夏目と交際一年目
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段々とドキドキしてきて、体が甘く切ないような疼きに支配されていった
【宮沢】
(このベッドで、いつも俺を愛してくれるんだよな)
いったん意識してしまうと、その熱はチリチリと胸を焦がしていって、
変に落ち着かない気持ちになってきてしまう
【宮沢】
「……少しだけなら、
いい……よね?」
俺は自分に言い訳をするように呟い
て、そろそろと下半身に手を伸ばす
何もしていないのに、既にそこは柔らかく芯を持ち始めていた
【宮沢】
「……ん、っふ……ぁ」
下着の中に手を入れて、ゆっくりと自身を握りこむ
せめてもの恥ずかしさから、声は出ない様に唇を噛んだ
【宮沢】
「あっ……んん……くっ」
夏目さんがいつも俺にしてくれているように、手を上下に動かす
【宮沢】
「ふぁっ……んぅ……っ」
幾度となく愛撫された様子を思い出して、それを辿るように指を這わせた
指先で蜜を掬うようにして、手のひらで全体に擦り込む
【宮沢】
「惣一さん……惣一、さんっ」
俺は自分を追い上げるように、手の動きを早めていく
【宮沢】
「あ、あ、んあぁっ!惣一…さん、好き…です、好き…」
【宮沢】
(惣一さんはいつも、ここも愛してくれた…)
小さな胸の突起を、夏目さんの動きを思い出すように指の腹で擦る
【宮沢】
「くぁ…っ、ん…ふ、ああ…っ」
【宮沢】
「惣一さんの…、ほし……ぁっ、欲しい…です」
遂には前を握っていた手を離して後ろへ伸ばし、自らの中を抉っていた
いつの間にか羞恥心は消え…
やがて俺は、体を震わせながら欲望を放出した
【宮沢】
「はぁ…、・・・・…く、うっ」
笑い声とも泣き声ともつかない声が、喉から漏れた
【宮沢】
「何、やってるんだろ……俺」
【宮沢】
「少しでも成長できるようにって、決めたのに……っ」
それどころか勝手に不安になって、一人でこんなことまでしてしまって…
情けなさと惨めさで、涙が堰を切ったように溢れ出る
【宮沢】
(このままの俺じゃ、夏目さんに合わせる顔がないよ)
ポタポタと、シーツの上に涙のシミが増えていく
【宮沢】
「……泣くのだって、ダメだよね」
夏目さんが、「笑っているお前が好きだ」と言ってくれたことを思い出し
て、手の甲で涙を拭う
【宮沢】
「ちゃんと成長して、胸を張って夏目さんの隣に立ちたい!」
そのために、大学もシンクロも全力でやろう
夏目さんの香りに包まれながら、俺は改めてそう決意したのだった
それからというもの、俺は今まで以上に気合を入れて取り組むようになった
大学の授業は勿論、シンクロのレッスンも熱を入れて指導をした
【宮沢】
(夏目さんも頑張ってるんだから、俺も前を向いて進まなきゃ)
【宮沢】
(しかも、今までのペースより、もっと…もっと早く)
しかし、突然変わった俺の様子に、潤司をはじめとした周囲の皆は心配そうな顔をした
【谷崎】
「宮沢。お前、最近少々無理
をし過ぎだ」
その日のシンクロのレッスンを終えたタイミングで、潤司と井上に呼び止められた
【宮沢】
「大丈夫だよ潤司。これくらいじゃまだ足りないくらいだし」
【井上】
「でも先輩、ここのところ顔色が悪いですよ」
【宮沢】
「少しは寝不足してるけど…、体は全然問題ないよ」
【谷崎】
「大丈夫な訳ないだろう!お前の調子の良し悪しを、俺が見抜けないとでも思っているのか!?」
潤司の語気が、めずらしく強くなる
【宮沢】
