丸山 凛太郎
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丸山凛太郎
【万里】
「丸山さんとアルバートはどういう関係?」
【丸山】
「え?友達ですよ」
【万里】
「ただの友達にしては仲が良すぎるだろ」
なんたってあんたの後を追ってこの屋敷に来たぐらいだからな。
【丸山】
「そう…ですかね。うーん、確かに…仕事の手伝いとかもしてるしなあ」
【万里】
「仕事?」
【丸山】
「アルバートって漫画家なんですよ。確か…<如月アル>ってペンネームだったかな。」
【丸山】
「それで…モデルをお願いされることもあって。結構いろいろなポーズとったりしてますよ」
【万里】
「ほう…」
なるほど。聞き覚えがない作家だと思ったが…漫画家だったとは。
しかもそのペンネームじゃあな…。
【万里】
「モデルか―…どんな恰好をするんだ?」
【丸山】
「…い…色々ですね…、その時に描いてるマンガによって…」
丸山さんの反応から見てアルバートの私的欲望が入り乱れた仕事だということが分かった。
あの男好みのポーズやらコスチュームやらを、
丸山さんが仕事だと信じ素直に応じている情景がはっきりと浮かぶ。
【万里】
「…そこまで親密になるには何かキッカケがあっただろう」
【丸山】
「うーん…、そーですね…恥ずかしい話、女にフラレてボロボロのときに出会ったんですよ。」
【丸山】
「かなり励まして貰っちゃいましたし―それですぐに距離が縮まったってのはありますね」
【万里】
「へえ」
中々興味深い話だ。
【万里】
「どんな子だったんだ?」
【丸山】
「そ、そりゃ……可愛かった、ですよ…真面目で…」
【万里】
「お前を捨てた女だろう」
【丸山】
「そ、そーですけど…」
【万里】
「何が原因でふられたんだ?」
【丸山】
「………浮気…っつーんですかね…。職場の上司から強引に迫られて…断れなくて」
【丸山】
「酒の勢いで体の関係持っちゃったって泣いて謝られて…」
【丸山】
「俺は一度の過ちくらい乗り越えたかったんですけど」
【丸山】
「…彼女自身が自分を許せない…って言って、それからもう二度と会ってくれなくなりました」
悲しそうに語りだす丸山。しかし恨んでいる様子は全くなかった。
【万里】
「…あんた……腹は立たないのか?自分を許せないなんてテイのいい言い訳に決まってんだろ」
【万里】
「有体に言えばその上司とやらに乗り換えただけ、って話じゃねーか」
【丸山】
「そうかもしれませんね…でも、腹はたちませんよ。ずっと支えてくれましたから」
【丸山】
「彼女、いい会社に勤めてるんで。昔は俺の方が全然金がなくて…」
【丸山】
「それでも信じてついてきてくれました」
【万里】
「ほう。中々泣かせる話じゃないか。」
【丸山】
「あ…はは。俺、未練タラタラって感じですよね」
【万里】
「だったら力ずくでも取り戻せばいいだろう。そして二度と逃げないように捕まえておけ」
【丸山】
「……できないですよ、そんなこと」
【万里】
「ふん…―やれやれ。
なあ…丸山さんはどういう風に女を抱くんだ?」
【丸山】
「えっっ?!!!なっなんでいきなりそんな話に…!」
【万里】
「重要なことだ。心だけでなく体もすべて支配しておけば、奪われたりなどしない」
【丸山】
「そ、…………そういうもんですかね?」
【万里】
「当たり前だ。」
【万里】
「どうせあんたは好きだとストレートに告白して、そっから先もずっとその一辺倒だろ?」
【丸山】
「……………そうですけど……」
【万里】
「そんな事じゃあ、奪うどころか次の女にもナメられるぞ。」
【丸山】
「…………う…」
丸山さんはソッチ方面ではあまり自信が無いようだ。
面白くなってきたぞ。
【万里】
「今夜俺の部屋に来い。教えてやるよ―女の悦ばせ方ってやつを」
【丸山】
「え……!」
【万里】
「安心しろ。ちょっとしたコツを掴めばいいだけだ」
【丸山】
「でも…」
【万里】
「その乗り換えた男とやらは相当なテクをお持ちだったんじゃないか?」
【丸山】
「っそんなことは…」
【万里】
「たった一度で女をモノにしたんだから…あんたには無い刺激があったんだろう」
【丸山】
「………………っそういう理由ではないと思いますが…」
【万里】
「そりゃ言えないだろう。あんたが下手だから別れたいなんてな」
【万里】
