松木 候星
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【松木】
「はい、オッケーですね。異常ありません。」
【万里】
「ありがとう、松木さん。」
いつもの診察が終わった。聴診器をしまいながら、微笑む松木さん。
【松木】
「どういたしまして。診察はこれで終わりです。今日は―この後、何か作りますか?」
【万里】
「ん?…今日はいいや。それより俺と遊んでよ」
【松木】
「遊び…どんな遊びですか?俺、運動とかは苦手で」
【万里】
「そうだな、いつもの松木さんと俺、逆になるとか」
【松木】
「?」
【万里】
「俺が医者で…松木さんが患者になるってこと。お医者さんごっこって奴」
【松木】
「ああ、なるほど。小さい頃やった気がします。」
【松木】
「でもそれって…子供がやるものじゃないんですか?」
【万里】
「俺さぁ、同年代の友達少なくてそーいうガキの遊びってあんまりやったことないんだよな」
【松木】
「…え……?」
【万里】
「金持ちの生まれってだけで遠巻きにされるからさ…本当に仲のいい友達って出来にくいんだ」
【松木】
「そうだったんですか……大きなお家に生まれると大変なんですね…」
【万里】
「だからだろうな…ちょっと恥ずかしいんだけど、子供っぽい遊びに憧れる」
【松木】
「……解りました!俺でよければ―いいですよ、お医者さんごっこ。」
【万里】
「良かった。松木さん優しいな。ありがとう。」
【松木】
「いえいえ……喜んで頂けるなら何よりです」
人の良さそうな笑顔で快諾してくれる松木さん。
お人好しすぎるってのも考えものだな。
俺は離れ屋にある古い医務室に移動した。
…………
…………………
【松木】
「わぁ…凄いお部屋ですね。病院みたい」
【万里】
「昔親父が造らせたらしい。持病があったからな」
【松木】
「…そう……なんですか」
【万里】
「ああ、気にしないでいい。それより…早速始めようか。」
【松木】
「あ……、はい」
【万里】
「松木さん、俺のことは先生って呼んで」
【松木】
「…解りました、先生」
松木さんのバッグから聴診器を拝借して、装着してみる。
気分が盛り上がってきた。
【万里】
「はい、次の方どうぞ」
【松木】
「はい」
【万里】
「松木さん…ですね。今日はどうされました?」
【松木】
「えっと……昨日からちょっと熱があるみたいで」
【万里】
「そうですか。頭痛や咳など、何か辛いところはありますか?」
【松木】
「うーーーん、お腹が痛いかもしれません」
【万里】
「それは困りましたね…横になって下さい。診察します」
【松木】
「はい」
ベッドの上に仰向けに寝かせた。
【万里】
「聴診器をあてますよ」
【松木】
「は、はい……」
松木さんは律儀に上着を脱ごうとする。
【万里】
「ああ…寒気がするでしょうから、このまま触診します。安心して下さい。」
【松木】
「有難うございます…先生」
松木さんのシャツに俺は手をいれ、上半身への診察を開始する。
【松木】
「ひゃうっ」
【万里】
「ああ…すみません。手元がよく見えないので間違えてしまいましたね…」
【松木】
「つ、つめたい…です……あっ」
頂点に聴診器をあてるとこちらが驚く程腰を跳ねさせる松木さん。
【万里】
「おや?何か手にあたるようですね…」
【松木】
「あ、あう…、それは…、ひ…ん」
固くなりはじめたそこに意地悪く聴診器をあて、指でもつまんだり、つねったりしてみた。
【万里】
「…こんなに腫れあがって。まずいですね。」
【松木】
「い、ぁ……、ちが、違います…俺は…熱がある、だけ、ですぅ……」
【万里】
「ああ、そうでしたっけ。では…熱も計りましょうか」
松木さんの鞄から体温計を取り出して、口の中に差し込んだ。
しばらくすると、「ぴぴぴ」と体温が計り終えた事を知らせる音が鳴る。
【万里】
「おかしいな…平熱ですね」
【松木】
「あ……、えと……それは、今本当には熱がないので…」
【万里】
「私の指を使って…もう一度計りましょう」
【松木】
「え……?」
松木さんの口の中に無理やりねじ込む。
【松木】
「あ、う…ぅ……」
【万里】
「松木さん、しゃぶって下さい。その方が熱を正確に計れます」
【松木】
「……あ……んむ………」
【万里】
「もっと舐めまわして」
【松木】
「はっ…えぅ、………うぅ……っッんぐぅ……?んんっ」
指を2本から3本に増やすと、松木さんは苦しそうにえづいて、首を振った。
俺の指を舌で押し戻そうとしてくる。
更には指を取り外そうと必死に力をこめて抵抗するが、俺の体は勿論ビクともしない。
苦しそうによだれを垂らし始めた。そこで、ある箇所を撫でるように指を動かすと―
【松木】
「ん……っ、……っ!」
松木さんは腰をくねらせ始めた。
