[本編] 黒木 忠生 編
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唐突に黒木の手の動きが止まる。
もう限界寸前だった俺の身体は、ギリギリでおあずけをくらい、苦しそうに悶えている。
黒木は、それを何度も何度も繰り返してきた。
限界に追い込んでは寸前で止め、いつまでも俺を解放してくれない………。
【ハク】
「あ、あっ、ンっ……う、……っ……ぃ……」
【ハク】
(………も、もう………おかしく、なる……………)
俺は気がヘンになりそうだった………苦しくて、辛くて、仕方がない………。
そんな俺の前では、興奮を抑えられずに息を荒くし、身を震わせる黒木の姿があった。
【黒木】
「そうだ」
突然、黒木が何か思いついたかのように呟き、俺の体に手をかけた。
黒木は俺の両足を拘束している鎖を持ち上げると、俺の背後が丸見えになるようにして固定してきた。
誰にも見せないような場所が、黒木の眼前にさらされる……。
【ハク】
「や、やだ……こんな、格好……っ……」
【黒木】
「へぇ。ハクのここは嫌がってるようには見えないけど」
【ハク】
「……っ」
思わず顔がカァーっと赤くなった。
黒木は丸見えになった俺の背後に手を忍ばせると、俺の中に入り込んでくる。
その奇妙な感覚にぎゅっと目を閉じて耐えていた俺は、そのうちその感覚が違うものに変わっていくのを感じた……。
【ハク】
「は、……あ、…あ、ぁ……っ」
【黒木】
「ほら、良くなってきただろ?ハクのいいところ教えてよ。ここ?それとも…こっち?」
【ハク】
「あっ!……あっ、はっ……ンっ、ん……っ」
【黒木】
「ここかぁ。みつけちゃった。ハクの身体、ビクビクしてるよ……」
【黒木】
「なぁ、どうする、ハク?もっと触ってほしい?オカしくしてほしい?」
【ハク】
「あ、あ……っ……ぅ……っ」
黒木は執拗に背後を愛で、言葉で俺を責め立ててくる。
俺は、また身体が限界に近づいているのを感じていた。
それに気づいているらしい黒木は、さっきと同じように、限界寸前になっては手を休め、俺の反応を見て喜んだ。
【ハク】
「は、うっ…あ、あっ……も、だめ……っ」
【黒木】
「あぁ、苦しんでるハク、最高だよ…」
【黒木】
「ほら、もっと辛そうな顔して、無理です、我慢できません、って言って?」
【ハク】
「お、お願い……も、……ゆるして……っ、お、ねがい……」
【黒木】
「あ…はは、最高…最高だよ、ハク!ぞくぞくするよ…!」
我慢の限界だった俺は、いつのまにか懇願していた。
何度も何度も寸前で止められ、どうしようもなくなって、このままではどうにかなってしまいそうで……。
【黒木】
「ハク…とうとうハクを手にいれた……ハク!ハク…!」
【ハク】
「う、ンっ…!……は、あ、あっ………!」
そこにきて、黒木はとうとう体ごと俺にかぶさってきた。
貪るように唇を奪い、今まで我慢してきたものを爆発させるかのように、乱暴に俺を抱く。
まるで秩序なんてない。荒々しくストレートで、身体が壊れてしまいそうだ……。
でも…………。
【ハク】
(黒木…………)
上り詰める感覚に支配され朦朧としていた俺は、そんな必死な様子の黒木を見て、不思議な気持ちになっていた。
【ハク】
(こんなにがむしゃらに、俺を求めてくるなんて………)
黒木の姿を見ていると、どこか可愛いとすら思ってしまう……。
そんな気持ちがあったからか、俺は抵抗することもなく黒木を受け入れていた―――。
【黒木】
「ああ…いいよ、スゴクいいよ、ハク……っ!」
【ハク】
「や、あ、もっ…もう……も、だ……めっ………」
【黒木】