「いいな、今日俺の部屋に来い。―女を取り戻したければ」
【丸山】
「………………!」
こんこん。
【丸山】
「…丸山…、です」
【万里】
「入れ。」
【丸山】
「はい」
【万里】
「ふ…丸山さん、ほんとに来たんだ。そんなに自信がなかったんだな」
【丸山】
「………!」
【万里】
「弱点を素直に受け入れ、改善することは悪いことではない」
【丸山】
「………………っ」
【万里】
「さて…丸山さん。まずは俺を女だと思って始めてみろよ。」
【丸山】
「え…っ」
【万里】
「いつもどういう流れで進めているのか見るためだ。なるべく具体的にやれ」
【丸山】
「―わ、わかりました…」
丸山さんはぎこちなく俺の腰を抱きベッドに誘導した。
緊張しているのか、唇が震えている。そのままキスの真似事をする。
【万里】
「ダメだそれじゃあ…わからないだろ?」
【丸山】
「…あ…………はい」
真似事ではなく本当にキスをするように促す。頬をこちらに向かせる。
【丸山】
「…っん……」
俺の上にのって命令通り懸命に舌をいれてくる―特に動きもない。がむしゃらなだけだ。
【万里】
「―丸山さん…全然ダメだな」
【丸山】
「…っすいません……久しぶりだから―余計……」
【万里】
「ああ―…、その女と別れてから誰とも?」
【丸山】
「………はい」
そう返事をする丸山さんは太ももをモジモジとさせている。―俺はあることに気が付いた。
【万里】
「へえ…だからこんなことになってるんだ」
【丸山】
「!!!」
俺は一点を指さし嘲りの笑みを浮かべる。
【万里】
「男相手の練習でそんなに参っちゃうなんてな…俺はそんな気まるでないっていうのに」
【丸山】
「…………!す、すみません……!ほんとに…久しぶり過ぎて……」
【万里】
「は。そんなんだから…バカにされんだよ、あんた。」
【万里】
「俺が見本をみせてやる」
【丸山】
「……っぅあ………」
形勢逆転。今度は丸山さんが俺の腕の下に―
【万里】
「いいか?キスってのはこうすんだよ」
【丸山】
「……う……っふぅ…………ッ」
無遠慮に舌をねじ込むと丸山さんは苦しそうにしながらも、
明らかに苦痛以外の何かを瞳に映し出していた。
【万里】
「大体、キスしてる最中それだけって…芸がなさすぎだろ。」
【丸山】
「っ……あ!」
俺は指を這わせて…焦らすようになでる。
それから意地悪につねりあげて―
【丸山】
「っひっ……あ、ああ…っ…」
丸山さんの体が盛大にはねた。
そしてその中心が丸山さんの切羽詰まった状況をつぶさに訴えかけてくる。
【万里】
「丸山さん、…随分な体だな」
【丸山】
「っ……だ……、だって、…ごしゅじ、さまが……」
【万里】
「俺のせいにするな。あんたの体がおかしいんだろう?ちょっと触れたぐらいで―呆れるぜ」
【丸山】
「そ、んな…、あ……ぅっ……」
【万里】
「ほら、そんなに夢中になっちゃ勉強になんねーだろ?」
【万里】
「俺の動きに集中して一つ一つしっかり記憶しておけよ」
【丸山】
「は……はい、……っ!……っあ……ッン」
俺の言葉通り神経を集中させたのか益々反応が大げさになる。
【万里】
「…ふ、…はは、…丸山さん、可愛い」
【丸山】
「そんな…こと……、恥ずかしい、です……っ」
……………
…………………………
【万里】
「どう?丸山さん。感想は?」
【丸山】
「す……すごかった、です……」
【万里】
「自分がいかに稚拙だったか分かっただろう」
【丸山】
「…は、はい……俺、努力するべき、ですね……もっと技術を磨いて…」
【万里】
「無理だろうな」
【丸山】
「えっ…!」
【万里】
「今日わかった。あんたはセンスがない―ちょっとやそっとじゃ良くなんねーな」
【丸山】
「そんな……。確かにすぐにはよくならないかもしれないけど…」
【万里】
「回数を重ねなきゃなんねーだろ。」
【万里】
「あんた恋人以外の女とはそういう関係にならないみたいだからな」
【丸山】
「………、だ、だったら……また、教えて……ください」
【万里】
「ああ?」
【丸山】
「俺に―また教えてください…、その…今日みたいに」
【万里】
「しかし男のあんた相手に何度もっつーのは…まぁ、そんなに言うなら気が向いたら相手してやる」
【丸山】
「ほ…ほんとですか!」
【万里】
「ああ。俺がそういう気分になるように努力しろよ。」
【丸山】
「…よかった…!!俺、頑張ります」