【万里】
「松木さん、どうしたんですか?腰が動いていますよ」
【松木】
「ぐっ……う、う……??ッ」
舌の裏側と歯茎の付け根。敏感なそこをいったりきたりさせ続けると、今度は全身をビクつかせる。
【松木】
「んっっ!んん……っ」
【万里】
「松木さん?どこか悪いのでしょうか……膝も震えていますよ」
【松木】
「んぐ…っあう……っうっ……」
口内を刺激しながら、震える体をいたわるように撫でる。
すると敏感に反応をかえしてくるので、気分がよくなりますますその身体を追いかけた。
【万里】
「ふふ……計れました。」
【松木】
「はぁ……っ、ふあ……ああ……」
【万里】
「やはり……熱があるようですね。」
【万里】
「それにヨダレが沢山でてしまっていますね。苦しいですか?」
【松木】
「あ、……だいじょ、ぶ………で…すっ……」
指を抜くと相当苦しかったのか、整わない息を漏らし始めた。
【万里】
「……おや?」
【万里】
「さっきとは違う場所が腫れてきてしまいましたね。どうしたんでしょうか…?」
【松木】
「……………!!」
俺が指し示すと松木さんはどこかトロンとした顔のまま、力なく目をそらした。
【松木】
「あ、嫌……、触ら……ないで……、くださ……っ」
【万里】
「駄目ですよ。触診しないと…酷い病気かもしれませんからね」
【松木】
「ち、ちが……ちがい、ます……違うんです……」
【万里】
「注射が必要ですね―待って下さい。今用意しますから」
【松木】
「い……りませ……っ、すぐ、治りますから……俺、一人にして…くださ…」
【万里】
「駄目ですって。悪化したらどうするんですか?」
【松木】
「お…俺……、ごめんなさい……ご主人、さま……俺…何で……」
【万里】
「どうしたんですか?松木さん。何故謝ってるのか私には解りませんよ」
【松木】
「俺―、こんな……事で……」
松木さんは自分の体の状況を自分で受け入れられないようだ。
辛そうに謝る姿が見当違いで健気で、とても可愛かった。
【万里】
「松木さん。大丈夫ですよ、謝らなくて。病気なんですよ―松木さんは」
【松木】
「………………っ」
【万里】
「だからほら―、早く、注射を打ってあげましょう」
【松木】
「ごしゅじ……さま………っ」
松木さんを見下げると、脅えたようにベッドの上で後ずさっている。
その姿は俺の好奇心を益々煽っていくものだった。
fin
「はい、オッケーですね。異常ありません。」
【万里】
「ありがとう、松木さん。」
いつもの診察が終わった。聴診器をしまいながら、微笑む松木さん。
【松木】
「どういたしまして。診察はこれで終わりです。今日は―この後、何か作りますか?」
【万里】
「ん?…今日はいいや。それより俺と遊んでよ」
【松木】
「遊び…どんな遊びですか?俺、運動とかは苦手で」
【万里】
「そうだな、いつもの松木さんと俺、逆になるとか」
【松木】
「?」
【万里】
「俺が医者で…松木さんが患者になるってこと。お医者さんごっこって奴」
【松木】
「ああ、なるほど。小さい頃やった気がします。」
【松木】
「でもそれって…子供がやるものじゃないんですか?」
【万里】
「俺さぁ、同年代の友達少なくてそーいうガキの遊びってあんまりやったことないんだよな」
【松木】
「…え……?」
【万里】
「金持ちの生まれってだけで遠巻きにされるからさ…本当に仲のいい友達って出来にくいんだ」
【松木】
「そうだったんですか……大きなお家に生まれると大変なんですね…」
【万里】
「だからだろうな…ちょっと恥ずかしいんだけど、子供っぽい遊びに憧れる」
【松木】
「……解りました!俺でよければ―いいですよ、お医者さんごっこ。」
【万里】
「良かった。松木さん優しいな。ありがとう。」
【松木】
「いえいえ……喜んで頂けるなら何よりです」
人の良さそうな笑顔で快諾してくれる松木さん。
お人好しすぎるってのも考えものだな。
俺は離れ屋にある古い医務室に移動した。
…………
…………………
【松木】
「わぁ…凄いお部屋ですね。病院みたい」
【万里】
「昔親父が造らせたらしい。持病があったからな」
【松木】
「…そう……なんですか」
【万里】
「ああ、気にしないでいい。それより…早速始めようか。」
【松木】
「あ……、はい」
【万里】
「松木さん、俺のことは先生って呼んで」
【松木】
「…解りました、先生」
松木さんのバッグから聴診器を拝借して、装着してみる。
気分が盛り上がってきた。
【万里】
「はい、次の方どうぞ」
【松木】
「はい」
【万里】
「松木さん…ですね。今日はどうされました?」
【松木】
「えっと……昨日からちょっと熱があるみたいで」
【万里】
「そうですか。頭痛や咳など、何か辛いところはありますか?」
【松木】
