では、ほんの少し暮れかけた日が―、水面に柔らかな黄色い光を投げかけている
【夏目】
「……しかし、不思議だな」
俺が一通り話し終えて…車内が沈黙に包まれた数分後、
夏目さんがそう呟いた
【宮沢】
「……え?」
その声に反応して顔を上げた俺の目をじっと見据えながら、夏目さんは言葉を続けていく
【夏目】
「お前は、俺にとっては最高に色っぽくて、艶のある存在なんだがな」
【宮沢】
「そ…そんな
こんな時まで…からかわないでください」
いつもの冗談だとわかっていても、こんな状況では…とてもツッコミ返しなどできない
みっともないと思いつつも、ひたすら狼狽して目線を反らす俺の顔を―
……一瞬、影が覆った
キスされているのだと気付いたのは、それより数瞬遅れてのことだった
【宮沢】
「ふ…っ
……あむ…、……ん」
チュ…、チュ…と、柔らかくて温かい感触が、唇に触れる
【宮沢】
「……ぷは」
その唇が離れた後も、思考が追いつかない俺は…
しばらくボンヤリと、夏目さんの顔を見上げ続けていたのだが……
【夏目】
「愛しているぞ、宮沢」
【夏目】
「お前が自分に自信がないというなら―、」
【夏目】
「お前がいかに魅力的な存在かということを、俺がその身に感じさせてやろう」
【宮沢】
「え……、あっ!」
助手席のシートが倒され……
仰向けになった俺に…
両腕で挟み込むような姿勢で、夏目さんが覆い被さる
………チュ
【宮沢】
「ひゃぅ………ッ」
首筋への口付けに、思わず身体が震える
チュ…チュ……
【宮沢】
「ン……、あ…ん
………ひぅ…んッ」
顎の下…鎖骨…、胸………
夏目さんの口付けは徐々に下に降りてきて……
………ヌリュ
【宮沢】
「あ…ッ!
そこは……!」
―いつの間にか下ろされていたファスナーの隙間から、オーナーの手が差し込まれ……
既に言い訳も利かない程に反応した熱い固まりを―、その掌に包まれていた
【宮沢】
「ひぁ…ッ!」
包んだ掌を緩やかに上下させ、敏感な部分を刺激される
【宮沢】
「ダ…ダメ……
そんな…トコ……、恥ずかし……」
身をよじって逃れようとする俺の額に、小さく口づけが落とされる
【夏目】
「イヤ…か?」
その問いかけにフルフルと左右に首を振り、そうではない旨を伝える。……でも
【宮沢】
「……でも、夏目…さんに……
好きな人に…見られるの……、恥ず…かしく、て……」
両手で顔を覆って羞恥に耐えながら…、なんとか必死に伝えようとするけど、蚊の鳴くような声しか出ない
夏目さんは、そんな俺の…顔の上に重ねられた手の甲に、唇を当てると
【夏目】
「お前には、可愛い部分しか見当たらないんだから……、そんなに恥ずかしがるな」
そう言って、再び俺に……甘い刺激を送り始めた
『第5話』
―蜜色の時間―
【宮沢】
「あ…、その……。
待ってくださ…い、夏目さ……」
【夏目】
「…どうした?宮沢」
プルプルと小刻みに震えてしまう俺の腰を、慈しむような手つきで撫でながら―夏目さんが返事をする
【宮沢】
「えと…、あの……
こ…これじゃ、俺だけ…気持ちいいっていうか……」
【宮沢】
「…俺、色々……そんな、したことなくて……」
【宮沢】
「上手く…できないかも、ですけど…
でも……、夏目さんにも…少しでも…、気持ち良くなって貰いたいから…」
―正直、本当に…、大した経験も技術もない俺が、夏目さんに悦んで貰えるなんて思えないけど…
でも、仕事で疲れている夏目さんを、少しでいいから…癒してあげられたらって、そう思って……