fin
【万里】
「丸山さんとアルバートはどういう関係?」
【丸山】
「え?友達ですよ」
【万里】
「ただの友達にしては仲が良すぎるだろ」
なんたってあんたの後を追ってこの屋敷に来たぐらいだからな。
【丸山】
「そう…ですかね。うーん、確かに…仕事の手伝いとかもしてるしなあ」
【万里】
「仕事?」
【丸山】
「アルバートって漫画家なんですよ。確か…<如月アル>ってペンネームだったかな。」
【丸山】
「それで…モデルをお願いされることもあって。結構いろいろなポーズとったりしてますよ」
【万里】
「ほう…」
なるほど。聞き覚えがない作家だと思ったが…漫画家だったとは。
しかもそのペンネームじゃあな…。
【万里】
「モデルか―…どんな恰好をするんだ?」
【丸山】
「…い…色々ですね…、その時に描いてるマンガによって…」
丸山さんの反応から見てアルバートの私的欲望が入り乱れた仕事だということが分かった。
あの男好みのポーズやらコスチュームやらを、
丸山さんが仕事だと信じ素直に応じている情景がはっきりと浮かぶ。
【万里】
「…そこまで親密になるには何かキッカケがあっただろう」
【丸山】
「うーん…、そーですね…恥ずかしい話、女にフラレてボロボロのときに出会ったんですよ。」
【丸山】
「かなり励まして貰っちゃいましたし―それですぐに距離が縮まったってのはありますね」
【万里】
「へえ」
中々興味深い話だ。
【万里】
「どんな子だったんだ?」
【丸山】
「そ、そりゃ……可愛かった、ですよ…真面目で…」
【万里】
「お前を捨てた女だろう」
【丸山】
「そ、そーですけど…」
【万里】
「何が原因でふられたんだ?」
【丸山】
「………浮気…っつーんですかね…。職場の上司から強引に迫られて…断れなくて」
【丸山】
「酒の勢いで体の関係持っちゃったって泣いて謝られて…」
【丸山】
「俺は一度の過ちくらい乗り越えたかったんですけど」
【丸山】
「…彼女自身が自分を許せない…って言って、それからもう二度と会ってくれなくなりました」
悲しそうに語りだす丸山。しかし恨んでいる様子は全くなかった。
【万里】
「…あんた……腹は立たないのか?自分を許せないなんてテイのいい言い訳に決まってんだろ」
【万里】
「有体に言えばその上司とやらに乗り換えただけ、って話じゃねーか」
【丸山】
「そうかもしれませんね…でも、腹はたちませんよ。ずっと支えてくれましたから」
【丸山】
「彼女、いい会社に勤めてるんで。昔は俺の方が全然金がなくて…」
【丸山】
「それでも信じてついてきてくれました」
【万里】
「ほう。中々泣かせる話じゃないか。」
【丸山】
「あ…はは。俺、未練タラタラって感じですよね」
【万里】
「だったら力ずくでも取り戻せばいいだろう。そして二度と逃げないように捕まえておけ」
【丸山】
「……できないですよ、そんなこと」
【万里】
「ふん…―やれやれ。
なあ…丸山さんはどういう風に女を抱くんだ?」
【丸山】
「えっっ?!!!なっなんでいきなりそんな話に…!」
【万里】
「重要なことだ。心だけでなく体もすべて支配しておけば、奪われたりなどしない」
【丸山】
「そ、…………そういうもんですかね?」
【万里】
「当たり前だ。」
【万里】
「どうせあんたは好きだとストレートに告白して、そっから先もずっとその一辺倒だろ?」
【丸山】
「……………そうですけど……」
【万里】
「そんな事じゃあ、奪うどころか次の女にもナメられるぞ。」
【丸山】
「…………う…」
丸山さんはソッチ方面ではあまり自信が無いようだ。
面白くなってきたぞ。
【万里】
「今夜俺の部屋に来い。教えてやるよ―女の悦ばせ方ってやつを」
【丸山】
「え……!」
【万里】
「安心しろ。ちょっとしたコツを掴めばいいだけだ」
【丸山】
「でも…」
【万里】
「その乗り換えた男とやらは相当なテクをお持ちだったんじゃないか?」
【丸山】
「っそんなことは…」
【万里】
「たった一度で女をモノにしたんだから…あんたには無い刺激があったんだろう」
【丸山】
「………………っそういう理由ではないと思いますが…」
【万里】
「そりゃ言えないだろう。あんたが下手だから別れたいなんてな」
【万里】
「いいな、今日俺の部屋に来い。―女を取り戻したければ」
【丸山】
「………………!」
こんこん。
【丸山】
「…丸山…、です」