「あぁ…ハク!ハク…っ!最後まで一緒だ、ハク…っ!」
【ハク】
「あっ、あ、あぁ……ああ―――っ……!」
黒木の身体を受け止め、黒木の息を感じ…………俺はとうとう限界に達した。
ほぼ一緒に黒木の身体も限界を迎えたらしく、だらりと力の抜けた黒木の体がよりかかってくる。
【ハク】
「はぁ…はぁ…はぁ……ぁ…」
【黒木】
「あぁ………はぁ………」
――――全てが終わったあと、部屋には俺たちの吐息だけがこだましていた……。
【ハク】
(……どうして……、こんなことに………)
少し時間が経つと、俺はだんだんと頭が冷えてきて、冷静に事態を把握し始めた。
俺の心には絶望感が渦巻いていた――――。
行為が終わり、俺が冷静になったのと同じく、黒木も冷静さを取り戻していた。
ぼろぼろになった身体を辛そうに起こす俺をじっとみつめると、突然、泣きそうな顔をしだしたりする。
そして、目を潤ませながら何度も俺に謝ってきた。
【黒木】
「ごめん……。ごめんね、ハク………」
【ハク】
「黒木………」
【黒木】
「俺はハクを傷つけたいわけじゃないんだ……」
【黒木】
「俺は、ハクが好きなだけなんだよ……他のやつに汚されたくない、俺だけのものでいてほしい……」
【黒木】
「でも大切すぎて気がおかしくなるんだ」
【ハク】
「黒木……お、まえ………」
黒木は俺を拘束していた鎖を外すと、弱々しく切なげな表情で俺を見た。
【黒木】
「これでもう自由だ。どこへでも行っていいんだよ、ハク……」
【ハク】
「え……?」
【黒木】
「俺はハクを見ると我慢できない…傷つけてしまう」
【黒木】
「……またいつ、さっきみたいにハクを痛めつけてしまうか分からない……だから」
【ハク】
「そ、それは……」
俺は、突然目の前に提示された選択肢に、戸惑ってしまった。
黒木は―――――俺を解放しようとしているのだ………。
あれほど執着をみせていた黒木がこんなことを言うだなんて、逆にどうしたらいいかわからなくなってしまう。
【ハク】
「………黒木、お前……さ」
俺は、即断することができず、今までのことを黒木に問いただした。
黒木はそれに、淡々と答えていく。
【ハク】
「俺の部屋そっくりのあの部屋……どうして、あんなことしたんだよ……?」
【黒木】
「だって…ハクがリラックスできると思ったんだ。ハクに楽しくいてもらいたくて……喜んでもらいたかったんだ」
【ハク】
「リ、リラックス…?……本気で、そう思ってるのか……?」
【黒木】
「ああ、もちろんだよ。少しでもハクのためになればと思って…必死に考えたプレゼントだったんだ」
【ハク】
(……信じられない…黒木は、本気で言ってるんだ……本気で、それが俺のためになるんだと思って………)
黒木の思考は、やはりどこか壊れていた。
火事にあったその部屋が再現されて、喜んだりリラックスしたりなんて、あるはずがないのに……。
でも………黒木なりに本気で俺を想ってやったのだということは、確実だった。
【ハク】
(黒木は……やっぱり普通じゃない……)
【ハク】
(でも……俺のことを想ってやったんだと思うと、黒木がすべて悪いというわけじゃない……)
むしろ黒木は純粋に近いのだろう……。
あの会社の倒産のことだってそうだ、黒木の行動理由はいつだって俺にあったのだ。
【ハク】
(そういえば、黒木……家庭環境も複雑だったんだよな………)
そんな複雑な環境の中で、今まで黒木は生きてきたのだ。
さっきの、必死な黒木………。
身近な人に裏切られた経験のある黒木は、きっと、人を好きになることすら不器用なのだろう……。
【ハク】
「…………」
俺の目の前には、俺が出て行くかもしれないことに萎縮している黒木の姿がある。