「本当に大丈夫だって!潤司はいつも心配しすぎ………」
【谷崎】
「宮沢!」
―突然襲ってきた眩暈で、視界が揺れた
その場に崩れ落ちそうになった俺を、潤司がすかさず抱き留める
【井上】
「大丈夫ですか、先輩!」
すぐ傍にいた井上も、心配そうに顔を覗き込んできた
【宮沢】
「へ…平気。ごめん潤司、支えてくれてありがとう」
抱き留められたまま、潤司の背中をぽんぽんと軽くたたく
【谷崎】
「いや、お前は今すぐタクシーで自宅まで送っていく。井上宮沢の
荷物を取ってきてくれ」
【宮沢】
「いいってば潤司、井上も…。心配してくれて嬉しいけど、俺まだやることが…」
【谷崎】
「宮沢!まだそんなことを…
…」
俺を抱く潤司の腕に、より強い力が
籠ったときだった
【夏目】
「それなら、俺が宮沢を送っ
ていこう」
【宮沢】
「夏目さん……!?」
突然現れた夏目さんが、そう言って潤司の腕から俺を引き取ると、一気に抱きかかえた
俺の足が、ふわりと地面を離れる
【夏目】
「宮沢はこのまま俺の車で送ってい
く。荷物も全てロッカーの中だろう。今日は置いておけばいい」
断固とした口調でそういうと、夏目さんは俺を抱き上げたまま駐車場まで歩いていったのだった
―第3話―
【宮沢】
「あ、あの…。用事があってフィットネスへ寄ったのじゃないんですか?」
【宮沢】
「それなのに俺のせいでこんな…。ただでさえお忙しいときに、申し訳ありません…」
【夏目】
「俺のことは気にするな。今はなによりお前が先決だろう」
車の中でも…、そして部屋まで送っ
て、半ば強引に布団に寝かせた後も、宮沢はずっと謝り続けた
【宮沢】
「でも俺、また夏目さんにご迷惑をかけてしまって……」
【夏目】
「恋人の身体を心配するのに、迷惑もなにもない」
俺がそう言うと、宮沢は一瞬
曇った表情を見せた
【宮沢】
「恋人……。俺、夏目さんの恋人…ですよね」
【宮沢】
(このベッドで、いつも俺を愛してくれるんだよな)
いったん意識してしまうと、その熱はチリチリと胸を焦がしていって、
変に落ち着かない気持ちになってきてしまう
【宮沢】
「……少しだけなら、
いい……よね?」
俺は自分に言い訳をするように呟い
て、そろそろと下半身に手を伸ばす
何もしていないのに、既にそこは柔らかく芯を持ち始めていた
【宮沢】
「……ん、っふ……ぁ」
下着の中に手を入れて、ゆっくりと自身を握りこむ
せめてもの恥ずかしさから、声は出ない様に唇を噛んだ
【宮沢】
「あっ……んん……くっ」
夏目さんがいつも俺にしてくれているように、手を上下に動かす
【宮沢】
「ふぁっ……んぅ……っ」
幾度となく愛撫された様子を思い出して、それを辿るように指を這わせた
指先で蜜を掬うようにして、手のひらで全体に擦り込む
【宮沢】
「惣一さん……惣一、さんっ」
俺は自分を追い上げるように、手の動きを早めていく
【宮沢】
「あ、あ、んあぁっ!惣一…さん、好き…です、好き…」
【宮沢】
(惣一さんはいつも、ここも愛してくれた…)
小さな胸の突起を、夏目さんの動きを思い出すように指の腹で擦る
【宮沢】
「くぁ…っ、ん…ふ、ああ…っ」
【宮沢】
「惣一さんの…、ほし……ぁっ、欲しい…です」
遂には前を握っていた手を離して後ろへ伸ばし、自らの中を抉っていた
いつの間にか羞恥心は消え…
やがて俺は、体を震わせながら欲望を放出した
【宮沢】
「はぁ…、・・・・…く、うっ」
笑い声とも泣き声ともつかない声が、喉から漏れた
【宮沢】
「何、やってるんだろ……俺」
【宮沢】
