水嶋 彬
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帰って早々に、水嶋が俺に声をかけてきた。
【水嶋】
「言っておくが、俺はあんたの権力にも金にも屈服しない」
【万里】
「なんだ、藪から棒に」
【水嶋】
「あんた、随分あくどい真似で人集めしてるらしいな…」
【万里】
「人聞きの悪いことを言うな―本人の希望なしに仕えさせたりなどしていないぞ」
【水嶋】
「は……人の弱みにつけこんでよく言うぜ。」
【水嶋】
「とにかく俺は―、お前らみたいな成金の言いなりにならないで済むように生きてるからな…」
【万里】
「――」
水嶋の所属するバンド「stella」は熱狂的なファンが少なくない。
女性ばかりか男性をも虜にしている。
いわゆる「ビジュアル系」の要素を取り入れたロックバンドだが、
容姿だけではなく歌唱力、カリスマ性にも優れていた。
また水嶋はマーケティング能力や営業力にも優れており、
水嶋自身が人気維持の秘訣の1つでもある。
【万里】
(つまり―人脈が金や権力での繋がりばかりではないということ。)
芸術面での繋がりは金でも権力でも―そう簡単に操作出来ない。
【万里】
(…だが、飼い慣らせばその分メリットもデカい―)
対策を打つことにした。

………
……………………
【水嶋】
「なんだよ―急に呼びだして」
【万里】
「…忙しいのに悪かったな」
【万里】
「水嶋―お前、進藤さんが好きなんだろう?」
【水嶋】
「……だったらなんだ。あんたに関係ないだろう」
【万里】
「そうか、―じゃあ丁度いい。進藤さんはそっちの嗜好性もあるからな」
【水嶋】
「…………!」
【万里】
「ああ、残念ながら進藤さんは俺のことが好きらしいが。お前の入る余地があるかな―」
【水嶋】
「―何が言いたい……!」
【万里】
「進藤さんがこれ以上溺れないように、うまく取り入ってみろよ。」
【万里】
「…もう手遅れかもしれないが…。」
【水嶋】
「……あんた…政春に何かしたのか」
【万里】
「―水嶋…何があったか進藤さんから聞いていないのか?」
【水嶋】
「……他人の関係にあれこれ首つっこまない主義なんでね」
【万里】
「そうか、なら聞きたくないか。自分から俺にしゃぶりつくようになった進藤さんの話とか、な…」
【水嶋】
「……つまんねぇ嘘つくなよオッサン…」
【万里】
「オッサン、ねぇ……進藤さんの方が年上なんだが、…あの人童顔だからな」
【万里】
「童顔のくせに、ヤバイ事も大胆な事も俺が言えば全部こなしてくれる―最高の執事だ」
【水嶋】
「……………」
【水嶋】
「あんた一体政春のどんな弱み掴んでんだよ」
【万里】
「だからそれは誤解だと言っているだろう?進藤さんは俺の事が好きでこの屋敷にいるんだ」
【万里】
「前にも進藤さんの口から聞いたじゃないか」
【水嶋】
「―――」
【万里】
「水嶋……お前はまだ認められないでいるのか」
【万里】
「進藤さんは毎日俺のことばっか考えて俺のことばっか想像してんだよ―…ストーカー並にな」
【水嶋】
「―――……」
水嶋は悔しそうに黙るばかりだ。
今自分の分が悪すぎることを理解しているらしい。このままではつまらないな…
【水嶋】
「んぐっ……?!」
俺は水嶋の腰と―そして顎を掴んで引き寄せた。強引に口内へと舌をねじりこむ。
【水嶋】
「ふっ、ん……ぅっ……」
【万里】
「……は―」
【水嶋】
「―なんだ?血迷ったか…」
【万里】
「水嶋―進藤さんとの間接キスはどうだった?」
【水嶋】
「……馬鹿か……あんたは…」
【万里】
「昨日進藤さんとこの部屋でキスをした。何度も何度も…」
【水嶋】
「――――っ」
【万里】
「進藤さんは、必ず最初は嫌がってるフリをして目をそらしたり、顔を真っ赤にして後ろを向く」
【万里】
「けど―、最後は自分から…」
【万里】
「やめろ!下種が……政春の気持ち考えろよ…」
【万里】
「進藤さんの気持ち?勿論考えてるさ……次はどうしたらもっと俺に夢中になるか、ってな…」
【水嶋】
「……あんたのことは…政春が血迷ってるだけだ……。そのうち目を覚ませば離れていく」
【万里】
「馬鹿はお前だ。俺が進藤さんを手放すと思うか?」
【万里】
「性格も体も生まれも育ちも全て熟知している俺から進藤さんが逃れられるわけがない」
【水嶋】
「―言ってろ。」
【万里】
「強がるな、水嶋。お前もう、詰んでんだよ」