いろいろ考えたあげく、俺は決断した。
俺はこのまま黒木の家に残ることにした。
続く…
もう限界寸前だった俺の身体は、ギリギリでおあずけをくらい、苦しそうに悶えている。
黒木は、それを何度も何度も繰り返してきた。
限界に追い込んでは寸前で止め、いつまでも俺を解放してくれない………。
【ハク】
「あ、あっ、ンっ……う、……っ……ぃ……」
【ハク】
(………も、もう………おかしく、なる……………)
俺は気がヘンになりそうだった………苦しくて、辛くて、仕方がない………。
そんな俺の前では、興奮を抑えられずに息を荒くし、身を震わせる黒木の姿があった。
【黒木】
「そうだ」
突然、黒木が何か思いついたかのように呟き、俺の体に手をかけた。
黒木は俺の両足を拘束している鎖を持ち上げると、俺の背後が丸見えになるようにして固定してきた。
誰にも見せないような場所が、黒木の眼前にさらされる……。
【ハク】
「や、やだ……こんな、格好……っ……」
【黒木】
「へぇ。ハクのここは嫌がってるようには見えないけど」
【ハク】
「……っ」
思わず顔がカァーっと赤くなった。
黒木は丸見えになった俺の背後に手を忍ばせると、俺の中に入り込んでくる。
その奇妙な感覚にぎゅっと目を閉じて耐えていた俺は、そのうちその感覚が違うものに変わっていくのを感じた……。
【ハク】
「は、……あ、…あ、ぁ……っ」
【黒木】
「ほら、良くなってきただろ?ハクのいいところ教えてよ。ここ?それとも…こっち?」
【ハク】
「あっ!……あっ、はっ……ンっ、ん……っ」
【黒木】
「ここかぁ。みつけちゃった。ハクの身体、ビクビクしてるよ……」
【黒木】
「なぁ、どうする、ハク?もっと触ってほしい?オカしくしてほしい?」
【ハク】
「あ、あ……っ……ぅ……っ」
黒木は執拗に背後を愛で、言葉で俺を責め立ててくる。
俺は、また身体が限界に近づいているのを感じていた。
それに気づいているらしい黒木は、さっきと同じように、限界寸前になっては手を休め、俺の反応を見て喜んだ。
【ハク】
「は、うっ…あ、あっ……も、だめ……っ」
【黒木】
「あぁ、苦しんでるハク、最高だよ…」
【黒木】
「ほら、もっと辛そうな顔して、無理です、我慢できません、って言って?」
【ハク】
「お、お願い……も、……ゆるして……っ、お、ねがい……」
【黒木】
「あ…はは、最高…最高だよ、ハク!ぞくぞくするよ…!」
我慢の限界だった俺は、いつのまにか懇願していた。
何度も何度も寸前で止められ、どうしようもなくなって、このままではどうにかなってしまいそうで……。
【黒木】
「ハク…とうとうハクを手にいれた……ハク!ハク…!」
【ハク】
「う、ンっ…!……は、あ、あっ………!」
そこにきて、黒木はとうとう体ごと俺にかぶさってきた。
貪るように唇を奪い、今まで我慢してきたものを爆発させるかのように、乱暴に俺を抱く。
まるで秩序なんてない。荒々しくストレートで、身体が壊れてしまいそうだ……。
でも…………。
【ハク】
(黒木…………)
上り詰める感覚に支配され朦朧としていた俺は、そんな必死な様子の黒木を見て、不思議な気持ちになっていた。
【ハク】
(こんなにがむしゃらに、俺を求めてくるなんて………)
黒木の姿を見ていると、どこか可愛いとすら思ってしまう……。
そんな気持ちがあったからか、俺は抵抗することもなく黒木を受け入れていた―――。
【黒木】
「ああ…いいよ、スゴクいいよ、ハク……っ!」
【ハク】
「や、あ、もっ…もう……も、だ……めっ………」
【黒木】
「あぁ…ハク!ハク…っ!最後まで一緒だ、ハク…っ!」
【ハク】
「あっ、あ、あぁ……ああ―――っ……!」