【万里】
「入れ。」
【丸山】
「はい」
【万里】
「ふ…丸山さん、ほんとに来たんだ。そんなに自信がなかったんだな」
【丸山】
「………!」
【万里】
「弱点を素直に受け入れ、改善することは悪いことではない」
【丸山】
「………………っ」
【万里】
「さて…丸山さん。まずは俺を女だと思って始めてみろよ。」
【丸山】
「え…っ」
【万里】
「いつもどういう流れで進めているのか見るためだ。なるべく具体的にやれ」
【丸山】
「―わ、わかりました…」
丸山さんはぎこちなく俺の腰を抱きベッドに誘導した。
緊張しているのか、唇が震えている。そのままキスの真似事をする。
【万里】
「ダメだそれじゃあ…わからないだろ?」
【丸山】
「…あ…………はい」
真似事ではなく本当にキスをするように促す。頬をこちらに向かせる。
【丸山】
「…っん……」
俺の上にのって命令通り懸命に舌をいれてくる―特に動きもない。がむしゃらなだけだ。
【万里】
「―丸山さん…全然ダメだな」
【丸山】
「…っすいません……久しぶりだから―余計……」
【万里】
「ああ―…、その女と別れてから誰とも?」
【丸山】
「………はい」
そう返事をする丸山さんは太ももをモジモジとさせている。―俺はあることに気が付いた。
【万里】
「へえ…だからこんなことになってるんだ」
【丸山】
「!!!」
俺は一点を指さし嘲りの笑みを浮かべる。
【万里】
「男相手の練習でそんなに参っちゃうなんてな…俺はそんな気まるでないっていうのに」
【丸山】
「…………!す、すみません……!ほんとに…久しぶり過ぎて……」
【万里】
「は。そんなんだから…バカにされんだよ、あんた。」
【万里】
「俺が見本をみせてやる」
【丸山】
「……っぅあ………」
形勢逆転。今度は丸山さんが俺の腕の下に―
【万里】
「いいか?キスってのはこうすんだよ」
【丸山】
「……う……っふぅ…………ッ」
無遠慮に舌をねじ込むと丸山さんは苦しそうにしながらも、
明らかに苦痛以外の何かを瞳に映し出していた。
【万里】
「大体、キスしてる最中それだけって…芸がなさすぎだろ。」
【丸山】
「っ……あ!」
俺は指を這わせて…焦らすようになでる。
それから意地悪につねりあげて―
【丸山】
「っひっ……あ、ああ…っ…」
丸山さんの体が盛大にはねた。
そしてその中心が丸山さんの切羽詰まった状況をつぶさに訴えかけてくる。
【万里】
「丸山さん、…随分な体だな」
【丸山】
「っ……だ……、だって、…ごしゅじ、さまが……」
【万里】
「俺のせいにするな。あんたの体がおかしいんだろう?ちょっと触れたぐらいで―呆れるぜ」
【丸山】
「そ、んな…、あ……ぅっ……」
【万里】
「ほら、そんなに夢中になっちゃ勉強になんねーだろ?」
【万里】
「俺の動きに集中して一つ一つしっかり記憶しておけよ」
【丸山】
「は……はい、……っ!……っあ……ッン」
俺の言葉通り神経を集中させたのか益々反応が大げさになる。
【万里】
「…ふ、…はは、…丸山さん、可愛い」
【丸山】
「そんな…こと……、恥ずかしい、です……っ」
……………
…………………………
【万里】
「どう?丸山さん。感想は?」
【丸山】
「す……すごかった、です……」
【万里】
「自分がいかに稚拙だったか分かっただろう」
【丸山】
「…は、はい……俺、努力するべき、ですね……もっと技術を磨いて…」
【万里】
「無理だろうな」
【丸山】
「えっ…!」
【万里】
「今日わかった。あんたはセンスがない―ちょっとやそっとじゃ良くなんねーな」
【丸山】
「そんな……。確かにすぐにはよくならないかもしれないけど…」
【万里】
「回数を重ねなきゃなんねーだろ。」
【万里】
「あんた恋人以外の女とはそういう関係にならないみたいだからな」
【丸山】
「………、だ、だったら……また、教えて……ください」
【万里】
「ああ?」
【丸山】
「俺に―また教えてください…、その…今日みたいに」
【万里】
「しかし男のあんた相手に何度もっつーのは…まぁ、そんなに言うなら気が向いたら相手してやる」
【丸山】
「ほ…ほんとですか!」
【万里】
「ああ。俺がそういう気分になるように努力しろよ。」
【丸山】
「…よかった…!!俺、頑張ります」
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