「少しでも成長できるようにって、決めたのに……っ」
それどころか勝手に不安になって、一人でこんなことまでしてしまって…
情けなさと惨めさで、涙が堰を切ったように溢れ出る
【宮沢】
(このままの俺じゃ、夏目さんに合わせる顔がないよ)
ポタポタと、シーツの上に涙のシミが増えていく
【宮沢】
「……泣くのだって、ダメだよね」
夏目さんが、「笑っているお前が好きだ」と言ってくれたことを思い出し
て、手の甲で涙を拭う
【宮沢】
「ちゃんと成長して、胸を張って夏目さんの隣に立ちたい!」
そのために、大学もシンクロも全力でやろう
夏目さんの香りに包まれながら、俺は改めてそう決意したのだった
それからというもの、俺は今まで以上に気合を入れて取り組むようになった
大学の授業は勿論、シンクロのレッスンも熱を入れて指導をした
【宮沢】
(夏目さんも頑張ってるんだから、俺も前を向いて進まなきゃ)
【宮沢】
(しかも、今までのペースより、もっと…もっと早く)
しかし、突然変わった俺の様子に、潤司をはじめとした周囲の皆は心配そうな顔をした
【谷崎】
「宮沢。お前、最近少々無理
をし過ぎだ」
その日のシンクロのレッスンを終えたタイミングで、潤司と井上に呼び止められた
【宮沢】
「大丈夫だよ潤司。これくらいじゃまだ足りないくらいだし」
【井上】
「でも先輩、ここのところ顔色が悪いですよ」
【宮沢】
「少しは寝不足してるけど…、体は全然問題ないよ」
【谷崎】
「大丈夫な訳ないだろう!お前の調子の良し悪しを、俺が見抜けないとでも思っているのか!?」
潤司の語気が、めずらしく強くなる
【宮沢】
「本当に大丈夫だって!潤司はいつも心配しすぎ………」
【谷崎】
「宮沢!」
―突然襲ってきた眩暈で、視界が揺れた
その場に崩れ落ちそうになった俺を、潤司がすかさず抱き留める
【井上】
「大丈夫ですか、先輩!」
すぐ傍にいた井上も、心配そうに顔を覗き込んできた
【宮沢】
「へ…平気。ごめん潤司、支えてくれてありがとう」
抱き留められたまま、潤司の背中をぽんぽんと軽くたたく
【谷崎】
「いや、お前は今すぐタクシーで自宅まで送っていく。井上宮沢の
荷物を取ってきてくれ」
【宮沢】
「いいってば潤司、井上も…。心配してくれて嬉しいけど、俺まだやることが…」
【谷崎】
「宮沢!まだそんなことを…
…」
俺を抱く潤司の腕に、より強い力が
籠ったときだった
【夏目】
「それなら、俺が宮沢を送っ
ていこう」
【宮沢】
「夏目さん……!?」
突然現れた夏目さんが、そう言って潤司の腕から俺を引き取ると、一気に抱きかかえた
俺の足が、ふわりと地面を離れる
【夏目】
「宮沢はこのまま俺の車で送ってい
く。荷物も全てロッカーの中だろう。今日は置いておけばいい」
断固とした口調でそういうと、夏目さんは俺を抱き上げたまま駐車場まで歩いていったのだった
―第3話―
【宮沢】
「あ、あの…。用事があってフィットネスへ寄ったのじゃないんですか?」
【宮沢】
「それなのに俺のせいでこんな…。ただでさえお忙しいときに、申し訳ありません…」
【夏目】
「俺のことは気にするな。今はなによりお前が先決だろう」
車の中でも…、そして部屋まで送っ
て、半ば強引に布団に寝かせた後も、宮沢はずっと謝り続けた
【宮沢】
「でも俺、また夏目さんにご迷惑をかけてしまって……」
【夏目】
「恋人の身体を心配するのに、迷惑もなにもない」
俺がそう言うと、宮沢は一瞬
曇った表情を見せた
【宮沢】
「恋人……。俺、夏目さんの恋人…ですよね」