黒木の身体を受け止め、黒木の息を感じ…………俺はとうとう限界に達した。
ほぼ一緒に黒木の身体も限界を迎えたらしく、だらりと力の抜けた黒木の体がよりかかってくる。
【ハク】
「はぁ…はぁ…はぁ……ぁ…」
【黒木】
「あぁ………はぁ………」
――――全てが終わったあと、部屋には俺たちの吐息だけがこだましていた……。
【ハク】
(……どうして……、こんなことに………)
少し時間が経つと、俺はだんだんと頭が冷えてきて、冷静に事態を把握し始めた。
俺の心には絶望感が渦巻いていた――――。
行為が終わり、俺が冷静になったのと同じく、黒木も冷静さを取り戻していた。
ぼろぼろになった身体を辛そうに起こす俺をじっとみつめると、突然、泣きそうな顔をしだしたりする。
そして、目を潤ませながら何度も俺に謝ってきた。
【黒木】
「ごめん……。ごめんね、ハク………」
【ハク】
「黒木………」
【黒木】
「俺はハクを傷つけたいわけじゃないんだ……」
【黒木】
「俺は、ハクが好きなだけなんだよ……他のやつに汚されたくない、俺だけのものでいてほしい……」
【黒木】
「でも大切すぎて気がおかしくなるんだ」
【ハク】
「黒木……お、まえ………」
黒木は俺を拘束していた鎖を外すと、弱々しく切なげな表情で俺を見た。
【黒木】
「これでもう自由だ。どこへでも行っていいんだよ、ハク……」
【ハク】
「え……?」
【黒木】
「俺はハクを見ると我慢できない…傷つけてしまう」
【黒木】
「……またいつ、さっきみたいにハクを痛めつけてしまうか分からない……だから」
【ハク】
「そ、それは……」
俺は、突然目の前に提示された選択肢に、戸惑ってしまった。
黒木は―――――俺を解放しようとしているのだ………。
あれほど執着をみせていた黒木がこんなことを言うだなんて、逆にどうしたらいいかわからなくなってしまう。
【ハク】
「………黒木、お前……さ」
俺は、即断することができず、今までのことを黒木に問いただした。
黒木はそれに、淡々と答えていく。
【ハク】
「俺の部屋そっくりのあの部屋……どうして、あんなことしたんだよ……?」
【黒木】
「だって…ハクがリラックスできると思ったんだ。ハクに楽しくいてもらいたくて……喜んでもらいたかったんだ」
【ハク】
「リ、リラックス…?……本気で、そう思ってるのか……?」
【黒木】
「ああ、もちろんだよ。少しでもハクのためになればと思って…必死に考えたプレゼントだったんだ」
【ハク】
(……信じられない…黒木は、本気で言ってるんだ……本気で、それが俺のためになるんだと思って………)
黒木の思考は、やはりどこか壊れていた。
火事にあったその部屋が再現されて、喜んだりリラックスしたりなんて、あるはずがないのに……。
でも………黒木なりに本気で俺を想ってやったのだということは、確実だった。
【ハク】
(黒木は……やっぱり普通じゃない……)
【ハク】
(でも……俺のことを想ってやったんだと思うと、黒木がすべて悪いというわけじゃない……)
むしろ黒木は純粋に近いのだろう……。
あの会社の倒産のことだってそうだ、黒木の行動理由はいつだって俺にあったのだ。
【ハク】
(そういえば、黒木……家庭環境も複雑だったんだよな………)
そんな複雑な環境の中で、今まで黒木は生きてきたのだ。
さっきの、必死な黒木………。
身近な人に裏切られた経験のある黒木は、きっと、人を好きになることすら不器用なのだろう……。
【ハク】
「…………」
俺の目の前には、俺が出て行くかもしれないことに萎縮している黒木の姿がある。
いろいろ考えたあげく、俺は決断した。
俺はこのまま黒木の家に残ることにした。
続く…