【万里】
「お前は、せいぜい離れたところから俺と進藤さんを見て興奮するぐらいしかできない」
【水嶋】
「……それならそれで……いい。政春が不幸にならないように見張るだけだ」
【万里】
「強靭な精神をお持ちのようだな」
【万里】
「おい、進藤さん。聞いたか?あんたのこと随分一途に想ってくれてるみたいだが…」
【水嶋】
「!」

【進藤】
「……彬………」
【水嶋】
「チッ……舐めた真似しやがる。吊るし上げか?」
羞恥心を無理やり抑えつけながら水嶋が言う。そのまま飛び出そうとするが腕を掴んで静止する。
【水嶋】
「―なんだよ。これ以上話すことなんか何も…」
【万里】
「なぁ進藤さん……、水嶋が可哀そうだと思わないか?ずっとあんたを見てたってのに―」
【万里】
「あんたは俺にばっかり尽くしちゃってさ」
【進藤】
「!」
【万里】
「俺は水嶋をねぎらってやりたい。なぁ、進藤さん…、」
【万里】
「あんただって水嶋が嫌いじゃないだろう?そう思わないか?」
【進藤】
「ごしゅじん、さま……」
【万里】
「さぁ進藤さん。昨日俺が教えたように…ちゃんと奉仕するんだ」
【進藤】
「は…はい……」
【水嶋】
「おい、何おかしなこと…」
【水嶋】
「っ………!」
進藤さんは躊躇いも束の間、水嶋の唇を食べるみたいにして口づけた。
【水嶋】
「な……にっ………」
【進藤】
「彬……ごめんなさい……私がこういう事に疎いばっかりに……こんなに傷つけて…」
【水嶋】
「まさは…」
【進藤】
「彬の気持ち、ちゃんと受け止めます」
【水嶋】
「や、め……」
水嶋は進藤さんを押し返すが、進藤さんのキスに抵抗が弱まる。
【進藤】
「彬…これからはちゃんと…私、します、から…、傷つかないで」
【水嶋】
「まさはる……、こんな、ことしなくたって…いい、から……」
【水嶋】
「……っん………」
もはや口だけの抵抗に意味などない。
欲しくてたまらなくて…しかし手に入らなかったものを、
こうも惜しげもなく与えられればタガが外れる。
まともな思考など出来るはずもないだろう。
【万里】
「進藤さん可愛い。従順で貞淑で大胆で―…あんた最高だよ」
【進藤】
「ご主人様……有難うございます」
fin
【水嶋】
「言っておくが、俺はあんたの権力にも金にも屈服しない」
【万里】
「なんだ、藪から棒に」
【水嶋】
「あんた、随分あくどい真似で人集めしてるらしいな…」
【万里】
「人聞きの悪いことを言うな―本人の希望なしに仕えさせたりなどしていないぞ」
【水嶋】
「は……人の弱みにつけこんでよく言うぜ。」
【水嶋】
「とにかく俺は―、お前らみたいな成金の言いなりにならないで済むように生きてるからな…」
【万里】
「――」
水嶋の所属するバンド「stella」は熱狂的なファンが少なくない。
女性ばかりか男性をも虜にしている。
いわゆる「ビジュアル系」の要素を取り入れたロックバンドだが、
容姿だけではなく歌唱力、カリスマ性にも優れていた。
また水嶋はマーケティング能力や営業力にも優れており、
水嶋自身が人気維持の秘訣の1つでもある。
【万里】
(つまり―人脈が金や権力での繋がりばかりではないということ。)
芸術面での繋がりは金でも権力でも―そう簡単に操作出来ない。
【万里】
(…だが、飼い慣らせばその分メリットもデカい―)
対策を打つことにした。

………
……………………
【水嶋】
「なんだよ―急に呼びだして」
【万里】
「…忙しいのに悪かったな」
【万里】
「水嶋―お前、進藤さんが好きなんだろう?」
【水嶋】
「……だったらなんだ。あんたに関係ないだろう」
【万里】
「そうか、―じゃあ丁度いい。進藤さんはそっちの嗜好性もあるからな」
【水嶋】
「…………!」
【万里】
「ああ、残念ながら進藤さんは俺のことが好きらしいが。お前の入る余地があるかな―」
【水嶋】
「―何が言いたい……!」
【万里】
「進藤さんがこれ以上溺れないように、うまく取り入ってみろよ。」
【万里】
「…もう手遅れかもしれないが…。」
【水嶋】
「……あんた…政春に何かしたのか」
【万里】
「―水嶋…何があったか進藤さんから聞いていないのか?」
【水嶋】
「……他人の関係にあれこれ首つっこまない主義なんでね」
【万里】
「そうか、なら聞きたくないか。自分から俺にしゃぶりつくようになった進藤さんの話とか、な…」
【水嶋】