「うーーーん、お腹が痛いかもしれません」
【万里】
「それは困りましたね…横になって下さい。診察します」
【松木】
「はい」
ベッドの上に仰向けに寝かせた。
【万里】
「聴診器をあてますよ」
【松木】
「は、はい……」
松木さんは律儀に上着を脱ごうとする。
【万里】
「ああ…寒気がするでしょうから、このまま触診します。安心して下さい。」
【松木】
「有難うございます…先生」
松木さんのシャツに俺は手をいれ、上半身への診察を開始する。
【松木】
「ひゃうっ」
【万里】
「ああ…すみません。手元がよく見えないので間違えてしまいましたね…」
【松木】
「つ、つめたい…です……あっ」
頂点に聴診器をあてるとこちらが驚く程腰を跳ねさせる松木さん。
【万里】
「おや?何か手にあたるようですね…」
【松木】
「あ、あう…、それは…、ひ…ん」
固くなりはじめたそこに意地悪く聴診器をあて、指でもつまんだり、つねったりしてみた。
【万里】
「…こんなに腫れあがって。まずいですね。」
【松木】
「い、ぁ……、ちが、違います…俺は…熱がある、だけ、ですぅ……」
【万里】
「ああ、そうでしたっけ。では…熱も計りましょうか」
松木さんの鞄から体温計を取り出して、口の中に差し込んだ。
しばらくすると、「ぴぴぴ」と体温が計り終えた事を知らせる音が鳴る。
【万里】
「おかしいな…平熱ですね」
【松木】
「あ……、えと……それは、今本当には熱がないので…」
【万里】
「私の指を使って…もう一度計りましょう」
【松木】
「え……?」
松木さんの口の中に無理やりねじ込む。
【松木】
「あ、う…ぅ……」
【万里】
「松木さん、しゃぶって下さい。その方が熱を正確に計れます」
【松木】
「……あ……んむ………」
【万里】
「もっと舐めまわして」
【松木】
「はっ…えぅ、………うぅ……っッんぐぅ……?んんっ」
指を2本から3本に増やすと、松木さんは苦しそうにえづいて、首を振った。
俺の指を舌で押し戻そうとしてくる。
更には指を取り外そうと必死に力をこめて抵抗するが、俺の体は勿論ビクともしない。
苦しそうによだれを垂らし始めた。そこで、ある箇所を撫でるように指を動かすと―
【松木】
「ん……っ、……っ!」
松木さんは腰をくねらせ始めた。
【万里】
「松木さん、どうしたんですか?腰が動いていますよ」
【松木】
「ぐっ……う、う……??ッ」
舌の裏側と歯茎の付け根。敏感なそこをいったりきたりさせ続けると、今度は全身をビクつかせる。
【松木】
「んっっ!んん……っ」
【万里】
「松木さん?どこか悪いのでしょうか……膝も震えていますよ」
【松木】
「んぐ…っあう……っうっ……」
口内を刺激しながら、震える体をいたわるように撫でる。
すると敏感に反応をかえしてくるので、気分がよくなりますますその身体を追いかけた。
【万里】
「ふふ……計れました。」
【松木】
「はぁ……っ、ふあ……ああ……」
【万里】
「やはり……熱があるようですね。」
【万里】
「それにヨダレが沢山でてしまっていますね。苦しいですか?」
【松木】
「あ、……だいじょ、ぶ………で…すっ……」
指を抜くと相当苦しかったのか、整わない息を漏らし始めた。
【万里】
「……おや?」
【万里】
「さっきとは違う場所が腫れてきてしまいましたね。どうしたんでしょうか…?」
【松木】
「……………!!」
俺が指し示すと松木さんはどこかトロンとした顔のまま、力なく目をそらした。
【松木】
「あ、嫌……、触ら……ないで……、くださ……っ」
【万里】
「駄目ですよ。触診しないと…酷い病気かもしれませんからね」
【松木】
「ち、ちが……ちがい、ます……違うんです……」
【万里】
「注射が必要ですね―待って下さい。今用意しますから」
【松木】
「い……りませ……っ、すぐ、治りますから……俺、一人にして…くださ…」
【万里】
「駄目ですって。悪化したらどうするんですか?」
【松木】
「お…俺……、ごめんなさい……ご主人、さま……俺…何で……」
【万里】
「どうしたんですか?松木さん。何故謝ってるのか私には解りませんよ」
【松木】
「俺―、こんな……事で……」
松木さんは自分の体の状況を自分で受け入れられないようだ。
辛そうに謝る姿が見当違いで健気で、とても可愛かった。
【万里】
「松木さん。大丈夫ですよ、謝らなくて。病気なんですよ―松木さんは」
【松木】
「………………っ」
【万里】
「だからほら―、早く、注射を打ってあげましょう」
【松木】
「ごしゅじ……さま………っ」
松木さんを見下げると、脅えたようにベッドの上で後ずさっている。
その姿は俺の好奇心を益々煽っていくものだった。
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