「……つまんねぇ嘘つくなよオッサン…」
【万里】
「オッサン、ねぇ……進藤さんの方が年上なんだが、…あの人童顔だからな」
【万里】
「童顔のくせに、ヤバイ事も大胆な事も俺が言えば全部こなしてくれる―最高の執事だ」
【水嶋】
「……………」
【水嶋】
「あんた一体政春のどんな弱み掴んでんだよ」
【万里】
「だからそれは誤解だと言っているだろう?進藤さんは俺の事が好きでこの屋敷にいるんだ」
【万里】
「前にも進藤さんの口から聞いたじゃないか」
【水嶋】
「―――」
【万里】
「水嶋……お前はまだ認められないでいるのか」
【万里】
「進藤さんは毎日俺のことばっか考えて俺のことばっか想像してんだよ―…ストーカー並にな」
【水嶋】
「―――……」
水嶋は悔しそうに黙るばかりだ。
今自分の分が悪すぎることを理解しているらしい。このままではつまらないな…
【水嶋】
「んぐっ……?!」
俺は水嶋の腰と―そして顎を掴んで引き寄せた。強引に口内へと舌をねじりこむ。
【水嶋】
「ふっ、ん……ぅっ……」
【万里】
「……は―」
【水嶋】
「―なんだ?血迷ったか…」
【万里】
「水嶋―進藤さんとの間接キスはどうだった?」
【水嶋】
「……馬鹿か……あんたは…」
【万里】
「昨日進藤さんとこの部屋でキスをした。何度も何度も…」
【水嶋】
「――――っ」
【万里】
「進藤さんは、必ず最初は嫌がってるフリをして目をそらしたり、顔を真っ赤にして後ろを向く」
【万里】
「けど―、最後は自分から…」
【万里】
「やめろ!下種が……政春の気持ち考えろよ…」
【万里】
「進藤さんの気持ち?勿論考えてるさ……次はどうしたらもっと俺に夢中になるか、ってな…」
【水嶋】
「……あんたのことは…政春が血迷ってるだけだ……。そのうち目を覚ませば離れていく」
【万里】
「馬鹿はお前だ。俺が進藤さんを手放すと思うか?」
【万里】
「性格も体も生まれも育ちも全て熟知している俺から進藤さんが逃れられるわけがない」
【水嶋】
「―言ってろ。」
【万里】
「強がるな、水嶋。お前もう、詰んでんだよ」
【万里】
「お前は、せいぜい離れたところから俺と進藤さんを見て興奮するぐらいしかできない」
【水嶋】
「……それならそれで……いい。政春が不幸にならないように見張るだけだ」
【万里】
「強靭な精神をお持ちのようだな」
【万里】
「おい、進藤さん。聞いたか?あんたのこと随分一途に想ってくれてるみたいだが…」
【水嶋】
「!」

【進藤】
「……彬………」
【水嶋】
「チッ……舐めた真似しやがる。吊るし上げか?」
羞恥心を無理やり抑えつけながら水嶋が言う。そのまま飛び出そうとするが腕を掴んで静止する。
【水嶋】
「―なんだよ。これ以上話すことなんか何も…」
【万里】
「なぁ進藤さん……、水嶋が可哀そうだと思わないか?ずっとあんたを見てたってのに―」
【万里】
「あんたは俺にばっかり尽くしちゃってさ」
【進藤】
「!」
【万里】
「俺は水嶋をねぎらってやりたい。なぁ、進藤さん…、」
【万里】
「あんただって水嶋が嫌いじゃないだろう?そう思わないか?」
【進藤】
「ごしゅじん、さま……」
【万里】
「さぁ進藤さん。昨日俺が教えたように…ちゃんと奉仕するんだ」
【進藤】
「は…はい……」
【水嶋】
「おい、何おかしなこと…」
【水嶋】
「っ………!」
進藤さんは躊躇いも束の間、水嶋の唇を食べるみたいにして口づけた。
【水嶋】
「な……にっ………」
【進藤】
「彬……ごめんなさい……私がこういう事に疎いばっかりに……こんなに傷つけて…」
【水嶋】
「まさは…」
【進藤】
「彬の気持ち、ちゃんと受け止めます」
【水嶋】
「や、め……」
水嶋は進藤さんを押し返すが、進藤さんのキスに抵抗が弱まる。
【進藤】
「彬…これからはちゃんと…私、します、から…、傷つかないで」
【水嶋】
「まさはる……、こんな、ことしなくたって…いい、から……」
【水嶋】
「……っん………」
もはや口だけの抵抗に意味などない。
欲しくてたまらなくて…しかし手に入らなかったものを、
こうも惜しげもなく与えられればタガが外れる。
まともな思考など出来るはずもないだろう。
【万里】
「進藤さん可愛い。従順で貞淑で大胆で―…あんた最高だよ」
【進藤】
「ご主人様……有難うございます」
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